レストラン レミニセンス(後編)@名古屋市栄
2019
11
まだしつこく続いているGWネタその13、レミ二センス後編です。
流石、人気モダンフレンチ!と唸るような皿が続くのですが、いよいよ、3種類も用意されている主菜が登場。

主菜一皿目。フレンチ料理店ではまず見かけない皿「鰻の白焼き」が出てくる。こちらのシェフは東京のモダンフレンチの名店カンテサンス、それに大阪のハジメという三ツ星レストラン2店で修行されている方なのですが、このメニューのために名古屋の老舗鰻料理店「あつた蓬莱軒」でも修行されているらしいです。驚きですな。。

思わずアップ写真。これまた情報量大杉な皿で、かりっと仕上がった白焼きの鰻の下には、実山椒で合えた根セロリ千切り、それにしっかりと香る、燻製した根セロリのピュレソースが。なぜか小さなキノコが添えてある。上からふわりと芽セロリに晒し玉ねぎ。更に卸し山葵、あまり甘くない金柑蜜煮、ソースは赤ワイン系で頂く趣向。 過去類似のものを頂いた記憶がないのですが、本日一がこちらでした!な鰻好き汗汗。

鰻に合わせるワインがこちら。スペインはガリシアの赤、Guimaro Ribeira Sacra Finca Meixemanなり。8人しか村民がいない村で生産されているそうです。葡萄はメンシアなる品種100%。ミディアムより少々軽いかな?ぐらいですが鰻の脂に合いますな~。

お次は魚。これも非常~に良かった皿で、金目鯛の鱗焼き。御覧の見事な火入れで皮はぱりっと!身はほっくらと仕上がっていていうこと無しですな。奴ネギのようなシブレット(チャイブ)を刻んだソースに、島ラッキョウの微塵切りを合わせてあるのが工夫。このソースが上等塩ラーメン、のような旨味満載なお味なのが面白いのだ。

で、この金目鯛にも赤を持ってくるのですな。Domaine du Pélican Arbois Trois Cepages 2015。仏ジュラ地方のピノ・ノワール+トゥルソー+プールサールなり。 イチゴやチェリーのアロマを感じるこれまた軽やかな一杯。

主菜の最後はシャラン鴨。お皿が大きいのでそうは見えませんが結構なしっかり量。鴨に隠れて添えてあるのが焼いたネギの類という鉄板な組み合わせで、お肉の味変アイテムがまた豊富なのだ。卸しソースラディッシュ、マスタードマヨネーズ、八丁味噌と黒ニンニク、煮詰めたシェリービネガーソース、鴨フォンソースという。。。 いやはや参りました。 八丁味噌が偉大です!

合わせるワインは、2015 Domaine de l'Arlot Nuits St Georges 1er Cru Clos des Forets St-Georgesなり。ブルゴーニュのピノ・ノワール 100%。いやー、普段我々が口にできるようなワインじゃないですが、非常~に旨かったように記憶。うっとり。

で、更に続く甘いもの三連発。まずは口直しを兼ねて、というような日向夏を使ったもの。ふわっと日向夏果汁のアイスパウダーの下には、日向夏の果肉・ジュレ・玉状にしたゼリーを凍らせたものがころんと。更に風味づけにエルダーフラワーのゼリー、ナッツと砕いたクッキー的な。さっぱりと頂けます。

ワインコースの〆にデザートワインがあるのが超嬉しい我々。2008!の Rolly Gassmann Rieslingですが、さらりとした甘さで、するすると滑らかに喉の奥に落ちていく感じですな。美味しいです~。

で、ビジュアルも非常に凝ったデザートが登場。ボール状のものは焼きメレンゲを器にしているのですが、そこに苺とクリームが入っていて、向こう側に見える45℃程に温めた苺ソースを掛けて頂く趣向。ふわっと固めたメレンゲに苺ソースが絡むと非常に美味しい。抹茶パウダー、生姜のゼリーなど味変アイテムも豊富だ。酸味を残した苺のおかげで、最後まで軽やかに頂けるのが工夫。

珈琲に合わせるお茶菓子が、シェフが子供時代に食べたおやつをミニサイズで再現したもの。右から、かなりビターなキノコの山、チーズケーキ、カラメルの濃度が半端ないプッチンプリン(プッチンはできませんが汗)、それにミニサイズ雪見だいふく。最後まで大満足でした。
で、我々が最後に入店したので最後に退出する客に。滞在時間は2時間35分ほど。平均3時間超のお店なので、相変わらず食べるの早い我々です汗汗。で、ワインペアリングで結構しっかり呑んで¥50000チョイ、のお支払いでお腹も良い感じでパンパン。お酒量もこれぐらいで程良いかな。
我々が普段来れるようなお店ではないのですが、現在の料理世界の先端がどのようなことになっているのか見学するために、たまにこんなところにも来ないといけないねえ、と結構真剣に相方と議論する(汗)楽しいディナーになりました。 今後、レミニセンス貯金などを始めないといけないかもですな(笑) ご馳走様でした!
◆レミニセンス (Reminiscence)
住所:愛知県名古屋市中区栄2-15-16 コンフォート栄 2F
営業時間:12:00~13:00(L.O.) 18:00~19:30(L.O.) 不定休 HP参照
TEL:052-228-8337
流石、人気モダンフレンチ!と唸るような皿が続くのですが、いよいよ、3種類も用意されている主菜が登場。

