燕en@京都駅八条口
2017
26
12年間書き溜めた引っ越し前のblogがネット上から消えたので、それ以来、京都でも特に好きなお店はきちんと再訪して書き直そう!と思っているのだ、という書き出しは、hikari-yurariの際にも使ったのですが(更にこのパターンで押してます汗汗)その4、かな。 京都駅八条口の南側にあるモダンな割烹、燕(えん)のご紹介。
京都駅周辺は京都市内でも飲食店空白地帯だ!と言われる方が多いのですが、最近は観光客の増加とともに使いやすいお店が増えてきて喜ばしい状況。その中でも正統派の和食屋さんとして推薦したい一軒だ。こちらもミシュランのビブグルマンに選出されてから、席が非常に取れにくくなって結構久しぶりの訪問。今回は2日ほど前にTEL予約し、20:00までなら!ということで、開店の17:30過ぎにやってきた。

八条口にあるショッピングモールのアバンティ南側にこういうお店が見えてくる。4月で開店4周年だったそうだ。入り口前には今日は満席だとの表示が。

本日のメニュー。魚は日替わりで黒板メニューに。基本アラカルトで好きなものを好きなだけというお店。
ご主人はNYの精進料理店で修行されたという異色の経歴の持ち主で、30歳そこそこ。カウンター内には非常にお若い女性の板さん1名に、お運びのこれまたお若い、かつ非常に丁寧な接客の女性1名の計3名体制。 カウンター席が8席、2人掛けテーブルが1だけの小さなお店なので、4人で行くとカウンターに横並びになるのだ。暑かったので、嫁は麦焼酎水割り、私は芋水割りでゆるゆるとスタートなり。

お任せの突き出し。紫陽花を象ったものだと思いますが、見た目にも涼やかですな。湯葉と蟹身、山芋で作った饅頭にオクラに土佐酢ジュレというようなあっさりしたお味。ちなみに以後の全てのお料理は2皿にわけて提供されるので、自然にコース仕立てになるのですな。

お刺身は盛り合わせでお任せしました。石川産サヨリ、根室のウニ、琵琶マスに静岡の金目鯛、大場に隠れていますが、高知のカツオに長崎産イサキは炙りで、それに長崎産中トロの可愛いにぎり。 お値段不明ですが¥2500/人くらいかな。 流石なお味で日本酒がバンバン進むのだ。

日本酒はそんなに珍しいものはないが、定番を7・8種類は必ず置かれている。まずは、八海山1合から。一升瓶をプレゼンしてくれるようなサービスはありませんが。

春野菜のサラダは¥700なり。生春菊とプリーツレタス、水分が非常に多いしゃくしゃくな大根、という一見、和食店なのかよ?という感じですが、柑橘類の果汁(グレープフルーツ?)と、アンチョビの風味がいい感じですな。

焼きたてあっつあつの鮎塩焼きは¥1400なり。頭からバリバリといただける火の入り加減。流石です!

来たらお願いしている気がするグアンチャーレ西京焼きは¥1500なり。グアンチャーレとは豚トロを塩漬けにして2、3週間熟成させたイタリアの食材ですが、それを炭火で西京焼にするというアレンジ料理。 ほろりと苦みがあるバターが?と思ったので、聞いてみたら自家製のフキノトウ入りのバターだそうな。 いろいろと進歩中。

さらにお肉系から、ビフカツで¥1800なり。火入れは御覧のとおり。かかっている野菜のピュレが混ざったソースまで自家製。ウスターソース、というネーミングですが優しいデミソース的なものですな。このあたりで日本酒を秋田の一白水成にスイッチ(¥1000/合)したように記憶。

最近薄揚げにハマっている嫁がお隣に運ばれているのを見て、途中で追加した栃尾の油揚げで¥700なり。山椒の風味が効いた豆味噌で頂くのだ。香ばしい香りがふわんと。さくっふわっ&むっちりが混在した食感にうっとり。

アボガドの梅肉おろし和えは¥700。いい感じに熟れたアボガドをよく絞った大根おろしで合えて、梅肉をかけたシンプルな一品ですが、これも日本酒を誘いますな。 上に乗せてあるてんこ盛りのワサビがいいアクセントに。

