若松家酒店@JR京都駅前
2023
01
京都市内で食べ歩いている人間なら、多分ご存知の方が多いと思われるお店、若松家酒店。店名が示すように、酒屋さんなのですが角打ちではなく、夜にゆったり座り呑みできる海鮮居酒屋として営業されていて、超絶高CPと名高いお店なのだ。
ワタシは、多分水曜会で知ったのでもう10年ぐらい前には存在は認識していて、いずれ行かなくては!と思うのですが、過去幾度とない予約アタックで振られ続け、もう少々諦めていた一軒。
で、水曜会系FB友でもあるDRMさんから「月曜日ですが、席があるので来ませんか?」とお声掛け頂いて、行きます!行きます!行きます!と速攻でお願いしたわけで。

で、勢い余って集合時間の15分ほど前に一人目の客としてお店前に到着。お店は烏丸七条西入、150mほど。お店外観は正に酒屋さんそのものなのですが。

本日の会場は、扉を開けたところにある8人テーブル。いやー良い感じで年季の入った店内ですな。3分ほどでいつも集合時間厳守!の、今回幹事、DRMさんも登場。先に2人でビールを頂きつつ(滝汗)皆さんの集合を待つわけで。

酒屋さんですので、お酒類はこの冷蔵庫から自分で出して、お店のお母さんに申告するシステム。酒代は概ね市価レベルなので、いやー、呑み助にはたまらないでしょうな。(我々は明日朝から普通に仕事なので慎重に・・・汗)

お料理は概ね季節の魚系鍋料理が中心で、冬はてっちりや蟹鍋、鰤しゃぶ、夏は鱧鍋などなど。鴨鍋やすっぽんなどもリクエストすれば色々出してくれるようなのですが、鍋に行く前にこれでもか!と海鮮料理がばんばん出てくる仕組みなので、ご注意!なのだ。今回はお任せなのですが、なにせ酒屋さんなので、お酒と親和性の高いお料理がどんどん出てきます。で、ほぼ時間通り全員が集合し、今日の宴がスタート!するわけで。

なには無くてもお約束写真。4人以上集まったのはなんだか久々気分。相方だけ焼酎お湯割りでスタートしているのだ。

で、スタートのお刺身から、これが8人前ですか~?!という驚きのある量でバンバン出てきます。まずは平目、鮪、はまちの三種盛り。写真でカウントしますと、全部25貫以上ありそうなてんこ盛り量。

今後の進捗が解らないのですが、8名中、こちらの経験者が2名居られるので、「しっかり食べないと次のお料理が出てこないよ!」とのアドバイスで、皆さん頑張って取り分けるわけで。とりあえずヒラメの縁側旨し!

またまた、いきなりチャンポン一直線。まずは白で、チリ産「LOS VASCOS CHARDONNAY」でシャルドネ100%のお手軽系。お店価格で¥1850なり。他のお店では¥3000は取るでしょうなあ!と思いつつ。

で、甘エビもこんなてんこ盛り状態で登場なのだ。笑っちゃいますな。1人4匹ぐらいですかねえ。

で、更に白ワイン。こちらのほうがぐんと美味しかった、仏ブルゴーニュ、「hablis Henry de Boursaulx 2021」なり。若松家価格で¥2600なのですが、ネット通販より大分お安いかもですな。有りえない~。

次のお料理が、今回非常に印象深かったのだ。鮒の洗いで、こちらは「鮒の子まぶし」という食べ方なのだ。琵琶湖周辺ではよく食べられる一品ですが、まさか京都駅前で遭遇するとは思っても見ませんでした。

酢味噌で頂くのですが、川魚独特の青臭みも気にならず、ただただ濃厚でしこしこ、じょりじょりと独特の歯ごたえが面白い。最後の鍋も旨かったのですが、これも超ウマでした。

これは日本酒だよ!と意見一致で、参加メンバーのソムリエール、MNさんのご提案で「浅茅生 純米吟醸」¥1500を。今気が付いたのですが、お料理と湖繋がりですな。

とりあえず、二回目のカンパーイ!ということで・・・・

選んでいただいたお酒が、お次の料理と見事にハマる訳で。日本酒好きならこれでしょ~、な鮒ずし。それも手前が1年物、奥が3年物、真ん中が5年物の食べ比べを!と言う趣向。 今回の参加メンバーがそもそも日本酒繋がりメンバーなので、全員ニッコリでした。(多分、DRMさんに事前にリクエストして頂いたのであろうかと。ありがとうございます!)

