Severance (セヴェランス)@京阪三条
2023
01
で、休みは桜巡りしている関係で良く歩き回るので、夜は非常~に早く眠くなる今日この頃。
ネタ在庫は結構豊富で、珍しく6軒もプールされているのですが書いている根性がない!という状況。で、このお店は休日の時間のある時に書かなければ!と思った、非常に上質な鉄板焼き洋食レストランのご紹介。ネタ元は私も参加していることになっているキョウトピなのだ。

お店の名前はSeverance (セヴェランス)。デミグラスハンバーグをコース仕立てで出す¥2500ランチの内容が良いので、1月に開店してから既に早めに予約しないと席確保が難しい人気店。夜はぐっとお値段が上がって、¥11550なり!(税サ込み)なのですが、3月は記念日が色々あるので、試しに行ってみよう!と3日ほど前に予約した金曜日のテレワーク後なわけで。

ワタシだけ1人で先に入店。カウンター4席、4人テーブル2つの超こじんまり、が、テーブル間の余白を取ったゆったりした店内。夜はお若いシェフ、それにフロア担当のおにいさんの2名体制でした。座ったのが、鉄板に向かうシェフを斜め後20度ぐらいで眺められる窓側のテーブル。
シェフは、このお店で間借りカレー店をされていた経験あり。今回はぐっと価格ラインがあがったので、どうなんだろう?!とわくわくと相方の登場を待ちつつ・・・

ドリンクメニューを確認。色々とありますな。とりあえず・・・

めずらしく、黒ビールを。お料理は予約時にコース1種類だけだと説明があり、メニューを少し変更する予定なのですが、良いですか?と確認があったのだ。そうこうしているうちに相方も登場。

で、一品目の前菜。大黒シメジソテーに蛍烏賊ソテーを合わせて。ブルギニオンバターソース(パセリと溶かしバター)とパプリカのソースを合わせた一品。基本、焼いているお料理はシェフの目の前にある鉄板で仕上げるという作戦。あまり、鉄板焼き屋さんでは出さないメニューだと思いますが、きちんと美味しい。

お料理進行が解らないので、次は白ワインでも大丈夫ですか~?!とフロア担当のお兄さんに確認しつつ、お酒も決めるわけで。丁度、旨いカリフォルニアワインで、あちこちのお店で見かけるボーグルが冷えていないので、ニュージーランドのAINT CLAIR FAMILY ESTATE VICAR'S CHOICEを推薦してもらいました。ソーヴィニオンブラン100%でグラス¥1100なりですが、お値打ちのある旨さ。

2品目がこちら。これは鉄板焼きではないのですが、久しぶりにお目に掛かりました。これは美味しいなあ!と思ったパイ包み焼きのオニオングラタンスープ。

フォアグラのテリーヌを作る時に出る油を使っているという説明。甘ーくしっかり炒められた玉ねぎがたっぷりと使われている正統派で、中から柔らかい鴨肉の角切りが具材としてころころ出てくるのも嬉しい。

三品目も美味しいな~!と思った多分ランチでも出されている蟹クリームコロッケ、イクラ乗っけ版。これも魚卵が大丈夫な人ならほぼ全員好き!と言うであろうなあ!と思った一品でした。

割りましたの図。全体的には蟹味超濃厚。ソースがまた凝っていて、マスカルポーネチーズとサワークリームを使った酸味がある中にもチーズのコクを感じる、それほど重くないソース。さらにパセリ風味のオイルを合わせるという、超!ニッコリ系なお味。

ドリンクメニューに日本酒があったので、何?と思ったら、我が故郷、和歌山の平和酒造謹製「カラクチ紀土(きっど) 特別純米酒」でた。いやはや、こういう魚卵や蟹などに合う酒なので嬉しい。グラスで一合ぐらいのしっかり量。相方と回し飲み状態でにんまり。

四皿目は、ホワイトアスパラと帆立の鉄板焼。ソースは白ワインビネガーを利かせたブールブランソース。ソースは基本フレンチ路線のようですが、どれも重すぎない味付け。 この帆立の風味が非常に濃く、ちょっとびっくりするレベルで美味しかったです。

五品目がメーンイベント!な確か京都府内産のブランド和牛ステーキと赤ワインソース。部位はどこだったかな~?、たしか赤身の部分なのですが超柔らかくジューシーだったような。付け合わせも鉄板焼の水茄子、それにフライド新牛蒡チップ、菜の花。お肉を鉄板で仕上げるのですが、ま、お味は超確かですな。

