おさかな工房 四宮@近鉄大久保駅
2023
07
随分前にFB友のDRMさんに、「スイカさん、面白いお店があるので一度行ってみてくださいよ~!」と教えて頂いていて、気になっていたお店「おさかな工房 四宮」。ネット情報源を紐解きますと、既に9年前には存在していた海鮮居酒屋さん。もともと魚屋だったお店が方針変更されて居酒屋に生まれ変わった!お店のようなのだ。それは確かに面白そうだなあ!と思いつき、土曜日夜の予約を入れたわけで。

お店は近鉄大久保駅から東側に歩いて2、3分ほどの駅チカ物件。我が街丹波橋からなら四条あたりに出るより近場と言う感じ。17:00からオープンされているようで、17:30という早い時間帯に予約したのですな。店内に。

我々が今日初めての客でした。6人テーブル1、4人テーブル3、2人テーブルが1、壁に向かってカウンター席が2つで全22席ほど。驚くべきことに全てのテーブルに「予約済」の札が置かれていて、途中で「空いていますか?」と飛び込みで来られるカップル2組、と言うような状況。(もちろん、断っておられました。早めの予約が吉)
この写真の後ろ側は、多分魚屋さん時代に使われていたと思われる冷蔵ショーケースが物置化されて3台ほど壁にくっつけておいてあるというカオスさ加減。一部のショーケースは、取り皿などの食器入れとしても活用中。京都市内で類似のお店を思いうかべると、三条の「あみたつ」とかですかね。 4人テーブルに入れてもらい、さぁどうしようかな?ということに。

食材の仕入れ状況でメニューがころころ変わるので、この白板メニューがメインメニューということでしょう。これぐらいのお手軽価格設定。部屋の端っこに水槽が2基あり、大きい方の水槽には河豚とでっかいカワハギが、小さいほうは車エビが泳いでいるのだ。

テーブルにはレギュラーメニューが置いてあり、想像以上に種類は豊富。〆も色々ありますな。

裏返すと、揚げ物系や焼き物なども。御店主に「今日は何がオススメですかねえ?」と確認すると、今日は天然平目とカンパチが良いね!とのことだったので、速攻で乗っかる我々なのだ。

とりあえず私は生ビー、相方は芋お湯割りを注文し、お料理を待ちつつ、先に刺身だけ注文を通して更に検討。(焼酎の写真大失念!なのですが、焼酎のグラスが生ビー中ぐらいの巨大サイズでした)

5分ほどで、注文した活けの天然ヒラメ、それにカンパチが登場。これは驚くべきてんこ盛り状態ですな。ヒラメは背身、腹身、それに縁側を含め全14貫!、ブリブリなカンパチが8貫!という。白板には天然平目、カンパチがそれぞれ¥1200と書いてあり、後程計算したら多分¥2400でこの量なのだ。驚きですな。

ヒラメはお好みで紅葉卸し+ポン酢でどうぞ~!と案内されるのですが、エージングしてこなれた感じではなく、コリコリとした歯を弾き返すような新鮮さが身上!でしょうな。いやはやカンパチが特にぶりぶりんでした。テーブル上の味付けアイテムは御覧のような感じで、場末の食堂のようなのですが、魚のお味はこりゃ凄いやということに。
次の注文を入れる前に刺身が出てきてしまったので、これは慎重に注文しないと!ということに。

とはいえ、こんな上質なお刺身なら日本酒だよねえ!と壁に貼り付けてあるメニューを確認。御店主は日本酒好きのようで、お好みを言うと、いいのを選んでもらえます。で、

冷酒は¥900が標準価格帯で、一合単位。御店主に淡麗辛口系のスッキリを!とお願いしたら、私は新潟県の下越酒造謹製「丸にぼーいち 純米吟醸 無濾過袋取り中汲み生原酒」を抜栓して出してくれました。御店主がバタバタされていたので写真はありません~、なのですがスッキリとした後口で魚と良く合うのですな。

カキフライは¥1000なり。添えてある野菜はスーパーにある袋入りサラダですし、ぱっと見た目は全然凄そうに見えないのですが、サイズ的にはかなり大ぶりで、薄い衣でえげつなく超超超超ジューシーに仕上がった、これはうめえや!と更にびっくりな一品。

焼いた魚も欲しい!と、金目鯛¥800!を。このお店で開いて、ひと塩して軽く干してあるような感じで、これも全然納得過ぎな。いやー、びっくり。(もちょっと皮がパリッと焼けていると更に好きですが)
相方は焼酎お湯割りがとんでも量だったので、この時点でようやく日本酒にスイッチ、三重は清水清三郎商店謹製「作 恵乃智 純米吟醸」を。伊勢サミットの乾杯酒として有名で、間違い無し!

