出し巻と一品料理 宮(13)@丹波橋
2023
07
実はGW突入日、1日目の晩御飯ネタなのですが、書きやすいものから順にご紹介中。
今年は、以前から気になっている焼鳥屋さんなどの若いお店に行くのだ!という活動方針で動いていたので、もう5月なのに、一軒も和食店に訪問していないことに我ながらビックリ!な状況。京都市内では色々料理屋さんも活発にオープンされていて、結構気になるお店もあるのですが、お気軽系寿司店や鰻屋さんなどの専門店にばかり行っていたのだ。
で、今年の和食一軒目はいつもお世話になっている丹波橋の居酒屋割烹、宮(みや)にお邪魔しようということに。いつも発作的に思いつくのですが、今回も当日の16時過ぎぐらいに予約電話。テーブル席が空いている!とのことで、いそいそと出かける18:00チョイ前。

我が家から徒歩10分ほどのご近所店。我々はこちらに書いた初回訪問が2018年で、今回13回目の訪問。御店主は祇園の有名鰻料理店で料理長を勤められた方で、腕は超確かなのに丹波橋価格で回されている、我々には超有りがたいお店。前回来た12月はなにも無かったお隣の空き地に結構大きなマンションが建設されていて、びっくりしつつ店内に。

シニアご夫婦お二人で回されていて、カウンター席6、小上がり4席と、ちょこっと5人掛けテーブルが1というこじんまり店内。カウンターは常連さん用なので、今回は小上がり4席に入れて頂くのだ。我々が1組目でした。
季節替わりの短冊メニューが激しく食色をソソるので、とりあえずお刺身類からと・・・

今日の刺身類メニューをチェックするのですな。基本、市場が開いていない日はお店も開けられない方針なので、新鮮なのは間違いない!ものが出てきます。結構食べそうな予感なので、一通り食べたいです!ということに。

で、とりあえず赤星中瓶からゆるゆるとスタートなり。

座ると、お決まりの八寸がまずは出てくるというシステム。蕗の山椒煮、新生姜煮、胡瓜の胡麻和え、黄色いのは鯛の子が入ったカステラ玉子、それに鯛の笹寿司という、いつもながら季節感溢れる組み合わせ。思わずニンマリですな。突っついている間に、次々今日のお客様が集まりだし、お一人様1名、カップル2組、5名グループで満席に。

本日のお刺身盛り合わせ。0時方面から時計回りで、カワハギ薄造り、カワハギ肝、天然カンパチ、鰹、天然鯛、蛸、剣先イカ、中央の薄造りは平目という布陣。いやー、思わずニンマリなのですが・・・

すっきり澄んだ味わいでコクも程よいカワハギの肝がもう!という感想ですな。いやー、いい日でした。フレッシュで旨味の乗った鰹、コリコリの身が身上のカンパチも美味しい。この充実盛り合わせが¥2000少々とか、それぐらいのお値段なのだ。堪りませんな。
日本酒にスイッチだ!と、確かこのあと、浦霞→久保田千寿→乾坤一と移行したような。日本酒はそんなに種類豊富ではないのですが、ま、間違いはないラインナップ&一合¥1000ぐらいまでの納得価格なのが嬉しい。

で、揚げ物も美味しいので、あると注文しているこちらを。甘鯛唐揚げが¥1500なり。多分尾頭付きで25cmくらいの開いた半身の半分なのです。身は今、火が通ったぐらいのレアな仕上がり。皮は御覧のようにパリッパリ!で旨し。御店主は我々が頭周辺までほじるのをご存じなので、こういう部位を選んでいただいている!と思います。いやはや、和みまくりますなあ。

更に、揚げ物系から穴子の天ぷらは¥1200なり。こちらは脂が乗りむっちりとした仕上がりで、これまた日本酒に合いまくり!な一品ですな。添えてある蓮根、しし唐、ヤングコーンまでキッチリ旨し。

焼いた魚も美味しいのですが、今日も素晴らしい一品が。天然鰤カマは¥1200なり。かなり大きなものだったようで、骨の多い部分は食べやすく切り落としてあるのですが、それでも煙草1箱半ぐらいのサイズという存在感超抜群な一品。さらさらの脂乗りも程よく、皮までパリッパリで塩具合も丁度良く。本日一がこちらでした。
で、初めに注文したのがここまでで、あと1品と〆をお願いするのですな。

お隣のテーブルで注文されていたのを見て、あれも食べてみたい!と注文した初挑戦、あおさ海苔天ぷら¥800。サックサクで、噛みしめると香ばしい海の香りが攻め込んでくる~一品。で、これを・・・

