きみのやうなぎ店@三重 四日市
2023
27
一旦これで完了!の夏休みネタ、その14です。
今日は名古屋から帰る予定の日。マイカーで、2時間少々で帰れてしまうのですが、折角なので帰り道でランチでも食べ、どこぞで温泉にでも入って晩御飯前には京都に戻る作戦。9時30分ごろホテルを出発し、1時間少々で着きそうな三重県内の鰻屋さんをまずは目指すことにしたのだ。
やってきたのが四日市市。コロナ渦中にネットを彷徨っていて、「三重県って、なんだかお手頃価格の鰻屋さんが沢山あるぞ!」と気が付いて、一回目にやってきたのがミシュラン選出の「炭焼うなぎ 喜多川」なのですが、現在、食べログで三重県鰻店では一位のお店に行ってみようと思ったわけで。

三重県内の人気鰻店は概ねどこも行列ができるので、開店時間11:00の30分前までに到着する予定で移動していたのですが、自動車道があちこちで工事中で渋滞に捕まってしまい、結局、お店のPAに着いたのがオープン時間4分前。
やってきたのは「きみのやうなぎ店」。調べますと、今年5月に開店55周年だった鰻店老舗なのだ。お店前の駐車スペースが4台分、周辺に2か所に分割し、そちらは合計8台分ほど駐車場が確保されているようでした。

既にオープンされているようで店内に。いらっしゃいませ~と元気な声が。男性1名、女性3名ほどで回されているのですが、キッチンに目をやると鰻を焼いているのが一番高齢の女性(私より10才は上っぽい)でした。この暑い季節に炭火の前に立つのはハードワークなので、かなり珍しいかも!と思いつつ。

入り口右側がキッチンでカウンター席が奥に向かって並んでいて、その前にテーブル席。奥に座敷があり、そちらに座卓がずらっと並んでいる大きなお店。カウンター席前で注文を聞いてくれるおねえさんが「ここにしかメニューが無いので、先に注文を決めてくださいね~」と促され、私が「上丼」¥3000、相方が「中丼」¥2100を、「肝鉄板」をお願いしようとしたら、今日は出来ないんです~ということで、「肝焼き」¥350、「胡瓜漬」¥220をお願いすることに。

座敷に案内され、お料理を待つわけで。客間の全体は把握できていないのですが、4人掛けの座卓が6つ。我々が帰るころには概ね満席に。とはいえ、お客様の回転が非常~に早いので、三重県内で一番鰻店密度が高そうな津市内の人気店よりは、まったり営業中、という雰囲気でした。

見込み生産でどんどん焼いているようで、着席後鰻丼登場までわずか7分。注文したものが同時に登場。いやースピーディですな。

とりあえず、蓋から鰻がべろんとはみ出している「上丼」のビジュアルに目を奪われるのですが、このボリューム感で¥3000!というお手頃価格店なのだ。鰻のサイズは標準的ですが、想像以上に肉厚。地焼きですが、皮はねっちりと歯ごたえ良好で、身は炭火の香りがしっかりとしたふっくらしっとり系。脂をかなり残した焼き方ですな。鰻の皮がしっかりしているので、箸で切ってお上品に食べるより、ダイナミックにかぶりつけ!というような感じ(汗)

こちらは「中丼」のご飯少な目。4cm幅位に切った鰻が4切れも乗っかっていて、量的には全然大大大大納得。上丼より、こちらのほうが食べやすいかと思います。

「肝焼き」は5匹分ほどですが、多分、過去食べたお店の中でも最も安いのでは?と思った一皿。レア焼きではなく、肝が締まるほどのしっかり目な火入れなので好き嫌いはありそうな。
胡瓜漬けは、口に広がった鰻の脂をリセットしてサッパリ頂くのにイイ感じ。粉山椒は、ごらんのとおりSB謹製ですが、店員さんにお声掛けすると出して貰えますので、お好きな方はぜひ。

で、鰻丼ネタの時は出しているご飯断面写真。タレは鰻の仕上げに掛けている感じで、鰻についているタレの焦げ感はほぼ無いのですが、粘度は少な目で甘口のコクが勝った味付け。三重県の中では独特なタイプではないかと思います。タレ量は程よく、ご飯はつやつやと粒が立っていて炊き加減はばっちり。

