レストラン シェ シノ@御所南
2016
07
5月にオープンしたフレンチレストランが気になっていて、予約したら20:00からの席が取れる。お店の名前は、レストラン シェ シノ。実は、かなり思い入れのあるお店だ。場所は御所南、竹屋町通と堺町通の交差点南東角。住宅街だが、良いレストランがぽつぽつと点在する地域。

外観・内装ともおもいっきりそれらしき可愛らしい感じですな。現在はがっしり系なシェフ、仏蘭西と美味しいものが好きなんだ!というオーラを思いっきり発生させているぽっちゃり系可愛らしいマダムの2人体制。予約している者ですが!と名乗ると、一番奥の2人席に案内していただいた。
カウンター席が6席、2人掛けテーブルが3、4人掛けが1という席構成。2人で回すにはちと広い。が、グラスを入れている棚の前に4人掛けテーブルがあったりで、カップル4組ぐらいで一杯ではないかなぁ・・・・と予想。当日は我々が3組目。(もう1周回っているかもですが・・)
メニューは、シェフ1人で回されているとは思えないほど豊富。それと季節代わりで結構色々変化する構成。シェフの御料理を頂くのは数えて8年ぶりほど。いや、お久しぶりですな~。我が家でビストロ料理が好きになった主原因のシェフなのだ。一皿のボリューム満点なこのお店では、我が家では3皿以上食べるのは危険!という判断で、前菜は控えめであろうなというものをチョイスし、厳選3種をお願いする。

お店のFacebookを見て、あったら食べよう!と狙っていた春鯖の白ワイン煮(冷製マリネ)で¥1500なり。ごらんのように人参ゴロゴロなソースで何が何やらわかりませんが、中ぐらいの鯖片身を白ワインで煮てからマリネして、とろんとして酸味のあるクールブイヨンで頂くという趣向。

朝、スパニッシュなサバサンドを食べた後のこれも、冷えた白グラスにピタリと合って、なかなかGOOD!でした。

で、梅雨入り当日の少し肌寒い日で、煮た料理もお得意なのであれが食べたい!とお願いしたカーン風トリップで¥2000なり。ごろんごろんと大ぶりに切った牛のホルモン(胃)をシードルなどで柔らかーくなるまで炊いてジャガイモを加えた一品。イタリア料理のようにトマトは使っていないのだが、一口食べるとなんだか非常に郷愁を誘う。そう、スッキリした甘味の残る後口はまんま、肉じゃが。超くつろげるお味ですな~。。

当然、赤ワインにスイッチするでしょう?ということに。ハウスワインがグラス¥700で、他のグラスは赤白3種類が常時抜栓されていて¥750~1000なり。500mlカラフェは¥3000~4000ほどでスタンバっている。(しかし、ここではお腹一杯になっちゃうので、ワイン量は少な目で済むことが多いのだ汗)

で、今日はこれを食べに来た!なクスクス ロアイヤル¥2500なり。ご存じのとおりモロッコ料理が原産だ。小麦粉で作った超小粒ショートパスタのクスクスに、添えられたラム肉と野菜で取った野菜ごろんごろんなスープを加えて、ダシを取った後の柔らかいラム肉、鶏肉の串焼き(プロシュート)、羊肉ソーセージ(メルゲーズ)と一緒に頂くのがロアイヤル(豪華版)。

仏蘭西でクスクスを食べ歩いたシェフとマダムが、たどり着いた最終兵器がこれ。自家製のハリッサ。モロッコやチュニジアからフランスに来た移民たちは、各家庭で色々な香辛料やニンニク、唐辛子などを加えてペーストを作り、クスクスに掛けるダシに溶き入れているのだ。

マダムの「つゆだくで召し上がってくださいね!」に促され、小皿にクスクスを取って、てんこ盛りでハリッサを入れる。ハリッサに入る香辛料にはコリアンダー、クミン、キャラウエイなどが一般的に入る模様。そう、どことなくカレー的な味わいになるのだ。。。。これはカレー好きには堪らない一品に。。塩分も控え気味で野菜の旨みが良く分かる。スプーンが止まりませんなぁ。。

いやー、食べるのに忙しくてお店を見渡す心の余裕がなかった(超滝汗)のだが、クスクスで満腹な後、ようやく押さえた雰囲気写真を1枚だけ。カウンターもなかなかいい感じでした。
で、このお店の危険なところはデザート類も非常に美味しいところ。甘いものはいただくでしょう!ということに。

嫁はシェフの大定番、ふるふるで超柔らかいブランマンジュと濃厚!な大人向けキャラメルジェラート¥650を、私はババ¥800をお願いする。(別添えのラム酒が泣けるのだ。。。)いやー、いうことありませんですはい、皿に絵を描くような仕事は一切ありませんが、なんとも心から和めるお味でした。
で、以上で〆て、グラス白2・赤2と普段より大分呑み量が少な目だったのもありますが、¥11000チョイという超納得価格。まるで移転前のスリージェではありませんか。 自分が食べ歩きを初めた10年以上前からお世話になっているシェフの相変わらずのガッツリ系な皿に大満足。今までより来易くなったので、あの味を思い出したら、またやってきているな気がします! (いろいろ食べたいので、4人席を押さえて食べてみたいと妄想中・・)
◆レストラン シェ シノ (Restaurant Chez Shino)
住所:京都市中京区絹屋町117-4
営業時間:12:00~13:30(L.O) 18:00~21:00(L.O)
TEL:075-256-1225

