AMA-LUR(アマ・ルール)@大阪 堂島
2018
20
先週の大阪ネタ。仕事場が大阪にあるのに京都からの通勤に時間がかかるので、足が遠のいている大阪市内。久々に京都に無い傾向のきちんとしたレストランに行くなんて、どうよ?と調べ出したのが3日ほど前。
和食店のバラエティーの豊富さと立地密度は京都で満足なので、大阪では洋食系かな?と調べていたら久々にスペイン料理と思い付く。大阪市内の北浜に「エル・ポニエンテ」なる老舗スペイン料理店があるのですが、その支店でバスク地方料理を出すビブグルマン店、AMA-LUR(アマ・ルール)に電話したら席が取れたのだ。
京都にはアカ、なるモダンスパニッシュでミシュラン一つ星を取った人気店があり、我々も再訪を狙っているのですが、徹底的に席が取れない!ので、スペイン料理なんて何年ぶりかなあ!とわくわくとお店に。予約が取れやすい、というのはそれだけで美点。

お店は堂島のビジネス街にある大きなビルの1階にある。オープン時間ちょいすぎにお店前到着。こういう少々目立つ、スペインだよね~、的外観なのだ(行ったことはありませんが汗) しかしエル・ポニエンテグループのお店は雰囲気作りがお上手ですな。

店内に入ると、我々が今日初めての客。なので、こんな写真が撮れているのですが。カウンター席が6、あとテーブル席で合計22席のこじんまり店内。が、かなりユッタリ目の席間で、今日は旨いものを食べるぞ!という期待に満ち溢れるのですな。

レギュラーメニューで前菜がこちら。これは長考に入りそう!だと思ったので、先に生ビール、泡グラスを注文し、呑みつつ、質問しつつメニュー検討を。(メニュー名からどういうものか解りませんので。。。汗)

更にメイン系がもう一枚。メニューはこれと・・

カウンター上に掲げている黒板メニューがあるのだ。ちなみに宴会コースもあります。二人でどれぐらいの皿数ですかね?とお聞きし、前菜3、メイン1、〆パエリアをチョイス。

で、一皿目。ベタですがハモン・チョリソー・パテの盛り合わせで手堅い¥2400。レバー濃度高めのパテ旨し~。このお値段で解るようにお手軽店ではありません。メニュー検討だけで2人とも生ビールとカヴァグラスを空けてしまい、速攻で白ワインをグラスで。当然スペイン推し。ソムリエさんがおられるので生ハムに合わせてスッキリ目の!とリクエスト。

お次は好きな青魚料理から、軽く炙った鯖のエスカベッシュ仕立てで¥1400なり。エスカベッシュというと地中海風南蛮漬、のようなお料理ですが、鯖は揚げておらず軽く炙っただけでいい感じで甘酢をまとった玉ねぎ、にんじん、ジャガイモと一体化。見た目はなんとも素朴ですが、白ワイン劇消化お料理なのだ。

今日は2人とも呑むスイッチが入ってしまい、基本料理ごとに酒を注文しているのでボトル写真撮り忘れだらけです汗汗。こちらはエスカベッシュに合わせてもらった、Finca Parera Clarなるフレッシュ感のあるスッキリ白。

こちらは相方チョイスのMengoba Blanco 2015なり。ドニャ・ブランカとゴデーリョなる葡萄のミックス版。

で、更にフレンチなどでは無いメニュー!と、お願いしたのがスペイン風塩鱈のオムレツで¥1300なり。塩鱈のほろほろ繊維質とキノコ類が玉子と上手に絡まってこれも素朴なお味ですが、美味しいですな。中はとろとろな火入れでバゲットをばんばん消化してしまうのだ。

で、次の肉料理に合わせてもらった赤。こちらは相方のLalama Ribeira Sacra2011。結構よいお値段だと思います汗

こちらは、お洒落なエチケットの、OBERGO ANTIQUA 2013なり。スムーズで非常に美味しかったように記憶。(超!呑んでいるので非常に怪しい・・汗汗)>ガルナッチャ・ティンタ100%。

