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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

サヴール・ド・ラ・メール@2018年5月若狭舞鶴小旅行

2018
10
まだ続くGWネタその12、後半の旅行ネタその3です。
で、旅行2日目。朝、敦賀のホテルを8:30出発。かなりトントンと調子良く回ったので、備忘録として書いておくと、まずは、小浜に移動し

・若狭フィッシャーマンズ・ワーフ
・蘇洞門めぐり遊覧船(良いお天気で超絶景!ですが、うねりがあって少々怖かった汗)
・御食国若狭おばま食文化館
・偶然、子供の日で、海上保安庁の「えちぜん」甲板に乗せてもらう。
・再び若狭フィッシャーマンズ・ワーフ内で簡単にランチ

ランチ後、舞鶴に移動し

・舞鶴引揚記念館
・赤れんが博物館
・舞鶴赤れんがパーク
・東舞鶴駅周辺を散策

てな順番。で、夕方になり、予約していたレストランに向かうのだ。お店の名前はサヴール・ド・ラ・メール、近江の食肉店、サカエヤさんの熟成牛を扱うビストロがこんなところにも!なのだ。我がFB友のDさんに教えてもらったお店なので、財布には予算多めで(汗)気合いを入れてお腹も空かせてやってきた。

サブール・ド・ラ・メール1

丹後街道沿いにある、なんだかファミレスのような巨大なお店なのですが、シェフご夫婦で回されている模様。

サブール・ド・ラ・メール2

ジビーフ!の文字が躍る、やたらめったら気合の入りまくった入り口を通って店内に。

サブール・ド・ラ・メール3

テーブルの間に仕切り代わりの布をかけてあり、全体が伺いしれないのですが30席以上は楽にありそう。奥のリザーブ席に通してもらう。

サブール・ド・ラ・メール4

メニューを確認。後ほどマダムに伺ったところによると元々ビストロで、当初は近隣の方のウケ狙いでオムライスやハンバーグなどもやっていたらしいのですが、シェフがサカエヤの熟成牛の美味しさに目覚めて、以来その路線まっしぐら、とのこと。(当時のお客様が来られなくなりました、と笑っておられました。確かに店名を変更する必要がありそうな大転換ですな汗汗)

で、我々は最初から熟成肉目当てなので色々揃っているコース料理には目もくれず、その路線まっしぐらで注文させて頂くことにするのだ、だはは。

サブール・ド・ラ・メール5

まずは1時間ほど散歩して喉が乾いているので、お手頃ロゼ泡のハーフボトル¥1350をお願いする。

サブール・ド・ラ・メール6

まずは前菜で、ジビーフの炙りカルパッチョ¥1280なり。ジビーフとは初めて有機JASに認定された北海道産完全放牧牛。赤身牛マニアには名高いお肉ですな。 付け合わせが変わっていて、舞鶴で収穫される京の伝統野菜、佐波賀(さばか)だいこんの古漬け的なもの。この古びた少し酸味のある味わいが、少し火を通した牛肉と素敵に合うのだから、楽しいですなあ。

サブール・ド・ラ・メール9

お次は、前菜盛り合わせで¥2400なり。自家製シャルキュトリーが4種。左から鹿ソーセージ、豚ソーセージ(もちろん、愛農ナチュラルポーク)に、むっちりした食感の鹿ハム、薄切り大面積な豚ハムというパン劇消化系組み合わせ。鹿ハムの下には先の佐波賀だいこんが今度はザワークラフトで登場。更に酸味増強!なのも良いですなあ。

サブール・ド・ラ・メール10

で、ロゼ泡は速攻で空いたので、マダムに赤ボトルを推薦いただけませんか?とお願いしたら、隣のテーブルにあったこのお上手なイラストメニューを見せてもらう。ジョージア好きな相方が即!反応。

サブール・ド・ラ・メール8

メニュー通りの陶器のボトルでびっくりな¥3800なり。ボトルはお持ち帰り可能だそうです。さらりとした呑みやすいビオなのだ。

サブール・ド・ラ・メール7

自家製パン2人前で¥400なり。シェフは、近隣に気に入るものがなかったら作ってしまう!という作戦だとお見受けしました。塩分控え目で高密度で美味しい、ハム類に合わせるとピタリ!なお味。優しい味わいのワインとパン、ハムのローテーションが止まらない~。

サブール・ド・ラ・メール11

で、いよいよメインの皿その1、熟成牛サーロイン300gで¥8800なり。過剰ではない程よい脂の乗り、香ばしい牛肉の香り。付け合わせのポテトは無しでグリーンサラダをお願いしたのだ。

サブール・ド・ラ・メール12

アップ写真。ま、間違いない焼き加減! 見事ですなあ。 塩分も控えめで肉の旨味が非常によくわかる仕掛け。(もちょっと、塩が効いていても良いかな・・・少量皿の横にでも添えてもらうと、尚嬉しい)

サブール・ド・ラ・メール13

で、さらにメインの皿その2、件のジビーフ300gで¥6800なり。放牧牛なので冬でも走り回っているのですよ!とマダム。
水分量が多い肉なので、この水分を抜く作業が大変なんだそうだ。しかし、噛み締め頂く赤身肉、間違い無く一般ウケするのは、先のサーロインなのですが、まったく違う傾向の旨さがありますな。いやはや、食った食った!

サブール・ド・ラ・メール14

でも、甘いものは別腹汗。相方チョイスは自家製アイスクリーム盛り合わせで¥500なり。イチゴミルクとミカン蜂蜜という手堅い一品。

サブール・ド・ラ・メール15

私は焼プリンで¥500なり。これまた手堅いですなあ。最後まで美味しかった、良き夜になりました。

後ほどご挨拶頂いたシェフ曰わく、何でも京都市内進出も考えておられるようですので、此処で食べたい!場合は、お急ぎになられたほうが良いかも? 確かにマニア系肉料理、且つお値段もお安くはないので、舞鶴の立地ではしんどいかもですな。 シェフに置かれましては、前菜の少しお手軽な肉系料理で印象的なものの開発をぜひ! (たとえば、南草津のタルタルハンバーグ的なものとか・・)

んで、泡ハーフボトル、赤ボトル各一で、〆て¥27000割れ、という至極納得価格。舞鶴で至福の夜になりました。 ご馳走様でした、また近日お会いしそうな予感ですな、だはは。 

  
 
◆サヴール・ド・ラ・メール
住所:京都府舞鶴市市場14
営業時間:11:30~14:00 17:30~21:30 月休
TEL:0773-64-3939

帰ってきてから、お土産に陶器製のボトルを貰って帰ってくるのを忘れたのに気が付く。(水入れにすると注ぐときに、とても良い音がするのだ。)しかし、いつも詰めが甘い我々なのだ・・・・汗
 
 
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