炭焼 とりこ@丸太町通寺町東入ル
2019
05
12年間書き溜めた引っ越し前のblogがネット上から消失したので、特に好きなお店はきちんと再訪して書き直そう!と思っているのだ、という書き出しで書き始めるのも久々なのですが、超久々にお気に入り焼き鳥店「炭焼 とりこ」に再訪。以前ネタは、キョウトピをご参照あれ。
なんだか焼き鳥気分な土曜日。特に予約しているお店もなく、思いついたのがこのお店。実は我が家では焼き鳥を食べたくなると結構思いつく一軒なのですが、当日予約電話で振られたこと、幾度となく。大体遅めの時間帯ならOKなのですが、今回は20:00以降!ということでやってきた京阪丸太町駅。西に5分ほどでお店に到着。

三十代半ばぐらいのトーク軽快なご主人が1人やられているお店。カウンター席のみで10席ほどのミニマム店ですが、ご主人は花見小路にある侘家古暦堂ご出身で腕は確か。相変わらず食べログでもまったく目立たない3点台ギリの点数なのですが、このお店も間違いなく地元民が内緒にしている一軒だと邪推しております汗汗。 予約している者ですが!と店内に。全体が見渡せる一番奥に入れてもらうのだ。

焼き鳥メニューがこちら。御覧のように低価格店ではありませんが、お味は間違いないです。予約時に「少々遅めの時間ですので、売切れの食材がある際はご容赦ください!」と確認されたのですが、我々が注文したものは全部OKでした。よかったよかった。。

で、相方が御覧の泡、私はサッポロ生からスタートなり。泡が¥600で生が¥500だったように記憶。

突き出しのキャベツに特徴あり。美味しさを倍増させるのは自家製の白ゴマが効いた山椒味噌。これがたっぷり添えられているのがうれしい。(別に250ccは入りそうな大きなカップで出てきます。)甘味はほどほどですが良い感じの塩梅で、つい途中でキャベツをお代わりをするほどのお気に入り。

まずは生ものだ!と刺身を注文。これで¥850!とはお安いですな。モツ系はありませんでしたが、右が胸、時計回りで手羽元、ささみ、奥がもも。中央がぼんじり。ぼんじりを生で食べたことがあったかなあ?なのですが、脂分が上質なので全然癖無く頂けました。鶏の旨味とバランスする岩手産甘口醤油がポイント。美味しいです~。

これも美味しいなあと思った、白肝パテは¥600なり。炭焼トーストを添えたレバーペーストですが、バターと一体化していてこれまた非常に美味しいのだ。お酒を誘う味ですな~。

当然、レバーパテにワインはピタリなのですが、今日は日本酒を呑もうということに。マスターにどういうのがありますの?と確認すると、今日の冷酒は4種類。スタートに選んでもらった静岡の地酒、「開運 無濾過純米山田錦」なり。するするーっと喉の奥に落ちていく感じで、これまた良いものです。 日本酒は¥900とかそれぐらいのお値段でした(メニュー確認忘れ汗)

串一本目。せせりですが、一本¥230とお値段が高い分、1本の量が多い方針のお店。が、火入れは見事で、噛みしめるとほとばしる熱々の鶏汁。いやー、のっけから嬉しくなる一本。

レバーパテと串一本で日本酒一合制覇(汗)。で、お次は京都は亀岡のお酒で「翁鶴 初搾りの酒」なり。これもスルーっと呑みやすい一杯でした。(とはいえ、覚えちゃいないのですが汗)

ポテトサラダは¥450なり。じゃがいもの「きたあかり」とさつまいもの「安納芋」のミックスで甘口の芋ディップのような柔らかい仕上がり。これが美味しい。

ついキャベツをお替りし、先の山椒味噌と合わせて頂くとこれだけで呑めてしまうのだ~。

串二本目はハート(このお店ではハツ)で¥230なり。丁度常連さんが「大将のハツが美味しい理由はなに?」と質問されていたのですが、ポイントは血管などの臭みが出る部分を徹底的に掃除すること、のようです。非常に軽い繊細な火入れでこれまた美味しい~、のだ。

更にぼんじりは¥230なり。みたまんまの見事な火入れ。塩でお願いしました。ごらんのように表面はきつね色でさっくり、噛みしめると旨い鶏脂がほとばしる~!

