イタリア食堂910で初春ワイン会(7)@河原町通三条下ル
2023
24
定期的にお邪魔している三条木屋町の雑居ビル4階のイタリアン、「イタリア食堂910」。またまた、お正月明けにワイン会を開かれる!との情報で、今回はリッカルドさん率いるワインインポータ、ロータスジャパンとのコラボ会との情報。それは参加しないと!と、お正月前にお願いしたのだ。

階段を上がるのが何気に怖いのですが(汗)、やってきた19:00少々前。集まった好き者12名。今回はもうしっかり呑んで~!超食べて~!なのでメモもほぼ取らず、シェフの工藤さんにおんぶにだっこ状態でご紹介。会の後にメッセでお料理メモを流して貰うという体たらく。とはいえ、情報は正確ですので、宜しくお願いいたします(超滝汗)。

で、まずは泡グラスに合わせるのは、相方お気に入りのローズマリーのグリッシーニ、ヘーゼルナッツのグリッシーニ、それに超薄切りコッパ(かわきた屋方面から入手されている模様)という手堅い一品。相方が、美味しい!とグリッシーニを後程お持ち帰り(¥6
0/本)するのだ。
ペアリングするワインが7種類!もあるので、後程一気にご紹介!なのですが、スタートの泡「Peri Blanc Maria Bigogno Pas Dosè」が、もうダントツでお気に入りでした。Periのお手頃ラインは結構色々なお店で扱っているのですが、多分、このラインは、日本ではリッカルドさんところしか仕入れていないのでは!の瓶内5年発酵。いやー超ウマ(これだけ、おねだりして4杯も呑んでしまう汗)

お次は、四万十川の青海苔入りゼッポリーネ。ふわんと青のりが程よく香り、これまた良きおつまみですな。いくらでも喰えます。

次はトスカーナの前菜で、ピンツィモーニオなるオリーブオイルと塩、胡椒、レモンで作ったソースで食べる野菜料理。野菜は、なんだか非常~に驚くほど甘い月光百合根、菊芋、ブロッコリー、緑カリフラワー、タルティーボ。
それにトマト料理のほうは、バッカラアッラリヴォルネーゼなる、トスカーナの海岸に面した街「リヴォルノ」のお料理で、塩漬けタラの軽いトマト煮。なんだかホッとするお味ですな。

で、このフローラルなのに、後口はしっかり系白が旨い!と思うのですが、リッカルドさんのおじさんが作られている「“Don Lorenzo” Lugana D.O.C」なり。ロータスジャパンの看板商品でしょう。旨いです~!

シェフお1人で、12人分の料理をそんなに待たせないでバンバン出されるのが凄いのですが、お次はこういうお料理。ショートパスタをオーブンで一気に仕上げる作戦なのですが・・・

ロンバルディアのそば粉を使った、ピッツォッケリなる平麺系ショートパスタ。ラザニア・ストラッチなどと似た感じ。使っている食材はちりめんキャベツ、越冬途中のキタアカリじゃがいも、カゼーラチーズ、グラナパダーノチーズ、そしてセージの香りを移したバターという寒い季節向けにバッチリな一品。 ほこほこジャガイモがソース化していて、しこしこむちむち麺に程よく絡むのが旨しですな。

お次がリボリータなる、トスカーナの家庭的なスープ。玉葱・人参・セロリなどの香味野菜、カーボロネロという黒キャベツ、ちりめんキャベツ、ブロッコリー、ロマネスコ、白いんげん豆、そしてパンを七谷地鶏のブロードでじっくりと煮込んでいるもの。料理名は日本語では「2回炊いた」という意味だそうで、サイゼリアのメニューにもなっている模様ですな。
塩分はぐっと控えめで、なにせ工藤さんは野菜ソムリエ資格までお持ちなので、素材感を前面に押し出した優しいお料理が多いのだ。これも、二日酔いの時に超良さそうな、そんなお味。

最近、自家製のサルチッシャも出されているのですが、これがまた旨い。細いほうが、黒トリュフのサルシッチャ、太いほうがポルチーニのサルシッチャ。下に越冬途中のキタアカリのピュレ、と言う布陣。

いやー、パワーのあるお料理ですなあ。みたまんま、粗びきお肉から肉汁溢れまくり!という。

今回、このお料理がありますよ!につられてやってきたのですが、また食っております。滋賀方面からやってきた熊のペポーゾなる一品。黒胡椒をしっかり効かせたトスカーナ風の赤ワイン煮込みなのですが、これまた癖が全然気にならないので、ただただ柔らかいお肉!ですな。旨ー!
ソースの胡椒の香りと刺激が程よい感じで、カンボジア産生胡椒と、普通の黒胡椒を合わせているそうです。付け合わせはわさび菜ですが、これもソースと良い具合に調和している感じでした。いやはや大満足。

