炭焼 とり幸@三条通西洞院西入
2023
05
最近、我が家で焼き鳥!というと、「ひいらぎ亭」を無条件で思い出すようになっている、というのは、西院の「焼鳥ささ家ん」ご紹介ネタの枕にも使ったのですが、お手軽価格で、予約が入りやすいお店は無いかなあ!というリサーチ結果のご報告その2です。これまた、全方位体制で良いお店だよなあ!と思いましたので、気合を入れてご紹介。
で、やってきたのは三条通西洞院西入17:30 。このカレーランチ後、嵐山のスパ銭「天山の湯」で夕方ごろまでダラダラし、お店開店時間の30分ほど前に電話したら席が取れたのだ。お店の名前は「炭焼 とり幸」。

以前、自然派ワインがイケてる「炭焼みはな」に行ったとき、50mほど東に焼き鳥店があるのに気が付いて、「本日は満席です」の表示があったので気になっていたのですが、今日も満席表示。入り口から奥に向かってカウンター9席が並んでいて、既にカップル2組、お一人様1名が座られいて、一番奥に入れてもらう。

奥には御覧のようにテーブル席が並んでいる京町屋リノベーション物件。4人テーブル2席、坪庭前に更に6人テーブルが2席あるようです。カウンターも含め、ありえないほどゆったりとした空間編成、且つ、なんだかスタイリッシュですな。お洒落さとゆったりさでは京都市内の焼鳥店でも群を抜いていると思われるのですが・・・

レギュラーメニューを確認。焼き鳥はおまかせの5串・7串コースが完備。我々は好きなモノが食べたいので、アラカルトでお願いすることに。鶏はその日市場に出た、良いのを引っ張ってくるシステムで運営されているようで、そんなにマニアックな部位はないかわりに、お値段は¥300までという非常に控えめ設定。レギュラーメニューはこの2ページ+6ページほどあり、かなり豊富な部類。炭火焼やとりの唐揚げなど、40種類ほどはスタンバイ。

サイドメニューの一部とお酒メニュー。日本酒は聚楽第しか書いていないのですが、後程見せて貰うのだ。とりあえず、サイドメニューを、2品ほど注文。

で、私は風呂上りの生ビール¥600を、相方は麦お湯割り(一粒の麦)¥600からゆるゆるとスタートなり。突き出しはこんもりと盛り付けた生キャベツで、小皿に入っているマヨネーズ味噌を付けて頂く趣向。皿の底にマヨネーズが沈んでいて混ぜていないので、よく混ぜたほうが円やかになって旨い!のでお忘れなく。

看板の日替わりメニューも完備。生ビールは速攻で無くなったので・・・

もう一杯冷たいのが欲しいと、赤ハイ(赤ワイン×ソーダ)¥500を注文。サングリアみたいな感じですかね。結構がっしり甘い感じで、これまた風呂上がりには良い感じ。と・・・

サイドメニューから、鶏モツ煮込みが登場。クニクニと食感良好なホルモン類が柔らかく煮込まれていて、スナズリやレバーなど結構色々な部位が入っている一品。生姜+塩煮込み的なあっさりした味付けなのが好印象。で、これが¥400なり。なんだかお手頃設定に嬉しくなってくるのだ。

どこででもポテサラ食べる家族ですので、いつものごとく注文。焼鳥屋のポテトサラダなり。〆メニューに鶏そぼろ丼があるのですが、甘口に炊いた鶏そぼろがマヨ系の味付けに良く合いますな。これも¥400!という設定で、どうもこのお洒落な箱で出すお値段とは思えない良心的価格設定。

これは日本酒を燗で欲しいなあ、できればスッキリ系で!と、お酒担当だと思しきおにいさんに声掛けすると、オススメでこの3種を見せて貰いました。そうかー、紀土の特別純米に燗をつけるか!とちょっと楽しい気分になったのですが、福岡は井上合名会社謹製「三井の寿 純米吟醸 大辛口」からスタート。後程、青森は八戸酒造謹製「陸奥男山 超辛純米」にスイッチしたと記憶。

で、焼き鳥1本目は上肝¥230なり。紀州備長炭で丁寧に焼いた一品ですが、このお店は結構しっかりしたサイズの串物を提供される方針のようですな。超レアレアではなく、表面にはしっかり火が回り、芯に火が入るチョイ前ぐらいの感じでジューシーにコントロールされた一品。あ、これは我々の好みだよと。
焼き場はまだ30代そこそこ?ぐらいのお兄さんが1人、計5名ほどで回されている状況。 更にどんどん予約電話が入り、18:00を回った時点でテーブルの予約客も3組入店。

で、なにもメモが残っていないので、これはなんだ?!なのですが、さび焼きはささみだろうと思うので、ふりそで?(肩肉)かな。いやー、これがなんだか皮のパリッとさと身の旨味の高次元バランスで¥280。 超ウマだったような。

