CURRY PLANTであいがけランチ(2)@錦小路通新町西入
2019
05
朝から雨模様の日曜日。特に用事もないのですが、今日のランチはこの数日、超!気になっているお店に行こう!と決めていたのだ。お店の名前はCURRY PLANT。京都のイノベーティブイタリアンの人気店「ORTO」の初の支店で、ORTOで賄いで出していたカレーを出すという、正統派インド系ではないイノベーティブカレー専門店。(イノベーティブカレー専門店は、私は勝手に言っているだけですので滝汗) 昨年4月30日オープンで、開店3日目にやってきて、それ以来のご無沙汰。今日やってきたのには訳があるのですな。

11:30オープンで、地下鉄四条駅から徒歩10分足らずで到着。ほぼ開店時間ですが、既に先客が4名ほど。1階がキッチン前のカウンター席4と窓に向かうカウンター風席4で合計8席かな。。2階に2人テーブルが5あるらしい。で、それをシャキシャキと動き回るお若いイケメンシェフ2名で回されているのだ。大変だ~。 我々がカウンター席に陣取って10分もしない間に、雨の中行列ができるという。。。いやはやビックリ。

で、私が来た目的の1つがこちら。昨年末からランチでも「あいがけ」を解禁されたから。以前はディナー時のみ「あいがけOK」だったのですが、色々食べ比べてみたい我々には嬉しい方針変更。それは食うでしょう~!ということに。

で、更に大きな変更がお昼から頂けるお酒類にシェリー酒が色々と追加されたこと。これがカレーに合う!という情報に居ても立っても!なのですな。シェリーは全種均一価格¥600で全9種。後に行列ができているので多少遠慮しつつ、お酒の注文は大丈夫ですか~?とシェフに確認し、まずはこちらで喉を潤すことに。

私は麒麟の一番搾り黒生¥550を、相方はベルギー産モレッティ¥700を。カレーの前に少々アテを頂こうという作戦。

で、数量限定の京鴨レバーのシェリー風味を頂く。¥400ですが、非常に円やか且つ蕩ける食感。ビールより、ワインやシェリーが合いそう。いやはや、これはお勧めです!

速攻でビールを呑んでしまい、またまたかなり遠慮しつつシェリーに挑戦。こちらは京鴨カレーや鹿カレーに合う「オロロソ」なり。ほぼ甘味が無いブランデーのようなこなれた味わい。ワインより度数があるので良い感じで酔っ払えるのだ。
で、合わせるのは前回も頂いた北山かわきた屋の手作りソーセージ¥500。前よりサイズは幾分小ぶりですが、しっかりと火が入っている感じでかぶりつくと美味しい脂がじゅわーん。お味は更にグレードアップ!酒進みまくりです!。

シェフお二人は満席なのでめまぐるしく動き回っていて、シェリーのボトルをプレゼンしてくれるサービスは難しそう。どんなボトルなのかなあ?と思ったら目の前に並んでおりました(汗汗)。しかし、これは壮観!ですな。

で先日、シェリーのお披露目前にこちらでカレーとシェリーの会を開催されていて、残念ながら予定が合わなかったのですが、自分達でも3種ぐらいは比べてみよう!ということに。減っているのは先に注文したオロロソ、それに野菜カレーに合うという「アモンティリャード」(左)、それに辛口のカレーには絶対甘い酒が合う!と思ったので「ペールクリーム」(中央)をチョイス。
シェリーは「酒精強化ワイン」というカテゴリーの酒で、ワインに色々と添加しているのですが、このペールクリームは甘口酒が好きな人にぜひ!呑んでいただきたい一杯。モーゼル的透明感のある味わいで超!旨いです。びっくり。
で!いよいよ、待ちに待った!カレー登場なのだ。

あいがけになるとつい全種制覇したくなってしまう貧乏性。私は鹿肉と牛蒡のカレー、それにバターチキンカレーのあいがけ¥1200に、美山産鹿肉のカツレツ¥600をトッピング。一皿¥1800!のカレーですが、この質と内容なら全然納得。
舌に痺れる痛い辛さや、ツンツン来る刺激とは対極にある、肉や野菜のダシの旨味と香辛料との全体バランスに気を配っているカレー、という印象。京都で似たお味のお店はずばり、森林食堂。 激しく旨いです。 固めに炊いた押し麦入りのライスも好ましい~!

