ひいらぎ亭でミニ宴会(8)@知恩院前
2023
19
我が駄blogで、こちらの2020年10年の初回ネタから8回目のご紹介、昨年ミシュランビブグルマンに選出されたマニアック焼鳥店「ひいらぎ亭」。遠大な飲食店ローテーションでお店巡りをしているので、この頻度で来ている、我が家の超お気に入り店。

もともと先代のご店主がおばんざいが美味しい居酒屋としてスタート。二代目が滋賀県堅田にある鶏好きの聖地、「じどりや 穏座」で修行され、代替わりしてから焼き鳥中心になったお店。今年は、たまにはひいらぎ亭以外のお店に行こう!と他の焼鳥屋さんにちょこちょこ浮気していたのですが、相方が元同僚が焼鳥を食べたいとリクエストがあるのよ!ということで、3人なら久々に行こうぜよということに。

19:00スタートで15分ほど早めに到着してしまい、私だけ先にカウンター席に。お久しぶりです~!とご挨拶し、瓶ビールなど飲みながら、今日はどんな作戦で行こうかなと検討。当日の日本酒はこんな感じ。そうこうしている間に、相方と相方の元同僚のNKNさんも登場し・・・

とりあえず、カウンター席の端っこに3人横並び。赤星でカンパーイということに。コロナ渦中にあったパーテーションが取り払われ、見晴らしよく、すきっとした店内。

お料理は昨年の紅葉季節の時と、お値段の変化は無し。3人なので、タタキはモモ、ムネ両方食べられるよねということに。で、メニューには書いていない白ギモが無いかを確認し、あったのでお刺身をぜひ!ということに。

で、お若いご店主はお料理が非常に丁寧で、注文を受けてから鶏に串を打っている!ので、満席になるとお料理は超ゆったりペース。先に串物も4種類ぐらいお願いしておくのだ。

うかっとして写真を撮る前に食べてしまったのですが(滝汗)お決まりの突き出し(鶏むねの低温調理と、しじみの赤出し)を頂きつつ、お料理を待つのですな。

で!メニューには無いこちらからスタート。偶然一回目の訪問時に常連さんにタタキを出されているのを発見し、3回目に刺身を頂いてから、我が家ではマストアイテムの白肝の刺身。
毎回、今日はありますかね?と確認するのですが、出会えたのは概ね50%くらいの確率。ぷりぷりに薄皮は張っているのに、中は滑らかでバターのような舌触り、味に濁り無し! 実は毎回、滑らか度や保水量に違いがあることが分かり、面白いのだ。とりあえず、超旨~!と全員暫し無言に。似たものは他店の鶏の刺身にもちょっとだけ付いていたりするのですが、この圧倒的ボリューム感。ひいらぎ亭でしかお目に掛かったことが無い一品。

今回初挑戦?と思ったら、一回目の訪問でも食べていた「ムネのタタキ」¥1200。相方は以前食べたのを覚えていて、前より断然大きいよね?ということに。皮はパリッと、身は中心はレアでしっとり、まわりはふっくらという理想的な焼き上がり。女将さん曰く、こちらはポン酢で食べて頂く方が美味しいですよ!というガイダンスあり。

これは日本酒でしょう!とお酒担当の女将さんにお勧めを出して頂くのだ。たしか新潟は麒麟山酒造謹製「きりんざん ぽたりぽたり しぼりたて生 純米吟醸」からスタートしたような。満席なので、ボトルを見せて頂くのは遠慮するのですが、相方は久々の再会で話が弾んでお酒も弾み、結局3人で6合ぐらい呑んだような(汗)

「モモのタタキ」も¥1200なり。これも皮は果てし無くぱりっとしているのに、身は程よく温まったぐらいの火入れ。ムネと異なるのは皮の裏側のとろける食感の脂。いやー、何回食べても唸ってしまう旨さなのだ。こちらは九州系の甘口醤油を付けて頂くのですが、ピッタリマッチ。

お隣に、この近所に住んでおられる欧米系の旦那様と日本人奥様カップルが座られて、初めてなので何を注文したら良いの?と相方が聞かれたので、「モモタタキは必食ですよ~」とか「セセリは首の周りの肉ですね、美味しいですよ~」など、要らぬアドバイスを。色々とご店主に質問されるので、我々も楽しく聞いていたのだ。
で、今回、お隣カップル様もひいらぎ亭の甘口醤油が美味しい!とのことで、見せて頂いたのですな。熊本の「醤之蔵 笑醤」なる甘口醤油でした。そういえば、あちらで馬肉刺身を頂くと、こういう溜まり系の甘口醤油を使うよな!と思いつつ。