で、軽やかな日本酒をということで、「土佐鶴 辛口 純米吟醸」¥1680にスイッチしたところで、お母さんが次のお料理の準備なので~とテーブルを片付けに来られて・・・

ババーン!ですな。本日は鯛しゃぶ兼鯛ちりと言う趣向。

で、鯛の子と初めの2切れぐらいはお母さんが面倒見てくれます。

多分寄せ鍋用に調合しているダシなのですが、上品なお味で超絶ウマウマ。やっぱり本日一はこれですな。いやー、コレてよかった! 柚子胡椒を溶いて味変するとまた美味しい。なんぼでも食えます。

あとは骨付きの部位をダイナミックに!と言う趣向。いやはやお腹パンパン!なのですが、脂分の少ない魚なのでするっと頂けてしまいました。いやはや大充実!

で、〆はご近所の製麺所にこの鍋用にお願いしている中華麺を!と言う趣向。多加水のどストレート、腰や食感はちょっとチャンポン系に近いような感じなのですが、太さは中太で喉越し追求系。

これまた柚子胡椒が超合いますな、最後まで大満足!でした。
で、酒量はビールとかをメンバーが適宜開けるのでよくわからないのですが、〆て1人¥13000割れぐらいのお支払い。この内容なので大大大大納得価格。
なんだか平日なのに楽しい宴をありがとう!なのですが、DRMさんもご自分で席を押さえたのではなく、お知り合いで毎月、決まった月曜日に予約を入れ続けている方が居られるようで、今回は用事があるので席を譲ってもらったとネタ晴らししてもらいました。
このように常連さんが次の予約を入れて帰るパターンで営業されているので、ま、順番が回ってこないわけで。気になる方は、行ったことがあるお知り合いに、ぜひ連れてって~!とお声掛けを。多分、河豚目当ての人が多いので、寒い季節ほど競争率が高いと思います。御馳走様でした。また、機会がありましたらぜひ。
◆若松家酒店
住所:京都市下京区七条通烏丸西入ル西境町166
営業時間:18:00~22:00 日祝休
TEL:075-371-0095
ワタシは、多分水曜会で知ったのでもう10年ぐらい前には存在は認識していて、いずれ行かなくては!と思うのですが、過去幾度とない予約アタックで振られ続け、もう少々諦めていた一軒。
で、水曜会系FB友でもあるDRMさんから「月曜日ですが、席があるので来ませんか?」とお声掛け頂いて、行きます!行きます!行きます!と速攻でお願いしたわけで。

で、勢い余って集合時間の15分ほど前に一人目の客としてお店前に到着。お店は烏丸七条西入、150mほど。お店外観は正に酒屋さんそのものなのですが。

本日の会場は、扉を開けたところにある8人テーブル。いやー良い感じで年季の入った店内ですな。3分ほどでいつも集合時間厳守!の、今回幹事、DRMさんも登場。先に2人でビールを頂きつつ(滝汗)皆さんの集合を待つわけで。

酒屋さんですので、お酒類はこの冷蔵庫から自分で出して、お店のお母さんに申告するシステム。酒代は概ね市価レベルなので、いやー、呑み助にはたまらないでしょうな。(我々は明日朝から普通に仕事なので慎重に・・・汗)

お料理は概ね季節の魚系鍋料理が中心で、冬はてっちりや蟹鍋、鰤しゃぶ、夏は鱧鍋などなど。鴨鍋やすっぽんなどもリクエストすれば色々出してくれるようなのですが、鍋に行く前にこれでもか!と海鮮料理がばんばん出てくる仕組みなので、ご注意!なのだ。今回はお任せなのですが、なにせ酒屋さんなので、お酒と親和性の高いお料理がどんどん出てきます。で、ほぼ時間通り全員が集合し、今日の宴がスタート!するわけで。

なには無くてもお約束写真。4人以上集まったのはなんだか久々気分。相方だけ焼酎お湯割りでスタートしているのだ。

で、スタートのお刺身から、これが8人前ですか~?!という驚きのある量でバンバン出てきます。まずは平目、鮪、はまちの三種盛り。写真でカウントしますと、全部25貫以上ありそうなてんこ盛り量。

今後の進捗が解らないのですが、8名中、こちらの経験者が2名居られるので、「しっかり食べないと次のお料理が出てこないよ!」とのアドバイスで、皆さん頑張って取り分けるわけで。とりあえずヒラメの縁側旨し!

