北山杉の里、中川を歩く@お出かけ記録2016.5.22
2016
27
中川の一軒家つけ麺店(と、いっても非常に立派なお屋敷の)「山の麺処」ですっかりまったりしたのだが、御料理を待っている間にこういうチラシをもらったのだ。

丁度、来る途中に立派な木造の木工所のような建物の前を通ったので、お店のおねえさんに「この木造倉庫群までどれぐらいかかりますか?」とお聞きしたら、2・3分もあれば着きますよ!とのこと。それなら見学に行ってみよう!ということに。

北山杉の里、というだけあり、立派なこの木造建築物は、磨いた丸太を加工して、乾燥保管する倉庫なのだ。昭和初期のものだそうな。いやー、言ってみれば木工場なのだが、なんだかとても立派。往時、この辺りは丸太の生産で非常ににぎわっていたのであろうなあ、と想像。

山口百恵が、1人二役で主演した映画「古都」(1980年)の舞台にもなったようですな。。確かに非常に雰囲気のあるフォトジェニックな建物で、我々も駄写真をパチパチと量産。

で、清滝川から離れ、山手のほうに入り込む。細い路地の坂道を登っていくと地元の方が植えられたのか、季節の可愛らしい花々が。なんとも緑豊かな山村風景だ。坂道の脇を流れる澄んだ小さなせせらぎは、まるで箱庭にしつらえられたよう。

意外に高いところまで登ってくる。先ほどの丸太倉庫があんなに小さく。

北山杉の里には、こういう珍しい杉があるのだ。一本の杉を根元近くから枝分かれさせ、途中で垂直に枝を伸ばして、同じ太さの「立ち木」から丸太を生産するという、非常に頭の良い方法。杉の特性を知り尽くさないと、こういう発想は生まれないでしょうなぁ。残念ながら昔は100本以上こういう杉が見られたようなのだが、現在、これほど立派なのは2本だけ。

中川村の小さなお寺さん「総蓮寺」なり。室町時代から始まるお寺で、本堂のお庭が非常に綺麗なようなのだが、現在は見学不可。境内には入れるので、中を覗かせてもらう。

境内にはあちこちに北山杉が植えられている。ウグイスの声がのどかですな。。

花の寺としても名高いようで、白いランがひっそりと咲いていました。

周りを見渡すと、青モミジもいっぱいだったので、紅葉の季節は相当綺麗なのでしょうなあ。。また秋になったらこよう!と次のポイントへ。

こちらは、旧中川村で一軒だけ残っている茅葺き屋根のおうち。住宅なので、見学はできません。静かに静かに。。

先の「山の麺処」が見えるところまでやってくる。(丁度中央付近) ここから川に下る道になるのだ。

山の麺処から100mほど先の路地から大通りに出てくる。前が消防署で、日本に3台しかない消防車と救急車のキメラ(汗)、消急車があるというので覗きに来たのだ。うーん、前から見ると意外に地味ですな。。側面から見たかった!

その斜め前は、中川八幡宮。日本にある神社は8万社と言われ、そのうち八幡宮は2万社におよぶという、という情報は、先日こちらの宮司さんから仕入れてきたのですが(滝汗)どの村にも必ずありますな、八幡さん。こちらにある樹齢600年の北山杉のご神木
を見学に来たのだ。

一本、非常~に立派な木があるのですぐにわかる。すっくと山肌に立った巨木。この村を室町時代から見下ろしているのだ。ポンポンとご神木にご挨拶して、さぁ帰ろうということに。

以上、カメラであちこちパチパチしながら45分のミニミニツアー。なんだか非常に和めた、良き休日になりました。京都市内より3~5℃はいつも温度が低いらしいので、また蝉が無く頃や、紅葉の頃に散歩しに来ます!

丁度、来る途中に立派な木造の木工所のような建物の前を通ったので、お店のおねえさんに「この木造倉庫群までどれぐらいかかりますか?」とお聞きしたら、2・3分もあれば着きますよ!とのこと。それなら見学に行ってみよう!ということに。

北山杉の里、というだけあり、立派なこの木造建築物は、磨いた丸太を加工して、乾燥保管する倉庫なのだ。昭和初期のものだそうな。いやー、言ってみれば木工場なのだが、なんだかとても立派。往時、この辺りは丸太の生産で非常ににぎわっていたのであろうなあ、と想像。

山口百恵が、1人二役で主演した映画「古都」(1980年)の舞台にもなったようですな。。確かに非常に雰囲気のあるフォトジェニックな建物で、我々も駄写真をパチパチと量産。

で、清滝川から離れ、山手のほうに入り込む。細い路地の坂道を登っていくと地元の方が植えられたのか、季節の可愛らしい花々が。なんとも緑豊かな山村風景だ。坂道の脇を流れる澄んだ小さなせせらぎは、まるで箱庭にしつらえられたよう。

意外に高いところまで登ってくる。先ほどの丸太倉庫があんなに小さく。

北山杉の里には、こういう珍しい杉があるのだ。一本の杉を根元近くから枝分かれさせ、途中で垂直に枝を伸ばして、同じ太さの「立ち木」から丸太を生産するという、非常に頭の良い方法。杉の特性を知り尽くさないと、こういう発想は生まれないでしょうなぁ。残念ながら昔は100本以上こういう杉が見られたようなのだが、現在、これほど立派なのは2本だけ。

中川村の小さなお寺さん「総蓮寺」なり。室町時代から始まるお寺で、本堂のお庭が非常に綺麗なようなのだが、現在は見学不可。境内には入れるので、中を覗かせてもらう。

境内にはあちこちに北山杉が植えられている。ウグイスの声がのどかですな。。

花の寺としても名高いようで、白いランがひっそりと咲いていました。

周りを見渡すと、青モミジもいっぱいだったので、紅葉の季節は相当綺麗なのでしょうなあ。。また秋になったらこよう!と次のポイントへ。

こちらは、旧中川村で一軒だけ残っている茅葺き屋根のおうち。住宅なので、見学はできません。静かに静かに。。

先の「山の麺処」が見えるところまでやってくる。(丁度中央付近) ここから川に下る道になるのだ。

山の麺処から100mほど先の路地から大通りに出てくる。前が消防署で、日本に3台しかない消防車と救急車のキメラ(汗)、消急車があるというので覗きに来たのだ。うーん、前から見ると意外に地味ですな。。側面から見たかった!

その斜め前は、中川八幡宮。日本にある神社は8万社と言われ、そのうち八幡宮は2万社におよぶという、という情報は、先日こちらの宮司さんから仕入れてきたのですが(滝汗)どの村にも必ずありますな、八幡さん。こちらにある樹齢600年の北山杉のご神木
を見学に来たのだ。

一本、非常~に立派な木があるのですぐにわかる。すっくと山肌に立った巨木。この村を室町時代から見下ろしているのだ。ポンポンとご神木にご挨拶して、さぁ帰ろうということに。

以上、カメラであちこちパチパチしながら45分のミニミニツアー。なんだか非常に和めた、良き休日になりました。京都市内より3~5℃はいつも温度が低いらしいので、また蝉が無く頃や、紅葉の頃に散歩しに来ます!
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