うなぎ屋 廣川@嵐山
2019
10
前日、立ち呑み巡りで浮かせた飲食費を好きな鰻に!ということで、超久々にやってきた日曜日の嵐山。今回のお目当ては、京都ミシュランの星付き鰻店、廣川。 初めて伺ったのは、大阪に住んでいた時代なので10年以上前で、その時はまだミシュラン店では無かったように思うのですが、既に大人気鰻店だったと記憶。で、京都小旅行の記念に事前予約を取って、長蛇の列をすり抜け店内に案内されるのを至上の喜びとしていたのですな。で、ミシュランで星付きになってから、1時間以上並ぶわ、予約はとれないわで、まったくのご無沙汰になっていたお店。

で、再訪しよう!と思ったきっかけは、この夏から完全予約制に移行されたから。二階は席代が要るのですが、一階の一般席なら特に席料なしで予約OK。で、予約なんか取れるかよ?!と思ったのですが、二日ほど前に電話したら、オンシーズンではない10月初旬ということもあり、12:00からの予約が普通に取れて拍子抜け。で、ごらんのように、お店前に10台以上の駐車場完備なのですが、呑む気満々なので、電車でゆるゆるやってきた12:00ジャスト。

車止めに案内の担当さんが居られて、名前を告げると、店内まで案内してくれるのだ。促されるまま店内に。

店内に入ると、10人以上座れる、ゆったりとしたウエイティングスペースがあって、席の準備をしますのでお待ちください~ということに。予約オンリーになったので、ウエイティングなんぞ使うのかな?と思ったのですが、帰りがけには、前のお客様のハケ待ちで満席になっておりました。予約時は、開店直後の時間帯が吉だと思いま~す。

で、案内された一階にある一般席。御覧の四人掛けテーブルが7~8ほど完備。12:30には一階席は満席に。二階や個室を含めると70席もある巨大店なのですが、非常にゆったりとした造り。ちなみに当日は、半数は中国からのお客様だと思われ。(お話しされていないとわからないですな、まったく。こういうお店に来る方は声も小さいですし。。)

鯉の洗い等々がついている「うな重定食」が三種あり、梅¥5300、桜¥6900、上¥8400というプライスゾーン。更にコースが¥10200、¥13300の二種完備(全て税込み価格!)。流石ミシュラン店、良いお値段なのですが、周りのテーブルはほぼ梅一色!と言う感じで、お酒を呑んでいる人極少。 我々は、ここに来たらあれを食わなくては!!という作戦なので、御覧のアラカルトメニューでお願いしようということに。

で、丹波橋から電車を乗り継ぐとここまで1時間ほど掛かってしまい、少々喉が渇いていたので、生小¥500(アサヒスーパードライでした)を呑みつつ、ゆるゆるとお料理を待つのだ。 注文を聞いてくれるサービス陣(少なくとも、下のフロアで女性4名)の目配りも非常にきっちりで、流石高級店だと恐れ入りつつ。。。

肝焼きはこういう串焼きで提供される形式。がっちり火を入れるタイプではなく、ジューシー感ある感じで旨~し。店員さんに訊かなかったので出してくれるかは不明ですが、テーブルに置いてあるのは爪楊枝だけで、粉山椒などの味変アイテムはありません。が、さらりとした繊細な味付けなので、無くても納得かな。

で、当然我々は日本酒にスイッチ。ちなみに日本酒メニューは、「久保田 万寿 純米大吟醸」¥1400、「八海山 純米大吟醸」¥1000、「賀茂鶴ゴールド 大吟醸」¥1000、「澤屋まつもと 守破離 五百万石」¥1000、嵯峨の地酒「げっしょう 純米吟醸 300ml」が¥2000なり。まつもとは四合瓶¥4000もありいの。 こちらは賀茂鶴ゴールドですが、広島の旨口日本酒で鰻に好相性!と言う感じ。七勺ぐらいかな。

で、これを食べに来た!、白焼きがじゃじゃーんと登場。イヤー少なくとも8年ぶりのご対面。。汗汗汗
¥5100~価格なので、正確にはいくらか不明なのですが、以前食べて、これは旨いなあと大感心したのだ。 廣川は京都では珍しい、埼玉県熊谷市にある鰻店の暖簾分け店で、当然関東の蒸し鰻なのですが、完全には沼臭さが抜けない野趣溢れる関西焼よりも、関東の白焼きは上品さが倍増する気がするのだ。 (ちなみにタレ焼きは、肉厚でほっくらさっくりの関西焼が圧倒的に好みです。関東鰻は脂が抜けて身が痩せるので・・・・・貧乏性!汗) クリームのように滑らかに卸されている本山葵とお醤油で頂くのですが、程良い脂感、とろける食感。。かなり刺激がある大根おろしも付いているのですが、それがインターバルで口をさっぱりとさせる見事な効果。 日本酒が進む進む!いやー、超!旨し。。

