めし処 ぽち@四条通高倉下ル
2023
17
2か月に1回のペースで、烏丸御池近くにある某病院に用事があるのですが、やってきたのが7/13(木)の18:30前。前日に山鉾建ては概ね完了していて、7/17の前祭りに合わせて準備万端な日。相方と落ち合い、晩御飯のあとにちょっとだけ祇園祭の雰囲気を味わいに行こうよということに。

通院は19:00前には大過なく完了。相方に、気になるお店を事前に伝達しておいたら、「ぽちの予約が取れたよ~」との連絡が。やってきた四条通高倉下ル。東向きの路地奥にこういう雰囲気の良い居酒屋さんがこの4月にオープンしたわけで。以前は、「電氣食堂」なる和創作料理をコースで出すお洒落なお店だったのですが、そこの板さんが独立されて始められたようです。

一階がキッチンを囲むL字型カウンター11席、二階がテーブル席で、全5卓19席だそうな。「電氣食堂」時代と同様の余計な装飾の無いスッキリ、お洒落な店内。30分ほど前まで夕立で土砂降りだったのですが、一階は我々以外は角席に4名グループ、二階にも2組ほどグループが入っている状況。カウンター席の端っこに席確保し、さあ何を食べましょうかね?ということに。

こちらが頻繁に変わる方のメニュー。刺身盛り合わせをお願いすると、二貫ずつ一式出てくる仕組み。この盛り合わせ¥2800が最高価格で、あとのメニューはちょっとだけ上等系な居酒屋価格、と言う感じ。

レギュラーメニューもお酒に合いそうなものが豊富で目移り!なのですが・・・

事前に「おでん類が美味しいよ」とのネット情報があったので、その線で注文。ちなみに〆に各種季節の釜めしがあるのも点数高し、ですな。

で、とりあえず、私は生ビール、相方はハイボールからゆるゆるとスタート。グラスは以前のお店のママという。

突き出しは、五色の胡麻が掛かったところてん。祇園祭になって途端に蒸し蒸しと暑苦しい季節になった京都界隈、こういう呑み干せる程度のあっさりした酢醤油系の味付けは嬉しいですな。席料コミで¥400なり。

で、おでんはこういう一皿ごとに盛り付けた創作系なのですが、どれもちゃんと美味しい。右手は、トマトのおでんしらすがけで¥550なり。さっぱり温野菜サラダ的な。左手は牛スジこんにゃくで¥550なり。こちらは定番ですが、昆布と鰹の合わせダシが良い感じですな。角切りの柔らかい牛スジがごろごろと。

これは日本酒にスイッチだよねえ!と意見一致。こういうラインナップで150ccで¥950という安心安全価格。お願いすると・・・

こういう酒器で毎回お猪口は交換してもらえます。お酒出しは入ったばかりのお若いお兄さんで、ボトルを見せてくれ!とかはまだ少々お願いしにくい状況。結局、青森「陸奥八仙 特別純米」→埼玉「新亀 純米」→佐賀「鍋島 純米吟醸きたしずく」と移行したように記憶。

手羽先唐揚げは¥280/個なので、3つお願いしました。 これがですね・・・

想像したよりずっと巨大。皮は超パリッパリ、身はふっくら。最近、他店の手羽先で見るような食べやすさは追及されていないのですが、これはこれでしっかり旨しですな。軟骨ごと、バリバリと頂くのだ。

ババーンと登場、刺身盛り¥2800。2時の方向が蛸ブツ、生山葵を挟んで右回りで鯛、帆立、カンパチ、炙り鱧、真ん中が中トロ。サイズは小ぶりですが、どれもお味はバッチリ。 キッチン内はお二人で、酒出しは1人で回されている状況なのですが、ほぼ同時刻に4組入ったようで、結構てんてこ舞いなキッチン内。その中で、こういう精度のものを出すのですな。

またまたこういうのを注文しているポテサラ食べる家族なのですが、変則的おでんで「あったかいポテトサラダ」¥450なり。おでんのジャガイモをつぶして、これまたおでん種の刻んだ牛スジ、マヨネーズと合えてある一品。出汁を存分に吸ったじゃがいもがウマー!ですな。超オススメいたします。他のお料理も旨かったのですが、個人的にはこれが本日一。(超滝汗・・)

