令和5年卯年 京都東山福めぐり@2023/1/8
2023
22
こちらの「京都5社めぐり」に続いて、今年70年ぶりに復活開催された「東山福めぐり」に参加しました。もう終了しているのですが、また来年もあるのでは!と思われますので、ダンドリメモ代わりにご紹介。結構長文です。
京都東山の十社寺を巡る、福もらいの初詣、「東山十福神巡り」。昭和27(1952)年に始まったのですが、周辺道路の交通量増加などを理由に、昭和50(1975)年に終了。で、今回、新たな初詣行事として参加社寺9社寺12所が「京都東山福めぐり」として復興させることになった模様ですな。

昨年末、たまたま四条界隈を歩いていたら、こちらの告知ポスターを発見し、面白そうなので行ってみないと!ということに。会期は1/6~8の3日間だけ。で、お天気が良かった最終日の1/8決行!ということに。我々が福を頂きに行った順で・・・
1.恵美須神社
2.京都霊山護国神社
3.霊山観音
4.高台寺
5.高台寺天満宮
6.高台寺利生堂
7.春光院(高台寺塔頭)・・・※通常非公開
8.圓徳院
9.三面大黒天(圓徳院境内)
10.岡林院(高台寺塔頭)・・・※通常非公開
11.建仁寺
12.瀧尾神社
という、通常は非公開の高台寺塔頭が含まれているのだ。瀧尾神社のみ最寄りはJR東福寺駅と少々遠いのですが、他の寺社は東山近隣にぎゅっと固まっているので、徒歩移動が一番便利でしょうな。参加方法ですが、
① 参加している寺社で、福巡りの台紙を¥1500で購入。
② 各寺社にお参りし、「お守り札」を頂いて台紙に張り付ける
というスタイル。ハンコを押してもらったり、何か書いて頂くわけではないので、12か所回るのですがかなりスピーディーに回れるのが有りがたいコースとなっております。で、我々は・・・

恵美須神社からスタート。別に商売をしているわけではないのですが、なぜかこの数年、十日えびすで「福笹」を頂いていて、先に昨年分をお返しに行こう!と言う作戦。十日えびすの2日前でもう福笹の授与は始まっていて、かなりの混雑状態!だった朝9:30ごろ。(ちなみに、荷物になるので、福笹は別の日に頂いてきました。)

で、ここで福巡りの台紙を頂こうと、社務所で「どこで台紙が頂けますか~?」と確認したら、御朱印の行列に並んでくださいね~!ということに。

が!開催3日目にして、恵比寿神社の台紙はもう在庫無し!になったようで、先に「お守り札」だけを頂くのですな。で、このネタを書くために調べたところ、台紙は在庫が多い「高台寺利生堂」または「高台寺」で頂くのが良いようです。我々はとりあえず、一番遠いところから回ろう!ということに。

久々に石塀小路をすり抜けて・・・

まだ人影少ない高台寺前に到着したのが、9:50ごろ。一番遠いところから回るのが効率が良いので・・

まずは、京都霊山護国神社に行こうということに。登る坂道は、まだ全然人影が少ない「維新の道」。多分ここに来たのは10年ぶり以上だよねえ!と相方。

坂本龍馬、中岡慎太郎ら幕末志士のお墓があるので有名な観光名所。距離的には恵比寿神社から直線距離で1km少々なのですが、神社参道の坂道を登るのは結構大変なので、動ける服装でないと厳しいでしょう。冬場で良かった!

本堂でお参りを済ませると、中にプロの手によると思われる坂本龍馬のイラストが各種、展示してあり、なかなかお上手でいい感じでした。で、無事福巡りの台紙をGET。
ここで1枚目の写真に写っている「福めぐりポスター」の四角いイラスト部分が台紙そのものであることが判明。なんだかゆるキャラ系の可愛らしいデザインなのですな。 で、頂いた台紙に、寺社で頂く小さな「お守り札」を12枚差し込んでいくという趣向なのだ。

大汗をかくのはこの坂だけで、後の東山内で巡る寺社は半径500m範囲内に全てあるので、後は楽々。お次は・・

高台寺の駐車場と隣接している「霊山観音」(りょうぜんかんのん)なり。東山から市内を見下ろす位置にある、高さ24mという巨大な観音様。昭和30年6月に開眼された意外に新しいものであることを初めて知るのだ(滝汗) 恥ずかしながら、実は中に入るのは初めて。台紙を持っていると無料で入山可能なのですが、1人前なので、私分は別にお納めして入山。

