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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

熊の焼鳥 祇園白川(前編)@祇園白川

2019
22
食べ歩き人ですので、一応、大阪天六のレンガ通りに「熊の焼鳥」という人気店があることは認識していたのだ。会員制の焼き鳥店で現在の会員数がなんと5000名超、入会金が¥15000!、平均客単価は¥8500超という結構高級なお店。で、だれか会員さんが連れて行ってくれないかなあ(汗)・・・と以前から妄想していたのですな。

が!この4月1日に、祇園白川という、超!京都らしい立地に初のFC店がオープンしたとの情報をFacebookでGET。今年の10月までは会員で無くても予約を受け付けてくれる、という有りがたい情報で、そのネタを読んだ5分後には速攻でカップルが取れる一番早い日の予約を押さえたのだ。で、いつものごとく、食べたものの全ての写真を出しますので、アチェートに引き続き、前後半の2部作になります。ご了承ください~。

熊の焼鳥33

やってきた祇園白川。辰巳橋の北詰を西に1分ほど。この「かにかくに碑」から西に100歩ぐらいにお店がある。そろそろツツジが咲きはじめた、うららかな春の夕暮れ近く。。

熊の焼鳥1

お店の外観。周囲の雰囲気に溶け込んでいて、外観からはまったく焼鳥屋さんだとは思えない、前はガラスギャラリーだった物件。
看板が最小限なので知らないと通り過ぎそう。 で、2週間ほど前に予約した時点で、19:00ぐらいの良い時間の予約は5月分ぐらいまで埋まっていた、流石!新しいもの大好き京都人、なのだ。ディナーには少々早い17:00。店内に。

熊の焼鳥5

1Fは焼き場に向かうカウンター席が8席だか、4人掛けテーブルが2に、奥に半個室的に6人?程の席が見える。2Fには様々なサイズの個室があるそうな。予約している者ですがと声掛けし、カウンター席に入れてもらう。

熊の焼鳥36

照明を落とした大人向けな雰囲気、当然BGMはJAZZ系なもの。お若い男性スタッフばかりで全5名ほどですかねえ。この時間帯で、およそ半数ほどの入り、というのがなかなか凄いですな。象印のIH炊飯器が3台も並んでいるのは、このお店が〆メニューに、非常に力を入れているから。

熊の焼鳥8

先にドリンクメニュー。角ハイボールが¥380、生ビールが¥500と意外にお手頃価格なのが嬉しい。それと日本酒が結構豊富でラインナップもなかなか面白いのだ。結構暑かったので・・

熊の焼鳥4

私は、完璧なハイボール¥700を、相方は角ハイボール¥380を。(写真ではどちらも同じですな汗汗)どちらも程よい濃度、氷の量、炭酸の効き具合ともたしかに完璧、とは言え、角ハイで十分かな汗汗

熊の焼鳥3

で、こちらがフード系メニュー。¥2800と¥3500のお決まりのコースがベースになっていて、人気の刺身類や一品など焼き鳥店とすると結構豊富な部類。〆メニューが充実していて、¥5000!という、雲丹やキャビア、トリュフを使った「日本で二番目に高い玉子かけご飯」が人気なのだ。(ちなみに、一番高いのは系列の北新地店に¥10000の玉子かけご飯があります汗汗汗汗)
とりあえずメニューの字が小さいので、詳細は我がFacebookでどうぞ汗汗。 で、先に予約時に1日三組限定の25種盛りをお願いしていたので、¥2800のコースを注文し、後は追加でという作戦。

熊の焼鳥6

お決まりのコースの一品目。「雲丹ムネ」なる生の胸肉に雲丹と山芋、醤油ダレを絡ませて、海苔に挟んで一口でぱっくり!という作戦。海苔の風味が初めにぶわっときて、生臭み全くなしの胸肉のぬったりした食感に雲丹が良く合うのだ。美味しいです~!
これはのっけから、淡麗辛口系日本酒ではないか?と思った一品。

熊の焼鳥7

ばばーんと登場、鳥刺しの25種盛り。器のチョイスといい、いちいち、こういうプレゼンテーションがお上手。MAX28種盛り迄は可能なようで、今日は26種盛り。白子とカンムリ(とさか)が欠品でした。とさかを生で食べてみたかったかもですなあ。