半分も食べないうちに更にお酒を追加。さっぱりスッキリ系八海山なのですが、御覧の完全に凍り付いている巨大な竹筒で出てきてビックリするのだ。直径12cm、高さ30cmはあります。四合瓶がすっぽり入りそう(滝汗)

で、ちみちみと白焼きを食べ終わった程良いタイミングでうな重¥3900とお漬物、それに肝吸い¥500が登場。素晴らしい塗りのお重ですな。。見事に顔が映りこむので、写真を撮る角度には注意!なのだ汗汗

うな重とご対面~。特上うな重が¥6700!のお店ですので、量的にはかなり小ぶりなのですが、こういうコース仕立ての〆設定なので大納得。見事な焼き、照り。良い香り!

思わずアップ写真。。だはは、鰻は歯がまったく不要なほど柔らかく、固めに炊き上げたご飯との相性抜群。タレはあまり重くない設定で、熊谷のお店から持ってきて継ぎ足し継ぎ足しで育てているらしいのですが、かなりさらっとした味付け。美味しいと思います!

肝吸いは干しシイタケで出汁を取っているらしく、戻し椎茸が入っているのが面白い。京風、ではない気がしますが、コクがあり美味しい出汁です。

店内雰囲気。生け花にも日本の美が。それと・・・・

一階の最上席がこちらかな。我々の席の前でしたが、帰りがけに空いて、綺麗に掃除されたのでパチリ。非常に良いお天気で、坪庭の緑に射す日の光が少々眩しいくらいの午後13:00過ぎ。いやー、いい気分の休日です。
で、ご馳走様!とお支払い。ビール小2と日本酒2種で合計¥18000チョイ、ということに。久々に鰻店の支払最高価格を更新した気がするのですが、嵐山と言う日本の一大観光地で、この内容で気持ちよく鰻を頂けるのでかなりの納得価格。。いやー、非常に美味しかったので、今度は他のメニューを食べに、また予約が入りやすそうなオフシーズンに伺う予定。。ご馳走様でした!。
◆うなぎ屋 廣川
住所:京都市右京区嵯峨天龍寺北造路町44-1
営業時間:11:30~14:30(L.O) 17:00~20:00(L.O) 水休
TEL:075-871-5226

入店するときは気が付かなかったのですが、入り口に今日の鰻の仕入れ先表示が。一軒からの仕入れでは不足する、ということなのですかねえ。

嵐山は、今日も修学旅行生や海外からのお客様で大盛況!でした。

で、再訪しよう!と思ったきっかけは、この夏から完全予約制に移行されたから。二階は席代が要るのですが、一階の一般席なら特に席料なしで予約OK。で、予約なんか取れるかよ?!と思ったのですが、二日ほど前に電話したら、オンシーズンではない10月初旬ということもあり、12:00からの予約が普通に取れて拍子抜け。で、ごらんのように、お店前に10台以上の駐車場完備なのですが、呑む気満々なので、電車でゆるゆるやってきた12:00ジャスト。

車止めに案内の担当さんが居られて、名前を告げると、店内まで案内してくれるのだ。促されるまま店内に。

店内に入ると、10人以上座れる、ゆったりとしたウエイティングスペースがあって、席の準備をしますのでお待ちください~ということに。予約オンリーになったので、ウエイティングなんぞ使うのかな?と思ったのですが、帰りがけには、前のお客様のハケ待ちで満席になっておりました。予約時は、開店直後の時間帯が吉だと思いま~す。

で、案内された一階にある一般席。御覧の四人掛けテーブルが7~8ほど完備。12:30には一階席は満席に。二階や個室を含めると70席もある巨大店なのですが、非常にゆったりとした造り。ちなみに当日は、半数は中国からのお客様だと思われ。(お話しされていないとわからないですな、まったく。こういうお店に来る方は声も小さいですし。。)

鯉の洗い等々がついている「うな重定食」が三種あり、梅¥5300、桜¥6900、上¥8400というプライスゾーン。更にコースが¥10200、¥13300の二種完備(全て税込み価格!)。流石ミシュラン店、良いお値段なのですが、周りのテーブルはほぼ梅一色!と言う感じで、お酒を呑んでいる人極少。 我々は、ここに来たらあれを食わなくては!!という作戦なので、御覧のアラカルトメニューでお願いしようということに。

で、丹波橋から電車を乗り継ぐとここまで1時間ほど掛かってしまい、少々喉が渇いていたので、生小¥500(アサヒスーパードライでした)を呑みつつ、ゆるゆるとお料理を待つのだ。 注文を聞いてくれるサービス陣(少なくとも、下のフロアで女性4名)の目配りも非常にきっちりで、流石高級店だと恐れ入りつつ。。。