観音堂の中に十二支の守り本尊が安置されている趣向。寅年生まれですので、ちょっと念入り目にしっかりお参りし、無事お守り札もGET。

お次は霊山観音に隣接する高台寺に。こちらも台紙だけで入山料無料。係の人に「台紙が1枚しかありませんが~」と言うと、ご一緒でしたら、どうぞどうぞと中に入れて頂けました。

とはいえ、通常の見学コースとは異なり、お庭に降りたりは出来ないので、お庭を歩いて見学したい場合は別途、と言う形でした。現在、本堂脇のお堂が解体工事中のようで、それもなかなか興味深い状況。

本堂を出ると、その真ん前が高台寺天満宮。霊山観音、高台寺、高台寺天満宮、高台寺利生堂は隣接なので、どちらから先に回ってもOKでしょうな。見所は沢山あるので、時間はゆったり目にとっておいた方が。

で、シャキシャキと回れるので楽しいのだ。福巡り限定の御朱印もあるので、お好きな方は要チェック。

台紙を購入すると、高台寺「湖月茶屋」か、圓徳院にある「洛市乃あん」で使えるお茶券、それに福引券がついていて、高台寺利生堂前でその福引が行われておりました。相方はこういうマスクチャームをGET。

利生堂は普段でも無料見学できるのですが、お堂の中の壁麺や天井全面が高台寺所蔵の「涅槃図」超拡大コピー空間になっているのですが・・・・

コロナ前までは毎年行われていた「高台寺雪月花」にご縁がありましてお誘い頂いていたりするので、何回か見せて頂いたことはあるのですが、何回見てもビックリですな。広角レンズのあるカメラ必須空間ですので、チェックお忘れなく。

で、お次は高台寺の石畳の坂道を降りて、通常非公開の高台寺塔頭 春光院に。宗教施設として現在も普通に使用されている、こじんまりした塔頭、と言う感想。小さなお庭はありますが、特にこれは!というビジュアルは無し。

で、こちらは通常でも有料公開されている、高台寺塔頭 圓徳院。豊臣秀吉の正室、北政所(ねね様)が晩年に本拠地としたことで知られ、一説にはその終焉の地とも伝わる観光名所ですな。

こちらも「高台寺雪月花」の時の会場でもあるので、何回か来たことあり。綺麗なお庭があるのでゆったり目に時間を取りたいポイントですな。

圓徳院の出口が、三面大黒天(圓徳院境内)という便利な立地なのだ。お茶券を利用できる「洛市乃あん」もお隣に。

で、高台寺エリアで最後の見学場所に選んだのが、通常非公開の塔頭、岡林院なり。

苔むした美しいお庭を見学でき、こちらはなんだかいい感じでした。お正月ではなくて、緑深い春に見てみたいような。仏殿の天井に小さな龍図があり、これも非常に美しいので要チェック!ですな。で、この時点でまだ11:00で、なんだかテンポよく見て回れるのがありがたいというか。

で、後回しにした建仁寺。本坊では無くて、御覧の「法堂」の入り口そばに仮設テントがあり、そちらで「お守り札」を頂くのだ。 で、以上で東山エリアをコンプリート。11:12でした。

ラストは京阪祇園四条駅に移動し、京阪東福寺駅に移動。京阪東福寺駅から北に徒歩5分たらずにある、瀧尾神社なり。現在、本殿は改修中。なんでも貴船神社奥院旧殿が、移築されたものだそうな。こちらも京都マニアでも知る人ぞ知るスポットですな。

拝殿の天井に据えられている巨大な龍の彫物を見学し、無事、京都東山福めぐり完了!が11:45なり。

で、こちらが記念の福めぐりの台紙。東山エリアに主要な社寺がギュっギュッと密集しているので、ゆったり回っても半日あれば楽々。 お正月の定例行事になりそうな予感なのですが、もちょっと実施期間を長めにしてもらうとありがたいかも!と思いつつ。
で、まだお昼前なので、ランチ処を目指して、ココは空いていないか!(お正月明け営業は1/11から) ココはダメか!(満席でした汗)と彷徨うことに。 結局、こちらのうどん店で、旨いおうどんでホッコリ。なかなか良い福めぐりになりました。
京都東山の十社寺を巡る、福もらいの初詣、「東山十福神巡り」。昭和27(1952)年に始まったのですが、周辺道路の交通量増加などを理由に、昭和50(1975)年に終了。で、今回、新たな初詣行事として参加社寺9社寺12所が「京都東山福めぐり」として復興させることになった模様ですな。

