ビストロ ベルヴィル@夷川通寺町東入北側
2017
03
珍しく平日のディナー会ネタ。
社内で、7月から11月までが異常に忙しい季節労働者的な役回りで、1つ目の山場がやってくる夏休み明け第2週。その1か月ぐらい前にガス抜きで気の合うメンバーと呑み会をやろう!と思いつきチョイスしたのが、今回ご紹介するビストロ ベルヴィルなるお店。(出典はFB友のOさん。いつもありがとうございます!)
旅行好きなお若い男前シェフが1人でやられている面白いお店。古びたマンションの1室を改造しキッチンを中央に置いて、2つの部屋に小さなレストランが2軒。202号室が予約のみで朝ごはんとランチを出すタイ・ベトナム料理店「トルビアック」、201号室がビストロという布陣。それをシェフ1人で回されているというのですから、芸達者ですなあ。
で、ビストロはわずか6席、それも中央に6人掛けのテーブルがででーんと1つ置かれているだけのシンプルさで、それなら6人集めよう!ということになるわけですな。

場所は寺町通にある一保堂茶舗北向いのマンション2F。外からパッと見はまったく飲食店ではないので要注意ですな。。階段を上がると、確かにココだ!なのだ。

10分ほど早く着いたので写真をパチリ。外からは窺い知れない、ここはどこ?的なシェフの趣味が大炸裂しているオシャレ空間。

メニューはコース仕立てで、完全にお任せした¥4800/人。

普通なら泡物で乾杯~!なのですが、食前酒で面白いものが揃っていて、皆そういうのを呑もう!ということに。私がチョイスしたのは、胡瓜が入ったジントニックで¥900なり。キュウリとバラの花びらの香りがするジン、ヘンドリックスを使用。
香りが混ざって、キュウリ+メロン+スイカ的な甘い香りになるのが面白い。 黒い粒はこれまたジンの香り付けに使われる「ネズの実」なり。のっけからオシャレ。

で、ビーツを使った冷たいポタージュから。夏前にシェフがワルシャワで出会ったレシピだそうな。うは!というほど目の覚める強い酸味。が、句の果物のような爽やかさでスプーンが止まらない。これはいいですわ~。いきなり本日一はこれ!と言いたくなったのですが(汗)本日2でした。

大きな金属製のタジン鍋で出てきた玉子料理。トマトと一緒にクミンを利かせて蒸し焼に、というような趣向。フランスで食べられるモロッコの移民料理だそうな。

コッペパンほどの可愛らしいバゲットを6等分に分け分けして付け合わせ。朝ごはんによさそうな感じですなあ。自宅では中華レシピのトマトと玉子炒めを作るのですが、絶対クミンを入れよう~と思いました。

次のお料理合わせてチョイスしていただいた白ワインにスイッチ。バスクIrouleguy Blanc Xuri 2015 なり。サラリとした飲み口で、超!疲れていたのでハラワタに沁みました。

30cmちかいでっかいココット鍋で出てきたのは、鶏肉のバスク風。ピーマンの入ったトマト煮込みですな。自分たちで取り分けて頂きます。バスク地方でよく食べられるピペラードソースで鶏肉を骨から身がほろっと取れるほどに煮込んだもの。ソースの材料はピーマン・トマト・たまねぎ・にんにくというような家庭でもありそうなものばかりなので、似たものは自宅でも作ります。

が、タイ米が付け合わせという外し具合がGOOD!。塩分程よく間違いなく鉄板なお味。ホロホロに炊けた鶏がまあ堪らないですなあ。 松屋あたりで「トマト鶏丼」として出せば一皿で成立しそうな(汗)、そういう一品でした。

クスクスとサンマのサラダで「ダブレ」なり。これで3人前。盛り込みお上手ですな。よく混ぜて頂きます!

