ここら屋 はなれ@先斗町
2018
14
夏休みネタ、その4です。
明日から和歌山3日間、の予定なのでその前に京都で美味しいものを食べておこうということに。チョイスしたのは私が参加している京都系情報HP、キョウトピで見つけたお店で、お店の名前はここら屋はなれ。 京都市内に数店展開している和食店、ここら屋から独立された料理人さんが先斗町歌舞練場近くでオープンされたお店。。元々、この箱自体は2016年からあったようなのですが、ここら屋から独立されたのはこの3月からの模様。

先斗町は夏休みに突入したばかりで大勢の観光客でにぎわっているのですが、その中に佇むのだ。雰囲気ありますな。前日予約で席を押さえやってきた18:30。

店内に。御覧のL字型カウンター席が8席ほど、奥に続く小上がりカウンター席が4、小上がりに4人テーブル席が1、計16席?ぐらいのこじんまりした物件なのですが、多分、元々、奥の小上がりとの仕切りにあった壁を取り払っているので広々感あり。元寿司店だったそうです。お若いご夫婦が2人だけで回しておられるのだ。キッチンの綺麗なお店に外れはない、と日々思っているのですが、予感的中でした。

本日の黒板メニューがこちら。いやー食指が動くものばかりですなあ。今日は腰を入れて呑もう!とこの時点ですでに決定(汗)

突き出しは湯葉の炊いたん。(席料¥600なり)とりあえず生ビールと共に。高野豆腐などを炊く際の薄口甘口の味付けなのですが、ぴしっと決まったお味。ダシごと飲み干してしまうのだ。この一皿でお若い大将はきちんと技を磨いてきた人なのであろうな!と確信。

お刺身3種盛りは¥2090なり。鱧は落としにすると味が抜けやすいので炙りに、右手は甘鯛の昆布締め(肉厚で嬉しい)、それに鯨。この数日、京都系食べ歩き情報源のあちこちで調査捕鯨のブツが入ったぞ~!とアップされていたので食べたかったのですが、正に蕩けるお味でした。

で、日本酒にスイッチしようとメニューを確認。京都系4種、それに各地方から3、これとは別に黒板メニューにも2、という状況。

スッキリ系から行きましょうか~とチョイスしたのは奈良は三輪の地酒、みむろ杉 純米吟醸¥950/一合なり。程よい酸味と甘みが白ワインを想起させる、が、ちゃんと日本酒的な。いいですな~。ちゃんとボトルプレゼンしてくれるお店は好きですな。

どこでもあれば食べているポテサラは¥590なり。玉ねぎと茹で玉子、ロースハムで若干マヨ強めで柔らかい仕上がり。が、これをいきなり日本料理にするのは、ぬた用の酢味噌をてろんと掛けてあるところ。旨しですな~。

相方が黒板メニューで見つけたとたん、5品ぐらいまでとんとんとんと注文するものが決まった、その1番目。いちじくの揚げ出しは¥890なり。大ぶりの甘いいちじくを天ぷらに、上から揚げ出し用の濃い目のツユ、大根おろしに黒七味、という甘じょっぱい一品なのですが、好きな人はハマるお料理。(相方はハマっておりますが。。だはは)

日本酒を追加。城陽の徳次郎 特別純米¥950/一合なり。酒器も可愛らしいのが順番に出てきて楽しい。こちらは河童の絵柄入り。

今年は鮎をほとんど食べていないねえ、とお願いする¥1090/匹。地元、嵐山産だそうです。添えてあるおからが超ウマだったり油断ならないのだ。

合鴨塩焼きは¥1490なり。添えてある茎山葵、それに塩と合わせて頂きます。ジューシ~!ですな。

なんだかいい気分になってきたので、栃木の名酒、鳳凰美田「ブラックフェニックス」を注文。¥1200なり。香りが華やかなお酒ですので、と1合入り徳利とワイングラスが出てくる。旨い料理をサポートするお若い女将さんとのトークも楽しいのだ。
なにせ人通りの多い先斗町。暗くなると引き戸のガラス越しに中の様子がよくわかるお店なので、次々にお客さんが「空いていますか~?」と声掛けされ、残念そうに帰って行かれるのですが、現在2回転以上される運用なので、タイミングが合えばすっと入れます。 カップル6組Maxぐらいで調整されている模様で、席が空いていても入れない場合もありますが。

先ほどの酢味噌が美味しかったので、追加注文した九条ネギぬたは¥590なり。 ほんのり柚子の香り、乗っている魚は鯖の炙りという芸の細やかさ。

更にこれも美味しい~と思わずほくそ笑んでしまった、イサキのなめろうは¥590なり。刺身を粗切りにしてネギや冥加に胡麻、それに味噌と合え、ざっと炙っているのだ。超呑めます。

で、〆は鯖鮨。2貫で¥890なり。夏ですので脂は控えめですが、ごらんのように具と寿司飯量が逆転していますなあ。美味しかったです。
で、生ビール2に日本酒3合で〆て¥15000チョイと、このロケーションでこのお値段ですから超納得ですな。
きちんと手のかかった美味しいアテでのんびりほっこりしたい、正に日本酒呑み向けなお店。京都の類似のお店では、晴ルにおせん、むろまち加地に御旅屋、酒処てらやま、それになな治あたりを思い出すのですが、そういうお店が好きな方はぜひ。美味しいですよ!
◆ここら屋 はなれ
住所:京都市中京区先斗町通材木町184
営業時間:[月火木金]18:00~23:00(L.O)[土日祝]17:30~23:00(L.O) 水休
TEL:075-255-3688
明日から和歌山3日間、の予定なのでその前に京都で美味しいものを食べておこうということに。チョイスしたのは私が参加している京都系情報HP、キョウトピで見つけたお店で、お店の名前はここら屋はなれ。 京都市内に数店展開している和食店、ここら屋から独立された料理人さんが先斗町歌舞練場近くでオープンされたお店。。元々、この箱自体は2016年からあったようなのですが、ここら屋から独立されたのはこの3月からの模様。