昨年末、たまたま四条界隈を歩いていたら、こちらの告知ポスターを発見し、面白そうなので行ってみないと!ということに。会期は1/6~8の3日間だけ。で、お天気が良かった最終日の1/8決行!ということに。我々が福を頂きに行った順で・・・
1.恵美須神社
2.京都霊山護国神社
3.霊山観音
4.高台寺
5.高台寺天満宮
6.高台寺利生堂
7.春光院(高台寺塔頭)・・・※通常非公開
8.圓徳院
9.三面大黒天(圓徳院境内)
10.岡林院(高台寺塔頭)・・・※通常非公開
11.建仁寺
12.瀧尾神社
という、通常は非公開の高台寺塔頭が含まれているのだ。瀧尾神社のみ最寄りはJR東福寺駅と少々遠いのですが、他の寺社は東山近隣にぎゅっと固まっているので、徒歩移動が一番便利でしょうな。参加方法ですが、
① 参加している寺社で、福巡りの台紙を¥1500で購入。
② 各寺社にお参りし、「お守り札」を頂いて台紙に張り付ける
というスタイル。ハンコを押してもらったり、何か書いて頂くわけではないので、12か所回るのですがかなりスピーディーに回れるのが有りがたいコースとなっております。で、我々は・・・

恵美須神社からスタート。別に商売をしているわけではないのですが、なぜかこの数年、十日えびすで「福笹」を頂いていて、先に昨年分をお返しに行こう!と言う作戦。十日えびすの2日前でもう福笹の授与は始まっていて、かなりの混雑状態!だった朝9:30ごろ。(ちなみに、荷物になるので、福笹は別の日に頂いてきました。)

で、ここで福巡りの台紙を頂こうと、社務所で「どこで台紙が頂けますか~?」と確認したら、御朱印の行列に並んでくださいね~!ということに。

が!開催3日目にして、恵比寿神社の台紙はもう在庫無し!になったようで、先に「お守り札」だけを頂くのですな。で、このネタを書くために調べたところ、台紙は在庫が多い「高台寺利生堂」または「高台寺」で頂くのが良いようです。我々はとりあえず、一番遠いところから回ろう!ということに。

久々に石塀小路をすり抜けて・・・

まだ人影少ない高台寺前に到着したのが、9:50ごろ。一番遠いところから回るのが効率が良いので・・

まずは、京都霊山護国神社に行こうということに。登る坂道は、まだ全然人影が少ない「維新の道」。多分ここに来たのは10年ぶり以上だよねえ!と相方。

坂本龍馬、中岡慎太郎ら幕末志士のお墓があるので有名な観光名所。距離的には恵比寿神社から直線距離で1km少々なのですが、神社参道の坂道を登るのは結構大変なので、動ける服装でないと厳しいでしょう。冬場で良かった!

本堂でお参りを済ませると、中にプロの手によると思われる坂本龍馬のイラストが各種、展示してあり、なかなかお上手でいい感じでした。で、無事福巡りの台紙をGET。
ここで1枚目の写真に写っている「福めぐりポスター」の四角いイラスト部分が台紙そのものであることが判明。なんだかゆるキャラ系の可愛らしいデザインなのですな。 で、頂いた台紙に、寺社で頂く小さな「お守り札」を12枚差し込んでいくという趣向なのだ。

大汗をかくのはこの坂だけで、後の東山内で巡る寺社は半径500m範囲内に全てあるので、後は楽々。お次は・・

高台寺の駐車場と隣接している「霊山観音」(りょうぜんかんのん)なり。東山から市内を見下ろす位置にある、高さ24mという巨大な観音様。昭和30年6月に開眼された意外に新しいものであることを初めて知るのだ(滝汗) 恥ずかしながら、実は中に入るのは初めて。台紙を持っていると無料で入山可能なのですが、1人前なので、私分は別にお納めして入山。