程よくマリネされたサンマ、それにブドウのような瑞々しさと驚くほどの甘みのフルーツトマトやミントなどが混然一体化。これまたしっかり目の白なんかが合いそう。 で、このあたりで先のボトルが空いたので、ロゼのボトルを出してもらったと記憶しているのですが、見事に写真撮り忘れ汗汗。

で、これまた可愛らしい陶器製のココット鍋でサーブされるのは・・

アルザス地方風肉じゃが、という説明の「ベッコフ」なり。とろとろの豚足に牛筋肉、玉ねぎにニンジン、ジャガイモと材料はまんま肉じゃが。味付けも甘醤油っぽい男子高校生が非常に好みそうな間違いないお味ですなあ。。これは小ぶりの鍋1つなのでワインのアテレベル量ですが、流石にこれだけ色々出てくるといい感じでおなか一杯!なり。

で、先のロゼがドライかつボディしっかり系で美味しくて一瞬で消化。ちょっとだけ飲み足らないねえ!と、さらにオレンジワイン(白ワインでブドウの皮を取らずに発酵させ、オレンジ色に色づかせたもの。ビオにたまにあるタイプ)を500ccのカラフェで出してもらうのだ。これも果実感が残る感じのしっかりさで美味しい。

メインの肉料理は豚のロースト。これで3人前なり。非常にゆるやかで確かな火入れ。お肉しっとり~。ニンジンピュレのソースとも相性がよく最近食べた豚では断トツにおいしかったです。付け合わせのジャガイモのグラタンまでペロリと。本日一がこれ。

締めの甘いものは大きなカップに入ったココナツ風味のブランマンジェ。いやー、鉄板ですなあ。
でまだまだ話したりない6人。お茶と食後酒をお願いしようということに。おっさん2人は、度数のあるものを!とカルヴァドス(リンゴのブランデー)¥800を。あと6人でハス茶をお願いしたのだ。

シェフがベトナムで170ユーロ?とかで買ってきたという可愛らしいお茶セット。

だるまさんではなくて、ポットの保温カバーなのですな。可愛らしいおちょこ的な茶器で、ゆるゆるとハス茶をいただく幸せさ。
で、ボトル2、カラフェ1、グラスドリンク9でジャスト¥50000なりという超納得価格。シェフ1人でやられているので結局3時間ほどのんびりさせてもらい、終わりは23:00。時間当たりコストは非常に良いかもですなあ。いやー、良きお店での良き仲間との良き時間でした。5~6人集めてぜひ!。
◆ビストロ ベルヴィル ( Le Bistrot Belleville)
住所:京都市中京区常盤木町49 201
営業時間:18:00~21:45 不定休 (お休みはFBで確認)
社内で、7月から11月までが異常に忙しい季節労働者的な役回りで、1つ目の山場がやってくる夏休み明け第2週。その1か月ぐらい前にガス抜きで気の合うメンバーと呑み会をやろう!と思いつきチョイスしたのが、今回ご紹介するビストロ ベルヴィルなるお店。(出典はFB友のOさん。いつもありがとうございます!)
旅行好きなお若い男前シェフが1人でやられている面白いお店。古びたマンションの1室を改造しキッチンを中央に置いて、2つの部屋に小さなレストランが2軒。202号室が予約のみで朝ごはんとランチを出すタイ・ベトナム料理店「トルビアック」、201号室がビストロという布陣。それをシェフ1人で回されているというのですから、芸達者ですなあ。
で、ビストロはわずか6席、それも中央に6人掛けのテーブルがででーんと1つ置かれているだけのシンプルさで、それなら6人集めよう!ということになるわけですな。

場所は寺町通にある一保堂茶舗北向いのマンション2F。外からパッと見はまったく飲食店ではないので要注意ですな。。階段を上がると、確かにココだ!なのだ。

10分ほど早く着いたので写真をパチリ。外からは窺い知れない、ここはどこ?的なシェフの趣味が大炸裂しているオシャレ空間。

メニューはコース仕立てで、完全にお任せした¥4800/人。

普通なら泡物で乾杯~!なのですが、食前酒で面白いものが揃っていて、皆そういうのを呑もう!ということに。私がチョイスしたのは、胡瓜が入ったジントニックで¥900なり。キュウリとバラの花びらの香りがするジン、ヘンドリックスを使用。
香りが混ざって、キュウリ+メロン+スイカ的な甘い香りになるのが面白い。 黒い粒はこれまたジンの香り付けに使われる「ネズの実」なり。のっけからオシャレ。

で、ビーツを使った冷たいポタージュから。夏前にシェフがワルシャワで出会ったレシピだそうな。うは!というほど目の覚める強い酸味。が、句の果物のような爽やかさでスプーンが止まらない。これはいいですわ~。いきなり本日一はこれ!と言いたくなったのですが(汗)本日2でした。