もう結構お腹いっぱい!且つ、気になるワインはお替りも頂けてしまうので、グラスに10杯以上は楽々呑んでいるというべろべろ状態。が、面白い〆料理なのでついついフォークが伸びるわけで。これもグラタン皿で一気に仕上げた、トレビスプレコーチェとゴルゴンゾーラチーズのグラタン仕立てなる逸品。

少な目で大丈夫!と味見レベルで頂いたのですが、チコリの一種でトレビスプレコーチェなる野菜と、ゴルゴンゾーラチーズのベシャメルを合わせたグラタン。パンに合わせても!なのですが、これはしっかり目の赤とも親和性高し~ですな。

で、こちらが左から順に呑んだワイン一覧。(泡ボトルの写真を忘れる汗)
①Peri Blanc Maria Bigogno Pas Dosè:ロンバルディア州、シャルドネ100%の泡。いやー文句無し本日一。辛口好きならぜひ。
②Petilia Fiano di Avellino 2019:カンパーニア州 フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ 100%の白
③Chiaranotte Maremma D.O.C. 2021:トスカーナ州 ヴェルメンティーノ100%の白
④“Don Lorenzo” Lugana D.O.C 2021:ロンバルディア州 ルガーナ100%の白
⑤Solaura Maremma D.O.C. 2018 :③と同じ蔵のサンジョヴェーゼ100%の赤
⑥Aglianico Irpinia 2016:カンパニア州のアリアニコ100%の赤
⑦“L’Andrea” Colli Perugini 2008!:ウンブリア州のサンジョヴェーゼ主体の赤
多分グラス12、3杯ぐらいは呑んでいて(滝汗)普段、赤はあまり呑まないのですが、⑦は2杯呑みました汗。以上、まだまだアルコールがしこたま残っているのですが、明日もあるので我々は早めに退散します!と出てきたのが22:00を少々回った3時間1本勝負。これで会費が¥10000を少々割っている!という、ええ?ボランティアですか?的な会。 いやー、工藤さんとリッカルドさんのおかげですな、ありがとうございます~。

今年はこのような会も計画されている模様ですので、気になる方は、お店のFacebookをチェック!
面白いお店で、好みに合う合わないははっきりしていると思いますので、このネタをお読みになって、これは波長が合いそうだなと思われる方は、4階分の階段往復を覚悟して、ぜひ。間違いなくお値打ちはありますので。また、来ます!
◆イタリア食堂 910
住所:京都市中京区河原町通三条下ル南車屋町282 MORITAビル4F
営業時間:18:00~0:00 日休&不定休
TEL:050-3696-0910

階段を上がるのが何気に怖いのですが(汗)、やってきた19:00少々前。集まった好き者12名。今回はもうしっかり呑んで~!超食べて~!なのでメモもほぼ取らず、シェフの工藤さんにおんぶにだっこ状態でご紹介。会の後にメッセでお料理メモを流して貰うという体たらく。とはいえ、情報は正確ですので、宜しくお願いいたします(超滝汗)。

で、まずは泡グラスに合わせるのは、相方お気に入りのローズマリーのグリッシーニ、ヘーゼルナッツのグリッシーニ、それに超薄切りコッパ(かわきた屋方面から入手されている模様)という手堅い一品。相方が、美味しい!とグリッシーニを後程お持ち帰り(¥6
0/本)するのだ。
ペアリングするワインが7種類!もあるので、後程一気にご紹介!なのですが、スタートの泡「Peri Blanc Maria Bigogno Pas Dosè」が、もうダントツでお気に入りでした。Periのお手頃ラインは結構色々なお店で扱っているのですが、多分、このラインは、日本ではリッカルドさんところしか仕入れていないのでは!の瓶内5年発酵。いやー超ウマ(これだけ、おねだりして4杯も呑んでしまう汗)

お次は、四万十川の青海苔入りゼッポリーネ。ふわんと青のりが程よく香り、これまた良きおつまみですな。いくらでも喰えます。

次はトスカーナの前菜で、ピンツィモーニオなるオリーブオイルと塩、胡椒、レモンで作ったソースで食べる野菜料理。野菜は、なんだか非常~に驚くほど甘い月光百合根、菊芋、ブロッコリー、緑カリフラワー、タルティーボ。
それにトマト料理のほうは、バッカラアッラリヴォルネーゼなる、トスカーナの海岸に面した街「リヴォルノ」のお料理で、塩漬けタラの軽いトマト煮。なんだかホッとするお味ですな。

で、このフローラルなのに、後口はしっかり系白が旨い!と思うのですが、リッカルドさんのおじさんが作られている「“Don Lorenzo” Lugana D.O.C」なり。ロータスジャパンの看板商品でしょう。旨いです~!

