鰻cafe ゆきちっ@近鉄小倉駅
2023
05
で、休みだけは多い本業で、GWに突入した土曜日。
今年はコロナ制限解除であちこちに旅行を計画されている人も多そうなのですが、我々は和歌山の実家に帰省する以外に特に用事もなく、観光地は出来るだけ避けて、ご近所をうろうろ&のんびりと食べ歩く予定。で、今日はとりあえず、お気に入りスパ銭で夕方まではだらだらしようという作戦。で、その前にどこぞでランチだ!ということに。これがまた色んな意味で面白いお店だったのだ。

やってきたのは近鉄小倉駅と伊勢田駅の丁度中間ぐらいの西側、宇治市西宇治図書館のお向かい辺りにあるお店、「鰻cafe ゆきちっ」なる鰻料理&カフェ。小倉駅からだと徒歩950m、11分ほど。お向かいに大きなPAがあり、そこに4台分お店用を確保されています。そちらに車を停め店内に。

店内はこういう感じで、正にちょっとファンシーな感じのカフェ風。席数は4席テーブルが中心の配置で、全22席。12:00少々前だったのですが、店内はご年配カップルが3組ほど、という状況。女性2人で回されていました。

で、驚くべきことに8:00~20:00という通し営業店。朝は10:30ラストオーダーでモーニングセットがあるのだ。いやー、色々と凄いですな。鰻おにぎり2個セットが¥500とはまた有りえない価格設定だなあ!と思いつつ・・・

我々はランチメニュー目当てなので、鰻丼を頂こう!ということに。鰻丼の特上が¥2500というお手頃価格設定で、お吸い物をつけても¥2700で頂けるお店。あと、ひつまぶし、それに「まぶし鰻」なる刻み海苔と葱とどばっと掛かった丼がスタンバイ。相方は軽めで良いよ!とひつまぶし並¥2000を、私は、過去食べた記憶がないので、まぶし鰻特上¥3000をお願いしてみるのだ。

で、こういう説明書きが置いてあるので読みつつ待つ。海外の養殖場で養殖し、加工して日本に持ち込んだニホンウナギという設定。鰻が大きく育つのは、多分日本よりも温暖な気候の国であろうかと思われますな。
余談ですが、天然のニホンウナギの産卵場所は長らく謎だったのですが、マリアナ諸島西部海域で行われることが近年水産庁の調査で判明しております。鰻の稚魚は回遊しながらアジア圏の各国(日本、中国、台湾、韓国)の湾岸から川を遡上してそこで大きくなるのですが、今のところ養殖物も鰻の稚魚(シラスウナギ)を各国の湾岸で捕まえて、それを養殖するシステムなのだ。最近はインドネシアでも養殖されているらしいです。なにせ破格の価格設定ですので、多分、中国の南方産なのであろうなあ、と思いつつお料理を待つわけで。

で、とりあえずいつものように休日の素晴らしい時間つなぎを発動。Asahi小瓶¥450、ノンアル¥400というこれまた良心的価格設定。

相方の注文分は注文後7分ほどで着丼。では開けますよ!と。

いやー、これが¥2000とはお安いですなあ。鰻量も相当しっかり量。多分1/2匹分は確実有りそうで、且つ非常に肉厚なもの。いやはや頑張っておられますなあ。

お銚子に出しが入っていて、まずはそのまんまで、適宜刻み葱や刻み海苔を掛けたり、ダシ茶漬けにしたりして十分楽しめる量です。で、相方にちょっとだけ出し茶漬けを分けてもらうのだ。

私注文分もその後2分で登場。はみ出しておりますが、鰻一匹で¥3000!お吸い物付きという設定。

ババーン!ですな。刻み海苔で隠れていますが、鰻は半分折り重なっていても丼全面が隠れてしまうしっかり量。で・・・

テーブルに、粉ワサビよりは大分美味しいスーパーのお刺身についているような山葵を置いてくれているので、お好みで!と言う作戦。テーブルに粉山椒と追いダレもあるので適宜追加可能です。このスタイルの丼は山葵があったほうが旨いでしょうな。

多分、鰻の肉厚さでは過去食べた鰻の中でも最大級。背開きの関東風蒸し鰻ですが、焦げ目の無い均質的な焼き上がりで、身は超ふっくらですな。皮は蒸し鰻なのでさっくりではなく、しっとり系。ボリュームはこれでもか!と言う感じで、鰻だけでお腹いっぱいになりそうな。ご飯量は鰻とバランスしようとすると、もちょっと多くても全然大丈夫な量かもです。
鰻丼とは香ばしい鰻と若干固め目に炊けたご飯、甘ダレのハーモニーを楽しむお料理だと思っているのですが、残念だったのは、ご飯が少々柔らかい炊きあがりで、こういう丼物には合わない状態だったこと。ご飯が柔いとかなりガックリきますな。ま、ばらつきが起こりやすい項目ですので、日によって印象は違うかも?ですが。

