fc2ブログ

毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

老上海 三条店@京都現地系中国料理店巡り27

2023
14
京都現地系中国料理店巡りネタ、数えることその27です。近日更新予定の、マトメネタがこちら。
深草の龍谷大学周辺に、中国人留学生向けだと思われるリアル現地系の中国料理店が結構沢山あるじゃん!と気が付いたのが2020年1月なのですが、深草、藤森界隈の中華料理店は2020年中にあらかた訪問。で、更に調査すると京大がある百万遍周辺や、京都駅周辺にも何軒かあることが判明し、食べ歩いていたわけで。

で、2021年4月に行ったお店が、東九条にある「老上海」なるお店。売りは小籠包、ワンタンに豚まん、餃子のような点心類で、結構美味しい!と思ったのですが、それ以後、京都市内に支店が2軒も出来て、そのうちの一軒、三条店に行ってみよう!と思いついた土曜日、ランチ時。

老上海三条_2302_13

三条会商店街の西側入り口から100mほどですかねえ。到着したのが12:30ごろ。店内に入ろうとすると・・・

老上海三条_2302_01

こういう感じでテイクアウトのお惣菜が並んでいる状況。しかし、プラ容器にてんこ盛りのチャーハンが¥300、唐揚げが¥400とはお安いですなあ。丁度、店の外でテイクアウト料理を物色している人がいて、店内から店員さんが出てきたので、入れ替わりに店内に。

老上海三条_2302_02

店内は元カフェか何かと思われるのですが、特に何の飾り付けもなく、ある種超シンプルの極み、のような店内。こういう2人テーブル席が5、4人掛けが3、合計22席ですが、超ゆったり。お一人様のおじさんが3人、ゆったりアルコール付きでランチ中、という状況。多分、お客様が全員日本人だと思われるところが、深草との違いでしょうな。定食のボリュームがあるので、おかずをお持ち帰りにされている人、数名。

老上海三条_2302_03

ランチメニューはこちら。マニアック系料理ではなく、普段使いの街中華的料理編成。深草方面よりちょっとだけお高めですが、諸物価高騰中!ですので、深草でもこれぐらいの感じになっているのですかねえ。

で、本店と同様で、A4サイズで10ページ以上あるレギュラーメニューも置いてあり、文字だけなのですが80種類超は楽々ありそうなアラカルト料理も並んでいる状況。先ほどテイクアウトの注文を聞いていたお姉さんに「こちらの注文も大丈夫ですか?」と確認すると、日本語ペラペラで、大丈夫だと教えてもらうのだ。

老上海三条_2302_04

とりあえず、本日の狙いは刀削麺。久々にああいうビロビロ食感系の辛い麺が食べたい!ということでやってきたわけで。店名は老上海なのですが、点心以外の料理は、上海料理というよりも四川料理のほうが得意そうな感じなのが面白いのだ。

老上海三条_2302_06

壁張りに張ってある現在、一押し系メニューがこちら。いやはや、結構ソソられるのですが、今日は大人しい目に、麺類1のオカズ2種、生ビール各自1!を注文するのですな。

老上海三条_2302_05

で、生ビールを呑みつつ、再度メニューを確認すると表紙にでかでかと表示してあるイイ感じのメニューを発見。いやー、残念、見落としておりました汗。いつでも注文OKのようなので、お忘れなく。(これに気を取られ、生ビールの写真も失念汗汗汗)

老上海三条_2302_07

とりあえず、エビチリ¥1000なり。まさかグリーンピース入りとは!昭和かよ!なのですが、ほんのり辛い?ぐらいの食べやすい味付け。海老は小ぶりですが、12匹としっかり入っていてブリブリ食感。真ん中が盛り上がっているのは生キャベツ千切りの上に盛り付けてあるから。これは白ご飯とセット向けだなあ!と思いつつ。

老上海三条_2302_08

で、こういうお店では食べておこう!と思う、マトンのクミン炒め「孜然羊肉」は¥1080なり。緑色の野菜はパクチー。クミンは粉末ではなく、ホールをしっかり使っているタイプ。これもそんなに辛い味付けでは無く、マトンは結構がっしりと固いのですが、味付けはなんだかいい感じで、炒め玉ねぎの甘さ、旨さが際立つ感じで美味しい。
我が家の京都市内孜然羊肉好き度選手権!のトップは依然、入れ替わらなかったのですが、これまた、ご飯とセット向けだなあ!と思いつつ。

老上海三条_2302_09

で、生ビールが無くなった&この後、壬生のスパ銭までダラダラしに行く予定なので、もちょっとだけ飲みましょうよと、チンタオビール¥580?を。で、奥のキッチンで中華鍋を振る音がどうも聞こえないので、刀削麺は通っていますか?と確認すると忘れられているようで(あははははは)、遅れ10分ほどで着手して頂いたような汗

老上海三条_2302_10

で、10分ほどでばばーんと登場した登場四川坦々刀削麺¥980なり。唐辛子とダイナミックに炒めたと思われる粗びきミンチ、モヤシ、それに沈んでいる青梗菜。刻み白ネギぐらいのシンプルな構成。が!ああ、これが10分ぐらいで出てくるのだなあと驚くのですな。。

老上海三条_2302_11

麺を持ち上げようとすると、幅20mmぐらいありそうなねじれたビロビロ麺。あ!と思いつき・・・

老上海三条_2302_12

麺の端っこを探し出して引っ張り上げるとこういう一本麺が登場。これは制作方法から考えると、刀削麺ではなくて、手伸ばしの「びゃんびゃん麺」ではなかろうかと。時間がかかったのはそういう理由か!と納得しつつ。これを食べられるお店は現地系中国料理店でもそんなに多くは無いですな。

最近中国人コミュニティでは、このびゃんびゃん麺を使った油そば「ヨーポー麺」が人気のようで、置いておられる模様ですな。 腰ブリブリンのスイトンのような麺が、濃厚、且つかなりしっかり辛い胡麻味噌スープと非常に合っていてかなり!美味しいのだ。相方共々、これはアリだよねえ!と大納得でした。花椒もしっかり効いてビリビリきます。

以上で¥4500ほどと、深草よりちょっとだけお高め設定なのですが(ほろよいセットにしたほうが安くあがりますな汗)、11:00~22:00と通し営業で便利に使えそうなお店。
老上海はもう一軒、四条店が出来ていて四条通沿い、花遊小路の入り口角!という家賃が超高そうなところで焼き小籠包などを販売されているので、そちらも近日覗きに行ってみる予定です。御馳走様でした~。




◆老上海 三条店
住所:京都市中京区壬生朱雀町1−4
営業時間:11:00~22:00 月休
TEL:075-811-8081

関連記事

0 Comments

Add your comment