みくり桑で大満足ディナー(3)@西院
2023
20
昨年に行ったお店で特に心に残る12軒のご紹介ネタでも書いている、西院にある揚げ物割烹「みくり桑」。基本カウンターのお店なのですが、未確認の二階席、それにテーブル4席があるので、食い意地友と遅めの新年会をやろうという作戦。その前にもう一度確認に行こう!ということに。 新年の開店日に予約し、やってきた1/7の晩御飯。

西院と言いつつ、阪急西院駅からまっすぐ南に15分弱。概ね五条通の一筋上まで下がらないといけない住宅街のど真ん中。飲食店が近隣にはほぼ無い地域なので、ま、予約が賢明なお店。またまた、壬生にあるスパ銭から歩いてやってきた18:00。

前回の訪問で、顔バレしているお店なので、お久しぶりです~!とカウンター席に。今日は先客カップル1組のまったり営業中。つい、アルコールメニューに目が行くのですが、引き続き、日本酒は京丹後の白杉酒造推しという、他店ではほぼ見ない面白いラインナップ。

食材の仕入れ状況により、メニューがころころ変わるのでよく黒板を見ておかないといけないわけで。今日は鰤がいいのがありますよ、とのことで、フライ物ではなく、炭火焼もOK!という新たな展開になっていて、それはお願いしないとねえ!ということに。

で、とりあえず風呂上りなので私は生ビー、相方は芋お湯割りからゆるゆるとスタートなり。ひやー!旨!

で、突き出しからして、お洒落なのですが、自家製のいくら醤油漬けを湯葉と合わせた一品。どういう手法なのか、いくらが超絶ブリブリで口の中でつるんつるんと逃げるのも構わず噛み締めると、パチンパチンと破裂する勢いのブリブリさ。お正月前から驚くほどいくらの仕入れ価格が上昇しているようで、突き出し用に他のアイテムを検討されている感じでしたので、お好きな方はお早めにどぞ。

前回もお願いした、なめろう¥1700なり。このお店のアイテムで間違いなくお気に入りの1つなのですが。しっかり濃い口の甘口醤油ダレに均等にまぶされた鯵と、芽紫蘇に生姜と葱、それに刻んだナッツを合わせているのですが、日本酒進みまくり!なのでお忘れなく。

で、私は先に、一押しの京丹後の白杉酒造謹製「白木久 黒麹仕込 特別純米酒 BLACK SWAN(ブラックスワン) 」¥900から。京丹後の日本酒で、白ワイン系筆頭!みたいなお酒ですが、こういう魚料理と親和性が高いのだ。

で、炭火台があるので、串を打った白子が焼けるわけで。河豚白子¥1600なり。いやはや結構大ぶりなのですが、とろーんと濃厚でこれまた日本酒とピタリ。

相方は奈良の千代酒造「吾輩ハ酒デアル名前ハマダ無イ 山廃 純米 無濾過 生酒」にスイッチ。これは結構しっかり系ですが、魚介には親和性高いですな~。
で、御店主や奥様は素早く料理をこなしながらもちゃんとお喋りしてくれる人で、私がキュレーターをしているキョウトピの社長が来られていましたよ~の話や、揚げ物油の秘密(なんでも当初の5種MIX油から、最近見直しされて4種になった模様)に気になっているお店ネタなど、色々面白いお話を伺いつつ、激しくまったり~!なのだ。

元々、炭火の焼き物は想定していなかったようで換気扇の風量が若干不足気味。お願いした鰤の焼き物から白煙がもうもうと上って少々大変なのですが、店内には超美味しそうな香りが大充満! なにせ、この厚み。

ご店主にどれぐらい食べられます?と聞かれて、指2本分くらいですかね?とお願いしたのですが、その巨大な切り身が2切れも!なのだ。とはいえ、全日本焼いた魚選手権があるならば、白ご飯セット部門ではスイカ家ランキング上位独占!という好き度なので全然食べるのですが。

レア感抜群のトンカツに拘っているお店なので、鰤の照り焼きも芯に今、正に火が入りました!的ギリギリさ。ジューシーこの上無し! その上、焼いた後の厚みが3cm近い!という存在感抜群な一品。とはいえ、脂が軽やかなので超ウマ。次回もあるならお願いしたい!
で、確か白ワインをグラス1、別の日本酒(確か杉勇・・?)も注文したのですが、お喋りが楽しいので忘却の彼方~!