相方がかならず注文する皮は¥230!で、この超高密度感。先日行ったささ家んと同じ傾向な焼き具合で、パリッと感とねっちり感をほどよくバランスさせている火入れ。いやはや、これはいいよいいよ!と相方。
映り込んでいるように、燗酒は某「豪快」の名入りお銚子で、このスタイリッシュな箱とはちょっと合わないのですが、

ネギマは¥280なり。先にさしてある火が入りやすいところに皮付のもも肉を、手前はもも肉の皮のないところを刺して、初めにカリッと鶏油の旨さを味わってから、後でほとばしる熱々鶏汁!を楽しんでほしいという趣向ではないかと。

つくね黄身おろしは¥300なり。こういう巨大な一本なのですが、卵黄に大根おろしをまぜると意外にサッパリした感じになるんですな。これまたウマウマ。

野菜串も1つ食べてみよう!と焼きナス¥220。こういう出し方でした。これまたちゃんと手抜きなし。

お酒担当のお兄さんに冷酒でオススメは?と確認し、この3本を推薦してもらいました。次はしっかり目が欲しかったので、滋賀長浜は富田酒造謹製「七本鎗 純米 玉栄 搾りたて生原酒」を。こういう限定も含め、まだ結構色々置かれている模様。

ぼんじりは¥250なり。若鳥のサイズが小さなのを8個も串に打ってあるのですが、表面はバリっと、中身はレア感を残した焼き上がりで、噛みしめると鶏油、鶏汁の洪水状態。いやはやビックリ。

で、もうあと2本ほど追加しようか?と思っていたら、この巨大手羽先でなんだか大満足してしまうのだ。ごらんのように、骨に沿って開いて先っぽと2段に刺してある方式。非常にジューシーに仕上がっていてニッコリ。
で、生ビー1、赤ハイ1、麦お湯割り1、日本酒燗酒2合、冷酒1合とお酒量はそれなりに。串は計8本と我々とするとかなり控えめだったのに、内容が非常に良いので大大大大満足状態で、〆て¥10080、という大大大大納得価格。いやはや、これは非常にお得感がありますなあ。伝票がしっかりしている明瞭会計、日本酒は全部¥900、お通しのキャベツは¥350×2でした。
17:00オープンという、我々のような早く晩御飯を食べて、後でバーに呑みに行きたい人間にはありがたい一軒。奥のテーブル席はゆったりしているので、家族連れで焼き鳥ファミレス化しているのですが、そんな使い方も全然OK。お店を出たのが19:07!で、まだまだ夜は長いわけで。間違いなく、今後またお邪魔する予定です~。
◆炭焼 とり幸
住所:京都市中京区塩屋町47-2
営業時間:17:00〜24:00(l.o23:30) 日休・第一第三月休
TEL:075-754-8299
で、やってきたのは三条通西洞院西入17:30 。このカレーランチ後、嵐山のスパ銭「天山の湯」で夕方ごろまでダラダラし、お店開店時間の30分ほど前に電話したら席が取れたのだ。お店の名前は「炭焼 とり幸」。

以前、自然派ワインがイケてる「炭焼みはな」に行ったとき、50mほど東に焼き鳥店があるのに気が付いて、「本日は満席です」の表示があったので気になっていたのですが、今日も満席表示。入り口から奥に向かってカウンター9席が並んでいて、既にカップル2組、お一人様1名が座られいて、一番奥に入れてもらう。

奥には御覧のようにテーブル席が並んでいる京町屋リノベーション物件。4人テーブル2席、坪庭前に更に6人テーブルが2席あるようです。カウンターも含め、ありえないほどゆったりとした空間編成、且つ、なんだかスタイリッシュですな。お洒落さとゆったりさでは京都市内の焼鳥店でも群を抜いていると思われるのですが・・・

レギュラーメニューを確認。焼き鳥はおまかせの5串・7串コースが完備。我々は好きなモノが食べたいので、アラカルトでお願いすることに。鶏はその日市場に出た、良いのを引っ張ってくるシステムで運営されているようで、そんなにマニアックな部位はないかわりに、お値段は¥300までという非常に控えめ設定。レギュラーメニューはこの2ページ+6ページほどあり、かなり豊富な部類。炭火焼やとりの唐揚げなど、40種類ほどはスタンバイ。

サイドメニューの一部とお酒メニュー。日本酒は聚楽第しか書いていないのですが、後程見せて貰うのだ。とりあえず、サイドメニューを、2品ほど注文。

で、私は風呂上りの生ビール¥600を、相方は麦お湯割り(一粒の麦)¥600からゆるゆるとスタートなり。突き出しはこんもりと盛り付けた生キャベツで、小皿に入っているマヨネーズ味噌を付けて頂く趣向。皿の底にマヨネーズが沈んでいて混ぜていないので、よく混ぜたほうが円やかになって旨い!のでお忘れなく。