外観・内装ともおもいっきりそれらしき可愛らしい感じですな。現在はがっしり系なシェフ、仏蘭西と美味しいものが好きなんだ!というオーラを思いっきり発生させているぽっちゃり系可愛らしいマダムの2人体制。予約している者ですが!と名乗ると、一番奥の2人席に案内していただいた。
カウンター席が6席、2人掛けテーブルが3、4人掛けが1という席構成。2人で回すにはちと広い。が、グラスを入れている棚の前に4人掛けテーブルがあったりで、カップル4組ぐらいで一杯ではないかなぁ・・・・と予想。当日は我々が3組目。(もう1周回っているかもですが・・)
メニューは、シェフ1人で回されているとは思えないほど豊富。それと季節代わりで結構色々変化する構成。シェフの御料理を頂くのは数えて8年ぶりほど。いや、お久しぶりですな~。我が家でビストロ料理が好きになった主原因のシェフなのだ。一皿のボリューム満点なこのお店では、我が家では3皿以上食べるのは危険!という判断で、前菜は控えめであろうなというものをチョイスし、厳選3種をお願いする。

お店のFacebookを見て、あったら食べよう!と狙っていた春鯖の白ワイン煮(冷製マリネ)で¥1500なり。ごらんのように人参ゴロゴロなソースで何が何やらわかりませんが、中ぐらいの鯖片身を白ワインで煮てからマリネして、とろんとして酸味のあるクールブイヨンで頂くという趣向。

朝、スパニッシュなサバサンドを食べた後のこれも、冷えた白グラスにピタリと合って、なかなかGOOD!でした。

で、梅雨入り当日の少し肌寒い日で、煮た料理もお得意なのであれが食べたい!とお願いしたカーン風トリップで¥2000なり。ごろんごろんと大ぶりに切った牛のホルモン(胃)をシードルなどで柔らかーくなるまで炊いてジャガイモを加えた一品。イタリア料理のようにトマトは使っていないのだが、一口食べるとなんだか非常に郷愁を誘う。そう、スッキリした甘味の残る後口はまんま、肉じゃが。超くつろげるお味ですな~。。

当然、赤ワインにスイッチするでしょう?ということに。ハウスワインがグラス¥700で、他のグラスは赤白3種類が常時抜栓されていて¥750~1000なり。500mlカラフェは¥3000~4000ほどでスタンバっている。(しかし、ここではお腹一杯になっちゃうので、ワイン量は少な目で済むことが多いのだ汗)

で、今日はこれを食べに来た!なクスクス ロアイヤル¥2500なり。ご存じのとおりモロッコ料理が原産だ。小麦粉で作った超小粒ショートパスタのクスクスに、添えられたラム肉と野菜で取った野菜ごろんごろんなスープを加えて、ダシを取った後の柔らかいラム肉、鶏肉の串焼き(プロシュート)、羊肉ソーセージ(メルゲーズ)と一緒に頂くのがロアイヤル(豪華版)。

仏蘭西でクスクスを食べ歩いたシェフとマダムが、たどり着いた最終兵器がこれ。自家製のハリッサ。モロッコやチュニジアからフランスに来た移民たちは、各家庭で色々な香辛料やニンニク、唐辛子などを加えてペーストを作り、クスクスに掛けるダシに溶き入れているのだ。

マダムの「つゆだくで召し上がってくださいね!」に促され、小皿にクスクスを取って、てんこ盛りでハリッサを入れる。ハリッサに入る香辛料にはコリアンダー、クミン、キャラウエイなどが一般的に入る模様。そう、どことなくカレー的な味わいになるのだ。。。。これはカレー好きには堪らない一品に。。塩分も控え気味で野菜の旨みが良く分かる。スプーンが止まりませんなぁ。。

いやー、食べるのに忙しくてお店を見渡す心の余裕がなかった(超滝汗)のだが、クスクスで満腹な後、ようやく押さえた雰囲気写真を1枚だけ。カウンターもなかなかいい感じでした。
で、このお店の危険なところはデザート類も非常に美味しいところ。甘いものはいただくでしょう!ということに。

嫁はシェフの大定番、ふるふるで超柔らかいブランマンジュと濃厚!な大人向けキャラメルジェラート¥650を、私はババ¥800をお願いする。(別添えのラム酒が泣けるのだ。。。)いやー、いうことありませんですはい、皿に絵を描くような仕事は一切ありませんが、なんとも心から和めるお味でした。
で、以上で〆て、グラス白2・赤2と普段より大分呑み量が少な目だったのもありますが、¥11000チョイという超納得価格。まるで移転前のスリージェではありませんか。 自分が食べ歩きを初めた10年以上前からお世話になっているシェフの相変わらずのガッツリ系な皿に大満足。今までより来易くなったので、あの味を思い出したら、またやってきているな気がします! (いろいろ食べたいので、4人席を押さえて食べてみたいと妄想中・・)
◆レストラン シェ シノ (Restaurant Chez Shino)
住所:京都市中京区絹屋町117-4
営業時間:12:00~13:30(L.O) 18:00~21:00(L.O)
TEL:075-256-1225
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