途中で、このボトルだけ気になったので見せて貰いました。佐賀県は天吹酒造謹製「天吹 海の辛口 ペスカトーレ 石籠星(イソラ)」なり。もともと魚介に合わせる用に開発された辛口食中酒ですが、これも美味しかったような! 後で播州一献を2合、城陽酒造のマニアック系も何か吞んだかな。

L字型カウンター席のキッチンを反対側から眺められる場所に座っているので、ご店主が超絶細かい作業をしているのが良く見えるのですが、火の当たりを変えるために焼き台に更に高さ調整されていたり、焼きにも色々と細やかな工夫があるのですな。で!

一串目は、このお店では絶対外せない「もも」¥400なり。タタキと同じ日に食べると、こちらがしっかりと火を入れているのが解るのですが、これも皮はパリッパリ、身はぎゅっと締まって噛み締めると、鶏汁の洪水が!というような。過去、初めて食べた人が概ね皆、目をまん丸にするので楽しいのだ。

唯一注文した野菜系メニュー。北海道産グリーンアスパラは¥550×3。根っこは直径2cm以上ありそうな立派なもので、これも噛み締めると熱々のお汁がじゅわん。

確か初めに、ソリレスとヤゲン軟骨と鶏フィレがありません!と女将さんから聞いたのですが、これも2つだけです~となった、鶏膝。鶏の股関節に近い筋肉ですが、モモよりも更にシコシコしたしっかり食感で、いつまでも咬んでおられるような。ただ固いだけでなく、旨味の洪水。いやー、コレもこのお店でしかお目に掛かったことが無い一品。

これも外せないよなあ!となった、背ギモ。これは火入れはほんとうにギリギリレベルで、適度に水分が飛んで中心が温かくなりましたよ!ぐらいのジューシーさ。とろんと濃厚でタレともピッタリマッチ。いやはや、これまた旨し。カカオのチップでチョコっぽい香り漬けをしているのもお洒落。
ここまでが始めに注文した分で、もちょっとだけ欲しい!と厳選2品を追加。

で、覚書用の超余談。GW中に実家に帰っている間に腕時計をどこぞに置いてきてしまい、スペアは3つぐらいあるのですが、この機会に!とスマートウオッチの健康増進強化版のような、スマートバンドというかアクティブトラッカーというか、そういう腕時計の超機能強化代替品をいまさら購入しました。Amazonで¥18000ぐらい。GARMIN(ガーミン)なる米国メーカー製で、 vívosmart 5 なるモデルです。
リアルタイムで心拍数と血中酸素濃度、歩数を計測でき、そのうえ、時計も付いている!(汗)という。面白いのは睡眠レベルをスコア化をしてくれ100点満点中、昨日の睡眠は30点です!とか出て、凹み、ストレス度もMAXが100点で、今日の平均は78点です!とか出て凹んだりしております。今日も一万歩クリアのため、丹波橋から歩いて13000歩ぐらいでした。(多い分は自宅内で歩いている分)
で、余談はこれぐらいで。。。

で、これも2本だけなのですが、3本に分けましょか?とちょうちんを。紐(卵管)は串を打ってタレ焼にして、玉子の部分は炭火台の上で遠火のホイル焼にし、玉子にほんわりと火が入ったところで串と合体させるという手のかかる焼き方。噛むと黄身がじゅわんと。紐はぶりぶりでこれまた美味しい。
相方はもう〆は良いよ(結構呑んでいるので・・)ということで、〆になったのがこちら。

相方が絶対注文する厚皮¥350なり。お尻の部分の皮でありえないほど超肉厚。弓型に反り返っているのですが、裏側の脂分が旨いのだ。辛口日本酒に非常にマッチしている一品。大満足でした。
で、今日は喋りながら飲むのが中心で、赤星1に、日本酒は結局6合ほどかな、1人¥6000程の納得のお支払い。串は5本しか食べていないのにこの充実感!と言う感想。
最近、京都市内でも高級焼鳥店が進出してきて、コース¥12000!とかするようなお店が少なくとも3店ほどあり、気になっているのですが、結局また、こちらにやってきている気がします~。御馳走様でした。
◆ひいらぎ亭
住所:京都市東山区知恩院前石橋町306-6
営業時間:17:30~23:00(L.O.22:30) 火・水休
TEL:075-748-1739

