京極寿司@滋賀 長浜
2023
08
雑食系食べ歩き人なので、概ね好き嫌いなく何でも食べるのですが、我が駄blogの食べ歩き記録で訪問頻度がかなり少ないジャンルが寿司店。クルクル回る系からミシュラン店まで価格帯が広くて、握りにちらし、箱寿司においなりさん!までメニューもバラエティ豊富。気になるお店は色々とあるのですが、世間で美味しい!と言われるお店は概ねかなりお高くて(汗)、お気に入り!と言えるお店は、京寿司店のココか、握りならココか、ココぐらいがたまに行くお店、という状況。(しかし、みさきも全然予約が入りませんなあぁ)
で、知り合いの食べ歩き系FB友から、1人¥10000までで旨い寿司店はありませんかねえ?と問いかけられて、あまり持ち駒が無いことに気が付いたのだ。で、そういうお店をリサーチしてみようと、別のFB友に教えてもらったお店に予約を入れたわけで。ここまでが長い前置きです~。

やってきたのは、多分人生3回目の滋賀県は長浜。いきなり京都府外!なのですが、ドライブついでに行こうと狙っていたわけで。自宅の丹波橋から、高速使って車で1時間半少々でした。ご近所のコインパーキングに車を停め、長浜で一番観光客でにぎわう大手門通りのアーケードに向かうのだ。

で、目指すお店はそのアーケード内にある「京極寿司」なる老舗寿司店。親子三代でやられているのですが、三代目が江戸前鮨の修行をされていて、先々代からやられている昔ながらの鯖寿司や押し寿司、それに三代目が握る琵琶湖の恵みを取り入れた握り鮨、更に滋賀酒と共に豊富なアテ類を頂ける素晴らしいお店。
6席しかないカウンター席は年中大人気で、実は2か月前ぐらいに教えてもらってからちょこちょこ、週末に予約を入れようとしたのですが、カウンターが満席なのでテーブルになりますが?!という状況で、それなら一度テーブルでお願いしてみよう!ということに。お店前には「本日満席」表示が出ておりました。

カウンター席と座敷テーブル席の間はこういう目隠しの棚があり、席間ゆったりで想像以上に広い店内。お客様に三代目が食材の説明を熱心に行われていて、やっぱりカウンター席がうらやましいなあ!と思いつつ、テーブル席に案内頂くのだ。

小上がりは、4人テーブルが4つ。(コロナ対策なのか、テーブルを2つほど抜いている状況)別に10人程入れる個室もあるようです。

で、メニューを確認。お料理は事前に「テーブルお任せ握り」をお願いしているのですが、関西系の箱寿司も色々と豊富で、周りのテーブルではそういう箱寿司に・・・

こういうアテ類を追加して、お昼から日本酒を楽しんでおられる地元の方が。滋賀で寿司店!というと、まず名前が挙がる全国区店なのですが、地元にもしっかり根付いている模様。
で、念のために「コースの途中で追加できますかね?」と店員さんに確認すると、もちろんOK!なのですが、このお任せにぎりが15貫!更に、茶碗蒸しとデザート付き。それで¥6600(税込み!)とは嬉しいのだ。

で、とりあえず私は生ビール、相方が注文したワイングラスは・・・

お寿司用ティーペアリングをやられていて、水だしほうじ茶¥550なり。結構しっかりした味わいなので、お寿司後半の脂の乗ったネタのほうが合っているかも、でした。で・・・

お任せ握りは合計15貫!で、テーブルではこういう形で三貫づつサーブしてくれる方式。まずは、左から赤イカで、薄皮を取り除き叩いたもの。超!トロケる食感。真ん中はめごち、右が平目。全部塩を乗せてあり、そのままで。
寿司酢は、各地の高級寿司店で採用店多数!宮津の飯尾醸造謹製「富士酢」を使われている模様ですが、とりあえず旨し!文句無し!ですな。

で、次の三貫。左は卸し生姜を乗せた琵琶湖産びわますの漬け、中央は本鮪赤身の漬け、右は中トロでこれは塩を乗せてあるのですが、これまた超絶しっかり旨しですな。先ほどは白身であっさり~だったのですが、今度は三貫とも脂の乗った濃厚系。三貫づつ、どう組み合わせて出てくるか!という楽しみがある出し方であることに気が付くわけで。

一緒にアツアツの茶碗蒸しが登場し、それに折角なので、お店オリジナル日本酒300ml¥1540をお願いする。お酒の種類は豊富で、滋賀酒(七本槍に松の司・・・)も各種揃っているのですが、

こちらは地元長浜の酒蔵「佐藤酒造」謹製の特別本醸造。ふんわりと柔らかい口当たりの魚介にピッタリ系。相方に遠慮しつつちびちびと。。。 実は、添えてある茶碗蒸しにもヒネリが合って、竜王にある古株牧場謹製チーズ「つやこフロマージュ」を器の底に沈めてあるチーズ風味!という。卵液は出汁の効いた和風そのものなのですが、底から混ぜ返すと、軽やかなチーズの香りがふわーん。(そんなにチーズ臭くない、穏やかな・・・)

三皿目は、青魚3種!という組み合わせ。左は薄切りにした〆鯖四枚重ね、中央は正統派こはだ、右は北陸産真鯵。これまた、超旨三連発。2人とも青魚大好きなので超ニッコリ!