お次は海産物系フライ物から、超でかいエビフライ¥1500!、これまた超でかいカキフライ¥800で2個付を注文。ウスターソース、それに自家製タルタルソースと共に。エビフライは京都中央市場で手に入る最大サイズだそうで、確かに超食べごたえあり。カキフライも超絶ジューシー。 ああ、こういうのをアテに日本酒を呑む幸せさ。

で、実はトンカツやアジフライも非常に美味しいお店なのですが、これまた頭1つ抜きんでて美味しいと思った一品が登場。

但馬牛の極うまミンチカツ¥500なり。美味しい高価な材料を使えば、そりゃお料理も旨いのですが、この値段でジューシー極まりない、これが出てくる嬉しさよ。多分オーソドックスなレシピだと思うのですが、滴り落ちる肉汁にうっとり~!

で、〆に行く前に、ちょっと時間つなぎで味見させて頂いた、自家製からすみなり。まだしっとりした感じを残したレシピで、これまた日本酒との親和度が超高い一品。白ご飯の上に乗せても当然旨いであろうなあ、と。
〆は非常~になやんでこちらを頂くのですな。

カツサンド¥2000なり。これがまた非常にしっかりした肉厚カツを惜しげもなく使った一品。なにせ!

ロースカツだと思われますが、厚みは2cmを越えそうな勢い。しっかり酸味が乗ったトンカツソース系な味付けなのですが、お土産に持って帰りたい!ぐらいの好き度でした。カツサンド好きなら集え!という感想。
で、大大大大満足のお支払い。酒の写真を大分忘れているように思うのですが、生ビー1、焼酎お湯割り1、日本酒グラス3か4、白グラス1、赤グラス1は確実に呑んでいると思われますな。で、上記のしっかりお料理とセットでほぼ¥20000!という大大大大納得価格でした。1/5ぐらいは鰤代のような気がするのですが、いやー、この質なので何の不満があろうかと。

で、二階はコースのみで、酒のサーブ等は呑み放題ほったらかしシステムだとのこと。某水曜に集まる会で会場にお使い頂くと、よさそうだよねえと思いつつ(汗)、我々は4人のこじんまり会を1階で仕掛ける予定なのだ。また1か月後にはお世話になる予定です~。御馳走様でした。
◆みくり桑
住所:京都市右京区西院西高田町2-4
営業時間:11:30〜14:00 LO13:30 17:30〜23:00 LO22:30 水休
TEL:080-4984-0390

西院と言いつつ、阪急西院駅からまっすぐ南に15分弱。概ね五条通の一筋上まで下がらないといけない住宅街のど真ん中。飲食店が近隣にはほぼ無い地域なので、ま、予約が賢明なお店。またまた、壬生にあるスパ銭から歩いてやってきた18:00。

前回の訪問で、顔バレしているお店なので、お久しぶりです~!とカウンター席に。今日は先客カップル1組のまったり営業中。つい、アルコールメニューに目が行くのですが、引き続き、日本酒は京丹後の白杉酒造推しという、他店ではほぼ見ない面白いラインナップ。

食材の仕入れ状況により、メニューがころころ変わるのでよく黒板を見ておかないといけないわけで。今日は鰤がいいのがありますよ、とのことで、フライ物ではなく、炭火焼もOK!という新たな展開になっていて、それはお願いしないとねえ!ということに。

で、とりあえず風呂上りなので私は生ビー、相方は芋お湯割りからゆるゆるとスタートなり。ひやー!旨!

で、突き出しからして、お洒落なのですが、自家製のいくら醤油漬けを湯葉と合わせた一品。どういう手法なのか、いくらが超絶ブリブリで口の中でつるんつるんと逃げるのも構わず噛み締めると、パチンパチンと破裂する勢いのブリブリさ。お正月前から驚くほどいくらの仕入れ価格が上昇しているようで、突き出し用に他のアイテムを検討されている感じでしたので、お好きな方はお早めにどぞ。

前回もお願いした、なめろう¥1700なり。このお店のアイテムで間違いなくお気に入りの1つなのですが。しっかり濃い口の甘口醤油ダレに均等にまぶされた鯵と、芽紫蘇に生姜と葱、それに刻んだナッツを合わせているのですが、日本酒進みまくり!なのでお忘れなく。

で、私は先に、一押しの京丹後の白杉酒造謹製「白木久 黒麹仕込 特別純米酒 BLACK SWAN(ブラックスワン) 」¥900から。京丹後の日本酒で、白ワイン系筆頭!みたいなお酒ですが、こういう魚料理と親和性が高いのだ。

