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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

焼鳥 ささ家ん@西院

2023
29
最近、我が家で焼き鳥!というと、昨年ミシュランビブグルマンになられた「ひいらぎ亭」を無条件で思い出すようになっているのですが、ミシュランのおかげで席が取れにくくなりつつあり、お値段も少々値上がりしたので、更にお手軽で、予約が入りやすいお店は無いかなあ!とリサーチしている今日この頃。
最近、人気の高級焼きとり店は¥14000ぐらいのコースのお店がざらにあり、それだけ出すのなら旨いのは当たり前であろう!と思うのですが、京都は、実はそういうお店の方が予約が取れにくい状況。で、ネットを眺めていると、焼鳥屋さんはこの数年新店開店ラッシュで、我が食い意地アンテナに反応するお手軽なお店を何軒か発見。早速、そのうちの1軒に行ってみよう!と思いついた日。

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またまた壬生のはなの湯でだらだらしていた土曜日の17:00。当日予約OKだったので、お店のオープン時間に予約を入れて、散歩がてらやってきた17:30。お店の名前は「焼鳥 ささ家ん」、西大路四条交差点から南東200mにあるお店。最寄りは阪急西院駅で、徒歩2、3分ほどの駅近物件。まだ40代そこそこであろうかと思う男前のご店主、奥様、アルバイトのおねえさんの3名体制でした。ネットによると、3年前には存在していたお店の様です。

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我々が今日1組目。コロナ対策なのか、ちょっとゆったり目に椅子を置いたカウンター席が6席、ごらんの4人掛けテーブルが1、2人テーブルが1というこじんまり店。焼き鳥店はカウンターに座るほうが楽しいので、そちらに陣取るのだ。

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焼鳥メニューがこちら。マニアック部位はないのですが、一串¥160ぐらいからという安心安全価格。お値段がするものでも、¥250まで位の設定。

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豚串やその他のアレンジ串、野菜系など串焼きは全30種超はありそうな感じですな。

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更に一品メニュー。これはお手頃且つソソるねえ!とニッコリなのだ。これ+あと数枚あり、焼き鳥店とするとかなり豊富な部類で、冬の間はおでんも完備。お酒メニューもそこそこ豊富で日本酒はそんなに種類はないですが、数種類は置いておられる模様。

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で、とりあえず風呂上りビールの旨さに打ち震えつつ(相方は芋お湯割り)、気の利いた突き出しをつっついてお料理を待つのですな。ちなみに突き出しは蛸とブロッコリー・枝豆をペペロン風に合えたもの、茄子の煮びたし。いやー、ちゃんとしております。

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一品目は、自家製のレバーパテ¥715を注文しようとしたら、色々食べられるのでしたらハーフサイズもありますよ~!とご店主。こういう場合は速やかに乗っかるハーフサイズ¥418なり。以下全て税込み価格表示!
パンは皮までふわっと軽いバゲットで炭火台で焼き、濃厚なパテとガーリックバターをあわせて頂く趣向。ま、間違いないお味ですな。普通サイズでも全然食べれそうな。

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非常に熱いので気を付けてくださいね!と案内された、名物「自家製の厚揚げ」¥440なり。なんとなんと、注文を受けてから豆乳の甘味しっかり系の旨い豆腐を揚げて!作っているのだ。仕上げは当然炭火焼で外はカリッカリ、中はとろーんと。
厚揚げは好きなので色々なお店で食べているのですが、これは見た目でだまされてはいけない、お味は頭1つ他店を抜きんでた一品。間違いなく!食べておくべきかと。

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これは日本酒を!と思ったので、冷酒を一合頂くことに。まずは福井は吉田酒造謹製「白龍 DRAGON WATER 純米吟醸無濾過生原酒」から。いやー、良い酒屋さんをお使いの様で、いいのを置いておられますな。当日の冷酒はグラス¥660、一合¥990という良心的価格設定でした。

で、ここから、いよいよ串物に移行。わくわく!