こちらの食べるペースを見てくれているようで、そんなに待ち時間を感じることなくお料理が進行。
四皿目は、左からブリブリ食感のカンパチ、中央がカジキの炙りで上にちょこんと柚子胡椒、右は甘エビで3日間熟成をかけてあるもの。とりあえず、甘エビの旨味の余韻が長いこと~!ですな、超ウマ。

五皿目は二貫。左は肉厚な北海道産帆立、右はこれまたトロケる煮穴子。いやー後半に再び盛り上がって参りました!的な。で、一緒に・・・

最後に生雲丹!という。いやはや、この展開は嬉しいですな。15貫のうち、入っていなかったら注文しよう!と考えていたものがほぼ網羅されていて、追加の必要無しでした。(鮎を食べてみたかったが、もう握れる小さいのは無いようでした)

つい、日本酒をグラスで追加。オリジナル日本酒と同じく長浜、佐藤酒造謹製「生乍自由~うまれながらじゆう~純米吟醸」でグラス¥1045!でした。トロッとした口当たりなのに果実味もあるフレッシュな感じ。旨かったです~!

雲丹は自分でそーっと巻いて、お口にぱっくり!という趣向。濃厚なのにスッキリ! イヤー再度まで大充実。〆の玉子焼まで添えてくれているので、必然的に日本酒が進むのですな。
以上!大充実で大満足なのですが、最後にちゃんと甘いものが3種類スタンバっていて、選ばせてもらえます。

ワタシはほうじ茶の、相方は抹茶のふるふるなブランマンジェで〆! お腹ポンポンでした。いやー素晴らしいですな。超充実!だった全1時間15分(いつもながら、食べるのは早いです汗)。
〆て、生ビール1のノンアルビール1、ティペアリング用お茶1の日本酒300ml+グラス1とちょっとだけ吞んで(汗)、〆て¥17000チョイ(PayPay支払い)でした。いやー、この質でこの内容ですのでなんの文句があろうかと!ですな。
多分、また何か無理矢理にでも用事を作ってやってくる気満々店。御馳走様でした、次回はぜひ、カウンターで。
◆京極寿司
住所:滋賀県長浜市元浜町6-11
営業時間:11:00~21:00 火休・第三水休
TEL:0749-62-3265
で、知り合いの食べ歩き系FB友から、1人¥10000までで旨い寿司店はありませんかねえ?と問いかけられて、あまり持ち駒が無いことに気が付いたのだ。で、そういうお店をリサーチしてみようと、別のFB友に教えてもらったお店に予約を入れたわけで。ここまでが長い前置きです~。

やってきたのは、多分人生3回目の滋賀県は長浜。いきなり京都府外!なのですが、ドライブついでに行こうと狙っていたわけで。自宅の丹波橋から、高速使って車で1時間半少々でした。ご近所のコインパーキングに車を停め、長浜で一番観光客でにぎわう大手門通りのアーケードに向かうのだ。

で、目指すお店はそのアーケード内にある「京極寿司」なる老舗寿司店。親子三代でやられているのですが、三代目が江戸前鮨の修行をされていて、先々代からやられている昔ながらの鯖寿司や押し寿司、それに三代目が握る琵琶湖の恵みを取り入れた握り鮨、更に滋賀酒と共に豊富なアテ類を頂ける素晴らしいお店。
6席しかないカウンター席は年中大人気で、実は2か月前ぐらいに教えてもらってからちょこちょこ、週末に予約を入れようとしたのですが、カウンターが満席なのでテーブルになりますが?!という状況で、それなら一度テーブルでお願いしてみよう!ということに。お店前には「本日満席」表示が出ておりました。

カウンター席と座敷テーブル席の間はこういう目隠しの棚があり、席間ゆったりで想像以上に広い店内。お客様に三代目が食材の説明を熱心に行われていて、やっぱりカウンター席がうらやましいなあ!と思いつつ、テーブル席に案内頂くのだ。

小上がりは、4人テーブルが4つ。(コロナ対策なのか、テーブルを2つほど抜いている状況)別に10人程入れる個室もあるようです。

で、メニューを確認。お料理は事前に「テーブルお任せ握り」をお願いしているのですが、関西系の箱寿司も色々と豊富で、周りのテーブルではそういう箱寿司に・・・

こういうアテ類を追加して、お昼から日本酒を楽しんでおられる地元の方が。滋賀で寿司店!というと、まず名前が挙がる全国区店なのですが、地元にもしっかり根付いている模様。
で、念のために「コースの途中で追加できますかね?」と店員さんに確認すると、もちろんOK!なのですが、このお任せにぎりが15貫!更に、茶碗蒸しとデザート付き。それで¥6600(税込み!)とは嬉しいのだ。

