老炮儿包子(老砲豚饅頭)@京都現地系中国料理店巡り25
2022
09
2年前からスタートし、久々の京都現地系中国料理店巡りネタ、数えることその25です。(とはいえ、もうそのうち3軒ほどは閉店してしまったのですが汗) ちなみに過去のまとめネタがこちら。
いつものごとく美味しいお店が無いかなあ?ネットを彷徨っていたら、こちらの京都飲食店速報系HPで深草に新しく豚饅頭のお店が出来たとの情報。既に実食を済まされてて、写真を見る限り旨そうな予感がしたので、これは行かないと!ということに。場所は深草の竹田街道沿い、竹田久保町交差点の北西角に「天下一品竹田店」があるのですが、その駐車場の西隣接です。そちら方面から近づいたら、巨大な看板に照明を付けている工事中でした。

で、天下一品から西に一本行った路地に入り、お店の正面に。お店の名前は「老炮儿包子」なり。まだオープン1週間ほどでの入店。どう見ても普通の一軒屋なのですが、おずおずと扉を開けると・・・

普通の一軒屋のリビングを板間に改造した感じで、結構な席数があるのだ。キッチンに向かうカウンター席が4つ、その前に2人掛けテーブルが2つに、写真に写っている部屋に更にテーブルがいくつか、という状況。20席近くありそう。

で、先客は2人掛けテーブルでお料理を待っている中国人と思しきお兄さんが1人。店内には4名ほど店員さんが居られて、その中で、日本語ができるお姉さんは多分1人。その方にテーブル席に案内してもらうのだ。

で、メニューを確認。先にご紹介したHP、「京都のお墨付き」では、メニューの下に張ってあるラベルは写真からカットされておりましたので、こちらをどうぞ。先ほどのカウンター上に並んでいる中華系お惣菜「涼菜」が¥200!で頂ける趣向。当日はジャガイモの千切り、干し豆腐、ザーサイ的なモノなど4種スタンバっておりました。で、暫し悩んで、豚饅頭¥120×2個、油かけ麺(ヨーポー麺)¥800、小皿系料理2種を注文。が、これが色々と面白い状況なわけで。

ビールを注文したのでサービスなのか、丸刈りのお地蔵様のような、多分ご店主がそっと中華風大根漬けをテーブルに置いてくれるのだ。中華醤油にお酢を加えたようなしっかりしたお味で、なかなかうめえなあ!と思っていると・・・

いきなり本日のメーンイベント、豚饅頭がビールより先に登場。コンビニのものより幾分小ぶりですな。アツアツなうちに食べようと・・

割ってみましたの図。むっちむちの皮からたっぷりの肉餡。中華醤油系の旨味たっぷりの餡で、お肉感、肉汁は非常にしっかり。これはなかなか旨いなあと思っていたら、お隣の中国人のおにいさんのテーブルに、豚饅頭の蒸し籠がそのままドドンと置かれるのを目撃。 籠1つで、豚饅頭が8つ蒸せるので、それが一人前ということなのだ。そうかー、ココはそういう使い方が中国風なんだなあと納得していたら・・

前菜おかず系その1、豚耳のラー油和え¥480が登場。深草の現地系なお店ではレギュラーなメニューですな。結構、ニンニクそれに花椒も効いていて、ビールに良く合う旨辛味です。先に注文したビールが出てこないので、お姉さんにビールを!と催促すると、生ビールは売り切れたのです~とのことで、瓶ビールに変更。間髪入れず・・・・

北京風レバー炒め¥550が登場。名前はレバー炒めなのですが、生姜、ニンニクがしっかり乗った醤油風味餡の豚ホルモン煮込み、というようなお料理でした。いやはや、突っ込み処満載で、いちいち面白すぎるなあと。