丼には肝吸いがもれなく付いてきます。過去鰻店では食べたことが無い方向性の味付け。どことなくコンソメスープと吸い物の中間ぐらいの感じで、葱の風味が効いていてこれはこれで大OK! 沢庵がしっかり古漬けで旨かったり、色々と工夫されているように思いました。
2人で鰻丼と肝焼きをしっかり食べて¥6000ぐらいで済む有りがたい一軒。支払いを済ませ、店員さんの「ありがとうね~」に送り出され、お店を後にしたのだ。
三重県内鰻店で一番好き?と問われると、それは違うと即答するのですが(滝汗) 総合力は高いお手軽なお店。津市の人気店のように長蛇の列が出来なさそうなので、旅行中にすっと寄れるのも良いですな。コク甘タレがお好きなら是非。
◆きみのやうなぎ店
住所:三重県四日市市栄町2-11
営業時間:11:00~14:00 17:00~19:00
TEL:059-352-6414
で、食後は・・・

30分ほど移動し、「イオンモール鈴鹿」の敷地内にある巨大スーパー銭湯「鈴鹿天然温泉 花しょうぶ」に初訪問。一応天然温泉で「低張性弱アルカリ性高温泉」なのですが、そんなに特徴は無い感じ。が!サウナが高温、湿式、塩の3種類もあったり、高濃度炭酸泉が露天と屋内の2か所にあったり、なんだか非常にゴージャスな設計。一般が¥920で夏のさなかの暑い時期なのに、そこそこ盛況でした。結局、2時間ほどまったりし・・・

途中で土山PAに立ち寄って・・・

マンゴーかき氷¥600で暫し喉を潤してから帰宅16:00前。なかなか楽しかった近場のミニ旅行になりました。
今日は名古屋から帰る予定の日。マイカーで、2時間少々で帰れてしまうのですが、折角なので帰り道でランチでも食べ、どこぞで温泉にでも入って晩御飯前には京都に戻る作戦。9時30分ごろホテルを出発し、1時間少々で着きそうな三重県内の鰻屋さんをまずは目指すことにしたのだ。
やってきたのが四日市市。コロナ渦中にネットを彷徨っていて、「三重県って、なんだかお手頃価格の鰻屋さんが沢山あるぞ!」と気が付いて、一回目にやってきたのがミシュラン選出の「炭焼うなぎ 喜多川」なのですが、現在、食べログで三重県鰻店では一位のお店に行ってみようと思ったわけで。

三重県内の人気鰻店は概ねどこも行列ができるので、開店時間11:00の30分前までに到着する予定で移動していたのですが、自動車道があちこちで工事中で渋滞に捕まってしまい、結局、お店のPAに着いたのがオープン時間4分前。
やってきたのは「きみのやうなぎ店」。調べますと、今年5月に開店55周年だった鰻店老舗なのだ。お店前の駐車スペースが4台分、周辺に2か所に分割し、そちらは合計8台分ほど駐車場が確保されているようでした。

既にオープンされているようで店内に。いらっしゃいませ~と元気な声が。男性1名、女性3名ほどで回されているのですが、キッチンに目をやると鰻を焼いているのが一番高齢の女性(私より10才は上っぽい)でした。この暑い季節に炭火の前に立つのはハードワークなので、かなり珍しいかも!と思いつつ。

入り口右側がキッチンでカウンター席が奥に向かって並んでいて、その前にテーブル席。奥に座敷があり、そちらに座卓がずらっと並んでいる大きなお店。カウンター席前で注文を聞いてくれるおねえさんが「ここにしかメニューが無いので、先に注文を決めてくださいね~」と促され、私が「上丼」¥3000、相方が「中丼」¥2100を、「肝鉄板」をお願いしようとしたら、今日は出来ないんです~ということで、「肝焼き」¥350、「胡瓜漬」¥220をお願いすることに。

