中国蘭州牛肉面 牛百味@名古屋 大須
2023
24
夏休みネタ、更に続くその11、名古屋ネタその3です。ランチネタに行く前の日記がまたまた長いです(滝汗)
名古屋二日目。相方の下調べによると、大須観音周辺の商店街に和服屋さんや和服専門の古着屋さんが5、6軒ほど点在しているらしく、今日の午前中は買い物だ~ということに。大須観音までホテルから徒歩20分ほどで、和服屋さんが概ね10:00開店なので、9:00少々過ぎにホテルを飛び出たわけで。お天気は非常に良いのですが、朝から気温急上昇~で暑い暑い名古屋地方。

で、ホテルから南下するのですが、名古屋市科学館がある「白川公園」が木陰があり多少涼しいので、通り抜けて大須観音方面に。

以前一度来た覚えはあるのですが、なかなか立派ですな。まだ朝の9:40少々過ぎぐらいなのですが、南側にある山門前に結構沢山のギャラリーが集まっていて、境内が騒がしいなあと思ったら・・・

毎月、18日と28日に骨董市が開かれているのですが丁度当日。これも相方の作戦の一環だった模様。和雑貨や古着の屋台が3つほどあり、相方が見学している間に境内を見て回るのですが、朝から気温は35℃に迫る勢いでびっくり。お目当てのものがなかったようで、10:00になったので・・・

商店街方面に移動。大須周辺の商店街も久々に来たのですが、ベトナムやタイ、トルコや台湾などなど、世界のお料理を出すお店が沢山出来ていてビックリ。ランチ時はどこも賑わっていました。で・・・

相方の目的は昨日見学にいった「有松絞り」の浴衣をお手頃に!なのですが、もう浴衣シーズンは終わりかけなので、各店とも夏物の着物に切り替わっている模様。とはいえ、こちらの「末広屋」さんは品物が豊富で、一番初めに立ち寄ったのですが、結局最後にまた来て、こちらで浴衣などを購入し・・・。(超お手頃価格でした)

オフィスや病院が入っている雑居ビルの3Fにある小さな和服屋「飾屋」さんも相方の心の琴線に触れたようで、夏帯などをお手頃価格で購入。どこも男物の絞りの浴衣は身長170cmサイズまでしかなくて、来年は生地を買って作る!ということに。
そうこうしている間にあっという間にランチ時。飯処の選定は私の係なので、やってきたのがこちら。

海外からの旅行客が多いので、名古屋でもガチ中華的なお店はあるだろう!と予測し、探し当てていたわけで。中国蘭州牛肉面を中心に、現地系の中華料理を出しているお店「牛百味」なり。11:30オープンで、10分ほど過ぎたところだったのですが、多分本日1組目が我々でした。

店内はこういう意外にスッキリした感じ。調べますと2019年10月開業でした。4人テーブルが我々から見えている範囲で4つ、壁に向かったカウンター席が8~10席ほどですかねえ。4人テーブルに案内され、さあ何を食べようかということに。

一押しメニューは、店名にあるように蘭州牛肉面。サッパリした牛骨だし系の塩ラーメン的なものですが、京都にも同じメニューを出す専門店がいくつもあるので、折角なのでこのお店らしそうなものを食べようということに。注文を聞いてくれるお姉さんが1人でお持ち帰りのお客様も含め、ちゃきちゃきと仕事をこなされているのですが、見事なバイリンガルの中国の方でした。

基本、現地系中国料理店にありそうなものは結構色々と揃っているのですが、最近追加された新メニューがこちら。元々、蘭州市を中心とする清真料理がメインのお店なのですが、この追加メニューから想像すると、四川の料理人さんも入られたようですな。四川ホルモンラーメン¥980(以下、全て税別価格)は超イイ感じだなあ!と考えていたら・・・

もう1枚、我々向きな嬉しいメニューを発見してしまうわけで。とりあえず2人とも喉からっからなので、生ビールとアテが2種類チョイスできるセットを先に2つ、お願いするわけで。

生ビールサーバーのメンテナンスは良好そうな感じで、プレミアムモルツなのですが、ちゃんと美味しい。ビールは単品でも税別¥480と良心的価格設定。すなわち、生ビールセットは¥980は、¥500分でアテが2種類出てくるお得メニューなわけですな。
で・・・

