BDYエスニック@寺町通松原下ル
2019
22
疾風怒涛の出張強化月間7週目は、ひっさびさに出張の無い週。とはいえ、デスクワークが一週間てんこ盛りで、晩御飯なんて作る気力は無いがなあ~!となった金曜日。既に前日からその気配濃厚(滝汗)だったので、一軒気になるお店の予約を前日に入れておき、相方と待ち合わせしてやってきた寺町通松原下ル。30分ほど前から降り出した滝のような豪雨で、京阪祇園四条駅から木屋町四条の地下街入り口までの200mほどの間でずぶ濡れになりつつ、やってきた18:30。

目指すは6月12日にオープンしたばかりのニューカマー、「BDYエスニック」(ブドウヤエスニック)なり。河原町高辻にある自然派ワインバルの「ブドウヤtsk」の2号店だそうな。そちらは未訪問なのですが、ハーブを使ったエスニック系のアテを頂きつつ、お酒が楽しめる気軽なお店だと某ネット上の情報を見てやってきたのですな。 カウンター席が7席、四人掛けテーブルが店内に2、店外に2、店内は禁煙ですが、外に喫煙可能な立ち飲みカウンターも。 元々、イタリアンのヴェントがあった場所なのだ。

で、我々はカウンター席に入れてもらい、さあ、まずはドリンクだということに。本日のグラスワインメニューがこちら。これ以外にカウンターの端っこに、レモンやパイン、キウイなどなどの自家製の各種漬け込み果実酒がスタンバイしていて、既にカウンターに陣取るの女性グループに大人気状態。

泡グラスが3種類あり、辛口の白が¥700だったので、ゆるゆるとスタートなり。御店主は人気居酒屋「五十棲」のご出身で、そちら方面の客筋なのか、みるみるお若いお客さんが集まってきて、店内が満席なのを見て悲しそうに帰っていくのだ。

呑みつつ、アテを確認。こちらがほぼ全メニュー(数種類、黒板メニューに日替わりもあり)ですが、なかなか面白い構成。どこかのアジアの一国にフォーカスしたわけではなく、エスニック全般の創作料理、という感じ。お値段もほぼ¥1000アンダーでお手頃。
エスニックといえば「パクチー」はお約束ですが、基本、標準では使っていないので、苦手な人でも大丈夫。「てんこ盛りで!」とお願いすると出して貰えます。 ご店主に「今日食っとけ!を教えてください~」とお願いし、まずは人気メニュー3種を出して貰うことに。

どこででもポテサラを食べる人ですので、当然注文する¥500。上側がモロッコの唐辛子ペースト「ハリッサ」で合えてあり、結構しっかりピリ辛系。下側は軽いビネガー風味なので、辛いのが苦手な人もOKと心配りの二段ロケット方式。コーンに胡瓜、チョリソー、上からピンクペッパーと卸しチーズ、という芸達者な一品。

泡が速攻で空いたので、オレンジワイン¥850。ポルトガルのArt Terra Curtimentaで、ポルトガルの土着品種アンタン・ヴァス50%、アリント40%にヴィオニエ10%を加えた爽やかで且つほのかな塩分を感じる健康的な一杯。相方はロゼ泡をお替りしたのですが、写真失念~汗。

更にご店主のおすすめから、セロリとガツ(豚の胃袋)のオリジナル水豆豉(ドウチ)炒め。 ドウチは中国製大徳寺納豆のような、麻婆豆腐などにコクを加える調味料ですが、水につけた豆豉を48時間発酵させて作ったオリジナル水ドウチで味付けした炒め物。とは言えこれは冷菜なのだ。ガツのコリコリした歯ごたえと炒めたセロリやタマネギ、キノコ、後添えのパクチーがどこの国の料理なのか全くわからん!(滝汗)なのですが、これまた乙な味ですな!の¥650なり。

蓮根と海老のハーブで和えたん、は¥650なり。酸味が極少なマリネという感じですが、ディルにチャービル、バジルにミントで和えてあり、非常にすっきりとしたお味。きりりと冷えた白ワインとセットで超お勧めいたします。我々はそれにさらにパクチーを加えて。

で、更に私は¥750で、CHÂTEAU FERRAN Saint pierre 2014を。 ソーヴィニヨンブラン40%+セミヨン40%+ソーヴィニヨングリ10%+ミュスカデル10% なり。ビオですが魚介に合いますよ系。先に海老と合わせてにんまり。

相方はアルゼンチンの赤で、ALTOS LAS HORMIGAS Mendoza Malbec Clasico 2017なり。マルベック100%ですが、私は呑んでいないのでわっかりません~。

