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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

HIDDEN(ヒドゥン)@寺町夷川東入

2024
11
で、金曜日のディナーネタ。またまたFB友情報で「このお店、知ってます?」といきなりメッセが入信。
なになに!と調べたら、ランチ、カフェタイムはタイ料理「TOLBIAC」(トレビアック)、夜はフレンチ「Le Bistrot BELLEVILLE」(ベルヴィル)の二毛作店を運営されていたシェフが、昨年12月、同じ場所でフランスバスク地方の郷土料理とアフタヌーンティーのお店「CACHÉ」(カシェ)、それに世界の郷土料理コースを堪能できる「HIDDEN」(ヒドゥン)を 立ち上げられたとの情報。

その昔、ベルヴィルは訪問したことがありまして、その時はビストロ的なコース料理に、タジン鍋を使ったモロッコ料理が織り込まれていたりして、面白いお店だなあ!と思ったのですが、ヒドゥンでは、モロッコにポルトガル、ベルギー、ハンガリー、ジョージア、ブルガリア、それにタイなどの各国郷土料理をコースで出す!という面白いことをされているわけで。いやはや、旅行好きなのであろうなあ!なのですが、ネタの引き出しの多いシェフなのだ。 

テービルチェックによるネット予約(またはインスタDM)のみで、事前トンデモナイ種類があるコース(概ね¥5000と良心的価格設定)から1つを選ぶのですが、以前の料理を覚えていたらしき相方が「モロッコ料理にする!」と即断即決。教えてもらった日の3日後には訪問することになる訳で。

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で、やってきた予約時間の18:30。場所は寺町通の「一保堂茶舗 京都本店」の角を東に50m、古びた三階建てのビルの2階。Googleマップや食べログへの投稿NGのお店なので、地図ソフトではマークされていないのでご注意ですな。(SNS等はOKです)
5分ほど前に到着したのですが、時間ピッタリに開店するのでご注意。階段を二階に上がり、ドアを開けてもらい・・・・

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オー!確かに、ここはやってきたことがあると思い出すわけで。看板は旧店舗のままですが、奥側ドアがカシェ、手前がHIDDENに分かれていて、真ん中にキッチンがある構造。HIDDEN側のダイニングに入れてもらうのだ。

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現在、夜はMAX4名でお客様を入れているようです。部屋の真ん中に大きめのテーブルがででーん。周りの飾りつけはどこに迷い込んできたのだ!と思うほど、なんだか異国。

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平日は撮影用でレンタルルームとして活用されているようです。で、シェフがドリンクメニューを選んでくださいね~!とタブレットを持ってきてくれるのですが、これがまた種類が超豊富。

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こちらはほんの一部のお酒。20種類以上ありそうですが、下戸向けにノンアル系もしっかりあります。基本、¥2400でカクテルなどの初めの一杯と、後のドリンクをいくつかセットできるミニコースが数種類、¥4400×2で、初めの一杯とボトルワインを1本頂けるコースがあります。当然しっかり呑みますので(汗) ¥4400×2をお願いするのだ。

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ワタシは、フレッシュミント超!てんこ盛りの「クラシックモヒート」、相方はサクランボブランデーの「キルシュ+トニック」でゆるゆるとスタートなり。どちらも甘口で度数も控えめ、誰でも呑みやすい系かつゆっくり楽しめるお酒ですな。 
で、シェフからコースの説明があり、前菜1種のあと、タジン鍋が2種類出て、お茶とデザートという進行だと教えてもらい、ワクワクとお料理を待つわけで。

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前菜は「モロッカンサラダ」なり。こちらの妄想異国料理店で似たものは食べたことがあるのですが、こちらでは野菜主体で、よりサッパリした感じ。この時点でようやく、モロッカンとはモロッコ風の意であることに気が付くわけで(超滝汗)。

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角切りのトマト、紫玉ねぎ、胡瓜、それにピーマンをビネガー(レモン果汁ぐらいの)、それに塩と控えめにスパイス(クミン?)、それにハーブ類(パクチー?)を合わせていて、コースのスタートにサクサクといくらでも食べられそう。カレーの付け合わせに良さそうなので、自宅でも研究しようと思った一品。

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初めのお酒が無くなったのでボトルワインをお願いすると、丁度開けてあるワインがあるのでカラフェ提供でいかがですか~?なんでしたら追加も出来ますし、お安くしますね!とのこと。速攻でご提案に乗っかるのだ。確か、仏ランドックのシラー系。シラー特有のコクもありつつの、そんなに重くなくグイグイとイケる感じでした。

お料理進行はお一人でやられているので、かなり~ゆっくりなのですが、2月中旬以降から3月にかけて仕掛けるイベントがてんこ盛りで、その打ち合わせを相方としつつワインを呑んでいたら、時間がどんどんと過ぎていくわけで。

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で、タジン料理その1が登場。タジンとは中東地域で使われるこのような円錐形の蓋が独特な鍋の名前で、お料理名も鍋の名前になっているのだ。

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「ミートボールと玉子のトマトソースタジン」。蓋を開けると旨そうな香りが室内に大充満!

