ごちそう紫陽@堺町通御池上ル
2018
12
三連休の初日、土曜日ディナーネタ。
現在、密やかに過去行っていないビブグルマン店回りをチョコチョコ仕掛けている我が家。いつものごとく発作的に思いつくので、週末の予約のためにその週の木曜日か、金曜日あたりに電話しているのですが、今週前日予約で伺ったのは堺町通御池上ルにある小料理店、ごちそう紫陽(しよう)。 2月は予約が入りやすくてうれしい地元民。結果、非常に品の良い和める良いお店で、気合を入れてご紹介。

お店は住宅街の中のマンション1Fで、通りから少し奥まっているところにある目立たない物件。もともと出張料理人だった女将さんがサブのお若い女性と2人で回されている。 がらがらと引き戸を開けると、右向きの小上がりカウンター席が奥に向かって7席、キッチンを挟んで更に奥の2席の計9席。靴を脱いでカウンター中央付近に陣取る。18:00予約で常連さんと思しきお兄さん1名、19:00過ぎには満席に。

お料理メニューはこういうおばんざい的なものなのですが、心の琴線をくすぐるものが。 今日は梯子酒予定(汗)なので、少々軽めにね!ということに。

日本酒メニューは国内あちこちから15種類ほどはスタンバっているのですが、メニューに載せていないものも。こちらは松江の地酒、豊ノ秋の純米吟醸生原酒、立春朝搾りなり。こういう季節物は確実に頂くようにしております。

突き出しはこういう小皿で3種類。手前は揚げたて平目のフライ、菜の花の胡麻和え、イカ煮物というおばんざいゴールデンパターン。いやはや自然に日本酒が進むのだ。

お次はお刺身盛り合わせ。ホタテの炙りは塩をしてあるので、スダチとワサビを添えて。こりっと&ぬったり食感のバランスが良い肉厚の紋甲イカ。蕩けるヨコワマグロ、という布陣。

速攻で1合が開いて、お次は山形の麓井の圓(まどか)、純米本辛。そんなに辛くなくバランス良好、料理に合わせやすい感じですかね。

お願いしたら「1人いくつ召し上がられます?」と確認いただいたので2人で4つお願いした鰯の生姜煮。いやー骨まで柔らかいのに色目が綺麗。にっこにこの青魚好きな2人。

どこでもポテサラを食べる人なのですが、コロッケ3種盛りにポテサラもついているのでお忘れなく。菊菜にキノコ、九条ネギのコロッケという創作系なのですが、これが非常にGOOD!

菊菜の割った図。女将さんに美味しいですね!と声を掛けたら、ホタテ入りのクリームリゾットに茹で菊菜を合わせたものだそうな。いやー想像力は無限大! キノコ、九条ネギはジャガイモベースですが、これもちょっと捻っていてオシャレ。(ま、詳細はお店でご確認を) ポテサラは胡瓜のコリコリ感が楽しい家庭風なマヨ系で、これも美味しい。

最近、相方が日本酒が飲めるお店でメニューにあったら注文している揚げおろしなり。ショウガと大根おろしを添えて頂きます。ま、期待通り。

秋田の刈穂、純米山廃。これも辛口!というほど辛くはないのですな。独特の癖がありなかなか。

〆にチョイスしたのが、若鳥と揚げなすにたっぷりのカレー餡をかけた汁ダク系な一品。結構明瞭に辛くて、はふはふと完食。いやー大満足なりでした。
多分過去、小料理屋、というカテゴリーのお店に伺った経験が無かったように思うのですが、今後「小料理屋」と言われると、ここを思い出しそうです。で、以上で日本酒3合で¥13000ほどという納得価格!なり。メニューに価格表示がないお店ですので、初回はドキドキするかも、ですが全然納得。
小奇麗且つ品の良い小料理屋、京都に旅行に来られた年齢層高めのお一人様やカップルが、おばんざいでほっこり日本酒をやりたい時に思い出すと幸せになれそうです。ご馳走様でした!
◆ごちそう紫陽(しよう)
住所:京都市中京区堺町通御池上ル扇屋町646 押小路マンション 1F
営業時間:17:30~22:00(L.O.21:30) 火・水休
TEL:075-212-3200
現在、密やかに過去行っていないビブグルマン店回りをチョコチョコ仕掛けている我が家。いつものごとく発作的に思いつくので、週末の予約のためにその週の木曜日か、金曜日あたりに電話しているのですが、今週前日予約で伺ったのは堺町通御池上ルにある小料理店、ごちそう紫陽(しよう)。 2月は予約が入りやすくてうれしい地元民。結果、非常に品の良い和める良いお店で、気合を入れてご紹介。

