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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

志げる鮨@丹波橋

2018
15
珍しく平日の、それも一人呑みネタ。
相方が肉の会に参加だ!と喜び勇んで出かけた木曜日。京都市内の会で19:00集合!なので、仕事場が大阪の私は不参加ということに。 が、意外に早く仕事が終わり、19:30前には京阪丹波橋駅に到着。が、こういう一人酒の日用に行ってみたいお店が丹波橋!にあったのだ。お店の名前は志げる鮨。行ってみたら、こういう住宅街にあるとは思えない攻めたお寿司屋さんでした。 少々気合いを入れてご紹介。

志げる鮨1

京阪丹波橋駅北口の東側(山側)階段を上がると、居酒屋のお隣にこういうお店が見えてくる。実はFBで紹介されている常連さんが居られて、非常に美味しそうだったので、思い付いたらチョコチョコ予約電話を入れていたのですが、全てNGで、ようやく訪問。 

志げる鮨2

カウンター席が11席ほど奥に向かって並ぶお店で、一番奥で小さな子供連れのお若いご家族の常連さんが晩御飯中。一人ですが行けますかね?とカウンター席中央に陣取る。お若いご主人、それにお母様なのか2人で回されているのだ。

志げる鮨3

超!喉が渇いていて生ビールをゴクゴク!と喜んで呑んでいると、お疲れですね~、とご主人。まだお若くトーク軽快で、聞くと色々教えてくれるのでついつい長話をしつつ。先代から引き継ぎ30年ほどのお店で、それなりに年季は入っているのですが、余計な装飾の無いスッキリした店内。

志げる鮨19

突き出しは、麺のようにツルツルイケるいい感じのもずく。酸っぱ過ぎないのが嬉しい。

志げる鮨4

速攻で生ビールを呑んでしまったので、日本酒をリクエスト。初めはスッキリ系から徐々に重く、と何種類か呑むことを伝えると、松の司の純米大吟醸を出して頂いたのだ。ワイングラスなんてお洒落なのですが、盛り良すぎ。一合近く入っていそうな感じ。

志げる鮨5

お隣で土瓶蒸しが出ているのに気が付いて、後であれは頂きたいですね!とリクエストし、先に少しアテっぽいものをお願いするのだ。まずは、おおぶりの北海道産ボタンエビが2匹分。卵を抱いていてぬったりと非常に甘い。これは美味しいな!と嬉しくなるお味。あの地震の後ですがもう流通してますねえ、速いですよね、とご主人。

志げる鮨6

お次は、アツアツのだし巻きが小鉢に乗って登場。ほっこりくつろげます。

志げる鮨7

お次のお酒は、秋田から「ゆきの美人 純米吟醸 愛山麹 ひやおろし」なり。ひやおろしですか、もう秋なんですなあ。優しい酸でコレまた呑みやすいお味。

志げる鮨8

で、先ほどお隣で食べておられた土瓶蒸しが登場。鱧と松茸のハーモニー。いやあ、今シーズンお初なのですが、おいしいです。

志げる鮨9

お隣の常連さんが、食材の質問を色々されるので、そのやり取りを聞いているだけで楽しめるのだ。今日はマグロ入ってる?というと、こういう塊がデーンと。これも北海道産の1.5Kgほどの塊。ちょっと酸味は少な目ですが、なかなかイケますよ!とのこと。

志げる鮨11

お隣に出てくると、つい「私もあれを」とお願いしてしまいますな、あはは。 確かに酸味は控えめですが程よい蕩け具合~。水分は少なめで締まったお味で美味しい。

志げる鮨10

更に日本酒。今度は岩手から「堀の井 秋あがり 堀米 純米原酒」を出して貰う。コメの旨味しっかりのこれまたイケている一杯。(とは言え、かなり酔っ払っているのだ・・・汗汗)

志げる鮨12

更に鱧の刺身。いやー、これもしっかり味が乗っていて非常に上質。韓国産ですが、言うことありませんな。で、お鮨を少し握ってもらおうと思ったのですが、お隣で食べておられたのに、またついつい反応。。

志げる鮨13

今朝漬けたばかりなので若いかもですが!とご主人。なんのなんの、程よい出汁味の乗りで非常に美味しい漬けいくらの超ミニミニ丼。これも北海道から今朝ついたものだそうな。ウニも非常に上質。 本日一が実はこちら。

志げる鮨14

で、いよいよ握り。五貫だけお願いしました。まずは小肌。程よい〆具合。サイズは若干小ぶりですが、凝縮感あり!な一品。

志げる鮨15

先ほどのマグロ部位の食べ比べ。まずは背身の部分。非常に濃厚な赤身ですが、いやー、旨いですな。刺身よりこちらが良い。

志げる鮨16

で、腹身部分。中トロぐらい、とのことですが、これは美味しい~。

志げる鮨20

イシガキガイ。昔は白トリ貝って言っていた貝ですね、とご主人。程よい歯ごたえでこれまた美味しいのだ。


志げる鮨17

カウンターの上に小ぶりの水槽があって、そこで車海老が泳いでいるのですが、その海老。半生ほどにボイルしており、これまた海老味しっかり~。いやはやバランス良好ですなあ。最後まで大満足!なりでした。。。

志げる鮨18

〆の甘いものまで出てくるのだ。しかし、まあ、食った食った。以上で生ビー1の日本酒3と結構呑んで¥13000なり、とこの質でこの内容なので全然納得価格。自宅から徒歩10分圏内にイケているお店があることに気が付いてしまいました。多分、季節ごとにお邪魔することになりそうです。ご馳走様でした!
 
 
  
◆志げる鮨
住所:京都市伏見区桃山井伊掃部西町14-6
営業時間:? 月休な模様
TEL:075-611-3487
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