fc2ブログ

毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

手打ち蕎麦 いまふくでディナー(2)@藤森

2017
27
藤森にある手打ち蕎麦店、いまふく。元々寿司店からの転身組という変わり種なのですが、日本酒もなかなか面白いものを揃えておられる上、呑み代がお手頃。且つ蕎麦前に合うアテ類も豊富!で、ランチに伺って一発でお気に入り店になったのだ。
で、一度晩御飯でも!となった土曜日の夜18:00。

いまふく1

で、やってきましたいまふく。場所は京阪藤森駅と深草駅のちょうど中央付近の師団街道沿い。我々は藤森から上がっていくコースを推薦します~。

いまふく2

今日も超豊富な蕎麦メニューは健在。店内に。カウンター席が3席、テーブル席は4人掛け1、2人掛け2、全11席のミニマム店内。と思ったら、お隣に4席ほどの個室もある模様。そちらに1組、テーブル席に我々を含め2組で満席!という状況。
予約時に「今日は満席ですので、お料理が遅くなるかもです」とのことだったので、そうかそうかと今日はのんびりする構え。

いまふく3

夜もコース仕立てOK!で¥4800、5800の2種なのですが、今日は気になるものを適宜頂こうという作戦。当然、握り寿司ができる蕎麦店というから、メニューは非常に豊富。アラカルトも結構豊富で、ご覧のと、あと10種類ほどありますかね。更にてっちりに、ぶりしゃぶ鍋、金目しゃぶ鍋なども予約するとお願いできるのだ。(当然、〆蕎麦付き) 

いまふく4

まずは、蕎麦焼酎の蕎麦茶割(あたたかいの)でゆるゆるしつつ、酒肴盛り合わせ¥1500を注文。これがまたバリエーション豊富。
左から鰻の肝焼き、クリームチーズの味噌漬、鹿の煮込み、穴子白焼き、鰯の梅煮、マグロほほ肉たたき、ひよこ豆、河豚皮、牡蠣のオイル漬なり。 おー、やっぱここの大将は日本酒マニアだわ!と確信し、熱燗でお勧めあります?ということに。

いまふく5

日本酒メニューを見せてもらう。これとまんさくの花がスタンバっていた。前回とほぼ同じでお酒メニューのローテーションはゆっくり目かな。燗なら鳳凰美田ですよね!と一合出してもらうのだ。

いまふく6

お次は出し巻でたしか¥800なり。ダシ量はべちゃらないよう控えめなのですが、熱々ほわんほわんでGOOD!です。寿司屋の手法ですよねえ。ボリュームも満点。3人前でちょうどよいぐらい。

いまふく8

前回非常~に食べてみたかった、このお店でも人気が高いそばがきは¥1000なり。自家製粉されているので、蕎麦粉は細挽き、粗びき、そのミックスをお好みでお願いできる変態さ。むっちむちで超!ウマ!でした。 鴨汁でそばがきを食べる!という犯罪的メニューもスタンバっていますので、気になる方はぜひどうぞ。

いまふく9

メニュー進行は非常に遅いので、時間つなぎに先の酒肴盛り合わせから特にお願いして出していただいた、クリームチーズの味噌漬け。いやー、もう酒が止まらない~。(鳳凰美田、2合目突入中)

いまふく10

で、ほこほこ温まってきたので、冷酒にスイッチ。こちらは夏酒ですが、広島の地酒、海風土ブルーなり。「海風土」と書いてシーフードと読ませるのが凄いですな。 が、果物を想起させる酸味・甘みがあり、なかなか良き白ワイン系なのだ。こういうの、大好き。
一合¥800なのですが、ご覧の可愛らしい片口で半合でもOK!

いまふく11

合わせるのは鱈白子の天ぷらで¥1300なり。とろりん、と先の日本酒とよく合っていてにっこり~。速攻で海風土ブルーが無くなったので、前回も頂いた京丹後は白杉酒造「ブラックスワン」も頂いたように記憶汗汗

いまふく12

写真が残っていたのは、三重の地酒「作(ざく)雅乃智」を。純米大吟醸を呑んだのは久々鴨~。旨いですな。こういう小さな片口が色々出てくるのも面白いのだ。

で、最後は蕎麦で〆るのですが、3種類を半量づつ、三種盛りでお願いする。種類は大将のお任せということに。

いまふく13

まずは細切の十割で、群馬赤城2015年産。腰良好、つるつると。ツユは返しを利かせた醤油濃いタイプでは無く、関東と関西の中間ほどの濃度感。良い感じです! 平べったい「蕎麦刺し」が付いてくるのがお決まり。

いまふく14

お次は粗挽きの十割で、広島神石2016年産。写真がへたくそなので、あまり先の細切りと違いがわからないのですが、見た目はぐっと黒い感じ。存在感あるやや平打ち系。いやー、語る言葉は無いのですが旨いです!

いまふく15

で、〆は蕎麦処、福井丸岡2016年産。前の広島と同じ粗びきですが、綺麗な緑色で今日一番のお気に入りはこちら。

いまふく16

蕎麦湯は蕎麦粉をしっかり加えた重湯的なもの。よく混ぜ混ぜして頂きます。山葵もですが、添えてある卸し生姜も加えるとなんだかほっこりできますな。。

いまふく17

サービスでデザートまでついてくる。いやー、食った食った。お腹パンパンなり。

結局2時間半ほど長居してしまい、以上で〆て、蕎麦焼酎蕎麦茶割2、日本酒をとっかえひっかえ計3.5合!と結構呑んで¥11000割れ、という超!納得価格。いやこれは気の長い酒飲み向けで非常に良い!一軒。。夜コースをお願いしておいたほうが安心感が高いのですが、時間差で3組入られると厨房はかなり大変そうな気配。 夜は基本予約のようですので、予約してぜひ。

 


◆手打ち蕎麦 いまふく
住所:京都市伏見区深草町通町26
営業時間:11:30~14:00入店 【金~日】18:00~21:00(L.O20:00) 月休
TEL:075-643-1958
関連記事

3 Comments

-  

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/12/04 (Mon) 15:45 | EDIT | REPLY |   

suika_cotaro  

Re: 酒のみにはたまらないお蕎麦屋さんですね

COSCOBさま、コメントありがとうございます。

いまふくさん良いですよね! 我々の今年最後の忘年会場所の予定です。(前回は下見に・・)
また良いネタがありましたらお教えくださいね。今後とも宜しくお願いいたします!

2017/12/07 (Thu) 19:06 | EDIT | REPLY |   

coscob  

いまふくさんでの忘年会とはうらやましい

suika-cotaro様

返信コメントありがとうございます。
いまふくさんで忘年会とはうらやましい。 きっとお酒が進む忘年会になるでしょうね。
当方は京阪の関目高殿のウナギ屋さん魚伊で先日こじんまりと忘年会をしてきました。
香ばしい鰻をいろいろなスタイルで堪能出来ました。 さすが老舗ですね。
新年会にいまふくさんをねらってみます。

COSCOB

2017/12/15 (Fri) 13:17 | EDIT | REPLY |   

Add your comment