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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

てとて (thé to thé) @東福寺

2022
17
清水焼の伝統工芸士、伊藤南山氏が料理店を始められた!という情報をGETしたのが2000年。その料理店にソムリエールとして参加されているFB友、TKMさんのタイムラインを拝見したからなのですが、是非お邪魔したいです~!と連絡を入れたものの、予約日ごろからコロナ騒動第一波という状況で泣く泣くキャンセルさせて頂いたのだ。
で、その後お店が、小川通御池下ルから泉涌寺の近く、京都第一赤十字病院の裏手にある清水焼工房兼陶芸教室の「平安陶花園」に移転。そろそろ前回のリベンジ!ということで、集結した好き者6名。

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テレワーク後の金曜日、19:00スタートに合わせ、やってきた京阪東福寺駅。お店までは駅からざっと徒歩10分ほどの住宅街の中で、周辺にはほぼ飲食店はないところですな。店内に入ると、もう概ねメンバーは集結中。

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クラウドファンディングで陶芸教室の壁一角がカウンター6席とキッチンに改造されているという。今回のメンバーが一列に並び、本日はよろしくお願いします~とご挨拶。実は、この前週に某ワイン王子氏主催の会に参加したのですが、南山先生が来られていて、来週はお世話になりますので!という偶然が。(そちらは、あまりにハイブローすぎて、文書に書きだす能力が無いので割愛・・・汗汗汗) お料理は、宮崎県産ブランド牛として名高い「尾崎牛」がメインのコースで¥11000、¥16500の2種。今日は¥11000+のコースに、ワインペアリング¥6000ということで。

で、横並びなのでいつものカンパーイ!写真はないのですが・・・

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こちらのマグナムボトルを参加メンバーのMNさんに持ち込んでもらい、大満足のスタートなり。旨いシャンパン!ありがとうございました~。「Richard Cheurlin Brut Carte d'Or」なのですが、間違いなく美味しいですな。更にマグナムは普通サイズより美味しいような気がします!

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一皿目はキャビアのポタージュ・クレッシーなり。クレッシーとは「人参のポタージュ」なのですが、プリンのようなフルフルな食感のジュレ状でその上にキウイ、それにキャビアという布陣。のっけから芸細やか&塩分濃度超適切。

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更に、フカヒレ。蕪を卸したすり流しダシを掛けました!的な、和・中華アレンジの変化球ですが、これも非常に抑えたお味で美味しいのだ。生姜がポイント。お料理に使われている食器類は全てオーナー様の手によるものばかり。テーブルに出てくるとパーッと華やかに明るい感じになるデザインが多いようですな。最近は食器に合わせた料理を考えるのではなくて、「この料理に合わせて、こういうのを作ってみよう」と言うのが多いそうです。で・・

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で、マグナムのシャンパーニュの量がしっかりだったので、ペアリングはここからスタート。ここで、日本ワインを持ってくるのですな。山梨は、鳥居平今村謹製「鳥居平ブラン キュヴェ・トラディション」なり。あー、 日本ワインでもこういうスッキリとした、お料理に合わせやすいのがあるのだ~!という喜び。

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スタート3品目で、抹茶麺が出てくるという予想の付かない進行。いや、当日メニューはスタートのときに頂いているのですが・・・ちょっとビックリしますな。 これが口に含んだとたんに、ブワーンと濃厚なトリュフの香りが口いっぱいに広がるのだ。すましバターでトリュフをコンフィにするのがポイントだそうです。このダシにもトリュフオイルを浮かべてあるようで、和と中の中間?みたいな感じですが、非常~にウマウマ。

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多分、この皿が一番華やか。出てきたとたん皿の周辺が明るくなるような。お料理はソフトシェルクラブを使った油淋蟹。甘ズッパ系タレを、揚げたソフトシェルクラブに掛けてあるのですが、これまた間違いない一品。個人的には紹興酒!ですが・・・

