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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

ラピンタイカでディナー(2)@東大路通仁王門下ル

2019
11
来週からは怒涛の出張月間も少々スローダウンの予定で、ほっと一息の土曜日。午前中はようやくクローゼットの冬服・夏服の入れ替えをしたり、荒れ放題になっている自分のデスク回りを掃除したり。。
で、午後からは飛び込みでどこかワインの呑めるお店でマッタリしようという作戦。 最近、熊野に出来た、そのまんまの名前のワインハウスに行こうとするも残念ながら予約で満席で(業務連絡:近日行きますので!)、それならば!と、この近隣にあるお店で再訪したいお店に速攻で電話し席を押さえたのだ。お店の名前はラピンタイカ。このネタ以来なのでほぼ1年半ぶり。実は三回目の訪問で、前回は一人ランチだったのですが、あまりに忙しい時期だったので書き忘れておりました汗汗。

ラピンタイカ1

東大路通をゆるゆると南下し、久々にやってきたラピンタイカ。あまり飲食店が密集しているような地域ではないのですが、北に数軒隣に、そちらも再訪を狙っているお気に入りビストロ、レストがあるのだ。(ラピンタイカの予約が取れなければそちらの予定でした) 

ラピンタイカ2

本日のおすすめメニュー看板が置いてあるのに気を取られつつ、先ほど電話したものですが!と店内に。

ラピンタイカ11

カウンター席が6席。当日の席アレンジは2人テーブルが2、4人テーブルが2。2人テーブル席に入れてもらう。まだ18:00を15分ほど回った時間帯で、先客はカップルが2組。19:00を回ってから6割ほどの席が埋まったかな。暖色系の照明で落ち着いた雰囲気の店内。基本、大勢よりもカップルか四人ぐらいでしんみりのほうが合うように思うお店。

ラピンタイカ3

メニューを確認。旬の食材を巧みに使った、具沢山の美味しいパスタが頂けるのがこのお店最大の美点。それに前菜盛り合わせは、色々なお味を一度に楽しめ、それぞれ手もかかっていてボリュームも申し分なし。先にお酒と前菜盛り合わせをお願いし、そのまま長考モードに突入する我々。

ラピンタイカ5

先にスパークリングワインが出てくる。現在はお若いシェフご夫婦、それに実直そうなフロア担当のお兄さん(ちゃんとワインの説明ができる方)の3名体制。若干リンゴニュアンスのあるほのかな甘口で、するすると呑みやすい系。多分¥700なり。

ラピンタイカ4

メニューその2。メインは久々に羊にしよう!と、いうことで、それに合わせてパスタを考えるのだ。基本、手打ち麺があればそれ優先、ショートパスタも大好きで、そろそろ暑いので冷たいのもいいなあ~と更に悩むのが楽しい。

ラピンタイカ6

で、じゃじゃーんと登場、ラピンタイカではこれを食うでしょう!な前菜盛り合わせ¥2400なり。兎に角、盛り合わせしまくりました!的てんこ盛りサービスメニュー。
左の緑のベジルペーストが乗った豚タンから、時計回りにピリ辛のサラミ、パルマ産生ハムにスペック(燻製ハム)、フリッタータ(卵焼き)、ゴルゴンゾーラムースが乗ったクロスティーニ(カナッペ)、ニシンのエスカベッシュ(南蛮漬)、帆立・海老など魚介のタルタル、一番手前がイサキのカルパッチョ、中央部にズッキーニとサツマイモ、水牛のモッツアレラチーズとトマト、カポナータ(野菜煮込み)、ひよこ豆サラダなどなど。 個人的には魚介のタルタル、それに超臭ウマなゴルゴンゾーラムースが乗ったクロスティーニ、水牛モッツアレラチーズが濃くて旨い!と思ったのですが、チーズの仕入れが京都のマニアックチーズ専門店、フロマージュ・ドゥ・ミテスのようなので超納得!。 とりあえず、ワインを強力に消費できる前菜なのだ。

ラピンタイカ7

で、パンに合わせると映える前菜も多いので、自家製のセモリナ粉製パン¥150を2つ。むっちりとした食感で、ソースを根こそぎ頂くには適切な感じですな、美味しいです。 ここでパスタ2種とメイン料理をお願いし、フロアのお兄さんに「かなり多いですが、大丈夫ですか?」と確認され、もちろん!と声高らかに答えたのだ汗汗。

ラピンタイカ8

前菜を半分も食べない間に当然泡グラスは空に。ボトルで貰おうと「お料理に合わせて、自然派で少々重い目のを」とお願いして出して頂いたのが、こちら。Sanguineto Bianco Toscano 2017なり。トレッビアーノ100%で、やや濃い目の色合い、且つきりっと冷やせばスッキリ、温度を上げてやると滑らかなコクが出てくる感じですかね。美味しいです!