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で、お皿に残った美味いソースをぬぐうのにイイ感じの田舎パンが登場。ソースと合わせると美味しいので、結局このタジンで食べてしまうのですが・・・

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良く煮込まれて、ポテっとした感じまで濃度が上がったトマトの旨味が全面に出て、全然クセが感じられない。子供からお年寄りまでめちゃ食べやすい味付けですよねえ!とシェフに申し述べると。青いものはパクチー(コリアンダー)ですが、これでも気になる方は気になると言われますねえ!とのことでした。我々はパクチーどんとこい!なので、超気に入った一品。

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で、タジン料理その2が登場。色々な種類のタジンをお持ちの様ですな。で!

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「塩レモンとじゃがいも、鶏肉のタジン」なり。これが過去まったく類似のものを食べたことが無い異国のお味。これがなんだか非常に面白いお味でした。

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取り分けましたの図。イイ感じにソテーされた鶏もも肉に、塩レモンに甘味を乗せたソースが絶妙に合うわけで。左上に輪切りになって入っているのが塩レモン。小さな青レモンを塩漬けしたものでプチトマトより多々大きいぐらいのサイズ感。皮付をザクザクと輪切りにして入れてあるのですが、皮の苦みが全面に出た味付け。その上に重層的に青オリーブの酸味、パクチーとローズマリーの香り、それにジンジャーパウダーの刺激的な風味が重なって、甘じょっぱ苦い不思議な味わいに。いやー、これは面白すぎ!な一品でした。

これがまた先ほどの田舎パン、それに赤ワインとイイ感じで合うわけで。思わず両方ともお替りしてしまいました。ワインは先ほどのカラフェの半分ほどでお願いしたのですが、サービスして頂いたようで、概ね同量をお替りして、いやはや大満足!なり。

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相方と「これはローズマリーが入っているよね!」などとお料理のレシピを想像していたら、シェフがお店に置いてあるモロッコ料理本を持ってきてくれたのだ。先の塩レモンのタジンのレシピにはローズマリーは入っていないようなので、見事外れているかもですが(超滝汗)

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で、タジン料理を食べ終わったイイ感じの時間に、シェフがデザートに合わせるお茶や珈琲類のメニューを持ってきてくれるわけで。これがまた、20種類近くスタンバっているというマニアックさ。またもや一部ですので、スミマセン~。2人ともこういう機会なので、お茶を頂いてみることに。

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ワタシは、中国緑茶に紅茶、それにミントにベルガモットを加えたモロッコ風ミントティ「カサブランカ」をお願いしました。砂糖をたっぷり入れたほうがより現地系だとのこと。相方は中国白茶ベースのハーブティ的なモノを。(内容は大失念!)
デザートは、どことなくういろうのようなムチムチ食感が心地よい、シェフお手製のフランス菓子「ファーブルトン」で〆。

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「ファーブルトン」も過去食べた記憶がないのですが(汗)、上出来カヌレの中のムチムチした感じと似ている気がしました。プルーンを入れるのが正統派のようです。イヤー最後まで大充実!

以上で非常~にまったりできた2時間45分一本勝負。〆て¥18000なり!という大大大納得価格。ワインカラフェ2杯で確実に一本分以上頂いている気がするのですが、時間をかけて呑んだのでスッキリ爽やか。ちょっとした旅行気分になれる良きお店ですなあ。今回食べたモロッコ以外にも、ポルトガルにベルギー、ハンガリー、ジョージア、ブルガリア、それにタイのコース料理がありますので、4人ぐらいでシミジミ頂きに来たいと妄想中。 ご馳走様でした、次回はジョージア狙いで。



◆CACHÉ(カシェ)/HIDDEN(ヒドゥン)
住所:京都市中京区常磐木町49 2F
営業時間:12:00一斉スタート 15:30一斉スタート 18:00~23:00 
       MAX4名予約営業のみ  予約はこちら
TEL:075-708-7894
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