更におでんから、エレベーターで¥450なり。揚げの上に大根おろしを乗せて「あげおろし=エレベーター」なのですが、こちらでは厚揚げでした。ま、定番の旨さ&サイズも大きめでニッコリ。先に注文したのがここまでで、相方が天ぷらが食べたい!とのことで、〆は無しで、焼き物と天ぷらを追加。

天使の海老二貫が¥600、とうもろこしが¥600。インゲンはおまけ。いやーこれまたちゃんとしておりますな。季節のとうもろこしの甘いこと。海老も足をパリッと揚げるような仕事がちゃんとされていて、居酒屋の期待値は余裕で越えてくる一品でした。天ぷらは二貫単位で注文出来るようで、ネタは12種類ほどスタンバっていましたので、お好きな方はぜひ。

で、〆は京都ポークの西京味噌焼で¥1300なり。これまた、きりっと冷えた日本酒でも、ビールでも!というオールラウンダーなアテ的一品。添えてある野菜類(さつまいも、ズッキーニ、肉厚な椎茸、刻み葱、大根の皮のきんぴら)も気が利いておりますな。大満足!
以上で〆て、生ビール1、ハイボール1、日本酒450ccというそこそこ呑みで〆て¥13000なり。この装置でこの立地でこのお料理なので、全然大納得レベル。以前はコース料理だったので使いやすさは格段に向上。また、こういう機会を狙ってするっとやってくる予定ですな。御馳走様でした、良きお店です。
◆めし処 ぽち
住所:京都市下京区高材木町221-3
営業時間:17:00~23:00 火休
TEL:075-351-2288
お店を出ると、お店を入る前に叩きつけるように降っていた大粒の雨がウソのように止んでいたので、これはちょっとだけ祇園祭気分を味わおうということに。

今年はフルスペックで開催される祇園祭。丁度三連休と前祭がシンクロしたので京都市内は、この週末大変な人出でしたが、連休の2日前&雨だったので、断然空いている四条通。

そろそろ21:00前。四か所ほどの鉾を15分ほどでざっと見学。

相方は、各山鉾の手ぬぐいを毎年買い足しているのですが、まだ函谷鉾のテントで販売されているのを発見し、これは持っていないわ!と速攻で購入し、ニコニコと帰路に就くのだ。

通院は19:00前には大過なく完了。相方に、気になるお店を事前に伝達しておいたら、「ぽちの予約が取れたよ~」との連絡が。やってきた四条通高倉下ル。東向きの路地奥にこういう雰囲気の良い居酒屋さんがこの4月にオープンしたわけで。以前は、「電氣食堂」なる和創作料理をコースで出すお洒落なお店だったのですが、そこの板さんが独立されて始められたようです。

一階がキッチンを囲むL字型カウンター11席、二階がテーブル席で、全5卓19席だそうな。「電氣食堂」時代と同様の余計な装飾の無いスッキリ、お洒落な店内。30分ほど前まで夕立で土砂降りだったのですが、一階は我々以外は角席に4名グループ、二階にも2組ほどグループが入っている状況。カウンター席の端っこに席確保し、さあ何を食べましょうかね?ということに。

こちらが頻繁に変わる方のメニュー。刺身盛り合わせをお願いすると、二貫ずつ一式出てくる仕組み。この盛り合わせ¥2800が最高価格で、あとのメニューはちょっとだけ上等系な居酒屋価格、と言う感じ。

レギュラーメニューもお酒に合いそうなものが豊富で目移り!なのですが・・・

事前に「おでん類が美味しいよ」とのネット情報があったので、その線で注文。ちなみに〆に各種季節の釜めしがあるのも点数高し、ですな。

で、とりあえず、私は生ビール、相方はハイボールからゆるゆるとスタート。グラスは以前のお店のママという。

突き出しは、五色の胡麻が掛かったところてん。祇園祭になって途端に蒸し蒸しと暑苦しい季節になった京都界隈、こういう呑み干せる程度のあっさりした酢醤油系の味付けは嬉しいですな。席料コミで¥400なり。

