安楽寺でフロマージュとワインの会@2016.7.9
2016
11
んで、こちらのランチネタの続き。
四条界隈で買い物をしてから、目指すのは鹿ケ谷にある安楽寺(通称 松虫鈴虫寺)。
今日はそこで、我が伏見のワインインポーター「ディオニー」チョイスのワインを、衣棚通り押小路上ルにあるチーズ専門店「フロマージュ ドゥ ミテス」の熟成フロマージュ、それに日本で唯一パルマハムの手法で生ハムを作っている岐阜県関市「BON DABON」の生ハムを合わせて頂けるという、ワイン呑み垂涎のイベントがあるのだ。
2か月ほど前に¥8000の前売り券を購入していたので、わくわくとタクシーを飛ばす13::30。(流石に雨の中、四条から歩くのは厳しい距離なので)

苔生した山門が非常に綺麗。安楽寺は、こちらのイベントに行った際、紅葉で非常~に綺麗なタイミングで前を通っていて、一度は行ってみたいと狙っていたお寺さん。
実は、普段は一般公開していないが、桜やツツジの季節や鹿ケ谷カボチャ供養の7月25日、11月の紅葉中は特別拝観されているのだ。今回は特別に中に入れる機会。この素晴らしそうな箱を見学するのが、今回来ようと思った最大のきっかけだったのですが、これがなかなか凄かったのですな。

山門前に、フロマージュの会参加メンバーは木戸から入れと書いてある。おずおずと中に。

チケットナンバー、21・22が我々でした。当日は参加者50名Over、ぐらいですかね。。非常に盛況。なにせ濃い会なので、半分ほどの方は業界人かも?ですが。(何人か、顔は知っているレストランオーナー様やら、某店のソムリエさんをお見かけしました。)

で、会スタート20分前ほどだったのですが、まだ20人ほどしか集まっておらず、こういう写真が撮れているわけで。特別拝観時は本堂横のこの建物はカフェになっているようですな。特別拝観の際は、2階はギャラリーのようだが、今回は全部会場になっておりました。

当日は琴の生演奏もあるというなんだかハイソな雰囲気。しかし、まぁ、京都の余裕と言うか重厚且つリッチな箱ですな。会の途中から降り出した霧雨の中、緑がなんだか美しい。

2階にも席があるんですよ!と教えてもらって覗きに行く野次馬。真ん中の黒い柱は1Fにある暖炉の煙突と言う、これまたリッチな雰囲気。しかし、特別拝観ではない時期はどういう使われ方をしているのですかねぇ、ここは。 FB友のFさんも来ておられたので、一緒に1Fのテーブル席に陣取るのだ。

で、BON DABON主宰のパルマハム職人、多田昌豊さん自らの手切り!で、生ハムを頂ける贅沢さ。豚を〆るところから丁寧に作られた生ハム、当日は熟成期間の異なる2種類を頂けたのですな。超薄切りで、室温で美味しい脂がしみだしてくる。ほわっとした非常~に軽やかな生ハムだが味は非常に濃い。過去、食べたことがない衝撃のお味でした。やっぱり熟成期間が長い方が味が濃いようで。

合わせるワインは1種、日本酒が含まれ全7種類。それに生ハム2種、チーズ5種を合わせて、味の順列組合せを楽しむ趣向。
頂いたフロマージュは、(1)小さい粒に整形している山羊・牛乳MIXのアぺリミックス、(2)牛乳白カビ系ブリー・ド・モー、(3)羊乳のラヴォ、(4)牛乳ウオッシュ系のプティソルナン、(5)牛乳青カビ系のゴルゴンゾーラ・クリミフィカート。どれも個性があって美味しいのだが、包み紙に包まれているゴルゴンゾーラ・クリミフィカートの凄みのある旨さといったら! この量でバゲットが確実一本食えそうな旨み満載感。ブリー・ド・モーもとろんとろんで旨し!
途中で、「フロマージュ ドゥ ミテス」の方がチーズの説明に来てくれたのですが、チーズ好きオーラが、全身からスーパーサイヤ人的に溢れまくっている人(なんでも、元々お店に通っていたお客さんでスカウトされたとのこと。。。)で、なんだか嬉しくなったので近日中にお店にも買いに行っている気がします!

んで、基本ワインは「これは旨いな~」以外語れないのですが(滝汗)、一応備忘録を。頂いたのが右から順番で、計7種類。うおお!これは!と思ったのは、右から2番目のミュスカ。アルザスは、ドメーヌ・グザヴィエ・ヴァイマン Minori なる、日本贔屓な作り手のもの。それに、右から5番目の日本酒、糸魚川は渡辺酒造のNech。これは肉料理に合うんだろうなぁ、という濃ゆさが印象的でした。最後のケヴェルツトラミール100%、アルザスのデザートワインも非常に上等なお味で旨かった。
超しっかり呑めて、いい気分な昼酒満喫。しかし、ワインもタンパク質しっかりなチーズと合わせると、なんだか体の負担も少ない気がしますな。ボトル2/3本、ぐらいは呑んでいるとは思いますが、ぜーんぜん大丈夫でした。