キッチンは3人で回されているのですが、この時点でほぼ満席で、流石にお料理もゆっくり目に。先にラム肩肉ステーキをおねがいしているのですが、時間がかかりそうなので途中で入れてもらったのがこちら、さつま揚げとハーブで¥800なり。タイ料理だと思いますが、これは初めからてんこ盛りでパクチーが。スッパいソースが美味しいのだ。

自家製の果実漬け込み酒が気になるのでメニューを確認。バジルトマトやセロリなど、ちょっと有りえないものがオンリスト。私がチョイスしたのはこちら、レッドカレーで¥600なり。ベースのお酒はパクチーとレッドカレーをジンに漬け、濾してあるそうです。ジンジャエールとソーダで割り、軽めの甘口にしてあるのですが、コレはアリなお味。ほのかにナンプラーの香りに結構びりりっと刺激が。。面白すぎですな~。

ラム肩肉ステーキは150gで¥1500!というお手頃価格。お肉に乗せてあるのはニラとミントを合わせたペースト。そもそもあまり臭みの無いラムなのですが、これまた間違いないお味。 ポテトフライもしっかり量でそれにニラとミントを合わせたペーストを合わせてもなかなか乙なお味。

〆メニューは、タイからフォーにパッタイ、トムヤンクン雑炊、台湾からルーロー飯、tskオリジナルで、鶏そぼろ掛け+玉子掛けご飯もスタンバイ。が、我々がチョイスしたのがこちら。ニラと生姜、ザーサイの焼き餃子で¥500なり。付けタレもオリジナルで、ナンプラー+ビネガーでいただきます。 皮はかなり厚めで、一度茹で上げてからパリッと焼きを入れている手間がかかった一品。餃子なのですがサモサ的なしっかり食べ応えあり感。で、お腹もいい感じに。通常は6個セットなのですが、お願いすれば4個でも注文OKだそうです。
で、泡3、白2に赤1、カレー1とちゃんぽんで色々呑んで、〆て¥9900なりという大納得価格。そんなに過激に辛いものもなく、ハーブ類も穏やかな感じなので、誰でも食べやすいかな。(とは言え、好き嫌いの多い奴は、こういう傾向のお店には近寄らないと思いますが汗汗) 類似傾向のお店では、こちらのスパイス料理店がありますが、我々は甲乙つけがたく好きですな。
メニューが非常に豊富なので、帰り際にご店主に「メニューを制覇しに来ますので!」とお声掛けし、お店を後にしたのだ。また、来ると思う良店。ちょっと変わったものを食べたい方はぜひ。
◆BDYエスニック
住所:京都市下京区植松町717 幸兵ビル1F
営業時間:17:00〜24:00 不定休
TEL:075-744-1455

目指すは6月12日にオープンしたばかりのニューカマー、「BDYエスニック」(ブドウヤエスニック)なり。河原町高辻にある自然派ワインバルの「ブドウヤtsk」の2号店だそうな。そちらは未訪問なのですが、ハーブを使ったエスニック系のアテを頂きつつ、お酒が楽しめる気軽なお店だと某ネット上の情報を見てやってきたのですな。 カウンター席が7席、四人掛けテーブルが店内に2、店外に2、店内は禁煙ですが、外に喫煙可能な立ち飲みカウンターも。 元々、イタリアンのヴェントがあった場所なのだ。

で、我々はカウンター席に入れてもらい、さあ、まずはドリンクだということに。本日のグラスワインメニューがこちら。これ以外にカウンターの端っこに、レモンやパイン、キウイなどなどの自家製の各種漬け込み果実酒がスタンバイしていて、既にカウンターに陣取るの女性グループに大人気状態。

泡グラスが3種類あり、辛口の白が¥700だったので、ゆるゆるとスタートなり。御店主は人気居酒屋「五十棲」のご出身で、そちら方面の客筋なのか、みるみるお若いお客さんが集まってきて、店内が満席なのを見て悲しそうに帰っていくのだ。

呑みつつ、アテを確認。こちらがほぼ全メニュー(数種類、黒板メニューに日替わりもあり)ですが、なかなか面白い構成。どこかのアジアの一国にフォーカスしたわけではなく、エスニック全般の創作料理、という感じ。お値段もほぼ¥1000アンダーでお手頃。
エスニックといえば「パクチー」はお約束ですが、基本、標準では使っていないので、苦手な人でも大丈夫。「てんこ盛りで!」とお願いすると出して貰えます。 ご店主に「今日食っとけ!を教えてください~」とお願いし、まずは人気メニュー3種を出して貰うことに。

