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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

うな喜@精華町&恭仁宮跡のコスモス@23/10/21

2023
27
で、書きやすいネタから書くのですが、日曜日のランチネタを1つ。
相方の母上様がお友達のお家にお呼ばれされたので、車で送迎してね!ということでやってきた、京都と奈良の県境、木津川市。母上様を無事送り届けたのが11:30過ぎ。我々はその近隣で適当に15:00過ぎまで時間つぶしする、ということに。ランチ時ですので、ま、当然その近隣で良さそうなランチ処に目は付けているわけで。

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やってきたのは、相楽郡精華町光台。丘を切り開いた新興住宅街が広がる地域に、ポツンとある自宅兼店舗だと思われる鰻専門店なのだ。実は、京都では珍しいタイプの鰻屋さんなのでちょっと前から気になっていたわけで。お店前に駐車場が3台ほどあるのですが、満車でどうしようかなとお店に近づくと・・・

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お店の裏手にも駐車場があり、そちらにも4台分確保確保されていました。無事、そちらに車を停めて、入店したのが12:15ごろ。我々と同年代くらいと思しき、仲の良さそうなご夫婦が2人で回しているお店でした。

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後程女将さんに伺ったところに寄りますと、既に開店16年目ということなのですが、こういう鰻屋さんとは思えないスッキリとした店内。テーブル席が4人×2、2人×1、掘りごたつ的小上がり席が4人×2、合計18席。これは帰りがけの写真で、入店した時は先客は6人組と3人組のグループが2組という状況。

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レギュラーメニューがこちら。特上重を¥3900(税込み)で頑張っておられるお店。更に・・・

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サイドメニューもかなり豊富なのが嬉しい。白焼きが二切れ¥1850!で注文できるのも我々的には点数高しなのだ。悩んでいると・・・

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上丼に、うまきやうざくがセットになっているお得なメニューの発見し、色々試したいので、特上重よりこちらのセットにしよう!と意見一致。相方が上丼とうまきのセットを、私が上丼とうざくのセットを、更に白焼き2切れを注文するわけで。わくわく!

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相方はノンアルビールはいいわ!ということなのですが、私はいつものごとく麦酒を。中瓶¥600税込みは今どきこういうお店で良心的だなあ!と感心していると、おつまみに骨せんべいがすっと出てくるサービス良好さ。

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タイミングがよかったようで、白焼きは着席20分ほどで登場。ちゃんと本山葵付きで醤油で頂く趣向。関西風の蒸し工程の無い腹開き地焼き鰻。そんなに肉厚じゃないですが、皮はねっとり、ではなくて香ばしく仕上がっていて、身はふっくらしっとり。あー、これはイイ感じだよなあ!とお腹が減っていたので、3分も掛からず完食(汗)

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それからさらに20分弱、入店から40分ほどでババーン!と上丼セットが登場。間違いなく、注文を受けてから割いて焼いていると思われますな。では、開けますよと!

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こんな感じでございます。肝吸いは別料金で¥300でお願いしませんでしたが、お吸い物や香の物も全然手抜きなし。で!肝心の鰻丼なのですが・・・

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ご飯に粘度少なめのタレを均一にまぶしてから、ご飯をよく混ぜてあるスタイルなのだ。どこから食べてもご飯の味が均一で醤油辛過ぎないのが二重丸◎。更にもっちり食感なのが特徴。京都の鰻店では、初めてお目に掛かった様な。
鰻も粘度低めのタレに複数回潜らせて、しっかり味を含ませているのですが、このご飯と良く合いますなあ。鰻は柔らかく仕上がっていて、しっとり系。粉山椒が良く合います。

実は人生で一番数多く食べている鰻がこのスタイル(大阪の鴻池新田に1人暮らししていた30年少々前、徒歩圏に「鰻みさき」という鰻屋がありまして、そこのお持ち帰り弁当をアスレチックジム帰りに隔週ぐらいで食べていた時期が2年ほどあったので・・・汗)

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私注文のうざくアップ写真。薄切りレモンが見えますが、レモンの酸味を利かせた、甘味の少ない合わせ酢というあまり他店ではお目に掛かったことが無い味付け。いやー、これはこれは全然有りでした。

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相方注文のうまきセットのうまきがこちら。これまた、客が我々だけなのでどういう手順でやっておられるのか不明なのですが、焼きたてでございます。出汁しっかりでふわふわとろとろの上出来ダシ巻でした。いやはや、大満足!

久々にこういう鰻を食べたので、ついいつも撮影しているご飯断面写真!を忘れてしまうといううっかりさ。とはいえ、大大大満足でした。以上で〆て¥9000少々という大大大納得価格でした。いやー、いいですな。

帰りがけに、女将さんに「こういうタレが均等にまぶしてある鰻丼を出すお店が少なくなったので嬉しいです!」と申し述べると、「タレをまぶしてご飯を混ぜるので、ご飯が冷たくなるのが欠点なんですけど、これでないとダメだという人も居られるので~」とのことでした。いやー、ウイークポイントも含め、よくわかってらっしゃる。
あまり我々が立ち寄る場所ではないのですが、次回は上鰻重とうっかりして注文を忘れた肝焼き狙いでぜひ!ということで。御馳走様でした。また来ます!


◆うな喜
住所:京都府相楽郡精華町光台9丁目9-3
営業時間:11:30~14:00(L.O.)17:00~19:30(L.O.)水休・火夜営業休
TEL:0774-98-3414


で、食後は15:00までの時間調整のため、木津川上流に向けて車を20分少々東に走らせて、やってきたのがこちら。

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史跡 恭仁宮跡(山城国分寺跡)なり。木津川の泉大橋北詰からR163を5分ほど東に行ったところにあります。

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奈良時代の天平12年(740)、聖武天皇が都を遷した恭仁宮(くにきゅう)。都だった時期はわずか5年間だそうです。で、この季節はコスモスの花畑が広がり、大変綺麗だとの情報でやってきたわけで。残っている大きな礎石は、恭仁宮が廃都された後に建設された「山城国分寺」の七重塔跡の礎石だそうな。

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でかいPAもありませんし、お土産屋さんなども全然ないのですが、なかなかノンビリできるところですな。(基本、無料ですし汗)
周囲の多分、普段は田んぼ?畑?がコスモス畑になっているわけで。

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いいお天気に恵まれて気分良好。沢山ギャラリーも来られているのだ。

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ピンクの花弁も綺麗なのですが、白の清楚さがまたなんとも、と思いつつ。

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結局1時間ほどあちこちで撮影し、(相方は芝生広場のベンチで昼寝し・・)

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なんだか良いお休みになったわけで。まだまだコスモスの季節は続きそうですので、この週末思い出したら、ぜひ。
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