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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

吟味屋 菜々色@綾小路醒ケ井東入ル

2023
07
なんだか魚介系なものが食べたい!日で、行ったことが無いお店を開拓しようということで意見一致。以前からブックマークしていた居酒屋さんに電話したら二階席でよかったら!と予約が取れ、やってきた18:00少々過ぎ。

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やってきたのは四条堀川交差点から南東に1ブロック、綾小路醒ケ井東入ルにある「吟味屋 菜々色」なるお店。予約している者ですが~!と店内に。靴を脱いで板間に上がる方式でした。一階はカウンター席で既にそこそこお客様が入られていて、予約通り2階席に案内されるわけで。

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2階は4人掛けテーブル席中心の落ち着いた雰囲気のセッティング。4人テーブルが6つかな。全体で40席ほどあるようです。窓際の4人テーブルに入れてもらうのだ。

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居酒屋なのですが、予約無しでも当日にコースがお願いできる仕組みだと店員さんが説明してくれます。¥3500~¥7500というお手軽設定で呑み放題付は¥2000アップ。貸し切り宴会なども積極的にやられているのだ。

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で、手書きメニューの日替わり系がこちら。なかなかソソる設定且つお手頃価格。

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更に定番物がこちら。店員さんによるとメニューに書いていない、本日限定がありますよ~とのことで、茄子料理2種(賀茂茄子田楽と揚げびたし)、鶏ハラミの唐揚げ、魚料理で新秋刀魚があると教えてもらい、とりあえずポテサラと刺身盛り合わせを先行でお願いし、今日はアラカルトで好きなモノを頂きます~とお伝えして、長考に入る訳で。

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とりあえず、生ビール(麒麟一番搾り)¥600と、突き出しを頂きつつ、お料理を待つわけで。突き出しは南瓜の煮物にコーンマヨを掛けたものですが、これがしっかり味で意外に美味しかったり。

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「明太子と玉子のポテサラ」¥600なり。お味の捻りは特にないストレート系。マヨ系ですが、芋の旨味しっかりでちゃんと美味しいな!とつついていると、お店の前情報で、ちょっと楽しみにしていたお任せの刺身盛りが登場!

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いやーババーン!ですな。ゼロ時の方向、すだちで隠れている超ブリブリカンパチ4貫、時計回りで脂ノリノリのサーモン4貫、北海道産の大粒帆立が2個(半分にカット)、鰹のたたきが4貫(1つ取ってから写真を撮り忘れたことを思い出す・・・汗)、赤貝4貫という2人には十分すぎる量。で、このお店で面白いと思ったのが、

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鰹のたたきの付け合わせに、刻みニラをポン酢で和えたものを添えてあるのだ。これはなかなか乙なお味でした。高知のように生ニンニクスライスほど味が強くないのが良いかもです。 さらに!

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お刺身の写真で小鉢に乗っている黒いキューブが、醤油を固めたゼリーでこれを添えてお刺身を頂く趣向。室温で柔らかくなるほどに調整されていて、帆立などにピッタリ!合いました。いやー、色々工夫されていますな。美味しいです。

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我々がこういう居酒屋さんに、今後とも強く求めていきたい!と思っている「地酒ラインナップが豊富な所」もこのお店の美点。注文を聞いてくれる店員さんが腰の低い、フットワークの良い人で・・・

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一階からわざわざ一升瓶を持ってきてプレゼンしてくれるのには少々ビックリ。店員さんお勧めの、三重は清水清三郎商店謹製「作 穂乃智 純米」から。お気に入りの酒蔵ですが、瑞々しくフレッシュ感のある感じで美味しいですな。一合¥1100~のお店なので、お安くはないのですが、この辺りでは平均的設定かな。

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で、三品目は店員さんの本日オススメから、「新秋刀魚の一本揚げ」なり。いやー、今シーズンお初の秋刀魚なのですが、まさか秋刀魚を丸ごと揚げたものを頂くとは!ですな。 油切れ良く揚げてあるので、皮からワタから全部ペロッと頂きました。

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お次の日本酒もオススメから、富山の林酒造場謹製 「林 純米吟醸 出羽燦々」なり。限定モノなので多分結構良いお値段だと思うのですが、これまた旨し~!ですな。

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相方が食べてみたい~!と速攻で反応した、本日のオススメお勧めから「鶏はらみの唐揚げ」。ハラミと言っても牛のように横隔膜では無く、鶏はもものつけ根近くにある内臓をガードしている腹筋のようです。揚げると、皮も付いているようでふわっとした食感で、結構しっかり量なのですが、味付けもお上手で軽々とペロッと。

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で、野菜系も1つ。「賀茂茄子の田楽」なり。でっかいですが超熱々且つトロトロ。柚子の効いた白味噌・赤味噌を合わせて塗り分けているのもお洒落。ま、これも1つだけで一合は軽く空いてしまう危険な一品。

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で、テンポよく三合目(汗)。愛知県は山忠本舗酒造謹製「義侠 はるか 純米酒」にスイッチ。度数は14°と軽め。するすると呑みやすく、これまたお酒がどんどん進みますな。。。

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ちょっとインターバルで山芋山葵を頂きつつ、ちびちびお酒を。相方曰く、もうご飯とかいいよねえ、今日はオカズで〆たいわ!という提案で・・・

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〆に注文したのが、このお店では一押しになっている「トロカツ」¥900が登場。これがですね・・・

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豚バラをトロトロに塩茹でして下ごしらえしたものを揚げてある手の掛かった一品。アテとして秀逸感あり。刻んだ奈良漬けを入れてあるマヨネーズがお洒落。(それだけで呑めます汗)

私はもうチョコっと呑みたい気分だったのですが、次の日に朝から色々と用事があるので、これぐらいで撤収!ということに。(牛すじカレーうどん¥900を食べたかったのですが、相方に却下されたのですな・・汗)
以上で、生ビール2、もしかするとお酒の写真を1枚撮り忘れているかも?なのですが、3・4合吞んで〆て¥14000ピッタリ!という大大大納得価格。お店情報の出所は確か食べログだったと思うのですが、日本酒好きが数名でわいわいやりたい場合はこちらの1階で、静かに呑みたい場合はこちらの二階はかなりオススメ。多分、またお邪魔するような気がします。! ご馳走様でした。




◆吟味屋 菜々色
住所:京都市下京区綾小路醒ケ井東入ル北角
営業時間:16:30〜23:00 (L.O 22:00) 不定休
TEL:080-4234-2434
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1 Comments

さやか姫  

お疲れ様です。

お造りめちゃくちゃ美味しそうですね。

2023/09/08 (Fri) 08:30 | EDIT | REPLY |   

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