で、とりあえず私は生ビール、相方が注文したワイングラスは・・・

お寿司用ティーペアリングをやられていて、水だしほうじ茶¥550なり。結構しっかりした味わいなので、お寿司後半の脂の乗ったネタのほうが合っているかも、でした。で・・・

お任せ握りは合計15貫!で、テーブルではこういう形で三貫づつサーブしてくれる方式。まずは、左から赤イカで、薄皮を取り除き叩いたもの。超!トロケる食感。真ん中はめごち、右が平目。全部塩を乗せてあり、そのままで。
寿司酢は、各地の高級寿司店で採用店多数!宮津の飯尾醸造謹製「富士酢」を使われている模様ですが、とりあえず旨し!文句無し!ですな。

で、次の三貫。左は卸し生姜を乗せた琵琶湖産びわますの漬け、中央は本鮪赤身の漬け、右は中トロでこれは塩を乗せてあるのですが、これまた超絶しっかり旨しですな。先ほどは白身であっさり~だったのですが、今度は三貫とも脂の乗った濃厚系。三貫づつ、どう組み合わせて出てくるか!という楽しみがある出し方であることに気が付くわけで。

一緒にアツアツの茶碗蒸しが登場し、それに折角なので、お店オリジナル日本酒300ml¥1540をお願いする。お酒の種類は豊富で、滋賀酒(七本槍に松の司・・・)も各種揃っているのですが、

こちらは地元長浜の酒蔵「佐藤酒造」謹製の特別本醸造。ふんわりと柔らかい口当たりの魚介にピッタリ系。相方に遠慮しつつちびちびと。。。 実は、添えてある茶碗蒸しにもヒネリが合って、竜王にある古株牧場謹製チーズ「つやこフロマージュ」を器の底に沈めてあるチーズ風味!という。卵液は出汁の効いた和風そのものなのですが、底から混ぜ返すと、軽やかなチーズの香りがふわーん。(そんなにチーズ臭くない、穏やかな・・・)

三皿目は、青魚3種!という組み合わせ。左は薄切りにした〆鯖四枚重ね、中央は正統派こはだ、右は北陸産真鯵。これまた、超旨三連発。2人とも青魚大好きなので超ニッコリ!

こちらの食べるペースを見てくれているようで、そんなに待ち時間を感じることなくお料理が進行。
四皿目は、左からブリブリ食感のカンパチ、中央がカジキの炙りで上にちょこんと柚子胡椒、右は甘エビで3日間熟成をかけてあるもの。とりあえず、甘エビの旨味の余韻が長いこと~!ですな、超ウマ。

五皿目は二貫。左は肉厚な北海道産帆立、右はこれまたトロケる煮穴子。いやー後半に再び盛り上がって参りました!的な。で、一緒に・・・

最後に生雲丹!という。いやはや、この展開は嬉しいですな。15貫のうち、入っていなかったら注文しよう!と考えていたものがほぼ網羅されていて、追加の必要無しでした。(鮎を食べてみたかったが、もう握れる小さいのは無いようでした)

つい、日本酒をグラスで追加。オリジナル日本酒と同じく長浜、佐藤酒造謹製「生乍自由~うまれながらじゆう~純米吟醸」でグラス¥1045!でした。トロッとした口当たりなのに果実味もあるフレッシュな感じ。旨かったです~!

雲丹は自分でそーっと巻いて、お口にぱっくり!という趣向。濃厚なのにスッキリ! イヤー再度まで大充実。〆の玉子焼まで添えてくれているので、必然的に日本酒が進むのですな。
以上!大充実で大満足なのですが、最後にちゃんと甘いものが3種類スタンバっていて、選ばせてもらえます。

ワタシはほうじ茶の、相方は抹茶のふるふるなブランマンジェで〆! お腹ポンポンでした。いやー素晴らしいですな。超充実!だった全1時間15分(いつもながら、食べるのは早いです汗)。
〆て、生ビール1のノンアルビール1、ティペアリング用お茶1の日本酒300ml+グラス1とちょっとだけ吞んで(汗)、〆て¥17000チョイ(PayPay支払い)でした。いやー、この質でこの内容ですのでなんの文句があろうかと!ですな。
多分、また何か無理矢理にでも用事を作ってやってくる気満々店。御馳走様でした、次回はぜひ、カウンターで。
◆京極寿司
住所:滋賀県長浜市元浜町6-11
営業時間:11:00~21:00 火休・第三水休
TEL:0749-62-3265
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