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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

宮でほっこり、こっぺ蟹(12)@丹波橋

2022
20
我が家では定点観測店になっている徒歩圏内の和食店、宮。気がつけば訪問1回目から既に5年目に突入!なのですが、今回12回目の訪問。年2・3回ペースで訪問中。
御店主が京都の鰻割烹で料理長を務められたお方なので、お料理の腕は超確か。過去、京都駅の北側にある居酒屋割烹に訪問し、「これなら宮に行けばよかったのに!」と思ったこと多数のお気に入り店で、我が家のベンチマーク和食店として君臨中。

で、「今年はこっぺ蟹を滋賀でしか食べていない!」ことに気が付いて、これは宮にいかなくては!と予約をいれたわけで。

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で、またまたテレワーク後の金曜日、19:00にやってきたわけで。なにせ徒歩10分ほどなので超便利。お久しぶりです~!と暖簾をくぐるのだ。

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カウンター席が5席。4人掛け小上がりが1、5人掛けが1というこじんまり店。我々が入って満席。客層の平均年齢は概ね、50才中盤は超えていそうな感じなのですが、なんだか和やかな雰囲気の店内。とりあえず、今日は何を食べようかなあと、わくわく。

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魚の目利きは超確かで、良い魚に当たるとご店主自ら「今日の鯛は甘味が乗って美味しいですよ!」と解説が入るのが楽しい。個人的には特に冬の間は超美味しい!と思っております。で、盛り合わせを頂く方が絶対に幸せになれるので、ここではいつも盛り合わせを注文するのだ。

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とりあえず、焼酎芋お湯割りでほっこりしつつ、お料理を待つ。満席なので、それなりにゆっくりサーブ中。で・・・

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座ると、お決まりの八寸がまずは出てくるというシステムなのですが、季節を感じられる進行なのがとてもうれしい。小鉢2種は雲子をさっと甘醤油で煮たもの、それにイカとネギのぬた。カステラ豆腐に、菜の花辛し和え、鰆の焼き物と言う布陣。基本、和食テクニックを駆使した、日本酒と親和性の高いものが出てきます。にっこり! 

これで焼酎は制覇し、この後は確か、いつものように、浦霞→乾坤一純米吟醸と進行したように記憶。

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で、お刺身盛り合わせがババーン! いやー、隠れておりますが、奥のゼロ時方向に本鮪二貫、時計回りで天然鯛二貫、平目二貫が三時の方向にあるのですが、中央が平目ハラミで隠れている縁側各二貫、平目の下、5時の方向に真蛸二貫、つぶ貝二貫、剣先イカ二貫、9時の方向にカワハギ薄造り二貫、天然カンパチ二貫!という、計10種盛り!
今日は特に、ブリブリで甘味満載の鯛、プリプリの蛸、しっとりした旨味満載カワハギが超ウマ。これだけ種類を盛り込むと1つぐらい、これは普通!が混ざるのですが、どれも超ハイレベルでにっこり。

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かわはぎの肝があるので日本酒に合わせてどうぞ!と大将。いやー、これはまた超絶ウマ!

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で、今日はこれを食べに来た!のこっぺ蟹なり。今回は相方と1つづつ注文。こういう盛り方、食べ方は京都では一般的なのですが、他府県ではどうなんですかねえ。手がかかるので、予約でお願いしていた我々とお隣のカップル分、4杯だけの提供。大事に頂くのだ。で、蟹を食べ終わったころに・・・

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サービス担当の女将さんから「これは呑んでおいてね~」と、熱々燗酒が登場。蟹酒でこれまた超ほっこり。

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で、鯛が美味しかったので、これまた大定番の「鯛の骨蒸し」を。今日はかなりの大物でした。鯛のアラというには身がたっぷりな半割りの頭を日本酒で蒸して、それをポン酢で頂くのですが、もうコラーゲン満載で超ウマなのでお忘れなく。

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相方があると食べようとする。雲子の天ぷらも注文。これも同じようなお料理は他店でもあるのですが、全然トロケレベルが違うのだ。量は少な目ですが、お味は超大満足。

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で、寒いので今日はこれで〆ようとかぶら蒸しを。結構大ぶりの器で提供され、海老と白身、百合根入りでこれまた角の無いお味で美味しい。いやー最後まで大大大満足。

以上で〆て、焼酎お湯割り2、日本酒3合とそこそこ呑みでこっぺ2つ入りで¥16000なりでした。基本何を食べても美味しいのですが、今日は特に良かったような! 帰りに来年もよろしくね~!と女将さんからミカンなどを頂いて帰宅。わざわざ遠くからお越し頂く必要は無いのですが、丹波橋周辺にお住まいなら覚えておいて損無き一軒。 来年もよろしくお願いします!なのだ。




◆出し巻と一品料理 宮
住所:京都市伏見区東大国町1022-3 コーポ大黒1F
営業時間:17:30~LO21:00ごろ 水休
TEL:090-7351-6252
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