1人で100g超確実な、肉厚20mmぐらいの存在感抜群なお肉でした。御覧の見事な火入れで本日一がこちら。メイン料理がしっかり&ちゃんと美味しいのが嬉しい。

で、この後のお料理進行を確認して、お肉に合わせる赤グラスも注文。

〆料理の前に、口直しにブラッドオレンジと白ワインのグラニテが登場。
で、次のお料理が、最近夜コースの〆に採用された一品なのだ。これが超ウマ! 僅差の本日その二でした。

ミニサイズのハンバーガーなのですが、高さは5cm近い存在感。で、手を汚さないように包み紙を出してくれます。

国産牛に拘った肉厚且つ焼きたてのパテ、フォアグラソテー、トリュフ風味のマデラ酒ソース!という、絶対ハンバーガー屋さんでは出しそうにはない素材構成。超お肉感満載~。味付けが過剰ではなく、ぐっと押さえた感じなので、お肉の旨味に集中できる構成ですな。いやー、間違いなく超オススメ!

デザートも鉄板焼き洋食店で出しそうなものを考えたのですが、これに行きついたとのこと。鉄板焼クレープのアングレーズソース(カスタードクリームのさらっとした版)とイチゴのソルベ。ブランデーの風味が効いていて大人の味わいですが、相方共々大大大大満足の一皿でした。旨いですな、これは。

〆に小菓子が出て、私は珈琲、相方は紅茶で充実ディナー完了、ゆったりできた概ね2時間20分進行でした。
お酒は黒ビール1、白グラス2、日本酒1、赤グラス2と我々的には標準よりちょっと少な目で〆て¥31000割れという、ま、お安くはないのですが、この内容なので、洋食や鉄板焼が大好きな我々的には非常~に満足感が高かった一軒。
お若いシェフはまだまだ色々と方向性を探られるであろうなあ!と思うので、また変化が生じたころに覗いてみたいと思います。良いことがあった日使いでぜひ。
◆Severance (セヴェランス)
住所:京都市東山区三条大橋東2-82
営業時間:11:30~15:00(L.O.14:00) 18:00~23:00(L.O.22:00) 月休・火ランチ休
TEL:050-5463-6007

で、食後は丸山公園の見事な枝垂れ桜を見物に。この桜ネタに続きます~。
ネタ在庫は結構豊富で、珍しく6軒もプールされているのですが書いている根性がない!という状況。で、このお店は休日の時間のある時に書かなければ!と思った、非常に上質な鉄板焼き洋食レストランのご紹介。ネタ元は私も参加していることになっているキョウトピなのだ。

お店の名前はSeverance (セヴェランス)。デミグラスハンバーグをコース仕立てで出す¥2500ランチの内容が良いので、1月に開店してから既に早めに予約しないと席確保が難しい人気店。夜はぐっとお値段が上がって、¥11550なり!(税サ込み)なのですが、3月は記念日が色々あるので、試しに行ってみよう!と3日ほど前に予約した金曜日のテレワーク後なわけで。

ワタシだけ1人で先に入店。カウンター4席、4人テーブル2つの超こじんまり、が、テーブル間の余白を取ったゆったりした店内。夜はお若いシェフ、それにフロア担当のおにいさんの2名体制でした。座ったのが、鉄板に向かうシェフを斜め後20度ぐらいで眺められる窓側のテーブル。
シェフは、このお店で間借りカレー店をされていた経験あり。今回はぐっと価格ラインがあがったので、どうなんだろう?!とわくわくと相方の登場を待ちつつ・・・

ドリンクメニューを確認。色々とありますな。とりあえず・・・

めずらしく、黒ビールを。お料理は予約時にコース1種類だけだと説明があり、メニューを少し変更する予定なのですが、良いですか?と確認があったのだ。そうこうしているうちに相方も登場。

で、一品目の前菜。大黒シメジソテーに蛍烏賊ソテーを合わせて。ブルギニオンバターソース(パセリと溶かしバター)とパプリカのソースを合わせた一品。基本、焼いているお料理はシェフの目の前にある鉄板で仕上げるという作戦。あまり、鉄板焼き屋さんでは出さないメニューだと思いますが、きちんと美味しい。

お料理進行が解らないので、次は白ワインでも大丈夫ですか~?!とフロア担当のお兄さんに確認しつつ、お酒も決めるわけで。丁度、旨いカリフォルニアワインで、あちこちのお店で見かけるボーグルが冷えていないので、ニュージーランドのAINT CLAIR FAMILY ESTATE VICAR'S CHOICEを推薦してもらいました。ソーヴィニオンブラン100%でグラス¥1100なりですが、お値打ちのある旨さ。