どこででもポテサラを食べる人ですので、当然注文する¥500。上側がモロッコの唐辛子ペースト「ハリッサ」で合えてあり、結構しっかりピリ辛系。下側は軽いビネガー風味なので、辛いのが苦手な人もOKと心配りの二段ロケット方式。コーンに胡瓜、チョリソー、上からピンクペッパーと卸しチーズ、という芸達者な一品。

泡が速攻で空いたので、オレンジワイン¥850。ポルトガルのArt Terra Curtimentaで、ポルトガルの土着品種アンタン・ヴァス50%、アリント40%にヴィオニエ10%を加えた爽やかで且つほのかな塩分を感じる健康的な一杯。相方はロゼ泡をお替りしたのですが、写真失念~汗。

更にご店主のおすすめから、セロリとガツ(豚の胃袋)のオリジナル水豆豉(ドウチ)炒め。 ドウチは中国製大徳寺納豆のような、麻婆豆腐などにコクを加える調味料ですが、水につけた豆豉を48時間発酵させて作ったオリジナル水ドウチで味付けした炒め物。とは言えこれは冷菜なのだ。ガツのコリコリした歯ごたえと炒めたセロリやタマネギ、キノコ、後添えのパクチーがどこの国の料理なのか全くわからん!(滝汗)なのですが、これまた乙な味ですな!の¥650なり。

蓮根と海老のハーブで和えたん、は¥650なり。酸味が極少なマリネという感じですが、ディルにチャービル、バジルにミントで和えてあり、非常にすっきりとしたお味。きりりと冷えた白ワインとセットで超お勧めいたします。我々はそれにさらにパクチーを加えて。

で、更に私は¥750で、CHÂTEAU FERRAN Saint pierre 2014を。 ソーヴィニヨンブラン40%+セミヨン40%+ソーヴィニヨングリ10%+ミュスカデル10% なり。ビオですが魚介に合いますよ系。先に海老と合わせてにんまり。

相方はアルゼンチンの赤で、ALTOS LAS HORMIGAS Mendoza Malbec Clasico 2017なり。マルベック100%ですが、私は呑んでいないのでわっかりません~。

キッチンは3人で回されているのですが、この時点でほぼ満席で、流石にお料理もゆっくり目に。先にラム肩肉ステーキをおねがいしているのですが、時間がかかりそうなので途中で入れてもらったのがこちら、さつま揚げとハーブで¥800なり。タイ料理だと思いますが、これは初めからてんこ盛りでパクチーが。スッパいソースが美味しいのだ。

自家製の果実漬け込み酒が気になるのでメニューを確認。バジルトマトやセロリなど、ちょっと有りえないものがオンリスト。私がチョイスしたのはこちら、レッドカレーで¥600なり。ベースのお酒はパクチーとレッドカレーをジンに漬け、濾してあるそうです。ジンジャエールとソーダで割り、軽めの甘口にしてあるのですが、コレはアリなお味。ほのかにナンプラーの香りに結構びりりっと刺激が。。面白すぎですな~。

ラム肩肉ステーキは150gで¥1500!というお手頃価格。お肉に乗せてあるのはニラとミントを合わせたペースト。そもそもあまり臭みの無いラムなのですが、これまた間違いないお味。 ポテトフライもしっかり量でそれにニラとミントを合わせたペーストを合わせてもなかなか乙なお味。

〆メニューは、タイからフォーにパッタイ、トムヤンクン雑炊、台湾からルーロー飯、tskオリジナルで、鶏そぼろ掛け+玉子掛けご飯もスタンバイ。が、我々がチョイスしたのがこちら。ニラと生姜、ザーサイの焼き餃子で¥500なり。付けタレもオリジナルで、ナンプラー+ビネガーでいただきます。 皮はかなり厚めで、一度茹で上げてからパリッと焼きを入れている手間がかかった一品。餃子なのですがサモサ的なしっかり食べ応えあり感。で、お腹もいい感じに。通常は6個セットなのですが、お願いすれば4個でも注文OKだそうです。
で、泡3、白2に赤1、カレー1とちゃんぽんで色々呑んで、〆て¥9900なりという大納得価格。そんなに過激に辛いものもなく、ハーブ類も穏やかな感じなので、誰でも食べやすいかな。(とは言え、好き嫌いの多い奴は、こういう傾向のお店には近寄らないと思いますが汗汗) 類似傾向のお店では、こちらのスパイス料理店がありますが、我々は甲乙つけがたく好きですな。
メニューが非常に豊富なので、帰り際にご店主に「メニューを制覇しに来ますので!」とお声掛けし、お店を後にしたのだ。また、来ると思う良店。ちょっと変わったものを食べたい方はぜひ。
◆BDYエスニック
住所:京都市下京区植松町717 幸兵ビル1F
営業時間:17:00〜24:00 不定休
TEL:075-744-1455
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