スプーンですくってみた図。豚腸などのホルモンのほうが量が多そうな。お味はレバーの癖はありますが、そこまで悪くなく、これまたリアル現地系だよ~と面白がっていると、今度はお姉さんから、今日は麺が売り切れで~との情報。流石にもう驚かないのですが、追加でもう一品お願いしたら・・・

ようやく、ビールが。店員さんは4人も居るのですが、お持ち帰りの豚饅頭がありえない数、注文されているようでキッチンではどえらい勢いで生産中。

と、追加でお願いしたコーン粥が登場。¥200とはなんだか安いなあ!と思ったら、とうもろこし粉にお湯を加えた重湯のようなお料理。ほぼ塩味が無いので、先のレバー炒めのタレなどを入れ、まぜまぜすると美味しいのだ。そういえば中国出張で朝御飯に工場の近くの軽食店に行くと、こういうのが出てきた時があったっけ・・・としみじみと。
お隣の中国人のお兄さんも、豚まん8個とこのコーン粥だけを注文し、スープ代わりに食べているようでした。とはいえ、これだけではちょっと量が少ないね~!と

肉饅頭を4つ追加。テーブルに置いてある、中国醤油・酢・ラー油で、酢が強めの餃子のタレ的なモノを作り、つけて食べたほうが10倍美味しいです。いやー、小満足! 辛子が欲しい!
で、我々が入ってからお持ち帰り様が2人、お一人様の日本人のお兄さんが次々と3名来られるような状況で、お兄さんたちがお店のおねえさんに「今日は麺がないのです~」と言われて、かちん!と固まっているのを楽しく拝見しておりました、はい。
多分、今回の小混雑は我々含め「京都のお墨付き」の影響であろうなあと思うのですが、そういうあれこれを含めて楽しめる人限定!で大推薦します。 深草周辺の中国人は口が肥えている&支払いにシビアだと思われるので、まだまだ色々と運営に変化が起こりそうなお店でしょうな。また変化が生じたころに来ると思います~。御馳走様でした。
◆老炮儿包子(老砲豚饅頭)
住所:京都市伏見区竹田久保町19番地-6
営業時間:11:00~14:00、17:00~20:00 水休
TEL:070-7460-7939
いつものごとく美味しいお店が無いかなあ?ネットを彷徨っていたら、こちらの京都飲食店速報系HPで深草に新しく豚饅頭のお店が出来たとの情報。既に実食を済まされてて、写真を見る限り旨そうな予感がしたので、これは行かないと!ということに。場所は深草の竹田街道沿い、竹田久保町交差点の北西角に「天下一品竹田店」があるのですが、その駐車場の西隣接です。そちら方面から近づいたら、巨大な看板に照明を付けている工事中でした。

で、天下一品から西に一本行った路地に入り、お店の正面に。お店の名前は「老炮儿包子」なり。まだオープン1週間ほどでの入店。どう見ても普通の一軒屋なのですが、おずおずと扉を開けると・・・

普通の一軒屋のリビングを板間に改造した感じで、結構な席数があるのだ。キッチンに向かうカウンター席が4つ、その前に2人掛けテーブルが2つに、写真に写っている部屋に更にテーブルがいくつか、という状況。20席近くありそう。

で、先客は2人掛けテーブルでお料理を待っている中国人と思しきお兄さんが1人。店内には4名ほど店員さんが居られて、その中で、日本語ができるお姉さんは多分1人。その方にテーブル席に案内してもらうのだ。

で、メニューを確認。先にご紹介したHP、「京都のお墨付き」では、メニューの下に張ってあるラベルは写真からカットされておりましたので、こちらをどうぞ。先ほどのカウンター上に並んでいる中華系お惣菜「涼菜」が¥200!で頂ける趣向。当日はジャガイモの千切り、干し豆腐、ザーサイ的なモノなど4種スタンバっておりました。で、暫し悩んで、豚饅頭¥120×2個、油かけ麺(ヨーポー麺)¥800、小皿系料理2種を注文。が、これが色々と面白い状況なわけで。