まずは焼き餃子と、細い海老春巻きが登場。餃子は蒸したような感じでムチムチ系。五香粉のような中華スパイスが効いている日本の街中華ではありえないエスニックな味付けで、黒酢で頂くとイイ感じなのだ。海老春巻きは海老ミンチみっちりで、からっと揚がっていて上等!上等!
午前中から積極的に歩き回っていて少々疲れたので、ゆったりノンビリ~するのですが、12:00を回ったとたんにお客様がどんどん集まりだして、30分ほどで満席状態に。中国人と思しきお客様はカップル2組ほどで、ご近所のビジネスマンががっちり量のランチセットを食べに来ている!という状況でした。なにせ、牛肉面と炒飯に珈琲がついたセットが¥950(税込み)!なので、そりゃ流行るでしょうよという感想。

砂肝の柚子和え。茹でた砂肝をスライスし、あっさり系の塩ポン酢ダレのようなもので和えてある、これまたビールのお供にバッチリ!という。

更にこれが¥980にセットに付けられるなんて!と超嬉しくなったよだれ鶏。かけてあるラー油の層が3mm以上ありそうな、正に正統派四川風なのですが、遠慮がちに表現しても超ウマ。辛さは意外に控えめ、花椒の香りもフレッシュな感じで、非常に良いお味。
一口食べて、深草にある「老重慶 川菜館」の「口水鶏」を思い出したのですが、同等のお気に入り度でした。超オススメ。 多分、花椒や荒微塵の唐辛子がしっかり入っている自家製ラー油が旨いのだと思います。酸味系の味付けはほぼありません。

これは呑まないと損だよ~と、2人とも追加でハイボール¥390!(これまた良心的!)でニッコリしつつ、追加で四川ホルモンラーメンをお願いするのだ。流石に満席になったので、10分ほど待ちましたかね。

ババーン!ですな。これまたスープ上澄み3mmはラー油層!。豚ホルモンが超絶てんこ盛り。

麺はこういうきしめんのような幅広で腰のある麺で、ラーメンじゃないだろ!なのですが、これまたしっかり量で2人でシェアしても食べ応えありまくり。上にどばっと粗びき唐辛子が掛かっていて、見た目は凄く辛そうな感じなのですが、激辛ではないウマ辛レベルの味付けで、これまた美味しい。これは良いお店を引き当てたねえ!と2人とも大満足でした。
以上で生ビール2、ハイボール2杯付で¥4092!(PayPay払い)という超お手頃価格。これだけ色々頂いて、なので、なんの不満があろうかと!ですな。大須商店街周辺で中国料理をお探しで、お安く仕上げたいならぜひ。
◆中国蘭州牛肉面 牛百味 (ニウバイウェイ)
住所:愛知県名古屋市中区大須3-36-24
営業時間:[月~金]11:00~15:00 17:00~23:00(L.O.22:30)
[土・日・祝]11:00~23:00(L.O.22:30)
TEL:052-261-3337
で食後は、先にご紹介した「末広屋」さんに戻って買い物をすませ、次は地下鉄上前津駅に移動し、金山!ということに。やってきたのがこちらです。

金山南ビル美術館棟 (旧名古屋ボストン美術館)なり。現在・・・

「空間体感!動き出す浮世絵展」を開催中。葛飾北斎、歌川広重、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川国貞など有名な浮世絵師の作品を精密にデジタルトレースして3DCGアニメーション化。プロジェクションマッピングの作品として投影する!という面白そうなイベントなのだ。入館料¥2200なりと結構お高めですが、すべて静止画・動画でも撮影可能な太っ腹企画。

展示のスケールは映り込んでいる子供さんから察してください。こういうのが6つの部屋でそれぞれ趣向を凝らして投影中。
一番良かったのが、葛飾北斎の赤富士や神奈川沖浪裏が、原作の雰囲気そのままに3Dアニメ化され、壁一面に波がどぱーんどどーんと打ち寄せるところ。いやー、環境ビデオとして販売してほしい(動画ばかり撮って、写真大失念)

こういうテーブルに投影された国芳の猫に手をかざすと、にゃーんと鳴くインスタレーション作品があったり・・・

山の形のスクリーンに、北斎の赤富士が映し出されているのですが・・・

この山形スクリーンがなかなかのアイデアで、山の季節の移り変わりがアニメーションで表現されるのも面白いのだ。想像以上に動きが激しくてビックリしました。

こちらは、日本庭園を眺めているような感じで、日本の美しい季節の移り変わりを表現する作品。浮世絵から3Dモデル化された孔雀(若冲かな・・・)が飛び回るのが素敵でした。なにせ、外が笑っちゃうほど暑いので、こういう空調が利いた空間が有りがたい我々です。見どころ満載で楽しい催し物でした。
で、この後は地下鉄で宿に戻って再びシャワーなど浴び、最後の名古屋の夜は少々気合を入れたディナーに!ということで。名古屋ネタラスト、その4に続きます~。
名古屋二日目。相方の下調べによると、大須観音周辺の商店街に和服屋さんや和服専門の古着屋さんが5、6軒ほど点在しているらしく、今日の午前中は買い物だ~ということに。大須観音までホテルから徒歩20分ほどで、和服屋さんが概ね10:00開店なので、9:00少々過ぎにホテルを飛び出たわけで。お天気は非常に良いのですが、朝から気温急上昇~で暑い暑い名古屋地方。