バスク地方のメイン料理というと骨付き肉の炭火焼きとなるのですが、本日は北海道産サーロインが800gで¥11500!というなかなかなお値段。予算が合わないので蝦夷鹿骨付きロース¥5000を。炭火焼きのあと、プレゼン頂いた図。骨付きでも多分400gは無いかな?、ぐらいの二人で適量サイズ。

で、切り分けてテーブルへ。骨の周りのお肉もこそげて食べてくださいね!とドーンと登場。

繊維質が非常に緻密で火入れも御覧の通り。レアなのですが程よく活性化されていて美味しいです。付け合わせも美味しくて、いちじくの白ワインコンポートになんちゃらチーズをかけて焼いたもの、それに甘いカボチャピュレ。いやはや、最近食べた鹿でも特に心に残る一品でした。 で、スペイン料理なので、〆はあれでしょう~!ということに。

パエリアは御覧のような土鍋炊き。イカとチーズのシンプルなものをお願いして¥2400なり。イカとチーズの旨味を十二分に吸い込んだほんのちょっぴり芯が残る固めのお米。歯ざわりがたまらなく美味しい。1合も無いので旨い旨い!と2人で一瞬でペロリ。

合わせるのはシェリーをお願いしようよ!とシェアしたOloroso Faraon 。ドライな酒しか飲まない人は絶対近寄らなさそうな甘円やか~で和めるお味。

で、相方は季節のデザートから栗のムース、私はバスク地方のリキュールで、甘くてほんのりハッカの香りがする「パチョラン」で〆。いやー、最後まで大満足でした。
お料理は見た目非常に素朴なのですが、くつろげる感じでワイン呑みには非常に良いお店ですな。ソムリエさんが出してくれたワインがことごとく当たりだったのでついつい飲み過ぎてしまい(汗)、生ビール1、カヴァ1、白3、赤3、シェリー1、リキュール1とちゃんぽんで色々呑んで¥29000なり。ちなみにほぼ半分が酒代(滝汗) ま、たまの贅沢ですが、楽しい2時間ほど。ご馳走様でした~。
◆AMA-LUR(アマ・ルール)
住所:大阪市北区堂島2-1-16 フジタ東洋紡ビル 1F
営業時間:11:30~14:00 17:30~24:00(L.O.23:00) 日休
TEL:06-6451-8383
和食店のバラエティーの豊富さと立地密度は京都で満足なので、大阪では洋食系かな?と調べていたら久々にスペイン料理と思い付く。大阪市内の北浜に「エル・ポニエンテ」なる老舗スペイン料理店があるのですが、その支店でバスク地方料理を出すビブグルマン店、AMA-LUR(アマ・ルール)に電話したら席が取れたのだ。
京都にはアカ、なるモダンスパニッシュでミシュラン一つ星を取った人気店があり、我々も再訪を狙っているのですが、徹底的に席が取れない!ので、スペイン料理なんて何年ぶりかなあ!とわくわくとお店に。予約が取れやすい、というのはそれだけで美点。

お店は堂島のビジネス街にある大きなビルの1階にある。オープン時間ちょいすぎにお店前到着。こういう少々目立つ、スペインだよね~、的外観なのだ(行ったことはありませんが汗) しかしエル・ポニエンテグループのお店は雰囲気作りがお上手ですな。

店内に入ると、我々が今日初めての客。なので、こんな写真が撮れているのですが。カウンター席が6、あとテーブル席で合計22席のこじんまり店内。が、かなりユッタリ目の席間で、今日は旨いものを食べるぞ!という期待に満ち溢れるのですな。

レギュラーメニューで前菜がこちら。これは長考に入りそう!だと思ったので、先に生ビール、泡グラスを注文し、呑みつつ、質問しつつメニュー検討を。(メニュー名からどういうものか解りませんので。。。汗)

更にメイン系がもう一枚。メニューはこれと・・

カウンター上に掲げている黒板メニューがあるのだ。ちなみに宴会コースもあります。二人でどれぐらいの皿数ですかね?とお聞きし、前菜3、メイン1、〆パエリアをチョイス。