看板の日替わりメニューも完備。生ビールは速攻で無くなったので・・・

もう一杯冷たいのが欲しいと、赤ハイ(赤ワイン×ソーダ)¥500を注文。サングリアみたいな感じですかね。結構がっしり甘い感じで、これまた風呂上がりには良い感じ。と・・・

サイドメニューから、鶏モツ煮込みが登場。クニクニと食感良好なホルモン類が柔らかく煮込まれていて、スナズリやレバーなど結構色々な部位が入っている一品。生姜+塩煮込み的なあっさりした味付けなのが好印象。で、これが¥400なり。なんだかお手頃設定に嬉しくなってくるのだ。

どこででもポテサラ食べる家族ですので、いつものごとく注文。焼鳥屋のポテトサラダなり。〆メニューに鶏そぼろ丼があるのですが、甘口に炊いた鶏そぼろがマヨ系の味付けに良く合いますな。これも¥400!という設定で、どうもこのお洒落な箱で出すお値段とは思えない良心的価格設定。

これは日本酒を燗で欲しいなあ、できればスッキリ系で!と、お酒担当だと思しきおにいさんに声掛けすると、オススメでこの3種を見せて貰いました。そうかー、紀土の特別純米に燗をつけるか!とちょっと楽しい気分になったのですが、福岡は井上合名会社謹製「三井の寿 純米吟醸 大辛口」からスタート。後程、青森は八戸酒造謹製「陸奥男山 超辛純米」にスイッチしたと記憶。

で、焼き鳥1本目は上肝¥230なり。紀州備長炭で丁寧に焼いた一品ですが、このお店は結構しっかりしたサイズの串物を提供される方針のようですな。超レアレアではなく、表面にはしっかり火が回り、芯に火が入るチョイ前ぐらいの感じでジューシーにコントロールされた一品。あ、これは我々の好みだよと。
焼き場はまだ30代そこそこ?ぐらいのお兄さんが1人、計5名ほどで回されている状況。 更にどんどん予約電話が入り、18:00を回った時点でテーブルの予約客も3組入店。

で、なにもメモが残っていないので、これはなんだ?!なのですが、さび焼きはささみだろうと思うので、ふりそで?(肩肉)かな。いやー、これがなんだか皮のパリッとさと身の旨味の高次元バランスで¥280。 超ウマだったような。

相方がかならず注文する皮は¥230!で、この超高密度感。先日行ったささ家んと同じ傾向な焼き具合で、パリッと感とねっちり感をほどよくバランスさせている火入れ。いやはや、これはいいよいいよ!と相方。
映り込んでいるように、燗酒は某「豪快」の名入りお銚子で、このスタイリッシュな箱とはちょっと合わないのですが、

ネギマは¥280なり。先にさしてある火が入りやすいところに皮付のもも肉を、手前はもも肉の皮のないところを刺して、初めにカリッと鶏油の旨さを味わってから、後でほとばしる熱々鶏汁!を楽しんでほしいという趣向ではないかと。

つくね黄身おろしは¥300なり。こういう巨大な一本なのですが、卵黄に大根おろしをまぜると意外にサッパリした感じになるんですな。これまたウマウマ。

野菜串も1つ食べてみよう!と焼きナス¥220。こういう出し方でした。これまたちゃんと手抜きなし。

お酒担当のお兄さんに冷酒でオススメは?と確認し、この3本を推薦してもらいました。次はしっかり目が欲しかったので、滋賀長浜は富田酒造謹製「七本鎗 純米 玉栄 搾りたて生原酒」を。こういう限定も含め、まだ結構色々置かれている模様。

ぼんじりは¥250なり。若鳥のサイズが小さなのを8個も串に打ってあるのですが、表面はバリっと、中身はレア感を残した焼き上がりで、噛みしめると鶏油、鶏汁の洪水状態。いやはやビックリ。

で、もうあと2本ほど追加しようか?と思っていたら、この巨大手羽先でなんだか大満足してしまうのだ。ごらんのように、骨に沿って開いて先っぽと2段に刺してある方式。非常にジューシーに仕上がっていてニッコリ。
で、生ビー1、赤ハイ1、麦お湯割り1、日本酒燗酒2合、冷酒1合とお酒量はそれなりに。串は計8本と我々とするとかなり控えめだったのに、内容が非常に良いので大大大大満足状態で、〆て¥10080、という大大大大納得価格。いやはや、これは非常にお得感がありますなあ。伝票がしっかりしている明瞭会計、日本酒は全部¥900、お通しのキャベツは¥350×2でした。
17:00オープンという、我々のような早く晩御飯を食べて、後でバーに呑みに行きたい人間にはありがたい一軒。奥のテーブル席はゆったりしているので、家族連れで焼き鳥ファミレス化しているのですが、そんな使い方も全然OK。お店を出たのが19:07!で、まだまだ夜は長いわけで。間違いなく、今後またお邪魔する予定です~。
◆炭焼 とり幸
住所:京都市中京区塩屋町47-2
営業時間:17:00〜24:00(l.o23:30) 日休・第一第三月休
TEL:075-754-8299
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