日本酒3合目。ほぼ満席なのでお料理の進行はそれなりにゆっくり。で、ついついお酒も進んでしまうわけで。三合目は愛知県はかち鶴酒造の「吟醸原酒 酔ってもいいよ、かち鶴で 」なり。これは骨太で懐かしい酒の味がする芳醇タイプ。 しかし、ラベルの滲み具合から、墨書きかインクジェットプリンタ製だと思われますな、いやはや凄いです。

青森県産「田子にんにく」がはさんである「ズリにん」は¥230なり。塩焼きですが、ほくほくのニンニクが好きな人なら必ずハマる、実は結構お気に入りの一本。

つくねは、二種類が盛り合わせになっていて¥580なり。右手は鴨でバルサミコを使った甘酸っぱ系タレを合わせて。それに左手は紫蘇に豆板醤を練り込んだムチムチ系鶏つくねという面白さ。卵黄はそのまま手で摘まめそうなもので、これも一宮から取り寄せているそうです。卵黄を絡めて頂くと間違いない美味しさ! (これを2皿取ったのですが、ちと大杉でした汗)

〆が皮、というのも面白いですな。皮玉ねぎは¥230なり。ぱりぱり食感を全く目指しておらず、ムチムチのコラーゲン満載系なのが、このお店の方針。しかしこれも鶏油ほとばしり!なのだ。これはこれであり。
以上、焼き鳥6種類だけで超!満足感有り。が、過去食べたことが無い〆を食べようと注文したのがこちら。

親子丼や汁そばまでは食べられない!とチョイスした鶏スープ雑炊は¥600なり。非常に濃厚な鶏コラーゲン満載なスープに美味しい卵黄を加えると、どことなくコーン味のような旨味が出てくるのが面白いですなあ。最後まで大満足でした。
以上で生ビール1に泡グラス1、日本酒3合をそこそこ呑んで、超しっかり食べて¥12000ほどという納得!価格。大将に「沢山食べて頂いてありがとうございました!大丈夫ですか?」と言われたので、量的には平均以上だったと思われます汗。
しかし、焼き鳥以外のサイドメニューも豊富でちゃんと美味しい正統派焼き鳥店なのですが、BGMが昭和歌謡(当日は沢田研二特集でした汗)+ビートルズのみだったり、40代以上が和めそうな要素プンプン汗。(とはいえ、結構お若いお客さんが多いのだ)
また、ちょいちょい来ようと思った良きお店です!。ご馳走様でした~。
◆炭焼 とりこ
住所:京都市上京区丸太町通寺町東入ル信富町325-2 丸太町吉成ビル 1F
営業時間:[月~金] 17:00~23:00 [土・日・祝] 13:00~23:00 不定休
TEL:075-212-7144
なんだか焼き鳥気分な土曜日。特に予約しているお店もなく、思いついたのがこのお店。実は我が家では焼き鳥を食べたくなると結構思いつく一軒なのですが、当日予約電話で振られたこと、幾度となく。大体遅めの時間帯ならOKなのですが、今回は20:00以降!ということでやってきた京阪丸太町駅。西に5分ほどでお店に到着。

三十代半ばぐらいのトーク軽快なご主人が1人やられているお店。カウンター席のみで10席ほどのミニマム店ですが、ご主人は花見小路にある侘家古暦堂ご出身で腕は確か。相変わらず食べログでもまったく目立たない3点台ギリの点数なのですが、このお店も間違いなく地元民が内緒にしている一軒だと邪推しております汗汗。 予約している者ですが!と店内に。全体が見渡せる一番奥に入れてもらうのだ。

焼き鳥メニューがこちら。御覧のように低価格店ではありませんが、お味は間違いないです。予約時に「少々遅めの時間ですので、売切れの食材がある際はご容赦ください!」と確認されたのですが、我々が注文したものは全部OKでした。よかったよかった。。

で、相方が御覧の泡、私はサッポロ生からスタートなり。泡が¥600で生が¥500だったように記憶。

突き出しのキャベツに特徴あり。美味しさを倍増させるのは自家製の白ゴマが効いた山椒味噌。これがたっぷり添えられているのがうれしい。(別に250ccは入りそうな大きなカップで出てきます。)甘味はほどほどですが良い感じの塩梅で、つい途中でキャベツをお代わりをするほどのお気に入り。

まずは生ものだ!と刺身を注文。これで¥850!とはお安いですな。モツ系はありませんでしたが、右が胸、時計回りで手羽元、ささみ、奥がもも。中央がぼんじり。ぼんじりを生で食べたことがあったかなあ?なのですが、脂分が上質なので全然癖無く頂けました。鶏の旨味とバランスする岩手産甘口醤油がポイント。美味しいです~。