で、ホテルから南下するのですが、名古屋市科学館がある「白川公園」が木陰があり多少涼しいので、通り抜けて大須観音方面に。

以前一度来た覚えはあるのですが、なかなか立派ですな。まだ朝の9:40少々過ぎぐらいなのですが、南側にある山門前に結構沢山のギャラリーが集まっていて、境内が騒がしいなあと思ったら・・・

毎月、18日と28日に骨董市が開かれているのですが丁度当日。これも相方の作戦の一環だった模様。和雑貨や古着の屋台が3つほどあり、相方が見学している間に境内を見て回るのですが、朝から気温は35℃に迫る勢いでびっくり。お目当てのものがなかったようで、10:00になったので・・・

商店街方面に移動。大須周辺の商店街も久々に来たのですが、ベトナムやタイ、トルコや台湾などなど、世界のお料理を出すお店が沢山出来ていてビックリ。ランチ時はどこも賑わっていました。で・・・

相方の目的は昨日見学にいった「有松絞り」の浴衣をお手頃に!なのですが、もう浴衣シーズンは終わりかけなので、各店とも夏物の着物に切り替わっている模様。とはいえ、こちらの「末広屋」さんは品物が豊富で、一番初めに立ち寄ったのですが、結局最後にまた来て、こちらで浴衣などを購入し・・・。(超お手頃価格でした)

オフィスや病院が入っている雑居ビルの3Fにある小さな和服屋「飾屋」さんも相方の心の琴線に触れたようで、夏帯などをお手頃価格で購入。どこも男物の絞りの浴衣は身長170cmサイズまでしかなくて、来年は生地を買って作る!ということに。
そうこうしている間にあっという間にランチ時。飯処の選定は私の係なので、やってきたのがこちら。

海外からの旅行客が多いので、名古屋でもガチ中華的なお店はあるだろう!と予測し、探し当てていたわけで。中国蘭州牛肉面を中心に、現地系の中華料理を出しているお店「牛百味」なり。11:30オープンで、10分ほど過ぎたところだったのですが、多分本日1組目が我々でした。

店内はこういう意外にスッキリした感じ。調べますと2019年10月開業でした。4人テーブルが我々から見えている範囲で4つ、壁に向かったカウンター席が8~10席ほどですかねえ。4人テーブルに案内され、さあ何を食べようかということに。

一押しメニューは、店名にあるように蘭州牛肉面。サッパリした牛骨だし系の塩ラーメン的なものですが、京都にも同じメニューを出す専門店がいくつもあるので、折角なのでこのお店らしそうなものを食べようということに。注文を聞いてくれるお姉さんが1人でお持ち帰りのお客様も含め、ちゃきちゃきと仕事をこなされているのですが、見事なバイリンガルの中国の方でした。

基本、現地系中国料理店にありそうなものは結構色々と揃っているのですが、最近追加された新メニューがこちら。元々、蘭州市を中心とする清真料理がメインのお店なのですが、この追加メニューから想像すると、四川の料理人さんも入られたようですな。四川ホルモンラーメン¥980(以下、全て税別価格)は超イイ感じだなあ!と考えていたら・・・

もう1枚、我々向きな嬉しいメニューを発見してしまうわけで。とりあえず2人とも喉からっからなので、生ビールとアテが2種類チョイスできるセットを先に2つ、お願いするわけで。

生ビールサーバーのメンテナンスは良好そうな感じで、プレミアムモルツなのですが、ちゃんと美味しい。ビールは単品でも税別¥480と良心的価格設定。すなわち、生ビールセットは¥980は、¥500分でアテが2種類出てくるお得メニューなわけですな。
で・・・

