INUI 戌亥、さっそく再訪(2)@川端二条
2022
29
で、本業の本年最終営業を完了し、正月休みに突入!の火曜日夜。平日に外食するのは金曜日ぐらいなので、どこに行こうかなあ!と当日から休みに突入している相方と相談し、以前覗きに行った「「妄想異国料理店」に行ってみようということに。
初訪問ネタがこちらなのですが、京都人の新しもの好き気質が爆発して超!混雑していたので、どうかなあ!と、2日ほど前に予約したのだ。

んで、やってきた川端二条交差点近く。お好み焼き店の夢屋の角を東に入ったマンション奥にお店があります。前回と同じ、18:00の開店時間予約で、入店。

前回と同じ、10席もある大きな相席テーブルに入れてもらうのだ。当日は平日ということもあり、カップル3組、4人テーブルに3人組、というゲストで、前回のように満席で予約無しの人が残念そうに帰っていくこともなく、という程良い状況。
で、ハートランド中瓶を頂きつつ・・・

メニューを確認していると、フロア担当のおねえさんから「前回来ていただいたときの白子が、今日は牡蛎になっています~」と我々を覚えてくれていて、それを軸にお願いすることにするのだ。お料理は1人で回されているので、そんなに種類が豊富ではないのですが、ソソるものが多いので悩みますな。照明がかなりムーディー(汗)で、老眼の年寄りには厳しいほど字が小さいので、詳細はお店でご確認を(滝汗)

まずは一品目「寒サワラのたたき コリアンダーとライムリーフのヴィネグレット 島ハラペーニョ」で¥1600なり。ちょっと引き絵ですが、暗くて手振れしまくるので色々試行錯誤しております。
緑色のぺーストが、コリアンダーとライムリーフと酢、それにナンプラーを利かせた風味で、柑橘系の爽やかさの中にナンプラーの臭旨さが乗った、如何にもアジア(イメージ的にはタイあたり)だよ~!的な旨味。それが、皮に軽く火が入った柔らかいサワラにめちゃくちゃ合うという発見。のっけからビックリな一品。いやー、旨しです。

ビールは早々に無くなったので、お次は紹興酒にしよう!ということに。(これまた、字が小さくてスミマセン汗)

私は甕出し紹興酒、「紅桜夢 六年」¥600を、相方は、ボトルを見せて貰った「黄中皇 十年」¥800を注文。6種類がグラス(90ml)でお願いできるのは、我々的には超ツボ!なのだ。

帰りに今日良かったのはどれ!と確認し、2人とも、1つはこれでしょう!と意見一致を見た「モロッカンサラダ」¥900なり。
上から、ミントの葉をぱらり、細かく刻んだプチトマト、キュウリ、紫玉ねぎが野菜類で、砕いたナッツ類(多分、胡麻やカシューナッツなど)、それに雑穀類(多分、キヌアやアマランサスなど)を合わせた、プチプチ、ザクザクした食感で、味付けはレモンとオリーブオイルと塩、ぐらいのシンプルなものなのですが、こういうスパイス料理の合間にスプーンですくって口直しするのに丁度良い感じ。オススメいたします。

で、こういう料理店で、カリカリパンやクラッカーの上に何か食材を乗っけるお料理はちょこちょこ見かけるのですが、ワッフルの上に乗せるという発想が楽しい。「ヤリイカのイカ墨煮 チポートレマヨ スモークパプリカとトマトのワッフル」¥1100なり。濃厚なイカの旨味満載のぽってりした煮込みをワッフルに乗っけて、上から自家製マヨネーズなどが。チポートレとは、メキシコで使われる唐辛子入りサルサソースのようです。
で!一口食べた印象がなんだか食べたことがあるような味付け。個々の食材を1つづつ味わうとまったく違うのですが、一緒に口に入れるとどことなく「イカ入りお好み焼」のような効果が生じる面白い一品。(青海苔が乗っていたら、完璧でしょう・・・滝汗) 非常にしっかりした味付けで、お酒が進むのだ。

で、私は呑んでいない紹興酒を!と「神気 十年」¥900を。高い紹興酒ほどスッキリ度がアップするように思うのですが、ワインや日本酒ほどの違いがなさそうです。とはいえ、このお店のお料理には非常に合うと思いますな。

