fc2ブログ

毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

肉料理 川もり@堺町通丸太町下ル

2023
07
数日前から焼肉が食べたい~という相方リクエストでどこに行こうか!とネットを眺めていたら、京都市内にこの数年、高級志向焼肉店が沢山誕生していて、ランキングサイトの顔ぶれが結構変わっていることに気が付いたのだ。普段は、お手軽且つボリュームしっかり!な安旨店を中心にお店回りしている当駄blogなのですが(汗)、無事ボーナスも出たことですし(汗)、たまにはそういうちょっと良いお店も覗きにいってみようということに。

そもそも、そういう高級店に予約が入るのかいな?と更に調べると、元々三条通白川橋東入にあった高級焼肉店「川もり」が、昨年末に移転して、席数が増えたので予約が取れる!との情報。で、3日ほど前に電話したら、一階のカウンターは満席でしたが二階のテーブル席はOK!ということで、金曜日テレワーク後の19:00予約をお願いしたわけで。

川もり_2308_01

やってきた堺町通丸太町下ル。こういう京町屋的な風情のあるエントランスを抜けて店内に進むのだ。一階はカウンター席のみで全10席。既にカップル3組ほどが入店済。予約したものですが!と声掛けすると、二階に案内されるのですな。

川もり_2308_02

二階はこういう感じで、掘りごたつ的な小上がりテーブル席が5つほど。当日は3テーブルほどが埋まりましたかね。高級感のある焼肉店とは思えないスッキリとした店内。席間も非常にゆったりで窮屈感皆無。一階のカウンターのほうが更に高級感があるのですが、肉職人さんが3名ほど居られて肉を焼いてくれるそうなので、ほっといてほしい我々的にはテーブルが嬉しいわけで。

川もり_2308_06

店内に煙っぽさ、脂っぽさがないのは下に煙を吸い込む、このガステーブルのおかげ。火が微調整できるのがお気に入りですな。で、いよいよメニューを確認。

川もり_2308_03

ネットで晒されているメニューは全4ページなので、もうちょっと種類があるのかな?と思ったら、ネット情報と全く同じで全4ページと種類はかなり絞っている印象。これがその1で・・・

川もり_2308_04

こちらがその2。メニューに載っているもの以外は、店員さんが本日のオススメとして教えてくれるシステムのようです。当日は赤身のウチモモをステーキ風に厚切りで出しています~!とのことで、赤身大好きなので当然お願いするのだ。どのお肉もタレ、塩はチョイス可能ですが、店員さんにお勧めを聞いたほうが幸せになれそう。初めに気になる6種類ほどの注文を入れ・・

川もり_2308_05

まずは生ビールでカンパーイ!ということに。相方が生小はあります?と確認すると、小グラスが無いのでジョッキに半分でも良いですか~?ということで、こういう状態に。中サイズはキリン一番搾り¥660!でした。ちなみに酒メニューは非常に豊富でワインだけで4ページほどありましたかね。ボトルは¥3000ぐらいのお手頃なものから、上は10万越えまで色々と。

川もり_2308_07

とりあえず、先に野菜類を食べておくのは鉄則!ということで、ナムル4種盛り¥600から。量は控えめですがお味は、甘い・酸っぱいとも明瞭系でバッチリ。

川もり_2308_08

特上タン¥2400なり。別添えで各人にレモン果汁付。当然チルドで超薄切りなのですが、過去食べたどのお店のタンより柔らかい感じでした。 店員さん曰く、生食でも大丈夫ですので~ということで、一枚だけ生で食べるのですが、このままでも十分旨いのだ。

更に・・・

川もり_2308_09

本日オススメのウチモモは塩胡椒で。こういう厚み15mmぐらいのブロック状に切って登場。まったくサシがないわけではなく、噛みしめるとじんわりジューシーで旨し。 添えてある卸し山葵を合わせて。

基本、テーブルには自家製の唐辛子味噌(コチジャンなどの韓国系ではない辛さ。もしかして、粉山椒が少量入っているかも)しか味変アイテムが無く、別添えで漬けダレを出さない方針のお店なのだ。珍しいですなあ。とはいえ、味付けは、ツボにハマる人が多そうな予感! というのは・・

川もり_2308_11

ツラミは¥1800なり。これも店員さんのオススメでタレ焼き。肉の切り方も好みですし、お値段と量以外に不満無し!ですな。いやー、これは超美味いです。

美味い理由は、しゃばっとしたさっぱり甘口の醤油系揉みダレ。店員さん曰く、肉をざっと焼いて、タレが渇いたら再び皿に肉を戻してタレを漬け、再び焼く、を行って好みの濃さに味を調整して焼くということなのだ。で、焼き上がりますと、ちょっとすき焼きっぽい感じの仕上がりになるのが面白い&日本人なら間違いなく好きそうなお味。焼き方とタレの付け方で味変できるというわけで。