めずらしく、アサリの酒蒸し¥800を。水槽の中でネットに入って泳がせておりました。ま、これはモノは大粒ですが、普段使いのお味ですな。レモンぎゅっぎゅで更に旨し。ちょっと塩分強めかな。

今度は旨口系のお勧めを!とお願いし、これまた抜栓してくれた宮城は佐浦謹製「浦霞 しぼりたて純米生原酒」なり。酸味と旨味のバランスがいい感じで、確かにしっかり旨口なのにすーっと引く余韻。御店主の日本酒チョイスは間違いないやと、これまたニッコリ。

焼いた魚がなかなか美味しかったので更に焼いた魚でブリ照り焼きは¥680なり。これと白ご飯、それに粕汁でもあればいい感じの昼ごはん!と言う感じ。厚みは2cm近くで、焼き加減もちゃんとしております。
この時点で、我々以外は全て高年齢層カップル2組、おばさんグループ4名中先行2名、おっさんコンビ2名という営業状況。もうちょっと何か摘まみたい!のですが、なんだか結構お腹いっぱいになってしまったので、〆ご飯でニッコリ帰ろう!ということに。

海鮮丼は¥1000なのですが、イクラも入れて欲しい!とリクエスト。これがまた肉厚で大面積刺身(サーモン、鮪、白身は平目?)が8貫ほどという。一々びっくりですな。これで完全にとどめを刺され、超お腹パンパンなり。

で、昆布と魚ダシの合わせだと思われる、家庭的なお味の緩めの粕汁(ちくわ入り)がついてきて、なんだかホッとした感じで美味しい。いやー、最後まで色々と面白いお店でした。
以上で〆て、生ビー1、焼酎お湯割り1、日本酒3合とそこそこ呑みで、〆て¥10000チョイ!という大大大大納得価格。海鮮居酒屋さん系なお店の中でもなかなか面白い業務形態のお店ですな。
帰り際に、予約の際に河豚鍋とかお願いできます?と確認したら、てっさでも焼きでも何でもできますよ~!とのことでした。今年は焼き河豚を食べ損ねているので、ま、そのようなことも近日挑戦するかもです。また来ることになると思います~。
◆おさかな工房 四宮
住所:京都府宇治市広野町西裏99
営業時間:17:00~22:00 日休
TEL:0774-41-7881

お店は近鉄大久保駅から東側に歩いて2、3分ほどの駅チカ物件。我が街丹波橋からなら四条あたりに出るより近場と言う感じ。17:00からオープンされているようで、17:30という早い時間帯に予約したのですな。店内に。

我々が今日初めての客でした。6人テーブル1、4人テーブル3、2人テーブルが1、壁に向かってカウンター席が2つで全22席ほど。驚くべきことに全てのテーブルに「予約済」の札が置かれていて、途中で「空いていますか?」と飛び込みで来られるカップル2組、と言うような状況。(もちろん、断っておられました。早めの予約が吉)
この写真の後ろ側は、多分魚屋さん時代に使われていたと思われる冷蔵ショーケースが物置化されて3台ほど壁にくっつけておいてあるというカオスさ加減。一部のショーケースは、取り皿などの食器入れとしても活用中。京都市内で類似のお店を思いうかべると、三条の「あみたつ」とかですかね。 4人テーブルに入れてもらい、さぁどうしようかな?ということに。

食材の仕入れ状況でメニューがころころ変わるので、この白板メニューがメインメニューということでしょう。これぐらいのお手軽価格設定。部屋の端っこに水槽が2基あり、大きい方の水槽には河豚とでっかいカワハギが、小さいほうは車エビが泳いでいるのだ。

テーブルにはレギュラーメニューが置いてあり、想像以上に種類は豊富。〆も色々ありますな。

裏返すと、揚げ物系や焼き物なども。御店主に「今日は何がオススメですかねえ?」と確認すると、今日は天然平目とカンパチが良いね!とのことだったので、速攻で乗っかる我々なのだ。

とりあえず私は生ビー、相方は芋お湯割りを注文し、お料理を待ちつつ、先に刺身だけ注文を通して更に検討。(焼酎の写真大失念!なのですが、焼酎のグラスが生ビー中ぐらいの巨大サイズでした)