で、おでんはこういう一皿ごとに盛り付けた創作系なのですが、どれもちゃんと美味しい。右手は、トマトのおでんしらすがけで¥550なり。さっぱり温野菜サラダ的な。左手は牛スジこんにゃくで¥550なり。こちらは定番ですが、昆布と鰹の合わせダシが良い感じですな。角切りの柔らかい牛スジがごろごろと。

これは日本酒にスイッチだよねえ!と意見一致。こういうラインナップで150ccで¥950という安心安全価格。お願いすると・・・

こういう酒器で毎回お猪口は交換してもらえます。お酒出しは入ったばかりのお若いお兄さんで、ボトルを見せてくれ!とかはまだ少々お願いしにくい状況。結局、青森「陸奥八仙 特別純米」→埼玉「新亀 純米」→佐賀「鍋島 純米吟醸きたしずく」と移行したように記憶。

手羽先唐揚げは¥280/個なので、3つお願いしました。 これがですね・・・

想像したよりずっと巨大。皮は超パリッパリ、身はふっくら。最近、他店の手羽先で見るような食べやすさは追及されていないのですが、これはこれでしっかり旨しですな。軟骨ごと、バリバリと頂くのだ。

ババーンと登場、刺身盛り¥2800。2時の方向が蛸ブツ、生山葵を挟んで右回りで鯛、帆立、カンパチ、炙り鱧、真ん中が中トロ。サイズは小ぶりですが、どれもお味はバッチリ。 キッチン内はお二人で、酒出しは1人で回されている状況なのですが、ほぼ同時刻に4組入ったようで、結構てんてこ舞いなキッチン内。その中で、こういう精度のものを出すのですな。

またまたこういうのを注文しているポテサラ食べる家族なのですが、変則的おでんで「あったかいポテトサラダ」¥450なり。おでんのジャガイモをつぶして、これまたおでん種の刻んだ牛スジ、マヨネーズと合えてある一品。出汁を存分に吸ったじゃがいもがウマー!ですな。超オススメいたします。他のお料理も旨かったのですが、個人的にはこれが本日一。(超滝汗・・)

更におでんから、エレベーターで¥450なり。揚げの上に大根おろしを乗せて「あげおろし=エレベーター」なのですが、こちらでは厚揚げでした。ま、定番の旨さ&サイズも大きめでニッコリ。先に注文したのがここまでで、相方が天ぷらが食べたい!とのことで、〆は無しで、焼き物と天ぷらを追加。

天使の海老二貫が¥600、とうもろこしが¥600。インゲンはおまけ。いやーこれまたちゃんとしておりますな。季節のとうもろこしの甘いこと。海老も足をパリッと揚げるような仕事がちゃんとされていて、居酒屋の期待値は余裕で越えてくる一品でした。天ぷらは二貫単位で注文出来るようで、ネタは12種類ほどスタンバっていましたので、お好きな方はぜひ。

で、〆は京都ポークの西京味噌焼で¥1300なり。これまた、きりっと冷えた日本酒でも、ビールでも!というオールラウンダーなアテ的一品。添えてある野菜類(さつまいも、ズッキーニ、肉厚な椎茸、刻み葱、大根の皮のきんぴら)も気が利いておりますな。大満足!
以上で〆て、生ビール1、ハイボール1、日本酒450ccというそこそこ呑みで〆て¥13000なり。この装置でこの立地でこのお料理なので、全然大納得レベル。以前はコース料理だったので使いやすさは格段に向上。また、こういう機会を狙ってするっとやってくる予定ですな。御馳走様でした、良きお店です。
◆めし処 ぽち
住所:京都市下京区高材木町221-3
営業時間:17:00~23:00 火休
TEL:075-351-2288
お店を出ると、お店を入る前に叩きつけるように降っていた大粒の雨がウソのように止んでいたので、これはちょっとだけ祇園祭気分を味わおうということに。

今年はフルスペックで開催される祇園祭。丁度三連休と前祭がシンクロしたので京都市内は、この週末大変な人出でしたが、連休の2日前&雨だったので、断然空いている四条通。

そろそろ21:00前。四か所ほどの鉾を15分ほどでざっと見学。

相方は、各山鉾の手ぬぐいを毎年買い足しているのですが、まだ函谷鉾のテントで販売されているのを発見し、これは持っていないわ!と速攻で購入し、ニコニコと帰路に就くのだ。
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