大きな金属製のタジン鍋で出てきた玉子料理。トマトと一緒にクミンを利かせて蒸し焼に、というような趣向。フランスで食べられるモロッコの移民料理だそうな。

コッペパンほどの可愛らしいバゲットを6等分に分け分けして付け合わせ。朝ごはんによさそうな感じですなあ。自宅では中華レシピのトマトと玉子炒めを作るのですが、絶対クミンを入れよう~と思いました。

次のお料理合わせてチョイスしていただいた白ワインにスイッチ。バスクIrouleguy Blanc Xuri 2015 なり。サラリとした飲み口で、超!疲れていたのでハラワタに沁みました。

30cmちかいでっかいココット鍋で出てきたのは、鶏肉のバスク風。ピーマンの入ったトマト煮込みですな。自分たちで取り分けて頂きます。バスク地方でよく食べられるピペラードソースで鶏肉を骨から身がほろっと取れるほどに煮込んだもの。ソースの材料はピーマン・トマト・たまねぎ・にんにくというような家庭でもありそうなものばかりなので、似たものは自宅でも作ります。

が、タイ米が付け合わせという外し具合がGOOD!。塩分程よく間違いなく鉄板なお味。ホロホロに炊けた鶏がまあ堪らないですなあ。 松屋あたりで「トマト鶏丼」として出せば一皿で成立しそうな(汗)、そういう一品でした。

クスクスとサンマのサラダで「ダブレ」なり。これで3人前。盛り込みお上手ですな。よく混ぜて頂きます!

程よくマリネされたサンマ、それにブドウのような瑞々しさと驚くほどの甘みのフルーツトマトやミントなどが混然一体化。これまたしっかり目の白なんかが合いそう。 で、このあたりで先のボトルが空いたので、ロゼのボトルを出してもらったと記憶しているのですが、見事に写真撮り忘れ汗汗。

で、これまた可愛らしい陶器製のココット鍋でサーブされるのは・・

アルザス地方風肉じゃが、という説明の「ベッコフ」なり。とろとろの豚足に牛筋肉、玉ねぎにニンジン、ジャガイモと材料はまんま肉じゃが。味付けも甘醤油っぽい男子高校生が非常に好みそうな間違いないお味ですなあ。。これは小ぶりの鍋1つなのでワインのアテレベル量ですが、流石にこれだけ色々出てくるといい感じでおなか一杯!なり。

で、先のロゼがドライかつボディしっかり系で美味しくて一瞬で消化。ちょっとだけ飲み足らないねえ!と、さらにオレンジワイン(白ワインでブドウの皮を取らずに発酵させ、オレンジ色に色づかせたもの。ビオにたまにあるタイプ)を500ccのカラフェで出してもらうのだ。これも果実感が残る感じのしっかりさで美味しい。

メインの肉料理は豚のロースト。これで3人前なり。非常にゆるやかで確かな火入れ。お肉しっとり~。ニンジンピュレのソースとも相性がよく最近食べた豚では断トツにおいしかったです。付け合わせのジャガイモのグラタンまでペロリと。本日一がこれ。

締めの甘いものは大きなカップに入ったココナツ風味のブランマンジェ。いやー、鉄板ですなあ。
でまだまだ話したりない6人。お茶と食後酒をお願いしようということに。おっさん2人は、度数のあるものを!とカルヴァドス(リンゴのブランデー)¥800を。あと6人でハス茶をお願いしたのだ。

シェフがベトナムで170ユーロ?とかで買ってきたという可愛らしいお茶セット。

だるまさんではなくて、ポットの保温カバーなのですな。可愛らしいおちょこ的な茶器で、ゆるゆるとハス茶をいただく幸せさ。
で、ボトル2、カラフェ1、グラスドリンク9でジャスト¥50000なりという超納得価格。シェフ1人でやられているので結局3時間ほどのんびりさせてもらい、終わりは23:00。時間当たりコストは非常に良いかもですなあ。いやー、良きお店での良き仲間との良き時間でした。5~6人集めてぜひ!。
◆ビストロ ベルヴィル ( Le Bistrot Belleville)
住所:京都市中京区常盤木町49 201
営業時間:18:00~21:45 不定休 (お休みはFBで確認)
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