で、ORTO系列ですので、細かいところに色々と工夫が。羊のソーセージ「メルゲーズ」に付け合わせる自家製のスパイスペースト「ハリッサ」がバターチキンカレーに付け合わせてあるのだ。これも辛さは控えめですが、ぐんとスパイスの旨味が増えて美味しいです。(このハリッサはお持ち帰りにしたいくらい・・・汗)

当然、相方は京鴨カレーと季節野菜のトマトカレーのあいがけ¥1200に、京鴨ハンバーグ¥500をトッピングし¥1700なり。
で、今回一番、ほー!と驚いたのが、手前のチーズが掛かっている季節野菜のトマトカレーなのだ。肉成分無し!らしくチーズだけが野菜以外の材料。 しかし多重的なスパイスの効きで、単独でこのスパイスが効いている!というのが無いのにスパイシー且つ旨味満載。 超!推薦いたします。 個人的にはこれと鹿+牛蒡が本日のマイベスト!かな。
以上で、¥7000なにがしとカレー店?という価格になるのですが、スイカ的には全然有り!なシステムになりました。少なくとも、京都に類似店はありませんな。
前回頂いた「京都産筍と貝のグリーンカレー」のような、あいがけの相乗効果が難しいカレーであいがけ!とは言わないのですが、今後ともあいがけシステムが活用できるレシピと組み合わせは前向きにご検討いただきたい!と思いますな。 多分15:00からのハッピーアワー狙いでまたやってくる所存です。
お若いシェフには「どんどん、変わったカレーを作ってくださいね!」とお願いし、大満足でお店を後にしたのだ。カレー好きに激しく!お勧めいたします。既に行列店のようなのでちょっと早めかハッピーアワーにご来店を。
◆CURRY PLANT
住所:京都市中京区西錦小路町262-8
営業時間:11:30~20:30(LO) 月休
TEL:075-200-9880

11:30オープンで、地下鉄四条駅から徒歩10分足らずで到着。ほぼ開店時間ですが、既に先客が4名ほど。1階がキッチン前のカウンター席4と窓に向かうカウンター風席4で合計8席かな。。2階に2人テーブルが5あるらしい。で、それをシャキシャキと動き回るお若いイケメンシェフ2名で回されているのだ。大変だ~。 我々がカウンター席に陣取って10分もしない間に、雨の中行列ができるという。。。いやはやビックリ。

で、私が来た目的の1つがこちら。昨年末からランチでも「あいがけ」を解禁されたから。以前はディナー時のみ「あいがけOK」だったのですが、色々食べ比べてみたい我々には嬉しい方針変更。それは食うでしょう~!ということに。

で、更に大きな変更がお昼から頂けるお酒類にシェリー酒が色々と追加されたこと。これがカレーに合う!という情報に居ても立っても!なのですな。シェリーは全種均一価格¥600で全9種。後に行列ができているので多少遠慮しつつ、お酒の注文は大丈夫ですか~?とシェフに確認し、まずはこちらで喉を潤すことに。

私は麒麟の一番搾り黒生¥550を、相方はベルギー産モレッティ¥700を。カレーの前に少々アテを頂こうという作戦。

で、数量限定の京鴨レバーのシェリー風味を頂く。¥400ですが、非常に円やか且つ蕩ける食感。ビールより、ワインやシェリーが合いそう。いやはや、これはお勧めです!