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ロゼを合わせるのもいい感じですな。NZ産、「2021 Collaboration Wines Impression Rose」で、カベルネ・フラン100%なり。いやー、もういうイイ感じでふんわりしているのですが、これまた美味しかったような。

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で、お次のお酒がこちら、城陽酒造謹製「NANZAN 南山 特別純米 しぼりたて」なり。京都酒林会という農家・酒蔵・酒屋が一体で京都の酒文化を盛り上げているグループがありまして、その会で京都産の祝米で作られたお酒。元京都イオン、現在の浅野日本酒店が参加されているので、何回か呑んだ事があるのですが、ネーミングはご想像の通り。で、これをあえて常温!で頂くのですが・・・・

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こちらのカラスミを掛けた鮑、それに帆立貝柱と共に。鮑柔らかい~!と思いつつ、日本酒が止まらなくなる一品。いつまでも咬んでいたくなるお味で、自分的にはこのアテと日本酒が本日最強でした。

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お次がお肉!なのですが、カウンターの中央にででん!とかなり大きな土鍋が鎮座しているので、なんなんだろう?と思っていたら、このような使用法でした。塊肉をスモークするために鰹のたたきのように藁を使っているのですが、さきほどの日本酒「南山」用に作っている祝米の稲藁で瞬間燻製するという。いやはや、いちいちビックリですな。

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で、わくわくとお肉を待っていると、このような素晴らしい器に・・・

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蓋を開けると、トリュフの香りがふわん。がっちり!量の尾崎牛。この火入れですから。白いのは米粉の塩、それに赤味噌のパウダー、緑色のはカマンベールチーズのペーストなのですが、抹茶を合わせてあるのだ。ソースはなんだっけ赤ワイン系だったような。非常にレアな火入れなのですが、全く嫌な所が無くとりあえず超ウマですな。いやー、尾崎牛侮りがたし。

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で、お肉に合わせるのはもちろん赤。これもNZ産で、「Sliding Hill Pinot Noir Auntsfield 2020」なり。こちらはピノノアール100%でした。いやー美味しかったような!

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デザート前に尾崎牛が入ったカレー!が出てくる趣向。これがまた超!面白いものなのだ。写真を押さえるのをすっかり忘れたのですが(汗)、カレー用のご飯は土鍋で炊いた6人前の炊きたてご飯。これが蜜柑!を一緒に炊き込んでいるとのこと。カレーはホテルカレー的なのですが、仕上げに引き立てスパイスを加えているようで、すきっとした鼻に抜けるような香りと辛味。想像以上に辛くて美味しい。いやー大充実。 器は三日月を象ったもので、来年向けな仕様なのですが可愛らしい。

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で、チーズケーキでホッコリしたのちに、

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最後に御店主自らのお点前で、おうすを。これがまた、Hawaii?みたいなハッピーな柄なのが面白いですな。以上、〆て2時間チョイ割れとテンポ良く進行し、ご一緒したメンバーに先のクラウドファウンディング参加メンバーが居られた関係で、超!お得価格にして頂いたので、詳細は書けない!のですが、大大大大満足!。

「これは書いても大丈夫なんですよね?」と南山先生に2回も確認したのですが大丈夫そうなので書いてしまうのですが・・・・
どう考えても、陶芸家の先生が、自らアマチュアレベルではないお料理をがっちり作ってしまう!というのは漫画「美味しんぼ」の、海原雄山!を想像してしまいますなあ。が、南山先生は、そういう取り扱いが難しそうな高圧的神経質おじさんではなくて、全然話しかけやすい、フレンドリーでトークも出来る方。なんだか楽しいディナーになりました。予約もGoogle等に晒されている、以下の電話番号でOKですので、気になる方はぜひ。

京都らしい隠れ家で旨いものを食べたい!と言う際は、ま、ぜひご検討を。我々も機会があったら来ることにします!



◆てとて (thé to thé)
住所:京都市東山区泉涌寺東林町37-17 平安陶花園
営業時間:18:30~21:00 不定休
TEL:050-5589-6124
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