またまた、いきなりチャンポン一直線。まずは白で、チリ産「LOS VASCOS CHARDONNAY」でシャルドネ100%のお手軽系。お店価格で¥1850なり。他のお店では¥3000は取るでしょうなあ!と思いつつ。

で、甘エビもこんなてんこ盛り状態で登場なのだ。笑っちゃいますな。1人4匹ぐらいですかねえ。

で、更に白ワイン。こちらのほうがぐんと美味しかった、仏ブルゴーニュ、「hablis Henry de Boursaulx 2021」なり。若松家価格で¥2600なのですが、ネット通販より大分お安いかもですな。有りえない~。

次のお料理が、今回非常に印象深かったのだ。鮒の洗いで、こちらは「鮒の子まぶし」という食べ方なのだ。琵琶湖周辺ではよく食べられる一品ですが、まさか京都駅前で遭遇するとは思っても見ませんでした。

酢味噌で頂くのですが、川魚独特の青臭みも気にならず、ただただ濃厚でしこしこ、じょりじょりと独特の歯ごたえが面白い。最後の鍋も旨かったのですが、これも超ウマでした。

これは日本酒だよ!と意見一致で、参加メンバーのソムリエール、MNさんのご提案で「浅茅生 純米吟醸」¥1500を。今気が付いたのですが、お料理と湖繋がりですな。

とりあえず、二回目のカンパーイ!ということで・・・・

選んでいただいたお酒が、お次の料理と見事にハマる訳で。日本酒好きならこれでしょ~、な鮒ずし。それも手前が1年物、奥が3年物、真ん中が5年物の食べ比べを!と言う趣向。 今回の参加メンバーがそもそも日本酒繋がりメンバーなので、全員ニッコリでした。(多分、DRMさんに事前にリクエストして頂いたのであろうかと。ありがとうございます!)

で、軽やかな日本酒をということで、「土佐鶴 辛口 純米吟醸」¥1680にスイッチしたところで、お母さんが次のお料理の準備なので~とテーブルを片付けに来られて・・・

ババーン!ですな。本日は鯛しゃぶ兼鯛ちりと言う趣向。

で、鯛の子と初めの2切れぐらいはお母さんが面倒見てくれます。

多分寄せ鍋用に調合しているダシなのですが、上品なお味で超絶ウマウマ。やっぱり本日一はこれですな。いやー、コレてよかった! 柚子胡椒を溶いて味変するとまた美味しい。なんぼでも食えます。

あとは骨付きの部位をダイナミックに!と言う趣向。いやはやお腹パンパン!なのですが、脂分の少ない魚なのでするっと頂けてしまいました。いやはや大充実!

で、〆はご近所の製麺所にこの鍋用にお願いしている中華麺を!と言う趣向。多加水のどストレート、腰や食感はちょっとチャンポン系に近いような感じなのですが、太さは中太で喉越し追求系。

これまた柚子胡椒が超合いますな、最後まで大満足!でした。
で、酒量はビールとかをメンバーが適宜開けるのでよくわからないのですが、〆て1人¥13000割れぐらいのお支払い。この内容なので大大大大納得価格。
なんだか平日なのに楽しい宴をありがとう!なのですが、DRMさんもご自分で席を押さえたのではなく、お知り合いで毎月、決まった月曜日に予約を入れ続けている方が居られるようで、今回は用事があるので席を譲ってもらったとネタ晴らししてもらいました。
このように常連さんが次の予約を入れて帰るパターンで営業されているので、ま、順番が回ってこないわけで。気になる方は、行ったことがあるお知り合いに、ぜひ連れてって~!とお声掛けを。多分、河豚目当ての人が多いので、寒い季節ほど競争率が高いと思います。御馳走様でした。また、機会がありましたらぜひ。
◆若松家酒店
住所:京都市下京区七条通烏丸西入ル西境町166
営業時間:18:00~22:00 日祝休
TEL:075-371-0095
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