で、一皿目。ベタですがハモン・チョリソー・パテの盛り合わせで手堅い¥2400。レバー濃度高めのパテ旨し~。このお値段で解るようにお手軽店ではありません。メニュー検討だけで2人とも生ビールとカヴァグラスを空けてしまい、速攻で白ワインをグラスで。当然スペイン推し。ソムリエさんがおられるので生ハムに合わせてスッキリ目の!とリクエスト。

お次は好きな青魚料理から、軽く炙った鯖のエスカベッシュ仕立てで¥1400なり。エスカベッシュというと地中海風南蛮漬、のようなお料理ですが、鯖は揚げておらず軽く炙っただけでいい感じで甘酢をまとった玉ねぎ、にんじん、ジャガイモと一体化。見た目はなんとも素朴ですが、白ワイン劇消化お料理なのだ。

今日は2人とも呑むスイッチが入ってしまい、基本料理ごとに酒を注文しているのでボトル写真撮り忘れだらけです汗汗。こちらはエスカベッシュに合わせてもらった、Finca Parera Clarなるフレッシュ感のあるスッキリ白。

こちらは相方チョイスのMengoba Blanco 2015なり。ドニャ・ブランカとゴデーリョなる葡萄のミックス版。

で、更にフレンチなどでは無いメニュー!と、お願いしたのがスペイン風塩鱈のオムレツで¥1300なり。塩鱈のほろほろ繊維質とキノコ類が玉子と上手に絡まってこれも素朴なお味ですが、美味しいですな。中はとろとろな火入れでバゲットをばんばん消化してしまうのだ。

で、次の肉料理に合わせてもらった赤。こちらは相方のLalama Ribeira Sacra2011。結構よいお値段だと思います汗

こちらは、お洒落なエチケットの、OBERGO ANTIQUA 2013なり。スムーズで非常に美味しかったように記憶。(超!呑んでいるので非常に怪しい・・汗汗)>ガルナッチャ・ティンタ100%。

バスク地方のメイン料理というと骨付き肉の炭火焼きとなるのですが、本日は北海道産サーロインが800gで¥11500!というなかなかなお値段。予算が合わないので蝦夷鹿骨付きロース¥5000を。炭火焼きのあと、プレゼン頂いた図。骨付きでも多分400gは無いかな?、ぐらいの二人で適量サイズ。

で、切り分けてテーブルへ。骨の周りのお肉もこそげて食べてくださいね!とドーンと登場。

繊維質が非常に緻密で火入れも御覧の通り。レアなのですが程よく活性化されていて美味しいです。付け合わせも美味しくて、いちじくの白ワインコンポートになんちゃらチーズをかけて焼いたもの、それに甘いカボチャピュレ。いやはや、最近食べた鹿でも特に心に残る一品でした。 で、スペイン料理なので、〆はあれでしょう~!ということに。

パエリアは御覧のような土鍋炊き。イカとチーズのシンプルなものをお願いして¥2400なり。イカとチーズの旨味を十二分に吸い込んだほんのちょっぴり芯が残る固めのお米。歯ざわりがたまらなく美味しい。1合も無いので旨い旨い!と2人で一瞬でペロリ。

合わせるのはシェリーをお願いしようよ!とシェアしたOloroso Faraon 。ドライな酒しか飲まない人は絶対近寄らなさそうな甘円やか~で和めるお味。

で、相方は季節のデザートから栗のムース、私はバスク地方のリキュールで、甘くてほんのりハッカの香りがする「パチョラン」で〆。いやー、最後まで大満足でした。
お料理は見た目非常に素朴なのですが、くつろげる感じでワイン呑みには非常に良いお店ですな。ソムリエさんが出してくれたワインがことごとく当たりだったのでついつい飲み過ぎてしまい(汗)、生ビール1、カヴァ1、白3、赤3、シェリー1、リキュール1とちゃんぽんで色々呑んで¥29000なり。ちなみにほぼ半分が酒代(滝汗) ま、たまの贅沢ですが、楽しい2時間ほど。ご馳走様でした~。
◆AMA-LUR(アマ・ルール)
住所:大阪市北区堂島2-1-16 フジタ東洋紡ビル 1F
営業時間:11:30~14:00 17:30~24:00(L.O.23:00) 日休
TEL:06-6451-8383
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