肝焼きはこういう串焼きで提供される形式。がっちり火を入れるタイプではなく、ジューシー感ある感じで旨~し。店員さんに訊かなかったので出してくれるかは不明ですが、テーブルに置いてあるのは爪楊枝だけで、粉山椒などの味変アイテムはありません。が、さらりとした繊細な味付けなので、無くても納得かな。

で、当然我々は日本酒にスイッチ。ちなみに日本酒メニューは、「久保田 万寿 純米大吟醸」¥1400、「八海山 純米大吟醸」¥1000、「賀茂鶴ゴールド 大吟醸」¥1000、「澤屋まつもと 守破離 五百万石」¥1000、嵯峨の地酒「げっしょう 純米吟醸 300ml」が¥2000なり。まつもとは四合瓶¥4000もありいの。 こちらは賀茂鶴ゴールドですが、広島の旨口日本酒で鰻に好相性!と言う感じ。七勺ぐらいかな。

で、これを食べに来た!、白焼きがじゃじゃーんと登場。イヤー少なくとも8年ぶりのご対面。。汗汗汗
¥5100~価格なので、正確にはいくらか不明なのですが、以前食べて、これは旨いなあと大感心したのだ。 廣川は京都では珍しい、埼玉県熊谷市にある鰻店の暖簾分け店で、当然関東の蒸し鰻なのですが、完全には沼臭さが抜けない野趣溢れる関西焼よりも、関東の白焼きは上品さが倍増する気がするのだ。 (ちなみにタレ焼きは、肉厚でほっくらさっくりの関西焼が圧倒的に好みです。関東鰻は脂が抜けて身が痩せるので・・・・・貧乏性!汗) クリームのように滑らかに卸されている本山葵とお醤油で頂くのですが、程良い脂感、とろける食感。。かなり刺激がある大根おろしも付いているのですが、それがインターバルで口をさっぱりとさせる見事な効果。 日本酒が進む進む!いやー、超!旨し。。

半分も食べないうちに更にお酒を追加。さっぱりスッキリ系八海山なのですが、御覧の完全に凍り付いている巨大な竹筒で出てきてビックリするのだ。直径12cm、高さ30cmはあります。四合瓶がすっぽり入りそう(滝汗)

で、ちみちみと白焼きを食べ終わった程良いタイミングでうな重¥3900とお漬物、それに肝吸い¥500が登場。素晴らしい塗りのお重ですな。。見事に顔が映りこむので、写真を撮る角度には注意!なのだ汗汗

うな重とご対面~。特上うな重が¥6700!のお店ですので、量的にはかなり小ぶりなのですが、こういうコース仕立ての〆設定なので大納得。見事な焼き、照り。良い香り!

思わずアップ写真。。だはは、鰻は歯がまったく不要なほど柔らかく、固めに炊き上げたご飯との相性抜群。タレはあまり重くない設定で、熊谷のお店から持ってきて継ぎ足し継ぎ足しで育てているらしいのですが、かなりさらっとした味付け。美味しいと思います!

肝吸いは干しシイタケで出汁を取っているらしく、戻し椎茸が入っているのが面白い。京風、ではない気がしますが、コクがあり美味しい出汁です。

店内雰囲気。生け花にも日本の美が。それと・・・・

一階の最上席がこちらかな。我々の席の前でしたが、帰りがけに空いて、綺麗に掃除されたのでパチリ。非常に良いお天気で、坪庭の緑に射す日の光が少々眩しいくらいの午後13:00過ぎ。いやー、いい気分の休日です。
で、ご馳走様!とお支払い。ビール小2と日本酒2種で合計¥18000チョイ、ということに。久々に鰻店の支払最高価格を更新した気がするのですが、嵐山と言う日本の一大観光地で、この内容で気持ちよく鰻を頂けるのでかなりの納得価格。。いやー、非常に美味しかったので、今度は他のメニューを食べに、また予約が入りやすそうなオフシーズンに伺う予定。。ご馳走様でした!。
◆うなぎ屋 廣川
住所:京都市右京区嵯峨天龍寺北造路町44-1
営業時間:11:30~14:30(L.O) 17:00~20:00(L.O) 水休
TEL:075-871-5226

入店するときは気が付かなかったのですが、入り口に今日の鰻の仕入れ先表示が。一軒からの仕入れでは不足する、ということなのですかねえ。

嵐山は、今日も修学旅行生や海外からのお客様で大盛況!でした。
- 関連記事
-
-
うなぎ 串焼 たけでディナー(2)@滋賀県大津市 2020/06/24
-
碓屋でランチ(6)@三条商店街 2020/05/20
-
うなぎ屋 廣川@嵐山 2019/10/10
-
うなぎ 串焼 たけ@滋賀県大津市 2019/09/04
-
うなぎ 鯉 ちか定@滋賀県 石山 2019/08/19
-