炭火串焼き 隠家(なばりや)@出町柳
2019
14
またまたFB友が、昨年の忘年会ネタをアップされているのを見て、あー、これは我が家向き!と思ってやってきた串焼き店、「炭火串焼き 隠家(なばりや)」のご紹介。場所は、京阪出町柳駅2番出口から今出川通を東に徒歩2分たらずの駅近物件。前日予約でやってきた18:00。

実は相方の通勤経路上にあるお店で、職場の宴会で使おうと思っていたらしい。こういう如何にも居酒屋さん的な雰囲気ですが、開店したのが昨年の12月20日というニューカマーなのだ。我々が本日初めての客で、どこでも座り放題!なのですが、こういう時は焼き場の傍に座りたがる2人。カウンター席の一番奥に陣取る。

で、このお店、先斗町にある炭火焼イタリアン!の支店なのですが、かなり変態なお店なのはメニューを見れば一目瞭然。ジビエ串がメインの串焼き屋さんなのだ。サイドメニューも結構ジビエ系なものが揃っており、これは!と思ってやってきたのですな。最近、鹿や猪は、まあ、色々なレストランでお目にかかるのですが、こちらは更にマニアックな品揃えなのだ。(そこそこ、良いお値段なのですが汗)

突き出しからして超ウマでにっこりだった、とろけんばかりの白ギモ。どういう火入れなのか超柔らかく、濃厚でたまらない~。低温調理? 寒かったので黒霧島お湯割り(大分、呑んでます汗)でゆるゆるとスタートなり。

今日は肉系一直線!の予定なので、まず野菜類を!と注文した自家製漬物盛り合わせは¥500なり。明瞭に辛いセロリ、それに柚子かぶら、胡瓜古漬けという鉄板な編成。こういうのもちゃんと旨い。

で、おでんもあったので3種類だけ注文。先に来た2種類、大根と厚揚げ。どっちも¥200だったように記憶。ま、間違いないお味。

今回、人生初挑戦メニュー、雉の刺身は¥1200なり。3つに盛り分けてありますが、肩と胸、ささみだったように記憶。高麗雉という品種で静岡産養殖物らしいのですが、非常に滑らかな肉質で甘味もあり、●●地鶏です!と出されても見分けられる自信全く無し!な旨さ。生姜ででも山葵でも、バッチリ。実は、本日一がこちら。

で、おでんメニューの中にもジビエ物があったのでつい注文した「猪しゃぶ」で¥400×2人前。おでん出汁で薄切りの猪ロースをしゃぶしゃぶしたものだそうな。ポン酢少量、それに大根おろしを添えて。今年は猪年なので、全国的に猪肉が品薄で、これは愛知産だそうですが、程よい食感と脂がたまりませんなあ~の一品。串もウマかったのですが、個人的には一押し!

確か、漬物あたりで既に燗酒にスイッチしたように記憶。ドリンク類が非常に豊富なお店で、日本酒も冷酒・燗酒含め11種類スタンバイ。(隠し酒もありそうな・・) で、麓井の美酒辛口生酛仕込み→九頭龍純米→不老泉山廃純米参年熟成と計3合ほど呑んだように記憶。一合¥900~1200ほどのプライスゾーンです。
で、いよいよジビエ串を注文し、更にわくわくとお料理を待つのだ。

まずは鹿、となっていたので日本鹿だと思い込んでいたら、蝦夷鹿のロースで¥300/串なり。以後全部一串価格です。日本鹿よりは断然脂が乗っていて美味しいですな。食感はしっかり目ですが。で、こちらではこのジビエ串を更に美味しく頂く秘策が用意されていて・・

こちらの串ごとに調整されたスペシャルスパイスを付けて頂く趣向。右上のラベルが見えないのが「鹿・赤身用」でパプリカの風味が強い、ほぼ辛くないもの。左上は「鴨・うずら用」で、チリ・クミンがしっかりの辛いもので、中国東北地方串用スパイスと同じような傾向。「熊・猪用」は、ほんのり甘い香りでシナモン主体で少々クミンという感じ、これが一番複雑そうなお味。それと鉄板に美味しいカレー粉、これらとは別に風味豊かな粗びき山椒、七味もスタンバイ。 しゅっとしたご店主によりますと「大山スパイス」なる実店舗を持たない伏見にあるお店で隠家用に調合してもらったそうな。いやー、マニアック!!