川もり_2308_13

これは酒だよ酒!ということになるのですが、意外に泡ボトルがお手頃なのがあるので、伊ピエモンテのスプマンテ、「Capetta Cuvée Brut」を注文。確か¥4800ですが、シャンパーニュと同じ手法で作られている良いもので、軽やかなのに旨味もしっかり目。なかなか美味しいのだ~。スペインのカヴァ¥4300のもありますので、お好みで。 映り込んでいる小瓶が自家製の唐辛子味噌です。

川もり_2308_10

多分、初めに出てくるのだろうなあ~と思ったミノ湯引き¥1200はこちらで登場。これまた繊維に沿って綺麗に切ってあるので、程良い歯ごたえで食べやすいのだ。ホルモン好きには非常~に良いアテですな。

で、後ろにタンが映り込んでいるように、先にお願いした6皿が10分少々で全部揃う勢い!だったので、ノンビリやりたい場合は、注文は数皿単位でお願いしたほうが良さそうな感じ。皿上げ皿下げは店員さんがこまめにテーブルを見に来てくれるので無問題。

川もり_2308_12

最初に頼んだ6皿の最終がこちら、トンビ¥2000なり。いやー、この揉みダレに合いまくるなあ!と思った今回一番大好きだったのがこちら。非常に柔らかく、先ほどご紹介した焼きメソッドを活用すると、香ばし目の赤身肉すき焼きみたいな感じに仕上がって超旨い!です。ちょっと感動のあるお味でした。

とはいえ、どの皿も量は控えめなので、もうちょっと食べたいよと意見一致! いつものごとく焼肉中盤ではロース、カルビには行かない我々ですので、普段なら喰いそうなものを三皿注文。

川もり_2308_15

レバー¥1200は、タレ、塩、ごま油塩でお願いできます。ごま油塩でお願いするのですが、しっかり火を通してくださいね~という店員さんの案内はしっかりありいの。このエッジ感!なので切りたて新鮮なのは、間違い無し。最近レバー扱いのお上手なマニアック焼肉屋さんが多いので、ま、標準的な。

川もり_2308_14

ハラミ¥2800なり。特上とか上のような説明無しで¥2800とは、やりよるな!なのですが、このハラミもこのお店の揉みダレには非常に良く合う部位でしょうな。これも唐辛子味噌を乗せると、激しく!旨し!なのですが、量だけが大大大大不満~。

川もり_2308_16

メニューで見て、これは食べて帰らないと!と思った、ハツ山椒焼¥1000なり。同じ揉みダレですが、香り高い粉山椒を合わせると、また印象が変わって旨し~なのだ。このお店ではしっかり目量且つ肉厚。ホルモン系も手抜き無し!なのが嬉しい。

一皿サイズが控えめ&お味は非常に美味しい!ので、どんどん食が進むのですが、そろそろいい感じになってきたので、白ご飯とお肉で〆ようということに。

川もり_2308_17

で、敢えて特上ではない、普通のカルビ¥1800を注文。いやー、ここまでサシが入っているのは少々ビックリ!なのですが、これまた非常~に柔らかい一品。しっかりタレを何回も付け直して、味を乗せたほうが旨しです。

川もり_2308_18

で、白菜キムチ¥500と中ご飯¥300も頂いて準備万端! 白ご飯も炊き立てでちゃんと美味しい。キムチは注文するとき「昨日漬け込んだところで浅漬けなのですが、いいですか~?」と説明があったのですが、確かに超浅漬け(滝汗)でした。今どき、お店で漬けておられるのにはびっくりですが。

川もり_2308_19

後は喰うべし喰うべし!なのだ。最近少々食が細くなってきたなあ!と言う我々も、二人で9皿!もお肉を頂いたので流石に大満足の大満腹でした。いやー、喰った喰った。


以上で〆て、生ビール1のハーフ1、ハイボール1の泡ボトル1とそこそこしっかり目に吞んで、〆て¥25000チョイ、というお支払い。最近、京都の良い居酒屋割烹で、お酒シッカリ目で晩御飯を食べますと、ま、それぐらいは当然でしょう?ぐらいの投下コストなのですが、京風情しっかりのお洒落高級焼肉店とすれば全然想定範囲内!でした。且つお味は大納得ですな。

運動部系高校生、大学生を連れていくのは相当な覚悟が必要なお店(超滝汗)ですが、仲の良い肉好き高年齢層カップルがカウンター席でしんみり、が王道ではないかと。何か良いことがあった日にぜひ。




◆肉料理 川もり
住所:京都市中京区堺町通竹屋町上る橘町97
営業時間:17:00~23:00 不定休
TEL:075-746-6797
関連記事

1 Comments

たかこ  

こんにちは。
移転前のお店に行った事がありますが
移転されてからかなり値上げされましたね・・・
そんなビックリするようなお値段ではなかったです。

2023/08/08 (Tue) 11:32 | EDIT | REPLY |   

Add your comment