ああ!これも凄いものを出すなあ!と驚いた、焼きたてベトナム焼き豚とラズベリーソースの和え物で¥1300なり。

アップ写真。豚肉は漬けダレに漬け込んだもののようで、これも程よい甘口味噌系?な味わい。バーのアテではないしっかり量。お肉自体はベトナム料理店でもBBQとして普通に出しておられると思うのですが、このお料理のレベルを数段アップしているのが、添えてある紫キャベツ?をラズベリービネガーでマリネしたもの。まるでサイダーのようなサッパリした後口で、ミントの葉、豚肉と一緒に食べると爽やかさが加わり、旨さ10倍増!というような。これまた、激しくオススメいたします。

で、お料理1つにお酒1つという危険なペースに突入。左は「東湖 十年」、右「女児紅 十年」なり。いやー、どれも旨しなのですが、ボトルによる明確な違いはよくわからないのですな・・・汗。多分、円やかさが他のボトルとそんなに劣る訳ではない「紅桜夢 六年」のコスパが群を抜いて良さそうな予感でした。

最後にこれも面白いなあ!と思った「焼牡蛎 黒舞茸 スモークハバネロ 茸のコンソメ 豆鼓」で¥1500なり。上に乗っている黄色い、もさもさっとしたものは、えのきの素揚げ。ザクザクザクと食感上のアクセントに。

牡蛎がごろごろごろごろ計12個!も入っている大盤振る舞い。基本、まろやか茸スープの牡蛎鍋、という印象の御料理でした。これまた、冬の〆には適切な感じですな。いやーお腹もほっこり。
以上、中瓶ビール1、紹興酒グラスを5杯で〆て¥11000ほどという大大大大大納得価格。いやー、この内容なので、もう非常に良心的!だという感想。
お店にやってくる前にネットをチェックしていると、Instagramにはちょこちょこ写真を上げている人は居るのですが、Googleマップには未だ1名だけという状況。 ああ、また京都人が余所者にイケズしている!と思いつつ、開店当初の混雑度も大分マシになっているようですので、平日狙いでぜひ!と言う感想。 多分、年明け早々、4人席で呑んだくれている予定です!
◆INUI 戌亥
住所:京都市左京区新先斗町133 サンシャイン鴨川 102
営業時間:18:00~23:00 水休
TEL:075-600-2017
初訪問ネタがこちらなのですが、京都人の新しもの好き気質が爆発して超!混雑していたので、どうかなあ!と、2日ほど前に予約したのだ。

んで、やってきた川端二条交差点近く。お好み焼き店の夢屋の角を東に入ったマンション奥にお店があります。前回と同じ、18:00の開店時間予約で、入店。

前回と同じ、10席もある大きな相席テーブルに入れてもらうのだ。当日は平日ということもあり、カップル3組、4人テーブルに3人組、というゲストで、前回のように満席で予約無しの人が残念そうに帰っていくこともなく、という程良い状況。
で、ハートランド中瓶を頂きつつ・・・

メニューを確認していると、フロア担当のおねえさんから「前回来ていただいたときの白子が、今日は牡蛎になっています~」と我々を覚えてくれていて、それを軸にお願いすることにするのだ。お料理は1人で回されているので、そんなに種類が豊富ではないのですが、ソソるものが多いので悩みますな。照明がかなりムーディー(汗)で、老眼の年寄りには厳しいほど字が小さいので、詳細はお店でご確認を(滝汗)

まずは一品目「寒サワラのたたき コリアンダーとライムリーフのヴィネグレット 島ハラペーニョ」で¥1600なり。ちょっと引き絵ですが、暗くて手振れしまくるので色々試行錯誤しております。
緑色のぺーストが、コリアンダーとライムリーフと酢、それにナンプラーを利かせた風味で、柑橘系の爽やかさの中にナンプラーの臭旨さが乗った、如何にもアジア(イメージ的にはタイあたり)だよ~!的な旨味。それが、皮に軽く火が入った柔らかいサワラにめちゃくちゃ合うという発見。のっけからビックリな一品。いやー、旨しです。

ビールは早々に無くなったので、お次は紹興酒にしよう!ということに。(これまた、字が小さくてスミマセン汗)

私は甕出し紹興酒、「紅桜夢 六年」¥600を、相方は、ボトルを見せて貰った「黄中皇 十年」¥800を注文。6種類がグラス(90ml)でお願いできるのは、我々的には超ツボ!なのだ。