2品目がこちら。これは鉄板焼きではないのですが、久しぶりにお目に掛かりました。これは美味しいなあ!と思ったパイ包み焼きのオニオングラタンスープ。

フォアグラのテリーヌを作る時に出る油を使っているという説明。甘ーくしっかり炒められた玉ねぎがたっぷりと使われている正統派で、中から柔らかい鴨肉の角切りが具材としてころころ出てくるのも嬉しい。

三品目も美味しいな~!と思った多分ランチでも出されている蟹クリームコロッケ、イクラ乗っけ版。これも魚卵が大丈夫な人ならほぼ全員好き!と言うであろうなあ!と思った一品でした。

割りましたの図。全体的には蟹味超濃厚。ソースがまた凝っていて、マスカルポーネチーズとサワークリームを使った酸味がある中にもチーズのコクを感じる、それほど重くないソース。さらにパセリ風味のオイルを合わせるという、超!ニッコリ系なお味。

ドリンクメニューに日本酒があったので、何?と思ったら、我が故郷、和歌山の平和酒造謹製「カラクチ紀土(きっど) 特別純米酒」でた。いやはや、こういう魚卵や蟹などに合う酒なので嬉しい。グラスで一合ぐらいのしっかり量。相方と回し飲み状態でにんまり。

四皿目は、ホワイトアスパラと帆立の鉄板焼。ソースは白ワインビネガーを利かせたブールブランソース。ソースは基本フレンチ路線のようですが、どれも重すぎない味付け。 この帆立の風味が非常に濃く、ちょっとびっくりするレベルで美味しかったです。

五品目がメーンイベント!な確か京都府内産のブランド和牛ステーキと赤ワインソース。部位はどこだったかな~?、たしか赤身の部分なのですが超柔らかくジューシーだったような。付け合わせも鉄板焼の水茄子、それにフライド新牛蒡チップ、菜の花。お肉を鉄板で仕上げるのですが、ま、お味は超確かですな。

1人で100g超確実な、肉厚20mmぐらいの存在感抜群なお肉でした。御覧の見事な火入れで本日一がこちら。メイン料理がしっかり&ちゃんと美味しいのが嬉しい。

で、この後のお料理進行を確認して、お肉に合わせる赤グラスも注文。

〆料理の前に、口直しにブラッドオレンジと白ワインのグラニテが登場。
で、次のお料理が、最近夜コースの〆に採用された一品なのだ。これが超ウマ! 僅差の本日その二でした。

ミニサイズのハンバーガーなのですが、高さは5cm近い存在感。で、手を汚さないように包み紙を出してくれます。

国産牛に拘った肉厚且つ焼きたてのパテ、フォアグラソテー、トリュフ風味のマデラ酒ソース!という、絶対ハンバーガー屋さんでは出しそうにはない素材構成。超お肉感満載~。味付けが過剰ではなく、ぐっと押さえた感じなので、お肉の旨味に集中できる構成ですな。いやー、間違いなく超オススメ!

デザートも鉄板焼き洋食店で出しそうなものを考えたのですが、これに行きついたとのこと。鉄板焼クレープのアングレーズソース(カスタードクリームのさらっとした版)とイチゴのソルベ。ブランデーの風味が効いていて大人の味わいですが、相方共々大大大大満足の一皿でした。旨いですな、これは。

〆に小菓子が出て、私は珈琲、相方は紅茶で充実ディナー完了、ゆったりできた概ね2時間20分進行でした。
お酒は黒ビール1、白グラス2、日本酒1、赤グラス2と我々的には標準よりちょっと少な目で〆て¥31000割れという、ま、お安くはないのですが、この内容なので、洋食や鉄板焼が大好きな我々的には非常~に満足感が高かった一軒。
お若いシェフはまだまだ色々と方向性を探られるであろうなあ!と思うので、また変化が生じたころに覗いてみたいと思います。良いことがあった日使いでぜひ。
◆Severance (セヴェランス)
住所:京都市東山区三条大橋東2-82
営業時間:11:30~15:00(L.O.14:00) 18:00~23:00(L.O.22:00) 月休・火ランチ休
TEL:050-5463-6007

で、食後は丸山公園の見事な枝垂れ桜を見物に。この桜ネタに続きます~。
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