で、炭火台があるので、串を打った白子が焼けるわけで。河豚白子¥1600なり。いやはや結構大ぶりなのですが、とろーんと濃厚でこれまた日本酒とピタリ。

相方は奈良の千代酒造「吾輩ハ酒デアル名前ハマダ無イ 山廃 純米 無濾過 生酒」にスイッチ。これは結構しっかり系ですが、魚介には親和性高いですな~。
で、御店主や奥様は素早く料理をこなしながらもちゃんとお喋りしてくれる人で、私がキュレーターをしているキョウトピの社長が来られていましたよ~の話や、揚げ物油の秘密(なんでも当初の5種MIX油から、最近見直しされて4種になった模様)に気になっているお店ネタなど、色々面白いお話を伺いつつ、激しくまったり~!なのだ。

元々、炭火の焼き物は想定していなかったようで換気扇の風量が若干不足気味。お願いした鰤の焼き物から白煙がもうもうと上って少々大変なのですが、店内には超美味しそうな香りが大充満! なにせ、この厚み。

ご店主にどれぐらい食べられます?と聞かれて、指2本分くらいですかね?とお願いしたのですが、その巨大な切り身が2切れも!なのだ。とはいえ、全日本焼いた魚選手権があるならば、白ご飯セット部門ではスイカ家ランキング上位独占!という好き度なので全然食べるのですが。

レア感抜群のトンカツに拘っているお店なので、鰤の照り焼きも芯に今、正に火が入りました!的ギリギリさ。ジューシーこの上無し! その上、焼いた後の厚みが3cm近い!という存在感抜群な一品。とはいえ、脂が軽やかなので超ウマ。次回もあるならお願いしたい!
で、確か白ワインをグラス1、別の日本酒(確か杉勇・・?)も注文したのですが、お喋りが楽しいので忘却の彼方~!

お次は海産物系フライ物から、超でかいエビフライ¥1500!、これまた超でかいカキフライ¥800で2個付を注文。ウスターソース、それに自家製タルタルソースと共に。エビフライは京都中央市場で手に入る最大サイズだそうで、確かに超食べごたえあり。カキフライも超絶ジューシー。 ああ、こういうのをアテに日本酒を呑む幸せさ。

で、実はトンカツやアジフライも非常に美味しいお店なのですが、これまた頭1つ抜きんでて美味しいと思った一品が登場。

但馬牛の極うまミンチカツ¥500なり。美味しい高価な材料を使えば、そりゃお料理も旨いのですが、この値段でジューシー極まりない、これが出てくる嬉しさよ。多分オーソドックスなレシピだと思うのですが、滴り落ちる肉汁にうっとり~!

で、〆に行く前に、ちょっと時間つなぎで味見させて頂いた、自家製からすみなり。まだしっとりした感じを残したレシピで、これまた日本酒との親和度が超高い一品。白ご飯の上に乗せても当然旨いであろうなあ、と。
〆は非常~になやんでこちらを頂くのですな。

カツサンド¥2000なり。これがまた非常にしっかりした肉厚カツを惜しげもなく使った一品。なにせ!

ロースカツだと思われますが、厚みは2cmを越えそうな勢い。しっかり酸味が乗ったトンカツソース系な味付けなのですが、お土産に持って帰りたい!ぐらいの好き度でした。カツサンド好きなら集え!という感想。
で、大大大大満足のお支払い。酒の写真を大分忘れているように思うのですが、生ビー1、焼酎お湯割り1、日本酒グラス3か4、白グラス1、赤グラス1は確実に呑んでいると思われますな。で、上記のしっかりお料理とセットでほぼ¥20000!という大大大大納得価格でした。1/5ぐらいは鰤代のような気がするのですが、いやー、この質なので何の不満があろうかと。

で、二階はコースのみで、酒のサーブ等は呑み放題ほったらかしシステムだとのこと。某水曜に集まる会で会場にお使い頂くと、よさそうだよねえと思いつつ(汗)、我々は4人のこじんまり会を1階で仕掛ける予定なのだ。また1か月後にはお世話になる予定です~。御馳走様でした。
◆みくり桑
住所:京都市右京区西院西高田町2-4
営業時間:11:30〜14:00 LO13:30 17:30〜23:00 LO22:30 水休
TEL:080-4984-0390
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