バッバルーチ (Babbaluci)@大阪 堺
2023
17
夏休みネタその4は、和歌山帰省からの京都への帰り道に立ち寄ったイタリアン店。
1年ほど前から色々ありましてFacebookの書き込みがおろそかになっていたのですが、blogよりは高精細な画像をアップできるので特に好きなお店ネタはアップしよう!と思いつき、一か月ほど前から週1ペースでゆるゆると書き込み中。このネタを再アップした時に、堺にも良いお店がありますよ~と教えて頂いたのが今回ご紹介する、バッバルーチ (Babbaluci)なるシチリア料理のお店なのだ。

阪和自動車道の堺ICを降り、高速の高架沿いを三原方面に進んでいくと、こういう看板が見えてくる。堺なのに、想像以上にのんびりしたところですなあ。入り口は狭いのですが、奥にPAが二か所に分かれて、6・7台分ほど確保されております。

元々、ご両親がこの場所で「和庵」なるレストラン兼器ギャラリーをやられていて、シチリアの料理修行から帰ってこられた息子さんが2019年からイタリアンを開かれているわけで。しかし、雰囲気のあるお店ですな。店内に。

予約している者です~とお伝えし、こちらの窓に向かった席に案内頂くのだ。

非常にゆったりした箱で、高速道路の高架下200mにこんなに緑豊かなお庭があるのだ!という驚きのあるロケーション。(写真をダブルクリックすると拡大します) いやはや、これは和めますなあ。

お父様がサービス担当で、キッチンにはお母様も居られる家族経営店。お料理は¥3850(税込み)のおまかせランチコースのみなので特に悩むことなく。とりあえず相方に吞むよ~と確認し・・・

グラスで¥990~なのでそれなりに気合が必要なのですが、シチリア産の自然派に拘って出されているようですな。「SP68 Bianco 2022 Arianna Occhipinti」なる、ズィビッボ、アルバネッロを使ったビオ。ランチ時に丁度合いそうな、するすると呑める11°。お父様曰く、何でも最近酒販免許を取られたようで、お店の一角で販売もされているようです。

相方も折角なのでノンアルを注文。有機葡萄のソーダ割り¥770。ベタッとしていない程よい甘味で、これまた爽やかでいいですな。
窓の外の緑に柑橘系の木があるようで、ふわふわとアゲハ蝶やアオスジアゲハがやってくるのを眺めつつ、お料理を待つわけで。

で、前菜盛り合わせ登場。シュッとした長身で男前のシェフが丁寧に説明してくれるのだ。情報量大杉なので聞き取れていないのですが、覚えている範囲で書きますと、ゼロ時の方向の丸いのがミートボールで、上に乗っている赤いソースは辛くない唐辛子ピュレを使ったもの、その右隣りが茄子のカポナータ、三角柱は柔らかく作った豚ゼリー寄せで酸味のあるゼリーがいい味出してます。鶏レバームース、チーズは塩分ガッツリ強めのハード系(パルミジャーノではなかったような。) 9時の方向は深日港産小海老と平子いわしのフリット、その奥が夏野菜のチーズ焼、中心がケークサレの上にトマトを乗せたような。

ミートボールを切りましたの図。後程出てくるのですが、自家製サルシッチャ(ソーセージ)に練り込むためにフェンネルの花を塩漬け?酢漬け?にして仕込んでいるようで、そういうハーブ感あり。ま、一緒にワインを吞みましょう!と言う前菜の方向性は超明確ですな。

パスタが二種類でてくる進行で、まずは一皿目。カジキマグロの身を燻製にしたものを角切りに、茄子とシチリアアーモンドが入ったオイルパスタ、という過去食べた覚えのない一皿。この季節のシチリア料理なので、鰯のパスタが出るかなあと思っていたのですが、これまた想像を超える美味しさでした。これまた超呑める系。

また悪いパターンで一皿で一杯欲しくなる!ペースなのですが白ワイン2杯目。「Pomice Bianco 2021 - Tenuta di Castellaro」なり。これもビオ、13°で昼間っから呑むには程よい感じで旨し~!ですな。(つい、メインの皿でお替りしてしまう汗)

相方はノンアル二杯目で、リモナータなるビオレモンのソーダ¥880でこれまたニッコリ。そんなに激酸っぱくなく、ほのかな苦みが美味しい一品。こういう緑に囲まれて頂くには程よい感じなのだ。

パスタ二皿目はジャガイモのニョッキ、トマトソース。トマトはお隣の畑で作られた自家製で、イタリアの細長い形状のトマト「サンマルツァーノ」をお使いのようです。甘さと酸っぱさが良い感じで同居しているソースで、これも美味しいのだ。

メインは鶏と豚のロースト。豚の上に乗っかっているドライトマトがお味のポイントですな。上に乗っている黄色い花が先ほど説明した、フェンネルの花。茎はちょっと固いのですが花は食べられます。付け合わせの茄子や万願寺とうがらしも全部自家栽培!という拘り。いやはや大充実!