もともと先代のご店主がおばんざいが美味しい居酒屋としてスタート。二代目が滋賀県堅田にある鶏好きの聖地、「じどりや 穏座」で修行され、代替わりしてから焼き鳥中心になったお店。今年は、たまにはひいらぎ亭以外のお店に行こう!と他の焼鳥屋さんにちょこちょこ浮気していたのですが、相方が元同僚が焼鳥を食べたいとリクエストがあるのよ!ということで、3人なら久々に行こうぜよということに。

19:00スタートで15分ほど早めに到着してしまい、私だけ先にカウンター席に。お久しぶりです~!とご挨拶し、瓶ビールなど飲みながら、今日はどんな作戦で行こうかなと検討。当日の日本酒はこんな感じ。そうこうしている間に、相方と相方の元同僚のNKNさんも登場し・・・

とりあえず、カウンター席の端っこに3人横並び。赤星でカンパーイということに。コロナ渦中にあったパーテーションが取り払われ、見晴らしよく、すきっとした店内。

お料理は昨年の紅葉季節の時と、お値段の変化は無し。3人なので、タタキはモモ、ムネ両方食べられるよねということに。で、メニューには書いていない白ギモが無いかを確認し、あったのでお刺身をぜひ!ということに。

で、お若いご店主はお料理が非常に丁寧で、注文を受けてから鶏に串を打っている!ので、満席になるとお料理は超ゆったりペース。先に串物も4種類ぐらいお願いしておくのだ。

うかっとして写真を撮る前に食べてしまったのですが(滝汗)お決まりの突き出し(鶏むねの低温調理と、しじみの赤出し)を頂きつつ、お料理を待つのですな。

で!メニューには無いこちらからスタート。偶然一回目の訪問時に常連さんにタタキを出されているのを発見し、3回目に刺身を頂いてから、我が家ではマストアイテムの白肝の刺身。
毎回、今日はありますかね?と確認するのですが、出会えたのは概ね50%くらいの確率。ぷりぷりに薄皮は張っているのに、中は滑らかでバターのような舌触り、味に濁り無し! 実は毎回、滑らか度や保水量に違いがあることが分かり、面白いのだ。とりあえず、超旨~!と全員暫し無言に。似たものは他店の鶏の刺身にもちょっとだけ付いていたりするのですが、この圧倒的ボリューム感。ひいらぎ亭でしかお目に掛かったことが無い一品。

今回初挑戦?と思ったら、一回目の訪問でも食べていた「ムネのタタキ」¥1200。相方は以前食べたのを覚えていて、前より断然大きいよね?ということに。皮はパリッと、身は中心はレアでしっとり、まわりはふっくらという理想的な焼き上がり。女将さん曰く、こちらはポン酢で食べて頂く方が美味しいですよ!というガイダンスあり。

これは日本酒でしょう!とお酒担当の女将さんにお勧めを出して頂くのだ。たしか新潟は麒麟山酒造謹製「きりんざん ぽたりぽたり しぼりたて生 純米吟醸」からスタートしたような。満席なので、ボトルを見せて頂くのは遠慮するのですが、相方は久々の再会で話が弾んでお酒も弾み、結局3人で6合ぐらい呑んだような(汗)

「モモのタタキ」も¥1200なり。これも皮は果てし無くぱりっとしているのに、身は程よく温まったぐらいの火入れ。ムネと異なるのは皮の裏側のとろける食感の脂。いやー、何回食べても唸ってしまう旨さなのだ。こちらは九州系の甘口醤油を付けて頂くのですが、ピッタリマッチ。

お隣に、この近所に住んでおられる欧米系の旦那様と日本人奥様カップルが座られて、初めてなので何を注文したら良いの?と相方が聞かれたので、「モモタタキは必食ですよ~」とか「セセリは首の周りの肉ですね、美味しいですよ~」など、要らぬアドバイスを。色々とご店主に質問されるので、我々も楽しく聞いていたのだ。
で、今回、お隣カップル様もひいらぎ亭の甘口醤油が美味しい!とのことで、見せて頂いたのですな。熊本の「醤之蔵 笑醤」なる甘口醤油でした。そういえば、あちらで馬肉刺身を頂くと、こういう溜まり系の甘口醤油を使うよな!と思いつつ。