お店は住宅街の中のマンション1Fで、通りから少し奥まっているところにある目立たない物件。もともと出張料理人だった女将さんがサブのお若い女性と2人で回されている。 がらがらと引き戸を開けると、右向きの小上がりカウンター席が奥に向かって7席、キッチンを挟んで更に奥の2席の計9席。靴を脱いでカウンター中央付近に陣取る。18:00予約で常連さんと思しきお兄さん1名、19:00過ぎには満席に。

お料理メニューはこういうおばんざい的なものなのですが、心の琴線をくすぐるものが。 今日は梯子酒予定(汗)なので、少々軽めにね!ということに。

日本酒メニューは国内あちこちから15種類ほどはスタンバっているのですが、メニューに載せていないものも。こちらは松江の地酒、豊ノ秋の純米吟醸生原酒、立春朝搾りなり。こういう季節物は確実に頂くようにしております。

突き出しはこういう小皿で3種類。手前は揚げたて平目のフライ、菜の花の胡麻和え、イカ煮物というおばんざいゴールデンパターン。いやはや自然に日本酒が進むのだ。

お次はお刺身盛り合わせ。ホタテの炙りは塩をしてあるので、スダチとワサビを添えて。こりっと&ぬったり食感のバランスが良い肉厚の紋甲イカ。蕩けるヨコワマグロ、という布陣。

速攻で1合が開いて、お次は山形の麓井の圓(まどか)、純米本辛。そんなに辛くなくバランス良好、料理に合わせやすい感じですかね。

お願いしたら「1人いくつ召し上がられます?」と確認いただいたので2人で4つお願いした鰯の生姜煮。いやー骨まで柔らかいのに色目が綺麗。にっこにこの青魚好きな2人。

どこでもポテサラを食べる人なのですが、コロッケ3種盛りにポテサラもついているのでお忘れなく。菊菜にキノコ、九条ネギのコロッケという創作系なのですが、これが非常にGOOD!

菊菜の割った図。女将さんに美味しいですね!と声を掛けたら、ホタテ入りのクリームリゾットに茹で菊菜を合わせたものだそうな。いやー想像力は無限大! キノコ、九条ネギはジャガイモベースですが、これもちょっと捻っていてオシャレ。(ま、詳細はお店でご確認を) ポテサラは胡瓜のコリコリ感が楽しい家庭風なマヨ系で、これも美味しい。

最近、相方が日本酒が飲めるお店でメニューにあったら注文している揚げおろしなり。ショウガと大根おろしを添えて頂きます。ま、期待通り。

秋田の刈穂、純米山廃。これも辛口!というほど辛くはないのですな。独特の癖がありなかなか。

〆にチョイスしたのが、若鳥と揚げなすにたっぷりのカレー餡をかけた汁ダク系な一品。結構明瞭に辛くて、はふはふと完食。いやー大満足なりでした。
多分過去、小料理屋、というカテゴリーのお店に伺った経験が無かったように思うのですが、今後「小料理屋」と言われると、ここを思い出しそうです。で、以上で日本酒3合で¥13000ほどという納得価格!なり。メニューに価格表示がないお店ですので、初回はドキドキするかも、ですが全然納得。
小奇麗且つ品の良い小料理屋、京都に旅行に来られた年齢層高めのお一人様やカップルが、おばんざいでほっこり日本酒をやりたい時に思い出すと幸せになれそうです。ご馳走様でした!
◆ごちそう紫陽(しよう)
住所:京都市中京区堺町通御池上ル扇屋町646 押小路マンション 1F
営業時間:17:30~22:00(L.O.21:30) 火・水休
TEL:075-212-3200
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