ラピンタイカ9

で、悩みに悩んだパスタ。まずは冷製パスタで、甘エビとそら豆のフェディリーニ¥1900なり。 大阪に住んでいた時代、トマト系ではない冷製パスタを出す数軒のお店が大好きだったのですが、こちらもそら豆ピュレや、焼きナスを使ったものをやられているのを知って、前から食べたいな~と思っていたのだ。 滑らかで豆の旨味と海老の旨味を含んだソースにほんのり火を入れた卵付き甘エビが超マッチ。細麺ですが強い腰があり、激しく旨いのだ。 

ラピンタイカ10

更に巨大ショートパスタ、パッケリに合わせるのは小イカと自家製セミドライトマト、バジルを合わせたオイル系ソース。これまたイカの旨味満載なソースがパッケリに絡む絡む。見た目の花はありませんが、これも超ウマ、お勧めいたします!の¥1600なり。

ラピンタイカ12

オージー産仔羊ロースのローストは¥2700なり。いやはや、これも想像以上にボリューミー、300g超は確実そうな予感。脂分に仔羊にしてはしっかり羊臭があるもので、ある程度大きくなったもののようです。が、羊好きにはたまらないお味&旨味満載系で。付け合わせはジャガイモ、インゲン、しんなりした紫キャベツマリネにオクラ。 

ラピンタイカ13

切ってみました。いやー、火入れ見事です~。非常にジューシーで骨にかぶりついてニッコリ!なのだ。が、流石にデザートには行きつけないな、ということに。 以上で、泡2の白ワインボトル1(¥4500)で¥16000チョイ、という大納得価格。
季節が変わると食材が変わり、メニューも半分ほどはごそっと入れ替わるお店なのですが、京野菜イタリアン店、というよりイタリアンのフォーマットの中でメニューを工夫されている感じ。仕事キッチリで何を食べても美味しいイタリアン店。美味しい前菜・パスタを食べたくなったら、多分、また思い出すと思います! また来ます~。
 
 
 

◆ラピンタイカ(lapintaika)
住所: 京都市左京区北門前町499
営業時間:《水~日》ランチ:12:00~14:00(LO) 《月~日》ディナー:18:00~23:00(LO) 月休・火昼休
TEL:075-205-0477
 


ラピンタイカ14

食後のおまけネタ。まだ20:00を少し回った時間帯。丁度、蛍の季節で、数日前から白川周辺で蛍が飛んでいるとFacebookで書き込みがあったので我々も見学に来る、というのがディナーより実はメインの目的汗汗。
が、この日は温度がぐっと冷え込んで、蛍が草むらで休憩しているのはちらちら見えるのですが、この写真のあたりでは飛んではいませんでした。が、知恩院前から西側の白川は少々暗いので、川沿いをふわんふわんと飛んでいる蛍が数匹。ベストポジションは白川たむら前、狸橋の周辺ですな。。

ラピンタイカ15

で、気が付くと辰巳橋までやってきていて、ここまで来たらご挨拶しないとね!となった、お気に入りバー、アッティコ バール ジェンテなり。我々がやってきた日は、客が我々だけになるゲンの悪い客なのですが(滝汗)、今日はカップル3組で満席になりました。

ラピンタイカ16

日本産ワイン、それとお手軽なのに美味しい日本酒に拘っておられるお店なので、色々面白いものを置かれております。

ラピンタイカ17

御覧のを呑んだのかな・・。楽しい夜になりました。

ラピンタイカ18

この辺りまで来ると明るすぎて、ちとホタル観賞には厳しいかもですな。ぐんと冷え込んだおかげ(とはいえ、これで5月の平均気温ほど)で蛍も休憩していたようで。
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