ちなみに通し営業中はこのようなカフェメニューも完備している、なんだか面白いお店なのだ。こういうスタイルなので多分、どこぞのFC?とは思うのですが、なんだかしっかり鰻を食べた~!という食後感になるのは間違い無し。次回は普通に、鰻丼を頂きに来る予定ですな。御馳走様でした。
◆鰻cafe ゆきちっ
住所:京都府宇治市小倉町南浦43-11
営業時間:8:00~20:00 不定休
TEL: 0774-66-2604
今年はコロナ制限解除であちこちに旅行を計画されている人も多そうなのですが、我々は和歌山の実家に帰省する以外に特に用事もなく、観光地は出来るだけ避けて、ご近所をうろうろ&のんびりと食べ歩く予定。で、今日はとりあえず、お気に入りスパ銭で夕方まではだらだらしようという作戦。で、その前にどこぞでランチだ!ということに。これがまた色んな意味で面白いお店だったのだ。

やってきたのは近鉄小倉駅と伊勢田駅の丁度中間ぐらいの西側、宇治市西宇治図書館のお向かい辺りにあるお店、「鰻cafe ゆきちっ」なる鰻料理&カフェ。小倉駅からだと徒歩950m、11分ほど。お向かいに大きなPAがあり、そこに4台分お店用を確保されています。そちらに車を停め店内に。

店内はこういう感じで、正にちょっとファンシーな感じのカフェ風。席数は4席テーブルが中心の配置で、全22席。12:00少々前だったのですが、店内はご年配カップルが3組ほど、という状況。女性2人で回されていました。

で、驚くべきことに8:00~20:00という通し営業店。朝は10:30ラストオーダーでモーニングセットがあるのだ。いやー、色々と凄いですな。鰻おにぎり2個セットが¥500とはまた有りえない価格設定だなあ!と思いつつ・・・

我々はランチメニュー目当てなので、鰻丼を頂こう!ということに。鰻丼の特上が¥2500というお手頃価格設定で、お吸い物をつけても¥2700で頂けるお店。あと、ひつまぶし、それに「まぶし鰻」なる刻み海苔と葱とどばっと掛かった丼がスタンバイ。相方は軽めで良いよ!とひつまぶし並¥2000を、私は、過去食べた記憶がないので、まぶし鰻特上¥3000をお願いしてみるのだ。

で、こういう説明書きが置いてあるので読みつつ待つ。海外の養殖場で養殖し、加工して日本に持ち込んだニホンウナギという設定。鰻が大きく育つのは、多分日本よりも温暖な気候の国であろうかと思われますな。
余談ですが、天然のニホンウナギの産卵場所は長らく謎だったのですが、マリアナ諸島西部海域で行われることが近年水産庁の調査で判明しております。鰻の稚魚は回遊しながらアジア圏の各国(日本、中国、台湾、韓国)の湾岸から川を遡上してそこで大きくなるのですが、今のところ養殖物も鰻の稚魚(シラスウナギ)を各国の湾岸で捕まえて、それを養殖するシステムなのだ。最近はインドネシアでも養殖されているらしいです。なにせ破格の価格設定ですので、多分、中国の南方産なのであろうなあ、と思いつつお料理を待つわけで。

で、とりあえずいつものように休日の素晴らしい時間つなぎを発動。Asahi小瓶¥450、ノンアル¥400というこれまた良心的価格設定。

相方の注文分は注文後7分ほどで着丼。では開けますよ!と。

いやー、これが¥2000とはお安いですなあ。鰻量も相当しっかり量。多分1/2匹分は確実有りそうで、且つ非常に肉厚なもの。いやはや頑張っておられますなあ。

お銚子に出しが入っていて、まずはそのまんまで、適宜刻み葱や刻み海苔を掛けたり、ダシ茶漬けにしたりして十分楽しめる量です。で、相方にちょっとだけ出し茶漬けを分けてもらうのだ。

私注文分もその後2分で登場。はみ出しておりますが、鰻一匹で¥3000!お吸い物付きという設定。

ババーン!ですな。刻み海苔で隠れていますが、鰻は半分折り重なっていても丼全面が隠れてしまうしっかり量。で・・・

テーブルに、粉ワサビよりは大分美味しいスーパーのお刺身についているような山葵を置いてくれているので、お好みで!と言う作戦。テーブルに粉山椒と追いダレもあるので適宜追加可能です。このスタイルの丼は山葵があったほうが旨いでしょうな。

多分、鰻の肉厚さでは過去食べた鰻の中でも最大級。背開きの関東風蒸し鰻ですが、焦げ目の無い均質的な焼き上がりで、身は超ふっくらですな。皮は蒸し鰻なのでさっくりではなく、しっとり系。ボリュームはこれでもか!と言う感じで、鰻だけでお腹いっぱいになりそうな。ご飯量は鰻とバランスしようとすると、もちょっと多くても全然大丈夫な量かもです。
鰻丼とは香ばしい鰻と若干固め目に炊けたご飯、甘ダレのハーモニーを楽しむお料理だと思っているのですが、残念だったのは、ご飯が少々柔らかい炊きあがりで、こういう丼物には合わない状態だったこと。ご飯が柔いとかなりガックリきますな。ま、ばらつきが起こりやすい項目ですので、日によって印象は違うかも?ですが。

ちなみに通し営業中はこのようなカフェメニューも完備している、なんだか面白いお店なのだ。こういうスタイルなので多分、どこぞのFC?とは思うのですが、なんだかしっかり鰻を食べた~!という食後感になるのは間違い無し。次回は普通に、鰻丼を頂きに来る予定ですな。御馳走様でした。
◆鰻cafe ゆきちっ
住所:京都府宇治市小倉町南浦43-11
営業時間:8:00~20:00 不定休
TEL: 0774-66-2604
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