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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

水田食堂に再訪(2)@京都市役所前

2023
25
昨今の諸物価高騰を受けて、結構良いお値段のお店が増加中な京都市内。2人で3万近くになる居酒屋割烹的なお店は多分、数えきれないほどあるのですが、我々的には2人で軽やかに吞んで、美味しい料理をそこそこしっかり食べられる気軽な飲食店、できれば1万前後!を、日夜リサーチしているわけで。
今年の前半は、そういう傾向だと思われるお店を何店か回っていたのですが、そういえば再訪したいお店で超良いところがあるじゃないの!前回の初訪問でご店主推薦の「焼き豚」を食べ忘れている!と思い出したので、前日予約を入れてやってきた金曜日。

水田食堂_2309_01

場所は、地下鉄京都市役所前駅から南東に徒歩3分。スペイン料理のポキートが入っている建物の二階にある「洋風居酒屋 水田食堂」なり。この階段を上がったどんつきにあります。昨年11月オープンのカウンター10席だけのお店ですが、かなりゆったりとした造りでバー的な雰囲気。当日はご店主お一人で運営中。「先日はその角に座って頂きましたよね!blogにも書いて頂いて~」と久々に顔バレしたのだ。当日の早い時間帯は、カップルばかり3組入店という状況。

水田食堂_2309_02

お飲み物はどうされますか~ということでドリンクメニューをまずは確認。基本、洋食メニューなのですが、それに合わせる日本酒が何種類かスタンバっているのが日本酒好きには嬉しい。

水田食堂_2309_04

ココに来る前に時間調整でゼスト御池にある立吞み「1038」(←とみやと読む)でちょっとビールやハイボールを呑んでいたので、2人とも「グラススパークリング」¥800からゆるゆるスタート。大きめのモニターでサザンオールスターズのライブが流されていて、速やかにまろやかな気分になってくるわけで。

水田食堂_2309_03

吞みつつ、さぁ今日は何にしようかなということに。「洋風居酒屋」を名乗られているのですが、これぐらいのお手軽価格設定&お酒に合う!&ちょっとヒネリがあるメニュー編成なので、なんだか好きなのですな。御店主に「前回、焼き豚を食べ損ねたので、それを軸に~!」と宣言し、お料理を選ぶわけで。

水田食堂_2309_05

とりあえず野菜系なものを2種。「キャロットラペ」¥600。爽やかな甘味が乗ったフルーティな味付けで乗っけから超旨い。あーこういう味付けにするのだ~という驚きのあるバランスの良い甘味。御店主にお聞きしたら、リンゴ酢×ゆずジャム(柚子茶?)だそうで、これは自宅でもやらなければ!と。

更に次のがまた旨かった・・・

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「桃と無花果の白和え」¥900。柿の白和えは和食店でも見るのですが、合わせてある胡桃とカシューナッツがポイント。これも過剰ではない自然な甘さでなんともまろやかなお味。控えめに言って超旨ですな。キンキンに冷えた白ワインでも日本酒でも、というような。

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これは日本酒ですよね!と今日スタンバっているのを見せてもらうのですが、この5種類でした。御店主は七条の試飲できる酒屋「SiZUK」のご店主とお知り合いで、そちらでチョイスしてもらっている模様。過去、呑んだことが無いもの!ということで・・・・

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三重は元坂酒造謹製「Talkin’ Loud and Sayin’ Something」をチョイス。リンゴ酸を感じるスッキリした酸味の白ワイン系。14度ですがボディもありいの。相方は伏見の松山酒造「十石(じっこく) 純米吟醸」をチョイス。「SiZUK」のグラスで¥500均一価格です。

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「黒毛和牛とキムチのタルタル」¥1000なり。これも面白いメニューで・・・

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刻んだキムチと多分ざっと炙ってある牛肉の刻んだものを1:1ぐらいの割合で、胡麻油と共に混ぜ込んである一品。上から赤トウガラシ?パプリカ?を振りかけてあるのですが、円やかで辛くはない味付けでこれまた良い感じのアテ。ボリューム感あり。

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日本酒グラスは80ccぐらいくらいなので、速攻でなくなります(汗)で、お次も同じ酒蔵で、三重は元坂酒造謹製「帰農 KINO2」なり。三重県の幻の土着米「伊勢錦」を使ったものだそうな。そんなに重くなく優しい味わいでした。相方は、宮津のハクレイ酒造謹製「白嶺 Vivid(青) ~Like the blue sky~ 純米吟醸 無濾過生原酒」を注文していたような。。

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ようやくお目に掛かれた「名物の焼き豚」¥850なり。小皿にぎゅうぎゅう詰めで登場。低温調理なのかお肉が非常に柔らかーくて、旨味も十二分。甘口の重すぎないタレ、それに添えてある辛子とぴったりとマッチ!ですな。中華蒸しパンや素朴系の田舎パンにはさむと超旨そうな感じ。

初めに注文したお料理がここまで。〆メニューにパスタにリゾット、ハヤシライスがスタンバっているのですが、〆は軽めにして、もう一品アテをお願いしようということで・・・

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イカ墨のソーセージ¥900を。最近イベント用に小ぶりなソーセージを作ったので、2本にしてあります~と嬉しいお申し出。

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切ると中まで真っ黒なのですが、そんなに魚介類!的な、魚っぽい味付けではなくて、ムチムチ食感でこれまた良い感じのアテなのだ。それならと・・・

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グラスのロゼワイン¥850をお願いし、更にまろやか~な気分に。いやはや、流石にお腹も程よくイイ感じに。

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で〆にチョイスしたのが「小さなハヤシライス」¥600。ちょっと多めでお願いします!ということに。

水田食堂_2309_17

だいたい、こういうお店の〆に採用されているのはカレーなのですが、茸入りの円やか甘いハヤシライスも健康的で良いよねえということに。2人でシェアしてニッコリでした。

以上、グラススパークリング2、日本酒グラス4、ロゼグラス1と呑み量は多少控えめだったのですが、大満足の¥9600ナリ!。いやー、この内容なので何の不満があろうかと。お店の構造上、お一人様やカップルがベスト、3人ぐらいまでが対応可能という感じで、多分またやってくることになると思います~、ご馳走様でした!



◆洋風居酒屋 水田食堂
住所:京都市中京区下丸屋町415 田中ビル 2F
営業時間:間 18:00〜25:00 水休
TEL:075-741-8224
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