途中で、このボトルだけ気になったので見せて貰いました。佐賀県は天吹酒造謹製「天吹 海の辛口 ペスカトーレ 石籠星(イソラ)」なり。もともと魚介に合わせる用に開発された辛口食中酒ですが、これも美味しかったような! 後で播州一献を2合、城陽酒造のマニアック系も何か吞んだかな。

L字型カウンター席のキッチンを反対側から眺められる場所に座っているので、ご店主が超絶細かい作業をしているのが良く見えるのですが、火の当たりを変えるために焼き台に更に高さ調整されていたり、焼きにも色々と細やかな工夫があるのですな。で!

一串目は、このお店では絶対外せない「もも」¥400なり。タタキと同じ日に食べると、こちらがしっかりと火を入れているのが解るのですが、これも皮はパリッパリ、身はぎゅっと締まって噛み締めると、鶏汁の洪水が!というような。過去、初めて食べた人が概ね皆、目をまん丸にするので楽しいのだ。

唯一注文した野菜系メニュー。北海道産グリーンアスパラは¥550×3。根っこは直径2cm以上ありそうな立派なもので、これも噛み締めると熱々のお汁がじゅわん。

確か初めに、ソリレスとヤゲン軟骨と鶏フィレがありません!と女将さんから聞いたのですが、これも2つだけです~となった、鶏膝。鶏の股関節に近い筋肉ですが、モモよりも更にシコシコしたしっかり食感で、いつまでも咬んでおられるような。ただ固いだけでなく、旨味の洪水。いやー、コレもこのお店でしかお目に掛かったことが無い一品。

これも外せないよなあ!となった、背ギモ。これは火入れはほんとうにギリギリレベルで、適度に水分が飛んで中心が温かくなりましたよ!ぐらいのジューシーさ。とろんと濃厚でタレともピッタリマッチ。いやはや、これまた旨し。カカオのチップでチョコっぽい香り漬けをしているのもお洒落。
ここまでが始めに注文した分で、もちょっとだけ欲しい!と厳選2品を追加。

で、覚書用の超余談。GW中に実家に帰っている間に腕時計をどこぞに置いてきてしまい、スペアは3つぐらいあるのですが、この機会に!とスマートウオッチの健康増進強化版のような、スマートバンドというかアクティブトラッカーというか、そういう腕時計の超機能強化代替品をいまさら購入しました。Amazonで¥18000ぐらい。GARMIN(ガーミン)なる米国メーカー製で、 vívosmart 5 なるモデルです。
リアルタイムで心拍数と血中酸素濃度、歩数を計測でき、そのうえ、時計も付いている!(汗)という。面白いのは睡眠レベルをスコア化をしてくれ100点満点中、昨日の睡眠は30点です!とか出て、凹み、ストレス度もMAXが100点で、今日の平均は78点です!とか出て凹んだりしております。今日も一万歩クリアのため、丹波橋から歩いて13000歩ぐらいでした。(多い分は自宅内で歩いている分)
で、余談はこれぐらいで。。。

で、これも2本だけなのですが、3本に分けましょか?とちょうちんを。紐(卵管)は串を打ってタレ焼にして、玉子の部分は炭火台の上で遠火のホイル焼にし、玉子にほんわりと火が入ったところで串と合体させるという手のかかる焼き方。噛むと黄身がじゅわんと。紐はぶりぶりでこれまた美味しい。
相方はもう〆は良いよ(結構呑んでいるので・・)ということで、〆になったのがこちら。

相方が絶対注文する厚皮¥350なり。お尻の部分の皮でありえないほど超肉厚。弓型に反り返っているのですが、裏側の脂分が旨いのだ。辛口日本酒に非常にマッチしている一品。大満足でした。
で、今日は喋りながら飲むのが中心で、赤星1に、日本酒は結局6合ほどかな、1人¥6000程の納得のお支払い。串は5本しか食べていないのにこの充実感!と言う感想。
最近、京都市内でも高級焼鳥店が進出してきて、コース¥12000!とかするようなお店が少なくとも3店ほどあり、気になっているのですが、結局また、こちらにやってきている気がします~。御馳走様でした。
◆ひいらぎ亭
住所:京都市東山区知恩院前石橋町306-6
営業時間:17:30~23:00(L.O.22:30) 火・水休
TEL:075-748-1739
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