仕掛け人のディオニーの倉田さんを含め、周りを見渡すとマニアだらけでシッカリ楽しめた、2時間30分。
しかし、京都でしかセッティングできなさそうな会ですな。あまりこういう会には参加しないのですが大満足なり、でした。気が付くと会の間、降っていた小雨も止んで、次のアルコール摂取場所を目指して、FB友のFさんとともに、若干ふらふらと(汗)京都の街に繰り出すのだ!
次ネタに続きます、です。
四条界隈で買い物をしてから、目指すのは鹿ケ谷にある安楽寺(通称 松虫鈴虫寺)。
今日はそこで、我が伏見のワインインポーター「ディオニー」チョイスのワインを、衣棚通り押小路上ルにあるチーズ専門店「フロマージュ ドゥ ミテス」の熟成フロマージュ、それに日本で唯一パルマハムの手法で生ハムを作っている岐阜県関市「BON DABON」の生ハムを合わせて頂けるという、ワイン呑み垂涎のイベントがあるのだ。
2か月ほど前に¥8000の前売り券を購入していたので、わくわくとタクシーを飛ばす13::30。(流石に雨の中、四条から歩くのは厳しい距離なので)

苔生した山門が非常に綺麗。安楽寺は、こちらのイベントに行った際、紅葉で非常~に綺麗なタイミングで前を通っていて、一度は行ってみたいと狙っていたお寺さん。
実は、普段は一般公開していないが、桜やツツジの季節や鹿ケ谷カボチャ供養の7月25日、11月の紅葉中は特別拝観されているのだ。今回は特別に中に入れる機会。この素晴らしそうな箱を見学するのが、今回来ようと思った最大のきっかけだったのですが、これがなかなか凄かったのですな。

山門前に、フロマージュの会参加メンバーは木戸から入れと書いてある。おずおずと中に。

チケットナンバー、21・22が我々でした。当日は参加者50名Over、ぐらいですかね。。非常に盛況。なにせ濃い会なので、半分ほどの方は業界人かも?ですが。(何人か、顔は知っているレストランオーナー様やら、某店のソムリエさんをお見かけしました。)

で、会スタート20分前ほどだったのですが、まだ20人ほどしか集まっておらず、こういう写真が撮れているわけで。特別拝観時は本堂横のこの建物はカフェになっているようですな。特別拝観の際は、2階はギャラリーのようだが、今回は全部会場になっておりました。

当日は琴の生演奏もあるというなんだかハイソな雰囲気。しかし、まぁ、京都の余裕と言うか重厚且つリッチな箱ですな。会の途中から降り出した霧雨の中、緑がなんだか美しい。

2階にも席があるんですよ!と教えてもらって覗きに行く野次馬。真ん中の黒い柱は1Fにある暖炉の煙突と言う、これまたリッチな雰囲気。しかし、特別拝観ではない時期はどういう使われ方をしているのですかねぇ、ここは。 FB友のFさんも来ておられたので、一緒に1Fのテーブル席に陣取るのだ。

で、BON DABON主宰のパルマハム職人、多田昌豊さん自らの手切り!で、生ハムを頂ける贅沢さ。豚を〆るところから丁寧に作られた生ハム、当日は熟成期間の異なる2種類を頂けたのですな。超薄切りで、室温で美味しい脂がしみだしてくる。ほわっとした非常~に軽やかな生ハムだが味は非常に濃い。過去、食べたことがない衝撃のお味でした。やっぱり熟成期間が長い方が味が濃いようで。

合わせるワインは1種、日本酒が含まれ全7種類。それに生ハム2種、チーズ5種を合わせて、味の順列組合せを楽しむ趣向。
頂いたフロマージュは、(1)小さい粒に整形している山羊・牛乳MIXのアぺリミックス、(2)牛乳白カビ系ブリー・ド・モー、(3)羊乳のラヴォ、(4)牛乳ウオッシュ系のプティソルナン、(5)牛乳青カビ系のゴルゴンゾーラ・クリミフィカート。どれも個性があって美味しいのだが、包み紙に包まれているゴルゴンゾーラ・クリミフィカートの凄みのある旨さといったら! この量でバゲットが確実一本食えそうな旨み満載感。ブリー・ド・モーもとろんとろんで旨し!
途中で、「フロマージュ ドゥ ミテス」の方がチーズの説明に来てくれたのですが、チーズ好きオーラが、全身からスーパーサイヤ人的に溢れまくっている人(なんでも、元々お店に通っていたお客さんでスカウトされたとのこと。。。)で、なんだか嬉しくなったので近日中にお店にも買いに行っている気がします!

んで、基本ワインは「これは旨いな~」以外語れないのですが(滝汗)、一応備忘録を。頂いたのが右から順番で、計7種類。うおお!これは!と思ったのは、右から2番目のミュスカ。アルザスは、ドメーヌ・グザヴィエ・ヴァイマン Minori なる、日本贔屓な作り手のもの。それに、右から5番目の日本酒、糸魚川は渡辺酒造のNech。これは肉料理に合うんだろうなぁ、という濃ゆさが印象的でした。最後のケヴェルツトラミール100%、アルザスのデザートワインも非常に上等なお味で旨かった。
超しっかり呑めて、いい気分な昼酒満喫。しかし、ワインもタンパク質しっかりなチーズと合わせると、なんだか体の負担も少ない気がしますな。ボトル2/3本、ぐらいは呑んでいるとは思いますが、ぜーんぜん大丈夫でした。

仕掛け人のディオニーの倉田さんを含め、周りを見渡すとマニアだらけでシッカリ楽しめた、2時間30分。
しかし、京都でしかセッティングできなさそうな会ですな。あまりこういう会には参加しないのですが大満足なり、でした。気が付くと会の間、降っていた小雨も止んで、次のアルコール摂取場所を目指して、FB友のFさんとともに、若干ふらふらと(汗)京都の街に繰り出すのだ!
次ネタに続きます、です。
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