まずは焼き餃子と、細い海老春巻きが登場。餃子は蒸したような感じでムチムチ系。五香粉のような中華スパイスが効いている日本の街中華ではありえないエスニックな味付けで、黒酢で頂くとイイ感じなのだ。海老春巻きは海老ミンチみっちりで、からっと揚がっていて上等!上等!
午前中から積極的に歩き回っていて少々疲れたので、ゆったりノンビリ~するのですが、12:00を回ったとたんにお客様がどんどん集まりだして、30分ほどで満席状態に。中国人と思しきお客様はカップル2組ほどで、ご近所のビジネスマンががっちり量のランチセットを食べに来ている!という状況でした。なにせ、牛肉面と炒飯に珈琲がついたセットが¥950(税込み)!なので、そりゃ流行るでしょうよという感想。

砂肝の柚子和え。茹でた砂肝をスライスし、あっさり系の塩ポン酢ダレのようなもので和えてある、これまたビールのお供にバッチリ!という。

更にこれが¥980にセットに付けられるなんて!と超嬉しくなったよだれ鶏。かけてあるラー油の層が3mm以上ありそうな、正に正統派四川風なのですが、遠慮がちに表現しても超ウマ。辛さは意外に控えめ、花椒の香りもフレッシュな感じで、非常に良いお味。
一口食べて、深草にある「老重慶 川菜館」の「口水鶏」を思い出したのですが、同等のお気に入り度でした。超オススメ。 多分、花椒や荒微塵の唐辛子がしっかり入っている自家製ラー油が旨いのだと思います。酸味系の味付けはほぼありません。

これは呑まないと損だよ~と、2人とも追加でハイボール¥390!(これまた良心的!)でニッコリしつつ、追加で四川ホルモンラーメンをお願いするのだ。流石に満席になったので、10分ほど待ちましたかね。

ババーン!ですな。これまたスープ上澄み3mmはラー油層!。豚ホルモンが超絶てんこ盛り。

麺はこういうきしめんのような幅広で腰のある麺で、ラーメンじゃないだろ!なのですが、これまたしっかり量で2人でシェアしても食べ応えありまくり。上にどばっと粗びき唐辛子が掛かっていて、見た目は凄く辛そうな感じなのですが、激辛ではないウマ辛レベルの味付けで、これまた美味しい。これは良いお店を引き当てたねえ!と2人とも大満足でした。
以上で生ビール2、ハイボール2杯付で¥4092!(PayPay払い)という超お手頃価格。これだけ色々頂いて、なので、なんの不満があろうかと!ですな。大須商店街周辺で中国料理をお探しで、お安く仕上げたいならぜひ。
◆中国蘭州牛肉面 牛百味 (ニウバイウェイ)
住所:愛知県名古屋市中区大須3-36-24
営業時間:[月~金]11:00~15:00 17:00~23:00(L.O.22:30)
[土・日・祝]11:00~23:00(L.O.22:30)
TEL:052-261-3337
で食後は、先にご紹介した「末広屋」さんに戻って買い物をすませ、次は地下鉄上前津駅に移動し、金山!ということに。やってきたのがこちらです。

金山南ビル美術館棟 (旧名古屋ボストン美術館)なり。現在・・・

「空間体感!動き出す浮世絵展」を開催中。葛飾北斎、歌川広重、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川国貞など有名な浮世絵師の作品を精密にデジタルトレースして3DCGアニメーション化。プロジェクションマッピングの作品として投影する!という面白そうなイベントなのだ。入館料¥2200なりと結構お高めですが、すべて静止画・動画でも撮影可能な太っ腹企画。

展示のスケールは映り込んでいる子供さんから察してください。こういうのが6つの部屋でそれぞれ趣向を凝らして投影中。
一番良かったのが、葛飾北斎の赤富士や神奈川沖浪裏が、原作の雰囲気そのままに3Dアニメ化され、壁一面に波がどぱーんどどーんと打ち寄せるところ。いやー、環境ビデオとして販売してほしい(動画ばかり撮って、写真大失念)

こういうテーブルに投影された国芳の猫に手をかざすと、にゃーんと鳴くインスタレーション作品があったり・・・

山の形のスクリーンに、北斎の赤富士が映し出されているのですが・・・

この山形スクリーンがなかなかのアイデアで、山の季節の移り変わりがアニメーションで表現されるのも面白いのだ。想像以上に動きが激しくてビックリしました。

こちらは、日本庭園を眺めているような感じで、日本の美しい季節の移り変わりを表現する作品。浮世絵から3Dモデル化された孔雀(若冲かな・・・)が飛び回るのが素敵でした。なにせ、外が笑っちゃうほど暑いので、こういう空調が利いた空間が有りがたい我々です。見どころ満載で楽しい催し物でした。
で、この後は地下鉄で宿に戻って再びシャワーなど浴び、最後の名古屋の夜は少々気合を入れたディナーに!ということで。名古屋ネタラスト、その4に続きます~。
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