鰻う　おか富士＠名古屋市伏見

2019

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■鰻

怒涛の出張強化月間、3か月目の12週目。　先週、先々週は京都市内・府内の出張だったので楽させてもらったのですが、特に飯ネタも無し。で、三連休明けの火曜日は愛知県東海市に出張という作戦。で、朝の始発の新幹線に乗れば十分朝入りできるのですが、なにせ消耗しきっているので前入りで名古屋で一泊という作戦。

早めに伏見区のホテルに入ったのが17:30。鰻を食べようと思いつき、泥縄で検索。祭日なのでお休みのお店が多いのですが、ホテルから徒歩３分ほどに有名なお店があることが分かり、早速行ってみることに。

やってきたのは地下鉄伏見駅から南に数分にある御園座タワーなる、昨年オープンした劇場が入っている巨大ビル。この1Fに現在、名古屋の鰻ランキング一位の大人気店「うな富士」の暖簾分け店があると知り、やってきたのだ。

本店は連日の行列らしいのですが、こちらは土用や御園座でイベントが無いときは比較的すんなり入れる、というのをネットで読んだのですが、その通りでした。　すんなり入店。

上品且つ上等、新しく清潔な店内。まったく煙っぽさはありませんな。キッチンは窺い知れないのですが、70席もある大箱且つ20名まで入れる個室も完備。こちらがメインダイニングで、30席ほど。御覧の風景が見える2人席に通してもらう。　18:00チョイ前という中途半端な時間帯ですが、先客はカップルばかり4組ほど。

実はそんなにお腹は激ヘリではないので、ひつまぶしや鰻重という気分ではないなあ、と思いつつメニューを確認。とは言え、まず、日本酒メニューに目が行く私(滝汗）　これぐらいがオンリスト。

突き出しに、結構な量の胡瓜の塩昆布漬けがするっと出てくるのだ。で、まずは地元の地酒「ほしいずみ　純米」￥700でほっこりするのですな。５勺+αほどの量です。スッキリ系で呑みやすい～。

で、このお店、夜は海鮮居酒屋系なメニューがかなり豊富。字が小さいですが（汗）御覧のように20種類以上スタンバイ。一番お安い鰻丼が￥3400からの高級店ですので、ま、呑んで食べるとそれなりに財布ダメージが汗。　ツマミはやっぱりあれでしょう！と、いうことに。

肝焼きは￥1130なり。8匹分でした。これは意外にしっかり火を入れている系ですが、日本酒にこよなく合うのですな、ほっこり。尚、鰻丼に肝焼きが乗っかっているメニューがありますので、そちらのほうがお得かも。（私は、肝を先にアテにして呑みたかったので汗）　追加で岐阜の地酒「久寿玉　純米超辛口」￥700にスイッチにし、さらに、円やかな気分に。　で、いよいよメインの上うなぎ丼￥4320！をお願いするのだ。　地焼きですが、注文して20分ほどで、うなぎ丼登場。

しゅっとした美人の女将さんが居られて、うなぎ丼の写真をスマホでごそごそやっているのに気が付かれ、この提灯を持ってきてくれました汗汗。珍しいサービスですな、だはは。

上うなぎ丼には、御覧のように、蛤のお吸い物とうざく、お漬物がついてくる。ちなみに、肝入りの特上ひつまぶしと特上鰻重が￥6980のお店です～、びっくり。　が！、肝心の鰻なのですが・・

名古屋ですので当然蒸し工程の無い地焼き。御覧のように、まんべんなく見事な火入れだ。肉厚ですし、非常に上等。皮はさっくり、迄はいかないですが、蒸し鰻のようにべちゃっとはしておらず、地焼きでここまでほわほわな肉質感と皮との一体感を出しているのは初めての体験！　いやー、流石と唸ってしまうのだ。。超ウマですな。。
手前は、一押しのきざみわさびなり。山葵の茎を刻んで塩漬けにしてあるのかな。少々お塩が強めなので、ビールには合うかもですが、私は・・・

こちらのGABANの山椒グラインダーを駆使したいと思います！　説明はありませんでしたが多分、高知県・仁淀川産なり。

後は無心に食うべし！食うべし！ですな。　いやー、濃密なタレは掛ける量をきっちり計算されていて、名古屋的な濃い味なのですが、非常に美味しかったです。いやー、大満足。　以上で、冷酒2杯で、￥6400！というなかなかなお値段なのですが、満足度は非常に良好。鰻好きのうちの相方がどういう反応をするか興味があるので、また来るかもです～。ご馳走様でした！
　
　

　
◆鰻う　おか富士
住所：愛知県名古屋市中区栄1-6-15 御園座タワー 1F
営業時間：11：00～14：00　17：00～22：00　不定休
TEL：050-5594-9451