ビールを注文したのでサービスなのか、丸刈りのお地蔵様のような、多分ご店主がそっと中華風大根漬けをテーブルに置いてくれるのだ。中華醤油にお酢を加えたようなしっかりしたお味で、なかなかうめえなあ!と思っていると・・・

いきなり本日のメーンイベント、豚饅頭がビールより先に登場。コンビニのものより幾分小ぶりですな。アツアツなうちに食べようと・・

割ってみましたの図。むっちむちの皮からたっぷりの肉餡。中華醤油系の旨味たっぷりの餡で、お肉感、肉汁は非常にしっかり。これはなかなか旨いなあと思っていたら、お隣の中国人のおにいさんのテーブルに、豚饅頭の蒸し籠がそのままドドンと置かれるのを目撃。 籠1つで、豚饅頭が8つ蒸せるので、それが一人前ということなのだ。そうかー、ココはそういう使い方が中国風なんだなあと納得していたら・・

前菜おかず系その1、豚耳のラー油和え¥480が登場。深草の現地系なお店ではレギュラーなメニューですな。結構、ニンニクそれに花椒も効いていて、ビールに良く合う旨辛味です。先に注文したビールが出てこないので、お姉さんにビールを!と催促すると、生ビールは売り切れたのです~とのことで、瓶ビールに変更。間髪入れず・・・・

北京風レバー炒め¥550が登場。名前はレバー炒めなのですが、生姜、ニンニクがしっかり乗った醤油風味餡の豚ホルモン煮込み、というようなお料理でした。いやはや、突っ込み処満載で、いちいち面白すぎるなあと。

スプーンですくってみた図。豚腸などのホルモンのほうが量が多そうな。お味はレバーの癖はありますが、そこまで悪くなく、これまたリアル現地系だよ~と面白がっていると、今度はお姉さんから、今日は麺が売り切れで~との情報。流石にもう驚かないのですが、追加でもう一品お願いしたら・・・

ようやく、ビールが。店員さんは4人も居るのですが、お持ち帰りの豚饅頭がありえない数、注文されているようでキッチンではどえらい勢いで生産中。

と、追加でお願いしたコーン粥が登場。¥200とはなんだか安いなあ!と思ったら、とうもろこし粉にお湯を加えた重湯のようなお料理。ほぼ塩味が無いので、先のレバー炒めのタレなどを入れ、まぜまぜすると美味しいのだ。そういえば中国出張で朝御飯に工場の近くの軽食店に行くと、こういうのが出てきた時があったっけ・・・としみじみと。
お隣の中国人のお兄さんも、豚まん8個とこのコーン粥だけを注文し、スープ代わりに食べているようでした。とはいえ、これだけではちょっと量が少ないね~!と

肉饅頭を4つ追加。テーブルに置いてある、中国醤油・酢・ラー油で、酢が強めの餃子のタレ的なモノを作り、つけて食べたほうが10倍美味しいです。いやー、小満足! 辛子が欲しい!
で、我々が入ってからお持ち帰り様が2人、お一人様の日本人のお兄さんが次々と3名来られるような状況で、お兄さんたちがお店のおねえさんに「今日は麺がないのです~」と言われて、かちん!と固まっているのを楽しく拝見しておりました、はい。
多分、今回の小混雑は我々含め「京都のお墨付き」の影響であろうなあと思うのですが、そういうあれこれを含めて楽しめる人限定!で大推薦します。 深草周辺の中国人は口が肥えている&支払いにシビアだと思われるので、まだまだ色々と運営に変化が起こりそうなお店でしょうな。また変化が生じたころに来ると思います~。御馳走様でした。
◆老炮儿包子(老砲豚饅頭)
住所:京都市伏見区竹田久保町19番地-6
営業時間:11:00~14:00、17:00~20:00 水休
TEL:070-7460-7939
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