デザートも付いているのですが、これも過去、イタリアンでは食べた記憶がない一品で、「スイカのジェ-ロ」というお菓子。小麦のでんぷんとスイカ果汁を使ったプリン、というかぽったりとした水羊羹のような感じですな。お茶は自家製のミントをたっぷり使った香り高いミントティ(スースーします)でニッコリ大満足の〆。いやー素晴らしい。

当日は我々以外は女性カップル1、ご家族4人組という状況。窓際の席は埋まっていたので、キッチン方面をパチリ。非常にゆったりとした造りで、ピアノまで置いてあるという。

トイレに寄りついでにお庭方面をパチリ。超ノンビリできたのですが、お料理の店舗は良いので〆て1時間35分!でした。

カウンターの上には先ほどシェフに説明頂いた「サンマルツァーノ」が沢山乗っていました。以上で〆て、ノンアル2種、ワイン3杯で〆て¥13100!なりというお支払い。ま、大大大納得ですな。
サービス担当のお父様に、「夜も来たいのですが、移動方法はどうなりますかねえ?」と質問すると、最寄り駅は南海高野線の萩原天神駅で徒歩15分弱(1km)少々、タクシーならその1つ西側の初芝駅なら捕まえられるとのこと。とはいえ、我々の場合は実家の帰りに必ず横の高速道路を通るので、ま、ランチにお邪魔することになると思います。また、季節が変わったらやってくる気満々店、ドライブがてら、ぜひどうぞ。
◆バッバルーチ (Babbaluci)
住所:大阪府堺市東区日置荘田中257
営業時間:[ランチ]二部制 12:00~、13:20~(15:00クローズ)
[ディナー]18:00~21:30(L.O.20:00) 月・火休
TEL:072-285-0185
1年ほど前から色々ありましてFacebookの書き込みがおろそかになっていたのですが、blogよりは高精細な画像をアップできるので特に好きなお店ネタはアップしよう!と思いつき、一か月ほど前から週1ペースでゆるゆると書き込み中。このネタを再アップした時に、堺にも良いお店がありますよ~と教えて頂いたのが今回ご紹介する、バッバルーチ (Babbaluci)なるシチリア料理のお店なのだ。

阪和自動車道の堺ICを降り、高速の高架沿いを三原方面に進んでいくと、こういう看板が見えてくる。堺なのに、想像以上にのんびりしたところですなあ。入り口は狭いのですが、奥にPAが二か所に分かれて、6・7台分ほど確保されております。

元々、ご両親がこの場所で「和庵」なるレストラン兼器ギャラリーをやられていて、シチリアの料理修行から帰ってこられた息子さんが2019年からイタリアンを開かれているわけで。しかし、雰囲気のあるお店ですな。店内に。

予約している者です~とお伝えし、こちらの窓に向かった席に案内頂くのだ。

非常にゆったりした箱で、高速道路の高架下200mにこんなに緑豊かなお庭があるのだ!という驚きのあるロケーション。(写真をダブルクリックすると拡大します) いやはや、これは和めますなあ。

お父様がサービス担当で、キッチンにはお母様も居られる家族経営店。お料理は¥3850(税込み)のおまかせランチコースのみなので特に悩むことなく。とりあえず相方に吞むよ~と確認し・・・

グラスで¥990~なのでそれなりに気合が必要なのですが、シチリア産の自然派に拘って出されているようですな。「SP68 Bianco 2022 Arianna Occhipinti」なる、ズィビッボ、アルバネッロを使ったビオ。ランチ時に丁度合いそうな、するすると呑める11°。お父様曰く、何でも最近酒販免許を取られたようで、お店の一角で販売もされているようです。

相方も折角なのでノンアルを注文。有機葡萄のソーダ割り¥770。ベタッとしていない程よい甘味で、これまた爽やかでいいですな。
窓の外の緑に柑橘系の木があるようで、ふわふわとアゲハ蝶やアオスジアゲハがやってくるのを眺めつつ、お料理を待つわけで。