シェフお1人で、12人分の料理をそんなに待たせないでバンバン出されるのが凄いのですが、お次はこういうお料理。ショートパスタをオーブンで一気に仕上げる作戦なのですが・・・

ロンバルディアのそば粉を使った、ピッツォッケリなる平麺系ショートパスタ。ラザニア・ストラッチなどと似た感じ。使っている食材はちりめんキャベツ、越冬途中のキタアカリじゃがいも、カゼーラチーズ、グラナパダーノチーズ、そしてセージの香りを移したバターという寒い季節向けにバッチリな一品。 ほこほこジャガイモがソース化していて、しこしこむちむち麺に程よく絡むのが旨しですな。

お次がリボリータなる、トスカーナの家庭的なスープ。玉葱・人参・セロリなどの香味野菜、カーボロネロという黒キャベツ、ちりめんキャベツ、ブロッコリー、ロマネスコ、白いんげん豆、そしてパンを七谷地鶏のブロードでじっくりと煮込んでいるもの。料理名は日本語では「2回炊いた」という意味だそうで、サイゼリアのメニューにもなっている模様ですな。
塩分はぐっと控えめで、なにせ工藤さんは野菜ソムリエ資格までお持ちなので、素材感を前面に押し出した優しいお料理が多いのだ。これも、二日酔いの時に超良さそうな、そんなお味。

最近、自家製のサルチッシャも出されているのですが、これがまた旨い。細いほうが、黒トリュフのサルシッチャ、太いほうがポルチーニのサルシッチャ。下に越冬途中のキタアカリのピュレ、と言う布陣。

いやー、パワーのあるお料理ですなあ。みたまんま、粗びきお肉から肉汁溢れまくり!という。

今回、このお料理がありますよ!につられてやってきたのですが、また食っております。滋賀方面からやってきた熊のペポーゾなる一品。黒胡椒をしっかり効かせたトスカーナ風の赤ワイン煮込みなのですが、これまた癖が全然気にならないので、ただただ柔らかいお肉!ですな。旨ー!
ソースの胡椒の香りと刺激が程よい感じで、カンボジア産生胡椒と、普通の黒胡椒を合わせているそうです。付け合わせはわさび菜ですが、これもソースと良い具合に調和している感じでした。いやはや大満足。

もう結構お腹いっぱい!且つ、気になるワインはお替りも頂けてしまうので、グラスに10杯以上は楽々呑んでいるというべろべろ状態。が、面白い〆料理なのでついついフォークが伸びるわけで。これもグラタン皿で一気に仕上げた、トレビスプレコーチェとゴルゴンゾーラチーズのグラタン仕立てなる逸品。

少な目で大丈夫!と味見レベルで頂いたのですが、チコリの一種でトレビスプレコーチェなる野菜と、ゴルゴンゾーラチーズのベシャメルを合わせたグラタン。パンに合わせても!なのですが、これはしっかり目の赤とも親和性高し~ですな。

で、こちらが左から順に呑んだワイン一覧。(泡ボトルの写真を忘れる汗)
①Peri Blanc Maria Bigogno Pas Dosè:ロンバルディア州、シャルドネ100%の泡。いやー文句無し本日一。辛口好きならぜひ。
②Petilia Fiano di Avellino 2019:カンパーニア州 フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ 100%の白
③Chiaranotte Maremma D.O.C. 2021:トスカーナ州 ヴェルメンティーノ100%の白
④“Don Lorenzo” Lugana D.O.C 2021:ロンバルディア州 ルガーナ100%の白
⑤Solaura Maremma D.O.C. 2018 :③と同じ蔵のサンジョヴェーゼ100%の赤
⑥Aglianico Irpinia 2016:カンパニア州のアリアニコ100%の赤
⑦“L’Andrea” Colli Perugini 2008!:ウンブリア州のサンジョヴェーゼ主体の赤
多分グラス12、3杯ぐらいは呑んでいて(滝汗)普段、赤はあまり呑まないのですが、⑦は2杯呑みました汗。以上、まだまだアルコールがしこたま残っているのですが、明日もあるので我々は早めに退散します!と出てきたのが22:00を少々回った3時間1本勝負。これで会費が¥10000を少々割っている!という、ええ?ボランティアですか?的な会。 いやー、工藤さんとリッカルドさんのおかげですな、ありがとうございます~。

今年はこのような会も計画されている模様ですので、気になる方は、お店のFacebookをチェック!
面白いお店で、好みに合う合わないははっきりしていると思いますので、このネタをお読みになって、これは波長が合いそうだなと思われる方は、4階分の階段往復を覚悟して、ぜひ。間違いなくお値打ちはありますので。また、来ます!
◆イタリア食堂 910
住所:京都市中京区河原町通三条下ル南車屋町282 MORITAビル4F
営業時間:18:00~0:00 日休&不定休
TEL:050-3696-0910
- 関連記事
-
-
ラ ボッテガ R&Rで1人ランチ(5)@伏見竜馬通 2023/03/07
-
ドンチッチョでランチ(4)@伏見竜馬通り 2023/01/30
-
イタリア食堂910で初春ワイン会(7)@河原町通三条下ル 2023/01/24
-
BIGOLI KYOTO@四条烏丸 2023/01/18
-
オステリア・コチネッラでディナー(3)@高倉通仏光寺東入ル 2023/01/14
-