更にマトン¥250なり。あっつあつで間違いないお味。スパイスは間違いなく「鴨・うずら用」が合いそう。カウンター上の木の板に熱々を乗せてくれるのですが、どんどん木の板に脂がくっ付いて汚れるので、白っぽい皿か、網などにするようが良さそうな予感ですなあ。

猪は¥300なり。歯ごたえは豚よりは少々しっかり目かな。噛みしめると美味しい脂がほとばしる!のだ。

ツキノワグマモモ肉は¥700なり。もう冬眠しているから手に入りにくいのですねえ、とマスター。そう考えると熊鍋は冬の料理ではなくて秋の脂身を食べる料理なのですが、串にしても違和感なく旨しですなあ。ちょとお高いですが。

兎ロースは¥400なり。中心部はほんのりレアですが、鶏ささみです!と出されたら当てる自信無しですな。美味しいです。
で、ウズラに行こうか悩んでいると、売り切れだったので、1つ〆にジビエ系の揚げ物を注文するのだ。

謹製鹿カツは¥800なり。マスター曰く、鹿はやっぱりこのカツが一番美味しいですね!との意見だったのですが、確かに!とうなづけるお味。そもそも鹿肉はあっさりした肉なので、衣と揚げ油の香ばしさにウスターソースが追加されたほうがボリューム感も出て美味しいのだ。相方と、良い〆料理になったよね!とにっこり。
以上で焼酎お湯割り2、日本酒3合と、ま、そこそこ呑んで、〆て¥11000なりという大納得価格。ま、串焼き屋さんとすると少々良いお値段なのですが、比較対象になるお店がありませんので、これはアリ!!だという感想。 先駆者は偉大ですな。
相方は会社宴会用に猪鍋コースが¥5000、呑み放題付きで¥7000をチェックした模様ですな。マスター曰く、なんでも今後、〆にジビエカレーをやりたいらしいので、それができたら来ますので!ということに。ご馳走様でした~! 間違いなく、また来ることになりそうです。
◆炭火串焼き 隠家(なばりや)
住所:京都市左京区田中下柳町13
営業時間:17:00~24:00 不定休(日営業)
TEL:075-754-2333

実は相方の通勤経路上にあるお店で、職場の宴会で使おうと思っていたらしい。こういう如何にも居酒屋さん的な雰囲気ですが、開店したのが昨年の12月20日というニューカマーなのだ。我々が本日初めての客で、どこでも座り放題!なのですが、こういう時は焼き場の傍に座りたがる2人。カウンター席の一番奥に陣取る。

で、このお店、先斗町にある炭火焼イタリアン!の支店なのですが、かなり変態なお店なのはメニューを見れば一目瞭然。ジビエ串がメインの串焼き屋さんなのだ。サイドメニューも結構ジビエ系なものが揃っており、これは!と思ってやってきたのですな。最近、鹿や猪は、まあ、色々なレストランでお目にかかるのですが、こちらは更にマニアックな品揃えなのだ。(そこそこ、良いお値段なのですが汗)

突き出しからして超ウマでにっこりだった、とろけんばかりの白ギモ。どういう火入れなのか超柔らかく、濃厚でたまらない~。低温調理? 寒かったので黒霧島お湯割り(大分、呑んでます汗)でゆるゆるとスタートなり。

今日は肉系一直線!の予定なので、まず野菜類を!と注文した自家製漬物盛り合わせは¥500なり。明瞭に辛いセロリ、それに柚子かぶら、胡瓜古漬けという鉄板な編成。こういうのもちゃんと旨い。

で、おでんもあったので3種類だけ注文。先に来た2種類、大根と厚揚げ。どっちも¥200だったように記憶。ま、間違いないお味。

今回、人生初挑戦メニュー、雉の刺身は¥1200なり。3つに盛り分けてありますが、肩と胸、ささみだったように記憶。高麗雉という品種で静岡産養殖物らしいのですが、非常に滑らかな肉質で甘味もあり、●●地鶏です!と出されても見分けられる自信全く無し!な旨さ。生姜ででも山葵でも、バッチリ。実は、本日一がこちら。

で、おでんメニューの中にもジビエ物があったのでつい注文した「猪しゃぶ」で¥400×2人前。おでん出汁で薄切りの猪ロースをしゃぶしゃぶしたものだそうな。ポン酢少量、それに大根おろしを添えて。今年は猪年なので、全国的に猪肉が品薄で、これは愛知産だそうですが、程よい食感と脂がたまりませんなあ~の一品。串もウマかったのですが、個人的には一押し!