先斗町は夏休みに突入したばかりで大勢の観光客でにぎわっているのですが、その中に佇むのだ。雰囲気ありますな。前日予約で席を押さえやってきた18:30。

店内に。御覧のL字型カウンター席が8席ほど、奥に続く小上がりカウンター席が4、小上がりに4人テーブル席が1、計16席?ぐらいのこじんまりした物件なのですが、多分、元々、奥の小上がりとの仕切りにあった壁を取り払っているので広々感あり。元寿司店だったそうです。お若いご夫婦が2人だけで回しておられるのだ。キッチンの綺麗なお店に外れはない、と日々思っているのですが、予感的中でした。

本日の黒板メニューがこちら。いやー食指が動くものばかりですなあ。今日は腰を入れて呑もう!とこの時点ですでに決定(汗)

突き出しは湯葉の炊いたん。(席料¥600なり)とりあえず生ビールと共に。高野豆腐などを炊く際の薄口甘口の味付けなのですが、ぴしっと決まったお味。ダシごと飲み干してしまうのだ。この一皿でお若い大将はきちんと技を磨いてきた人なのであろうな!と確信。

お刺身3種盛りは¥2090なり。鱧は落としにすると味が抜けやすいので炙りに、右手は甘鯛の昆布締め(肉厚で嬉しい)、それに鯨。この数日、京都系食べ歩き情報源のあちこちで調査捕鯨のブツが入ったぞ~!とアップされていたので食べたかったのですが、正に蕩けるお味でした。

で、日本酒にスイッチしようとメニューを確認。京都系4種、それに各地方から3、これとは別に黒板メニューにも2、という状況。

スッキリ系から行きましょうか~とチョイスしたのは奈良は三輪の地酒、みむろ杉 純米吟醸¥950/一合なり。程よい酸味と甘みが白ワインを想起させる、が、ちゃんと日本酒的な。いいですな~。ちゃんとボトルプレゼンしてくれるお店は好きですな。

どこでもあれば食べているポテサラは¥590なり。玉ねぎと茹で玉子、ロースハムで若干マヨ強めで柔らかい仕上がり。が、これをいきなり日本料理にするのは、ぬた用の酢味噌をてろんと掛けてあるところ。旨しですな~。

相方が黒板メニューで見つけたとたん、5品ぐらいまでとんとんとんと注文するものが決まった、その1番目。いちじくの揚げ出しは¥890なり。大ぶりの甘いいちじくを天ぷらに、上から揚げ出し用の濃い目のツユ、大根おろしに黒七味、という甘じょっぱい一品なのですが、好きな人はハマるお料理。(相方はハマっておりますが。。だはは)

日本酒を追加。城陽の徳次郎 特別純米¥950/一合なり。酒器も可愛らしいのが順番に出てきて楽しい。こちらは河童の絵柄入り。

今年は鮎をほとんど食べていないねえ、とお願いする¥1090/匹。地元、嵐山産だそうです。添えてあるおからが超ウマだったり油断ならないのだ。

合鴨塩焼きは¥1490なり。添えてある茎山葵、それに塩と合わせて頂きます。ジューシ~!ですな。

なんだかいい気分になってきたので、栃木の名酒、鳳凰美田「ブラックフェニックス」を注文。¥1200なり。香りが華やかなお酒ですので、と1合入り徳利とワイングラスが出てくる。旨い料理をサポートするお若い女将さんとのトークも楽しいのだ。
なにせ人通りの多い先斗町。暗くなると引き戸のガラス越しに中の様子がよくわかるお店なので、次々にお客さんが「空いていますか~?」と声掛けされ、残念そうに帰って行かれるのですが、現在2回転以上される運用なので、タイミングが合えばすっと入れます。 カップル6組Maxぐらいで調整されている模様で、席が空いていても入れない場合もありますが。

先ほどの酢味噌が美味しかったので、追加注文した九条ネギぬたは¥590なり。 ほんのり柚子の香り、乗っている魚は鯖の炙りという芸の細やかさ。

更にこれも美味しい~と思わずほくそ笑んでしまった、イサキのなめろうは¥590なり。刺身を粗切りにしてネギや冥加に胡麻、それに味噌と合え、ざっと炙っているのだ。超呑めます。

で、〆は鯖鮨。2貫で¥890なり。夏ですので脂は控えめですが、ごらんのように具と寿司飯量が逆転していますなあ。美味しかったです。
で、生ビール2に日本酒3合で〆て¥15000チョイと、このロケーションでこのお値段ですから超納得ですな。
きちんと手のかかった美味しいアテでのんびりほっこりしたい、正に日本酒呑み向けなお店。京都の類似のお店では、晴ルにおせん、むろまち加地に御旅屋、酒処てらやま、それになな治あたりを思い出すのですが、そういうお店が好きな方はぜひ。美味しいですよ!
◆ここら屋 はなれ
住所:京都市中京区先斗町通材木町184
営業時間:[月火木金]18:00~23:00(L.O)[土日祝]17:30~23:00(L.O) 水休
TEL:075-255-3688
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