これも美味しいなあと思った、白肝パテは¥600なり。炭焼トーストを添えたレバーペーストですが、バターと一体化していてこれまた非常に美味しいのだ。お酒を誘う味ですな~。

当然、レバーパテにワインはピタリなのですが、今日は日本酒を呑もうということに。マスターにどういうのがありますの?と確認すると、今日の冷酒は4種類。スタートに選んでもらった静岡の地酒、「開運 無濾過純米山田錦」なり。するするーっと喉の奥に落ちていく感じで、これまた良いものです。 日本酒は¥900とかそれぐらいのお値段でした(メニュー確認忘れ汗)

串一本目。せせりですが、一本¥230とお値段が高い分、1本の量が多い方針のお店。が、火入れは見事で、噛みしめるとほとばしる熱々の鶏汁。いやー、のっけから嬉しくなる一本。

レバーパテと串一本で日本酒一合制覇(汗)。で、お次は京都は亀岡のお酒で「翁鶴 初搾りの酒」なり。これもスルーっと呑みやすい一杯でした。(とはいえ、覚えちゃいないのですが汗)

ポテトサラダは¥450なり。じゃがいもの「きたあかり」とさつまいもの「安納芋」のミックスで甘口の芋ディップのような柔らかい仕上がり。これが美味しい。

ついキャベツをお替りし、先の山椒味噌と合わせて頂くとこれだけで呑めてしまうのだ~。

串二本目はハート(このお店ではハツ)で¥230なり。丁度常連さんが「大将のハツが美味しい理由はなに?」と質問されていたのですが、ポイントは血管などの臭みが出る部分を徹底的に掃除すること、のようです。非常に軽い繊細な火入れでこれまた美味しい~、のだ。

更にぼんじりは¥230なり。みたまんまの見事な火入れ。塩でお願いしました。ごらんのように表面はきつね色でさっくり、噛みしめると旨い鶏脂がほとばしる~!

日本酒3合目。ほぼ満席なのでお料理の進行はそれなりにゆっくり。で、ついついお酒も進んでしまうわけで。三合目は愛知県はかち鶴酒造の「吟醸原酒 酔ってもいいよ、かち鶴で 」なり。これは骨太で懐かしい酒の味がする芳醇タイプ。 しかし、ラベルの滲み具合から、墨書きかインクジェットプリンタ製だと思われますな、いやはや凄いです。

青森県産「田子にんにく」がはさんである「ズリにん」は¥230なり。塩焼きですが、ほくほくのニンニクが好きな人なら必ずハマる、実は結構お気に入りの一本。

つくねは、二種類が盛り合わせになっていて¥580なり。右手は鴨でバルサミコを使った甘酸っぱ系タレを合わせて。それに左手は紫蘇に豆板醤を練り込んだムチムチ系鶏つくねという面白さ。卵黄はそのまま手で摘まめそうなもので、これも一宮から取り寄せているそうです。卵黄を絡めて頂くと間違いない美味しさ! (これを2皿取ったのですが、ちと大杉でした汗)

〆が皮、というのも面白いですな。皮玉ねぎは¥230なり。ぱりぱり食感を全く目指しておらず、ムチムチのコラーゲン満載系なのが、このお店の方針。しかしこれも鶏油ほとばしり!なのだ。これはこれであり。
以上、焼き鳥6種類だけで超!満足感有り。が、過去食べたことが無い〆を食べようと注文したのがこちら。

親子丼や汁そばまでは食べられない!とチョイスした鶏スープ雑炊は¥600なり。非常に濃厚な鶏コラーゲン満載なスープに美味しい卵黄を加えると、どことなくコーン味のような旨味が出てくるのが面白いですなあ。最後まで大満足でした。
以上で生ビール1に泡グラス1、日本酒3合をそこそこ呑んで、超しっかり食べて¥12000ほどという納得!価格。大将に「沢山食べて頂いてありがとうございました!大丈夫ですか?」と言われたので、量的には平均以上だったと思われます汗。
しかし、焼き鳥以外のサイドメニューも豊富でちゃんと美味しい正統派焼き鳥店なのですが、BGMが昭和歌謡(当日は沢田研二特集でした汗)+ビートルズのみだったり、40代以上が和めそうな要素プンプン汗。(とはいえ、結構お若いお客さんが多いのだ)
また、ちょいちょい来ようと思った良きお店です!。ご馳走様でした~。
◆炭焼 とりこ
住所:京都市上京区丸太町通寺町東入ル信富町325-2 丸太町吉成ビル 1F
営業時間:[月~金] 17:00~23:00 [土・日・祝] 13:00~23:00 不定休
TEL:075-212-7144
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