久々にお願いしたかやくご飯と共に頂いてみたかったので。鶏肉と筍、人参、シメジに薄揚げ、と言う間違いのない一品ですが、薄味なのに頼りなくはなく、とても上品な味付け。添えてある漬物まで皆、美味しい、いやはや大大大大満足!なり。
以上で、瓶ビール1、日本酒3合と呑み量は若干控えめで、〆て¥12000ほどという大大大大納得なお支払い。、このお店が徒歩圏にあるおかげで新規和食店の開拓が進まない!のですが、お値段もありえない設定でニッコリ。多分、今後とも季節ごとに覗きにくることになると思います~。御馳走様でした、いいお店です。
◆出し巻と一品料理 宮
住所:京都市伏見区東大国町1022-3 コーポ大黒1F
営業時間:17:30~LO21:00ごろ 水休
TEL:090-7351-6252
今年は、以前から気になっている焼鳥屋さんなどの若いお店に行くのだ!という活動方針で動いていたので、もう5月なのに、一軒も和食店に訪問していないことに我ながらビックリ!な状況。京都市内では色々料理屋さんも活発にオープンされていて、結構気になるお店もあるのですが、お気軽系寿司店や鰻屋さんなどの専門店にばかり行っていたのだ。
で、今年の和食一軒目はいつもお世話になっている丹波橋の居酒屋割烹、宮(みや)にお邪魔しようということに。いつも発作的に思いつくのですが、今回も当日の16時過ぎぐらいに予約電話。テーブル席が空いている!とのことで、いそいそと出かける18:00チョイ前。

我が家から徒歩10分ほどのご近所店。我々はこちらに書いた初回訪問が2018年で、今回13回目の訪問。御店主は祇園の有名鰻料理店で料理長を勤められた方で、腕は超確かなのに丹波橋価格で回されている、我々には超有りがたいお店。前回来た12月はなにも無かったお隣の空き地に結構大きなマンションが建設されていて、びっくりしつつ店内に。

シニアご夫婦お二人で回されていて、カウンター席6、小上がり4席と、ちょこっと5人掛けテーブルが1というこじんまり店内。カウンターは常連さん用なので、今回は小上がり4席に入れて頂くのだ。我々が1組目でした。
季節替わりの短冊メニューが激しく食色をソソるので、とりあえずお刺身類からと・・・

今日の刺身類メニューをチェックするのですな。基本、市場が開いていない日はお店も開けられない方針なので、新鮮なのは間違いない!ものが出てきます。結構食べそうな予感なので、一通り食べたいです!ということに。

で、とりあえず赤星中瓶からゆるゆるとスタートなり。

座ると、お決まりの八寸がまずは出てくるというシステム。蕗の山椒煮、新生姜煮、胡瓜の胡麻和え、黄色いのは鯛の子が入ったカステラ玉子、それに鯛の笹寿司という、いつもながら季節感溢れる組み合わせ。思わずニンマリですな。突っついている間に、次々今日のお客様が集まりだし、お一人様1名、カップル2組、5名グループで満席に。

本日のお刺身盛り合わせ。0時方面から時計回りで、カワハギ薄造り、カワハギ肝、天然カンパチ、鰹、天然鯛、蛸、剣先イカ、中央の薄造りは平目という布陣。いやー、思わずニンマリなのですが・・・

すっきり澄んだ味わいでコクも程よいカワハギの肝がもう!という感想ですな。いやー、いい日でした。フレッシュで旨味の乗った鰹、コリコリの身が身上のカンパチも美味しい。この充実盛り合わせが¥2000少々とか、それぐらいのお値段なのだ。堪りませんな。
日本酒にスイッチだ!と、確かこのあと、浦霞→久保田千寿→乾坤一と移行したような。日本酒はそんなに種類豊富ではないのですが、ま、間違いはないラインナップ&一合¥1000ぐらいまでの納得価格なのが嬉しい。

で、揚げ物も美味しいので、あると注文しているこちらを。甘鯛唐揚げが¥1500なり。多分尾頭付きで25cmくらいの開いた半身の半分なのです。身は今、火が通ったぐらいのレアな仕上がり。皮は御覧のようにパリッパリ!で旨し。御店主は我々が頭周辺までほじるのをご存じなので、こういう部位を選んでいただいている!と思います。いやはや、和みまくりますなあ。

更に、揚げ物系から穴子の天ぷらは¥1200なり。こちらは脂が乗りむっちりとした仕上がりで、これまた日本酒に合いまくり!な一品ですな。添えてある蓮根、しし唐、ヤングコーンまでキッチリ旨し。

焼いた魚も美味しいのですが、今日も素晴らしい一品が。天然鰤カマは¥1200なり。かなり大きなものだったようで、骨の多い部分は食べやすく切り落としてあるのですが、それでも煙草1箱半ぐらいのサイズという存在感超抜群な一品。さらさらの脂乗りも程よく、皮までパリッパリで塩具合も丁度良く。本日一がこちらでした。
で、初めに注文したのがここまでで、あと1品と〆をお願いするのですな。

お隣のテーブルで注文されていたのを見て、あれも食べてみたい!と注文した初挑戦、あおさ海苔天ぷら¥800。サックサクで、噛みしめると香ばしい海の香りが攻め込んでくる~一品。で、これを・・・

久々にお願いしたかやくご飯と共に頂いてみたかったので。鶏肉と筍、人参、シメジに薄揚げ、と言う間違いのない一品ですが、薄味なのに頼りなくはなく、とても上品な味付け。添えてある漬物まで皆、美味しい、いやはや大大大大満足!なり。
以上で、瓶ビール1、日本酒3合と呑み量は若干控えめで、〆て¥12000ほどという大大大大納得なお支払い。、このお店が徒歩圏にあるおかげで新規和食店の開拓が進まない!のですが、お値段もありえない設定でニッコリ。多分、今後とも季節ごとに覗きにくることになると思います~。御馳走様でした、いいお店です。
◆出し巻と一品料理 宮
住所:京都市伏見区東大国町1022-3 コーポ大黒1F
営業時間:17:30~LO21:00ごろ 水休
TEL:090-7351-6252
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