速攻でビールを呑んでしまい、またまたかなり遠慮しつつシェリーに挑戦。こちらは京鴨カレーや鹿カレーに合う「オロロソ」なり。ほぼ甘味が無いブランデーのようなこなれた味わい。ワインより度数があるので良い感じで酔っ払えるのだ。
で、合わせるのは前回も頂いた北山かわきた屋の手作りソーセージ¥500。前よりサイズは幾分小ぶりですが、しっかりと火が入っている感じでかぶりつくと美味しい脂がじゅわーん。お味は更にグレードアップ!酒進みまくりです!。

シェフお二人は満席なのでめまぐるしく動き回っていて、シェリーのボトルをプレゼンしてくれるサービスは難しそう。どんなボトルなのかなあ?と思ったら目の前に並んでおりました(汗汗)。しかし、これは壮観!ですな。

で先日、シェリーのお披露目前にこちらでカレーとシェリーの会を開催されていて、残念ながら予定が合わなかったのですが、自分達でも3種ぐらいは比べてみよう!ということに。減っているのは先に注文したオロロソ、それに野菜カレーに合うという「アモンティリャード」(左)、それに辛口のカレーには絶対甘い酒が合う!と思ったので「ペールクリーム」(中央)をチョイス。
シェリーは「酒精強化ワイン」というカテゴリーの酒で、ワインに色々と添加しているのですが、このペールクリームは甘口酒が好きな人にぜひ!呑んでいただきたい一杯。モーゼル的透明感のある味わいで超!旨いです。びっくり。
で!いよいよ、待ちに待った!カレー登場なのだ。

あいがけになるとつい全種制覇したくなってしまう貧乏性。私は鹿肉と牛蒡のカレー、それにバターチキンカレーのあいがけ¥1200に、美山産鹿肉のカツレツ¥600をトッピング。一皿¥1800!のカレーですが、この質と内容なら全然納得。
舌に痺れる痛い辛さや、ツンツン来る刺激とは対極にある、肉や野菜のダシの旨味と香辛料との全体バランスに気を配っているカレー、という印象。京都で似たお味のお店はずばり、森林食堂。 激しく旨いです。 固めに炊いた押し麦入りのライスも好ましい~!

で、ORTO系列ですので、細かいところに色々と工夫が。羊のソーセージ「メルゲーズ」に付け合わせる自家製のスパイスペースト「ハリッサ」がバターチキンカレーに付け合わせてあるのだ。これも辛さは控えめですが、ぐんとスパイスの旨味が増えて美味しいです。(このハリッサはお持ち帰りにしたいくらい・・・汗)

当然、相方は京鴨カレーと季節野菜のトマトカレーのあいがけ¥1200に、京鴨ハンバーグ¥500をトッピングし¥1700なり。
で、今回一番、ほー!と驚いたのが、手前のチーズが掛かっている季節野菜のトマトカレーなのだ。肉成分無し!らしくチーズだけが野菜以外の材料。 しかし多重的なスパイスの効きで、単独でこのスパイスが効いている!というのが無いのにスパイシー且つ旨味満載。 超!推薦いたします。 個人的にはこれと鹿+牛蒡が本日のマイベスト!かな。
以上で、¥7000なにがしとカレー店?という価格になるのですが、スイカ的には全然有り!なシステムになりました。少なくとも、京都に類似店はありませんな。
前回頂いた「京都産筍と貝のグリーンカレー」のような、あいがけの相乗効果が難しいカレーであいがけ!とは言わないのですが、今後ともあいがけシステムが活用できるレシピと組み合わせは前向きにご検討いただきたい!と思いますな。 多分15:00からのハッピーアワー狙いでまたやってくる所存です。
お若いシェフには「どんどん、変わったカレーを作ってくださいね!」とお願いし、大満足でお店を後にしたのだ。カレー好きに激しく!お勧めいたします。既に行列店のようなのでちょっと早めかハッピーアワーにご来店を。
◆CURRY PLANT
住所:京都市中京区西錦小路町262-8
営業時間:11:30~20:30(LO) 月休
TEL:075-200-9880
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