熊の焼鳥9

ちゃんとこのようなマニュアル完備です。付けダレは塩+ごま油と、薩摩醤油の2種で頂く趣向。¥6500といういいお値段なのですが、朝〆の鶏をちゃっちゃと捌く手間賃と考えると納得&1回は食べてみたいメニュー。で、これは旨い!と思ったのは、心臓、はつもと、ズリ元などの食感のキャラクターが楽しい胡麻油で頂く内臓系と、おどろくほどの蕩ける食感のつくね。つくねはせせりの部分だそうです。 膝軟骨が生食できるなんて!という驚き。

熊の焼鳥35

基本、看板やメニュー、店内のあちこちに熊さんキャラがちりばめられているのですが、こういう説明書きがちゃんとあるのが嬉しいですな。

熊の焼鳥10

で、普段焼鳥屋で呑めないものが色々あるので、日本酒に行く前にお願いしてみたジンソーダ。スペインのノルデス ガリシアン ジンですが、フローラルで美味しいのだ。焼き鳥と合わせてもなかなか面白い¥700なり。 アテが秀逸なので、ついつい色々呑みたくなってしまいます汗。

熊の焼鳥11

相方は、日本酒にスイッチ。青森は「陸奥八千 純米芳醇超辛」で¥600なり。日本酒は御覧のようにワイングラス売りで、120ccほど。芳醇というほど重くない感じの辛口系で美味しいです~。脂物に合いそうな。で、いよいよ焼き物の登場。

熊の焼鳥12

で、このようなお店オリジナルの分厚いまな板状の皿に乗って焼き鳥が登場するのだ。一皿目はももねぎ。丁寧な説明書きが各皿に付いてくるのは驚きですなあ。。一串の量がしっかり!なのがこのお店の方針。
テーブルに、一味・山椒などの味変アイテムは何も置いておらず、お店の味付けで頂く趣向。 火入れはかなり浅い部類ですが、噛みしめるとアツアツの鶏汁がびゅびゅっと口中に飛び出るのだ。 掛けてある胡椒も良いものをお使いのようで、非常にフレッシュ感があり、びりびりと強刺激!これは、美味しい。

熊の焼鳥13

ほど良いテンポでお料理が出てくる。お次は丸ハツ(心臓)。こういう血管側をばこっと切り落とした切り方は京都では珍しいかもですな。これも浅い火入れでぶりぶりとジューシーで美味しいです。モツ系大好きなので、コースにこれを入れてくれるのは嬉しい。

熊の焼鳥14

焼き鳥では付き物のキャベツが無いのですが、コースの箸休めにはおろし大根と冥加のポン酢和えが出てくる。芸細やか。で、私も日本酒にスイッチし、確か茨城の「武勇 辛口純米」¥600をお願いしたように記憶。(これだけ写真失念~汗)

熊の焼鳥15

お次は膝軟骨。過去、串焼きで食べた経験があるだろうか?というような一串。これは結構しっかり火を入れておられますな。こりこりと食感良好系。相方はこういうのが大好きなので、面白い!美味しい!とニッコリ。

で、次の酒をお願いしようかな?とメニューを眺めていると、店員さんから「日本酒はお好きですか? 隠し酒メニュー御覧になられます?」とフォローが入るのだ。

熊の焼鳥37

こういう感じでちゃんとBOOK化されているので、日替わりではなさそうな感じですな。こういうプレミアム酒もありいの。あとは、
「美丈夫 純米大吟醸 舞 しずく媛」が¥700、「玉川 大吟醸無濾過生原酒」が¥700、「黒龍 大吟醸」¥1000などなど、この例外(汗)以外は¥1500までというプライズゾーンで、計9種。レギュラーメニューも含めると常時20種は置いておられるのが日本酒好きには嬉しい。 (ちなみに、天六本店は酒の持ち込みがなんでも¥1000!という変態システムなのですが、京都も同じなのか、訊くの忘れました汗汗)

で、以上で前編終了。ほぼ同じくらい写真がある(汗)後編に続きます~。

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