5分ほどで、注文した活けの天然ヒラメ、それにカンパチが登場。これは驚くべきてんこ盛り状態ですな。ヒラメは背身、腹身、それに縁側を含め全14貫!、ブリブリなカンパチが8貫!という。白板には天然平目、カンパチがそれぞれ¥1200と書いてあり、後程計算したら多分¥2400でこの量なのだ。驚きですな。

ヒラメはお好みで紅葉卸し+ポン酢でどうぞ~!と案内されるのですが、エージングしてこなれた感じではなく、コリコリとした歯を弾き返すような新鮮さが身上!でしょうな。いやはやカンパチが特にぶりぶりんでした。テーブル上の味付けアイテムは御覧のような感じで、場末の食堂のようなのですが、魚のお味はこりゃ凄いやということに。
次の注文を入れる前に刺身が出てきてしまったので、これは慎重に注文しないと!ということに。

とはいえ、こんな上質なお刺身なら日本酒だよねえ!と壁に貼り付けてあるメニューを確認。御店主は日本酒好きのようで、お好みを言うと、いいのを選んでもらえます。で、

冷酒は¥900が標準価格帯で、一合単位。御店主に淡麗辛口系のスッキリを!とお願いしたら、私は新潟県の下越酒造謹製「丸にぼーいち 純米吟醸 無濾過袋取り中汲み生原酒」を抜栓して出してくれました。御店主がバタバタされていたので写真はありません~、なのですがスッキリとした後口で魚と良く合うのですな。

カキフライは¥1000なり。添えてある野菜はスーパーにある袋入りサラダですし、ぱっと見た目は全然凄そうに見えないのですが、サイズ的にはかなり大ぶりで、薄い衣でえげつなく超超超超ジューシーに仕上がった、これはうめえや!と更にびっくりな一品。

焼いた魚も欲しい!と、金目鯛¥800!を。このお店で開いて、ひと塩して軽く干してあるような感じで、これも全然納得過ぎな。いやー、びっくり。(もちょっと皮がパリッと焼けていると更に好きですが)
相方は焼酎お湯割りがとんでも量だったので、この時点でようやく日本酒にスイッチ、三重は清水清三郎商店謹製「作 恵乃智 純米吟醸」を。伊勢サミットの乾杯酒として有名で、間違い無し!

めずらしく、アサリの酒蒸し¥800を。水槽の中でネットに入って泳がせておりました。ま、これはモノは大粒ですが、普段使いのお味ですな。レモンぎゅっぎゅで更に旨し。ちょっと塩分強めかな。

今度は旨口系のお勧めを!とお願いし、これまた抜栓してくれた宮城は佐浦謹製「浦霞 しぼりたて純米生原酒」なり。酸味と旨味のバランスがいい感じで、確かにしっかり旨口なのにすーっと引く余韻。御店主の日本酒チョイスは間違いないやと、これまたニッコリ。

焼いた魚がなかなか美味しかったので更に焼いた魚でブリ照り焼きは¥680なり。これと白ご飯、それに粕汁でもあればいい感じの昼ごはん!と言う感じ。厚みは2cm近くで、焼き加減もちゃんとしております。
この時点で、我々以外は全て高年齢層カップル2組、おばさんグループ4名中先行2名、おっさんコンビ2名という営業状況。もうちょっと何か摘まみたい!のですが、なんだか結構お腹いっぱいになってしまったので、〆ご飯でニッコリ帰ろう!ということに。

海鮮丼は¥1000なのですが、イクラも入れて欲しい!とリクエスト。これがまた肉厚で大面積刺身(サーモン、鮪、白身は平目?)が8貫ほどという。一々びっくりですな。これで完全にとどめを刺され、超お腹パンパンなり。

で、昆布と魚ダシの合わせだと思われる、家庭的なお味の緩めの粕汁(ちくわ入り)がついてきて、なんだかホッとした感じで美味しい。いやー、最後まで色々と面白いお店でした。
以上で〆て、生ビー1、焼酎お湯割り1、日本酒3合とそこそこ呑みで、〆て¥10000チョイ!という大大大大納得価格。海鮮居酒屋さん系なお店の中でもなかなか面白い業務形態のお店ですな。
帰り際に、予約の際に河豚鍋とかお願いできます?と確認したら、てっさでも焼きでも何でもできますよ~!とのことでした。今年は焼き河豚を食べ損ねているので、ま、そのようなことも近日挑戦するかもです。また来ることになると思います~。
◆おさかな工房 四宮
住所:京都府宇治市広野町西裏99
営業時間:17:00~22:00 日休
TEL:0774-41-7881
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