主菜一皿目。フレンチ料理店ではまず見かけない皿「鰻の白焼き」が出てくる。こちらのシェフは東京のモダンフレンチの名店カンテサンス、それに大阪のハジメという三ツ星レストラン2店で修行されている方なのですが、このメニューのために名古屋の老舗鰻料理店「あつた蓬莱軒」でも修行されているらしいです。驚きですな。。

思わずアップ写真。これまた情報量大杉な皿で、かりっと仕上がった白焼きの鰻の下には、実山椒で合えた根セロリ千切り、それにしっかりと香る、燻製した根セロリのピュレソースが。なぜか小さなキノコが添えてある。上からふわりと芽セロリに晒し玉ねぎ。更に卸し山葵、あまり甘くない金柑蜜煮、ソースは赤ワイン系で頂く趣向。 過去類似のものを頂いた記憶がないのですが、本日一がこちらでした!な鰻好き汗汗。

鰻に合わせるワインがこちら。スペインはガリシアの赤、Guimaro Ribeira Sacra Finca Meixemanなり。8人しか村民がいない村で生産されているそうです。葡萄はメンシアなる品種100%。ミディアムより少々軽いかな?ぐらいですが鰻の脂に合いますな~。

お次は魚。これも非常~に良かった皿で、金目鯛の鱗焼き。御覧の見事な火入れで皮はぱりっと!身はほっくらと仕上がっていていうこと無しですな。奴ネギのようなシブレット(チャイブ)を刻んだソースに、島ラッキョウの微塵切りを合わせてあるのが工夫。このソースが上等塩ラーメン、のような旨味満載なお味なのが面白いのだ。

で、この金目鯛にも赤を持ってくるのですな。Domaine du Pélican Arbois Trois Cepages 2015。仏ジュラ地方のピノ・ノワール+トゥルソー+プールサールなり。 イチゴやチェリーのアロマを感じるこれまた軽やかな一杯。

主菜の最後はシャラン鴨。お皿が大きいのでそうは見えませんが結構なしっかり量。鴨に隠れて添えてあるのが焼いたネギの類という鉄板な組み合わせで、お肉の味変アイテムがまた豊富なのだ。卸しソースラディッシュ、マスタードマヨネーズ、八丁味噌と黒ニンニク、煮詰めたシェリービネガーソース、鴨フォンソースという。。。 いやはや参りました。 八丁味噌が偉大です!

合わせるワインは、2015 Domaine de l'Arlot Nuits St Georges 1er Cru Clos des Forets St-Georgesなり。ブルゴーニュのピノ・ノワール 100%。いやー、普段我々が口にできるようなワインじゃないですが、非常~に旨かったように記憶。うっとり。

で、更に続く甘いもの三連発。まずは口直しを兼ねて、というような日向夏を使ったもの。ふわっと日向夏果汁のアイスパウダーの下には、日向夏の果肉・ジュレ・玉状にしたゼリーを凍らせたものがころんと。更に風味づけにエルダーフラワーのゼリー、ナッツと砕いたクッキー的な。さっぱりと頂けます。

ワインコースの〆にデザートワインがあるのが超嬉しい我々。2008!の Rolly Gassmann Rieslingですが、さらりとした甘さで、するすると滑らかに喉の奥に落ちていく感じですな。美味しいです~。

で、ビジュアルも非常に凝ったデザートが登場。ボール状のものは焼きメレンゲを器にしているのですが、そこに苺とクリームが入っていて、向こう側に見える45℃程に温めた苺ソースを掛けて頂く趣向。ふわっと固めたメレンゲに苺ソースが絡むと非常に美味しい。抹茶パウダー、生姜のゼリーなど味変アイテムも豊富だ。酸味を残した苺のおかげで、最後まで軽やかに頂けるのが工夫。

珈琲に合わせるお茶菓子が、シェフが子供時代に食べたおやつをミニサイズで再現したもの。右から、かなりビターなキノコの山、チーズケーキ、カラメルの濃度が半端ないプッチンプリン(プッチンはできませんが汗)、それにミニサイズ雪見だいふく。最後まで大満足でした。
で、我々が最後に入店したので最後に退出する客に。滞在時間は2時間35分ほど。平均3時間超のお店なので、相変わらず食べるの早い我々です汗汗。で、ワインペアリングで結構しっかり呑んで¥50000チョイ、のお支払いでお腹も良い感じでパンパン。お酒量もこれぐらいで程良いかな。
我々が普段来れるようなお店ではないのですが、現在の料理世界の先端がどのようなことになっているのか見学するために、たまにこんなところにも来ないといけないねえ、と結構真剣に相方と議論する(汗)楽しいディナーになりました。 今後、レミニセンス貯金などを始めないといけないかもですな(笑) ご馳走様でした!
◆レミニセンス (Reminiscence)
住所:愛知県名古屋市中区栄2-15-16 コンフォート栄 2F
営業時間:12:00~13:00(L.O.) 18:00~19:30(L.O.) 不定休 HP参照
TEL:052-228-8337
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