確か、漬物あたりで既に燗酒にスイッチしたように記憶。ドリンク類が非常に豊富なお店で、日本酒も冷酒・燗酒含め11種類スタンバイ。(隠し酒もありそうな・・) で、麓井の美酒辛口生酛仕込み→九頭龍純米→不老泉山廃純米参年熟成と計3合ほど呑んだように記憶。一合¥900~1200ほどのプライスゾーンです。
で、いよいよジビエ串を注文し、更にわくわくとお料理を待つのだ。

まずは鹿、となっていたので日本鹿だと思い込んでいたら、蝦夷鹿のロースで¥300/串なり。以後全部一串価格です。日本鹿よりは断然脂が乗っていて美味しいですな。食感はしっかり目ですが。で、こちらではこのジビエ串を更に美味しく頂く秘策が用意されていて・・

こちらの串ごとに調整されたスペシャルスパイスを付けて頂く趣向。右上のラベルが見えないのが「鹿・赤身用」でパプリカの風味が強い、ほぼ辛くないもの。左上は「鴨・うずら用」で、チリ・クミンがしっかりの辛いもので、中国東北地方串用スパイスと同じような傾向。「熊・猪用」は、ほんのり甘い香りでシナモン主体で少々クミンという感じ、これが一番複雑そうなお味。それと鉄板に美味しいカレー粉、これらとは別に風味豊かな粗びき山椒、七味もスタンバイ。 しゅっとしたご店主によりますと「大山スパイス」なる実店舗を持たない伏見にあるお店で隠家用に調合してもらったそうな。いやー、マニアック!!

更にマトン¥250なり。あっつあつで間違いないお味。スパイスは間違いなく「鴨・うずら用」が合いそう。カウンター上の木の板に熱々を乗せてくれるのですが、どんどん木の板に脂がくっ付いて汚れるので、白っぽい皿か、網などにするようが良さそうな予感ですなあ。

猪は¥300なり。歯ごたえは豚よりは少々しっかり目かな。噛みしめると美味しい脂がほとばしる!のだ。

ツキノワグマモモ肉は¥700なり。もう冬眠しているから手に入りにくいのですねえ、とマスター。そう考えると熊鍋は冬の料理ではなくて秋の脂身を食べる料理なのですが、串にしても違和感なく旨しですなあ。ちょとお高いですが。

兎ロースは¥400なり。中心部はほんのりレアですが、鶏ささみです!と出されたら当てる自信無しですな。美味しいです。
で、ウズラに行こうか悩んでいると、売り切れだったので、1つ〆にジビエ系の揚げ物を注文するのだ。

謹製鹿カツは¥800なり。マスター曰く、鹿はやっぱりこのカツが一番美味しいですね!との意見だったのですが、確かに!とうなづけるお味。そもそも鹿肉はあっさりした肉なので、衣と揚げ油の香ばしさにウスターソースが追加されたほうがボリューム感も出て美味しいのだ。相方と、良い〆料理になったよね!とにっこり。
以上で焼酎お湯割り2、日本酒3合と、ま、そこそこ呑んで、〆て¥11000なりという大納得価格。ま、串焼き屋さんとすると少々良いお値段なのですが、比較対象になるお店がありませんので、これはアリ!!だという感想。 先駆者は偉大ですな。
相方は会社宴会用に猪鍋コースが¥5000、呑み放題付きで¥7000をチェックした模様ですな。マスター曰く、なんでも今後、〆にジビエカレーをやりたいらしいので、それができたら来ますので!ということに。ご馳走様でした~! 間違いなく、また来ることになりそうです。
◆炭火串焼き 隠家(なばりや)
住所:京都市左京区田中下柳町13
営業時間:17:00~24:00 不定休(日営業)
TEL:075-754-2333
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