で、前菜盛り合わせ登場。シュッとした長身で男前のシェフが丁寧に説明してくれるのだ。情報量大杉なので聞き取れていないのですが、覚えている範囲で書きますと、ゼロ時の方向の丸いのがミートボールで、上に乗っている赤いソースは辛くない唐辛子ピュレを使ったもの、その右隣りが茄子のカポナータ、三角柱は柔らかく作った豚ゼリー寄せで酸味のあるゼリーがいい味出してます。鶏レバームース、チーズは塩分ガッツリ強めのハード系(パルミジャーノではなかったような。) 9時の方向は深日港産小海老と平子いわしのフリット、その奥が夏野菜のチーズ焼、中心がケークサレの上にトマトを乗せたような。

ミートボールを切りましたの図。後程出てくるのですが、自家製サルシッチャ(ソーセージ)に練り込むためにフェンネルの花を塩漬け?酢漬け?にして仕込んでいるようで、そういうハーブ感あり。ま、一緒にワインを吞みましょう!と言う前菜の方向性は超明確ですな。

パスタが二種類でてくる進行で、まずは一皿目。カジキマグロの身を燻製にしたものを角切りに、茄子とシチリアアーモンドが入ったオイルパスタ、という過去食べた覚えのない一皿。この季節のシチリア料理なので、鰯のパスタが出るかなあと思っていたのですが、これまた想像を超える美味しさでした。これまた超呑める系。

また悪いパターンで一皿で一杯欲しくなる!ペースなのですが白ワイン2杯目。「Pomice Bianco 2021 - Tenuta di Castellaro」なり。これもビオ、13°で昼間っから呑むには程よい感じで旨し~!ですな。(つい、メインの皿でお替りしてしまう汗)

相方はノンアル二杯目で、リモナータなるビオレモンのソーダ¥880でこれまたニッコリ。そんなに激酸っぱくなく、ほのかな苦みが美味しい一品。こういう緑に囲まれて頂くには程よい感じなのだ。

パスタ二皿目はジャガイモのニョッキ、トマトソース。トマトはお隣の畑で作られた自家製で、イタリアの細長い形状のトマト「サンマルツァーノ」をお使いのようです。甘さと酸っぱさが良い感じで同居しているソースで、これも美味しいのだ。

メインは鶏と豚のロースト。豚の上に乗っかっているドライトマトがお味のポイントですな。上に乗っている黄色い花が先ほど説明した、フェンネルの花。茎はちょっと固いのですが花は食べられます。付け合わせの茄子や万願寺とうがらしも全部自家栽培!という拘り。いやはや大充実!

デザートも付いているのですが、これも過去、イタリアンでは食べた記憶がない一品で、「スイカのジェ-ロ」というお菓子。小麦のでんぷんとスイカ果汁を使ったプリン、というかぽったりとした水羊羹のような感じですな。お茶は自家製のミントをたっぷり使った香り高いミントティ(スースーします)でニッコリ大満足の〆。いやー素晴らしい。

当日は我々以外は女性カップル1、ご家族4人組という状況。窓際の席は埋まっていたので、キッチン方面をパチリ。非常にゆったりとした造りで、ピアノまで置いてあるという。

トイレに寄りついでにお庭方面をパチリ。超ノンビリできたのですが、お料理の店舗は良いので〆て1時間35分!でした。

カウンターの上には先ほどシェフに説明頂いた「サンマルツァーノ」が沢山乗っていました。以上で〆て、ノンアル2種、ワイン3杯で〆て¥13100!なりというお支払い。ま、大大大納得ですな。
サービス担当のお父様に、「夜も来たいのですが、移動方法はどうなりますかねえ?」と質問すると、最寄り駅は南海高野線の萩原天神駅で徒歩15分弱(1km)少々、タクシーならその1つ西側の初芝駅なら捕まえられるとのこと。とはいえ、我々の場合は実家の帰りに必ず横の高速道路を通るので、ま、ランチにお邪魔することになると思います。また、季節が変わったらやってくる気満々店、ドライブがてら、ぜひどうぞ。
◆バッバルーチ (Babbaluci)
住所:大阪府堺市東区日置荘田中257
営業時間:[ランチ]二部制 12:00~、13:20~(15:00クローズ)
[ディナー]18:00~21:30(L.O.20:00) 月・火休
TEL:072-285-0185
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