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まずは、一番お値段が張る「京赤地鶏」のもも¥242!から登場。塩&柚子胡椒で頂きます。このお店の串物基本方針を推察しますと、サイズは幾分小ぶりで、近火の強火でこまめに返しつつ火を入れている感じ。焼きは非常に丁寧。皮の部分はパリサクっとねっちりの中間ほど、非常にジューシーでこれは美味しいよねえ!ということに。

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きもは¥165なり。これはジューシーさより、ほっこりさを追求した火入れ。とはいえ、表面の薄膜がパンパンになるほど火はまわっているのに、しっとり感が残る仕上がり。添えてあるのは粉からしを水分多めに溶いた辛子ソース的なものなのですが、さらっとしているのに刺激はガツン!と強力。食欲増進効果あり!な一品。オススメします~。

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相方が大好きな皮。この高密度で¥154!ですから奥様!というような。これもパリッと感とねっちり感をほどよくバランスさせている火入れ。この時点で当たりのお店を引いたことに超!ニッコリ状態。

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ささみわさび¥198なり。ほとばしる鶏汁! サイズは幾分小ぶりですが、これまた大大大大納得な一串。

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お次の冷酒はこちら。宮城は萩野酒造「萩の鶴 純米吟醸別仕込 生原酒 こたつ猫」なり。結構あちこちで見かけますが、これまた旨かったような!

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つくねも¥165なり。一串に3つ打ってあるので小ぶりなのはわかると思うのですが、これまた非常にジューシーに仕上がっていてニッコリ。さらっと辛子がとてもとてもとても合う!という発見。 基本、塩、タレの指定はメニューに塩・タレと書いてあるものは指定可能で、それ以外はお任せ状態なのですが、出てくるままに頂くのが吉!でしょうな。

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つなぎ¥176なり。調べますと、つなぎとは、鶏の心臓と肝臓をつないでいる大動脈で「赤ひも」「ハツ元」「心残り」とも言われる部位だそうな。くにくにと食感良好。ホルモン系好きなので、しっかり目のタレと調和する、これもなかなか美味しいと思いました。

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京赤地鶏の手羽先は¥242で。塩でお願いしました。ちゃんと太い部分の身を開いて、丁度良いぐらいのジューシー感で。皮の旨さと身の旨さの調和が楽しめる一品に。しかしボリュームは超満点。

で、初めに注文したのがここまでで、焼きがお上手なので、もう1品と〆をお願いする。

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更に、うわー、このお店は焼きがお上手だわ~!が大確信に変わったのがこちら。京赤地鶏の上モモステーキ¥1210なり。これぐらいの肉厚さ。皮は超パリッパリ。身は熱が程よく回り、ふっくら膨らんで非常にジューシー。甘口ステーキソース、ニンニクチップ、青ネギと玉ねぎを添えて頂くと、うっとり~! この内容なので全然納得。

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〆にチョイスしたのがこちら、焼きおにぎりスープで¥495なり。

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さっぱり目のコンソメスープ的なのに、よく焼いた大ぶりな焼きおにぎりがしっかり沈めてある一品。突き崩して雑炊風に。いやはや、最後まで大満足でした。

この後、某日本酒バルまでお腹減らしに歩いて行こう!と言う作戦を思いついたので、超絶お腹パンパン!まではいかないのですが、生ビール1、焼酎お湯割り1、日本酒多分2合ぐらいと呑み量は控えめで、確か¥9000チョイで済んでしまう超超超超納得価格。いやはや、まだそれほど知られていないようで、当日はカップル4組ほどの入店でゆったり。 使いやすいのに美味しいイケているお店。 我が家では、はなの湯とセットで再びお邪魔すると思います。超!オススメ。



◆焼鳥 ささ家ん
住所:京都市右京区西院三蔵町23 林ビル1F
営業時間:17:30~24:00(L.O.23:00) 日曜営業・不定休
TEL:075-874-2264



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で、当日はお昼前から活動を開始し、地下鉄五条駅を起点にこちらのクレープリーへ、その後は壬生のはなの湯、で、このネタの焼鳥 ささ家んまで全て徒歩移動。で、西院から再び小路衣棚東入にあるお気に入り日本酒バルを目指して、御金神社前通過、19:57。お正月の三が日はお参りの行列が数100mになったらしいのですが、流石に誰も居ませんでしたので、ちょこっとお参りし・・

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今年一回目の顔出しでやってきた、あわわ。座っている人々が何かネタを持っている人ばかりで、今日は何の話で盛り上がりましたかねえ。(色々と書けないネタなど・・汗)で、こういうBY違い呑み比べや・・・

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なぜだか旨いコロッケなどを更につつきつつ、21:30には撤収してしまう健全さ。また来ます~。
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