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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

割烹 竹うちで昼酒ランチ(7)木屋町二条下ル

2018
04
なんだか久々にちゃんとした和食が食べたくなった週末。 京都で和食!というとそれなりにお財布にダメージが!なのですが、ランチ時に我々が7回も来ているようなお店ですので、ご安心あれ!な割烹のご紹介。お店の名前は、割烹 竹うち。現在、ランチはお任せの¥3000の1本のみという献立。 前日予約でやってきた12:30。

竹うち0

京都は、こういう普段は人気で予約の取れないお店でも2月・6月ぐらいならスパーンと予約が取れる場合あり、なのですな。 お店は木屋町通沿いで、御池通を50mほど上がったところ。御池通に植えてある紫陽花がもうすでに満開。梅雨入り直前のありえないほどの青空の中、お店に。

竹うち1

白木のカウンター席で僅か8席、それに奥に3人座れる半個室的な空間があるのですが、そこが使われていたことを過去見たことがない。まだ30代そこそこのお若いご店主が1人回されているのだ。既に2組先客が。

竹うち2

顔割れしているお店、且つ我々が日本酒呑みなのをご存じなので、「今日は日本酒3種呑み比べが4セットは出せますよ!」と、ご主人。当然、速攻でそれに乗っかる我々。1セットづつ出していただこうということに。まずは、夏向けにスッキリ系でとお願いするのだ。 右から宮城の平考酒造「日高見 吟醸うすにごり」、ご主人一押しの福島の宮泉銘醸「寫樂 純米酒」、静岡の土井酒造場「開運 涼々 純米酒」 なり。呑み比べは全て¥1200という明瞭価格。 この中では開運がいちばんさらっと呑みやすいタイプ。 もう昼間っから、激しく和んでくるのだ。

竹うち3

可愛らしい八寸。右から、スモモの白和え(超ウマ!)、サツマイモにクリームチーズ、インゲン胡麻和え、柔らかく生姜煮された鶏、大きな一寸豆煮にずんだ、奥が青唐辛子とおじゃこ、という、ま、これまた呑みましょうねえ、というような構成なので、にっこり!なのだ。

竹うち4

椀物は、帆立のしんじょう。千切りの冥加の風味が効いていて、とてもくつろげるお味。美味しいですな。。

竹うち5

早速2セット目。ちょっとしっかり目を!とのお願いで出していただいた、右から、滋賀の松瀬酒造、「松の司 生酛純米酒」、福島の松崎酒造「廣戸川 純米吟醸 無濾過生原酒」、奈良は今西酒造「みむろ杉 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒」なり。ご主人はボディのある松の司押しなのですが、すっきりとフローラルなみむろ杉も超ウマ。(丁度我々でなくなりそうだったので残り酒をたっぷり頂く)

竹うち8

お次は、今日は天然の良いのがありまして!と、鯛の御造り。左のタレが「ウニ醤油」。ウニを出そうと仕入れたらミョウバンが少し強かったので、裏ごしして漬け醤油にしました!とのこと。 もうこれが超ウニ濃い味で、鯛茶漬けに掛けたり、焼きおにぎり等に塗ったりしたら激しく旨そうなのですなあ。上品な鯛の刺身にたっぷり付けて付けてもGOOD!でした。

竹うち9

3セット目。ワインっぽいのが混ざっても大丈夫ですか?と出してくれたのは愛知は萬乗酒造「醸し人九平次 純米大吟醸 山田錦」、さらに愛知の丸石醸造「二兎 純米山田錦六十五」、秋田は両関酒造の「翠玉 特別純米 無濾過生酒 」なり。愛知の2本は結構あちこちでお見掛けする酸味に特徴のあるものですが、この秋田は初めてかな。これも非常にすっきりした味わいかな・・結構酔っ払っているのだ。。。だはは。

竹うち10

冷たい炊き合わせかな。焼きナスにトマト、鴨そぼろに冷たいダシジュレという夏らしい一品。呑んでいるので、こういうのが間に挟まれると、ほっと一息つける感じ。

竹うち11

更に呑み助には超嬉しい一品で、焼きたてアツアツの太っといダシ巻。いやはや、これは更に呑め!ということですか!ということに。

竹うち12

で、四セット目。秋田の新政酒造「新政 No.6 R-type 2017 特別純米生原酒」、山形の秀鳳酒造の「秀鳳 純米大吟醸 玉苗原酒」、広島の相原酒造「雨後の月 涼風 純米吟醸」 なり。No。6とか何気にお高いお酒も混ざっている嬉しさよ。(でも全セット¥1200均一価格) この秀鳳が非常に口に合ったように記憶。(あまり他のお店でお目にかかるようなものではないですが・・)

竹うち13

焼いた魚は、こんがりタレ焼きにした鱸。独特の風味に粉山椒が見事に合うのだ。

竹うち14

で、〆は土鍋の炊き立てご飯と程よい濃度の赤出し、美味しい漬物でほっとした上に・・・(特に青瓜が超ウマ)

竹うち15

お焦げのお茶漬けで、すっかり大満足なり・・・。

竹うち16

〆は、フルフルとろりんなわらび餅でいやはや食った食った。以上で〆て¥13000なにがしという超納得価格。色々試し呑みできるのは楽しいですな、よく呑みました。(とは言え、3合ほどかな) ま、我々のような休日の昼酒目当てのカップルなら、確実に満足されるであろうな、と思うのだ。 相方は、和服美女集団の貸し切り会なども考えているようですので、ま、よろしかったらぜひ。
 
 
 
 
 
◆割烹 竹うち
住所:京都市中京区木屋町二条下る上樵木町500-5
営業時間:11:00~14:00 17:00~23:00 水休
TEL:075-252-5626 
 
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