座敷に案内され、お料理を待つわけで。客間の全体は把握できていないのですが、4人掛けの座卓が6つ。我々が帰るころには概ね満席に。とはいえ、お客様の回転が非常~に早いので、三重県内で一番鰻店密度が高そうな津市内の人気店よりは、まったり営業中、という雰囲気でした。

見込み生産でどんどん焼いているようで、着席後鰻丼登場までわずか7分。注文したものが同時に登場。いやースピーディですな。

とりあえず、蓋から鰻がべろんとはみ出している「上丼」のビジュアルに目を奪われるのですが、このボリューム感で¥3000!というお手頃価格店なのだ。鰻のサイズは標準的ですが、想像以上に肉厚。地焼きですが、皮はねっちりと歯ごたえ良好で、身は炭火の香りがしっかりとしたふっくらしっとり系。脂をかなり残した焼き方ですな。鰻の皮がしっかりしているので、箸で切ってお上品に食べるより、ダイナミックにかぶりつけ!というような感じ(汗)

こちらは「中丼」のご飯少な目。4cm幅位に切った鰻が4切れも乗っかっていて、量的には全然大大大大納得。上丼より、こちらのほうが食べやすいかと思います。

「肝焼き」は5匹分ほどですが、多分、過去食べたお店の中でも最も安いのでは?と思った一皿。レア焼きではなく、肝が締まるほどのしっかり目な火入れなので好き嫌いはありそうな。
胡瓜漬けは、口に広がった鰻の脂をリセットしてサッパリ頂くのにイイ感じ。粉山椒は、ごらんのとおりSB謹製ですが、店員さんにお声掛けすると出して貰えますので、お好きな方はぜひ。

で、鰻丼ネタの時は出しているご飯断面写真。タレは鰻の仕上げに掛けている感じで、鰻についているタレの焦げ感はほぼ無いのですが、粘度は少な目で甘口のコクが勝った味付け。三重県の中では独特なタイプではないかと思います。タレ量は程よく、ご飯はつやつやと粒が立っていて炊き加減はばっちり。

丼には肝吸いがもれなく付いてきます。過去鰻店では食べたことが無い方向性の味付け。どことなくコンソメスープと吸い物の中間ぐらいの感じで、葱の風味が効いていてこれはこれで大OK! 沢庵がしっかり古漬けで旨かったり、色々と工夫されているように思いました。
2人で鰻丼と肝焼きをしっかり食べて¥6000ぐらいで済む有りがたい一軒。支払いを済ませ、店員さんの「ありがとうね~」に送り出され、お店を後にしたのだ。
三重県内鰻店で一番好き?と問われると、それは違うと即答するのですが(滝汗) 総合力は高いお手軽なお店。津市の人気店のように長蛇の列が出来なさそうなので、旅行中にすっと寄れるのも良いですな。コク甘タレがお好きなら是非。
◆きみのやうなぎ店
住所:三重県四日市市栄町2-11
営業時間:11:00~14:00 17:00~19:00
TEL:059-352-6414
で、食後は・・・

30分ほど移動し、「イオンモール鈴鹿」の敷地内にある巨大スーパー銭湯「鈴鹿天然温泉 花しょうぶ」に初訪問。一応天然温泉で「低張性弱アルカリ性高温泉」なのですが、そんなに特徴は無い感じ。が!サウナが高温、湿式、塩の3種類もあったり、高濃度炭酸泉が露天と屋内の2か所にあったり、なんだか非常にゴージャスな設計。一般が¥920で夏のさなかの暑い時期なのに、そこそこ盛況でした。結局、2時間ほどまったりし・・・

途中で土山PAに立ち寄って・・・

マンゴーかき氷¥600で暫し喉を潤してから帰宅16:00前。なかなか楽しかった近場のミニ旅行になりました。
- 関連記事
-
-
きみのやうなぎ店@三重 四日市 2023/08/27
-
イチビキ@名古屋 中村区 2023/08/23
-
うなぎの魚伊@大阪 関目高殿 2023/08/18
-
うなぎのしお冨@六地蔵 2023/08/08
-
備長炭火焼 うなすけ@大阪 寝屋川市 2023/07/20
-