観音堂の中に十二支の守り本尊が安置されている趣向。寅年生まれですので、ちょっと念入り目にしっかりお参りし、無事お守り札もGET。

お次は霊山観音に隣接する高台寺に。こちらも台紙だけで入山料無料。係の人に「台紙が1枚しかありませんが~」と言うと、ご一緒でしたら、どうぞどうぞと中に入れて頂けました。

とはいえ、通常の見学コースとは異なり、お庭に降りたりは出来ないので、お庭を歩いて見学したい場合は別途、と言う形でした。現在、本堂脇のお堂が解体工事中のようで、それもなかなか興味深い状況。

本堂を出ると、その真ん前が高台寺天満宮。霊山観音、高台寺、高台寺天満宮、高台寺利生堂は隣接なので、どちらから先に回ってもOKでしょうな。見所は沢山あるので、時間はゆったり目にとっておいた方が。

で、シャキシャキと回れるので楽しいのだ。福巡り限定の御朱印もあるので、お好きな方は要チェック。

台紙を購入すると、高台寺「湖月茶屋」か、圓徳院にある「洛市乃あん」で使えるお茶券、それに福引券がついていて、高台寺利生堂前でその福引が行われておりました。相方はこういうマスクチャームをGET。

利生堂は普段でも無料見学できるのですが、お堂の中の壁麺や天井全面が高台寺所蔵の「涅槃図」超拡大コピー空間になっているのですが・・・・

コロナ前までは毎年行われていた「高台寺雪月花」にご縁がありましてお誘い頂いていたりするので、何回か見せて頂いたことはあるのですが、何回見てもビックリですな。広角レンズのあるカメラ必須空間ですので、チェックお忘れなく。

で、お次は高台寺の石畳の坂道を降りて、通常非公開の高台寺塔頭 春光院に。宗教施設として現在も普通に使用されている、こじんまりした塔頭、と言う感想。小さなお庭はありますが、特にこれは!というビジュアルは無し。

で、こちらは通常でも有料公開されている、高台寺塔頭 圓徳院。豊臣秀吉の正室、北政所(ねね様)が晩年に本拠地としたことで知られ、一説にはその終焉の地とも伝わる観光名所ですな。

こちらも「高台寺雪月花」の時の会場でもあるので、何回か来たことあり。綺麗なお庭があるのでゆったり目に時間を取りたいポイントですな。

圓徳院の出口が、三面大黒天(圓徳院境内)という便利な立地なのだ。お茶券を利用できる「洛市乃あん」もお隣に。

で、高台寺エリアで最後の見学場所に選んだのが、通常非公開の塔頭、岡林院なり。

苔むした美しいお庭を見学でき、こちらはなんだかいい感じでした。お正月ではなくて、緑深い春に見てみたいような。仏殿の天井に小さな龍図があり、これも非常に美しいので要チェック!ですな。で、この時点でまだ11:00で、なんだかテンポよく見て回れるのがありがたいというか。

で、後回しにした建仁寺。本坊では無くて、御覧の「法堂」の入り口そばに仮設テントがあり、そちらで「お守り札」を頂くのだ。 で、以上で東山エリアをコンプリート。11:12でした。

ラストは京阪祇園四条駅に移動し、京阪東福寺駅に移動。京阪東福寺駅から北に徒歩5分たらずにある、瀧尾神社なり。現在、本殿は改修中。なんでも貴船神社奥院旧殿が、移築されたものだそうな。こちらも京都マニアでも知る人ぞ知るスポットですな。

拝殿の天井に据えられている巨大な龍の彫物を見学し、無事、京都東山福めぐり完了!が11:45なり。

で、こちらが記念の福めぐりの台紙。東山エリアに主要な社寺がギュっギュッと密集しているので、ゆったり回っても半日あれば楽々。 お正月の定例行事になりそうな予感なのですが、もちょっと実施期間を長めにしてもらうとありがたいかも!と思いつつ。
で、まだお昼前なので、ランチ処を目指して、ココは空いていないか!(お正月明け営業は1/11から) ココはダメか!(満席でした汗)と彷徨うことに。 結局、こちらのうどん店で、旨いおうどんでホッコリ。なかなか良い福めぐりになりました。
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