で、久々に鯖寿司で〆。日持ちを考えた製法で、寿司店的にぎゅぎゅっと詰まったお米、肉厚でよく酢で締まった鯖。これは賛否両論ありそうですが、我々はOK!。いやー大満足でした。
以上で、焼酎2杯に日本酒2合と、我々とすると控えめにして¥19000ほどのお支払い。ちょっとお高めなのですが、やっぱりココはいい!というのが我が家の結論でした。また、季節が変わったら覗きに来ます。
◆燕 en
住所:京都市南区東九条西山王町15-2
営業時間:17:30~23:00 日休・祝日の月休
TEL:075-691-8155
京都駅周辺は京都市内でも飲食店空白地帯だ!と言われる方が多いのですが、最近は観光客の増加とともに使いやすいお店が増えてきて喜ばしい状況。その中でも正統派の和食屋さんとして推薦したい一軒だ。こちらもミシュランのビブグルマンに選出されてから、席が非常に取れにくくなって結構久しぶりの訪問。今回は2日ほど前にTEL予約し、20:00までなら!ということで、開店の17:30過ぎにやってきた。

八条口にあるショッピングモールのアバンティ南側にこういうお店が見えてくる。4月で開店4周年だったそうだ。入り口前には今日は満席だとの表示が。

本日のメニュー。魚は日替わりで黒板メニューに。基本アラカルトで好きなものを好きなだけというお店。
ご主人はNYの精進料理店で修行されたという異色の経歴の持ち主で、30歳そこそこ。カウンター内には非常にお若い女性の板さん1名に、お運びのこれまたお若い、かつ非常に丁寧な接客の女性1名の計3名体制。 カウンター席が8席、2人掛けテーブルが1だけの小さなお店なので、4人で行くとカウンターに横並びになるのだ。暑かったので、嫁は麦焼酎水割り、私は芋水割りでゆるゆるとスタートなり。

お任せの突き出し。紫陽花を象ったものだと思いますが、見た目にも涼やかですな。湯葉と蟹身、山芋で作った饅頭にオクラに土佐酢ジュレというようなあっさりしたお味。ちなみに以後の全てのお料理は2皿にわけて提供されるので、自然にコース仕立てになるのですな。

お刺身は盛り合わせでお任せしました。石川産サヨリ、根室のウニ、琵琶マスに静岡の金目鯛、大場に隠れていますが、高知のカツオに長崎産イサキは炙りで、それに長崎産中トロの可愛いにぎり。 お値段不明ですが¥2500/人くらいかな。 流石なお味で日本酒がバンバン進むのだ。

日本酒はそんなに珍しいものはないが、定番を7・8種類は必ず置かれている。まずは、八海山1合から。一升瓶をプレゼンしてくれるようなサービスはありませんが。

春野菜のサラダは¥700なり。生春菊とプリーツレタス、水分が非常に多いしゃくしゃくな大根、という一見、和食店なのかよ?という感じですが、柑橘類の果汁(グレープフルーツ?)と、アンチョビの風味がいい感じですな。

焼きたてあっつあつの鮎塩焼きは¥1400なり。頭からバリバリといただける火の入り加減。流石です!

来たらお願いしている気がするグアンチャーレ西京焼きは¥1500なり。グアンチャーレとは豚トロを塩漬けにして2、3週間熟成させたイタリアの食材ですが、それを炭火で西京焼にするというアレンジ料理。 ほろりと苦みがあるバターが?と思ったので、聞いてみたら自家製のフキノトウ入りのバターだそうな。 いろいろと進歩中。

さらにお肉系から、ビフカツで¥1800なり。火入れは御覧のとおり。かかっている野菜のピュレが混ざったソースまで自家製。ウスターソース、というネーミングですが優しいデミソース的なものですな。このあたりで日本酒を秋田の一白水成にスイッチ(¥1000/合)したように記憶。

最近薄揚げにハマっている嫁がお隣に運ばれているのを見て、途中で追加した栃尾の油揚げで¥700なり。山椒の風味が効いた豆味噌で頂くのだ。香ばしい香りがふわんと。さくっふわっ&むっちりが混在した食感にうっとり。

アボガドの梅肉おろし和えは¥700。いい感じに熟れたアボガドをよく絞った大根おろしで合えて、梅肉をかけたシンプルな一品ですが、これも日本酒を誘いますな。 上に乗せてあるてんこ盛りのワサビがいいアクセントに。

で、久々に鯖寿司で〆。日持ちを考えた製法で、寿司店的にぎゅぎゅっと詰まったお米、肉厚でよく酢で締まった鯖。これは賛否両論ありそうですが、我々はOK!。いやー大満足でした。
以上で、焼酎2杯に日本酒2合と、我々とすると控えめにして¥19000ほどのお支払い。ちょっとお高めなのですが、やっぱりココはいい!というのが我が家の結論でした。また、季節が変わったら覗きに来ます。
◆燕 en
住所:京都市南区東九条西山王町15-2
営業時間:17:30~23:00 日休・祝日の月休
TEL:075-691-8155
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