帰りに今日良かったのはどれ!と確認し、2人とも、1つはこれでしょう!と意見一致を見た「モロッカンサラダ」¥900なり。
上から、ミントの葉をぱらり、細かく刻んだプチトマト、キュウリ、紫玉ねぎが野菜類で、砕いたナッツ類(多分、胡麻やカシューナッツなど)、それに雑穀類(多分、キヌアやアマランサスなど)を合わせた、プチプチ、ザクザクした食感で、味付けはレモンとオリーブオイルと塩、ぐらいのシンプルなものなのですが、こういうスパイス料理の合間にスプーンですくって口直しするのに丁度良い感じ。オススメいたします。

で、こういう料理店で、カリカリパンやクラッカーの上に何か食材を乗っけるお料理はちょこちょこ見かけるのですが、ワッフルの上に乗せるという発想が楽しい。「ヤリイカのイカ墨煮 チポートレマヨ スモークパプリカとトマトのワッフル」¥1100なり。濃厚なイカの旨味満載のぽってりした煮込みをワッフルに乗っけて、上から自家製マヨネーズなどが。チポートレとは、メキシコで使われる唐辛子入りサルサソースのようです。
で!一口食べた印象がなんだか食べたことがあるような味付け。個々の食材を1つづつ味わうとまったく違うのですが、一緒に口に入れるとどことなく「イカ入りお好み焼」のような効果が生じる面白い一品。(青海苔が乗っていたら、完璧でしょう・・・滝汗) 非常にしっかりした味付けで、お酒が進むのだ。

で、私は呑んでいない紹興酒を!と「神気 十年」¥900を。高い紹興酒ほどスッキリ度がアップするように思うのですが、ワインや日本酒ほどの違いがなさそうです。とはいえ、このお店のお料理には非常に合うと思いますな。

ああ!これも凄いものを出すなあ!と驚いた、焼きたてベトナム焼き豚とラズベリーソースの和え物で¥1300なり。

アップ写真。豚肉は漬けダレに漬け込んだもののようで、これも程よい甘口味噌系?な味わい。バーのアテではないしっかり量。お肉自体はベトナム料理店でもBBQとして普通に出しておられると思うのですが、このお料理のレベルを数段アップしているのが、添えてある紫キャベツ?をラズベリービネガーでマリネしたもの。まるでサイダーのようなサッパリした後口で、ミントの葉、豚肉と一緒に食べると爽やかさが加わり、旨さ10倍増!というような。これまた、激しくオススメいたします。

で、お料理1つにお酒1つという危険なペースに突入。左は「東湖 十年」、右「女児紅 十年」なり。いやー、どれも旨しなのですが、ボトルによる明確な違いはよくわからないのですな・・・汗。多分、円やかさが他のボトルとそんなに劣る訳ではない「紅桜夢 六年」のコスパが群を抜いて良さそうな予感でした。

最後にこれも面白いなあ!と思った「焼牡蛎 黒舞茸 スモークハバネロ 茸のコンソメ 豆鼓」で¥1500なり。上に乗っている黄色い、もさもさっとしたものは、えのきの素揚げ。ザクザクザクと食感上のアクセントに。

牡蛎がごろごろごろごろ計12個!も入っている大盤振る舞い。基本、まろやか茸スープの牡蛎鍋、という印象の御料理でした。これまた、冬の〆には適切な感じですな。いやーお腹もほっこり。
以上、中瓶ビール1、紹興酒グラスを5杯で〆て¥11000ほどという大大大大大納得価格。いやー、この内容なので、もう非常に良心的!だという感想。
お店にやってくる前にネットをチェックしていると、Instagramにはちょこちょこ写真を上げている人は居るのですが、Googleマップには未だ1名だけという状況。 ああ、また京都人が余所者にイケズしている!と思いつつ、開店当初の混雑度も大分マシになっているようですので、平日狙いでぜひ!と言う感想。 多分、年明け早々、4人席で呑んだくれている予定です!
◆INUI 戌亥
住所:京都市左京区新先斗町133 サンシャイン鴨川 102
営業時間:18:00~23:00 水休
TEL:075-600-2017
- 関連記事
-
-
ユーラシア食堂 さらび@名古屋 有松 2023/08/22
-
創作タイ料理 パッタイ@西院 2023/06/26
-
INUI 戌亥、さっそく再訪(2)@川端二条 2022/12/29
-
OHAYO VIỆT NAM RESTAURANT & KARAOKE@京都駅前 2022/12/24
-
INUI 戌亥@川端二条 2022/11/29
-