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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

食堂みやざき@木屋町通四条下ル

2019
17
んで、実はこのネタの続きです。
雪月花の会の後が、超!贅沢な時間だったので気合を入れご紹介。一年に2回ペースで「食いしん坊6人会」というネタをアップしていて、その会では基本、我がblogではお高め価格設定で、且つ非常~に美味しいものを頂く側で楽しませていただいているのだ。前回ネタのセンプリチェ改め、熙怡 Kii!も超凄かったのですが、今回のお店も気合満載でご紹介。

お店の名前は「食堂みやざき」なり。木屋町通四条下ルに3か月ほど前に新規開店されたニューカマー。徒歩2分圏内に御店主が活動されていた本店がある。そちらは、京都市内に立ち寄る食い意地系の人なら、まず名前は知っていると思われる「食堂おがわ」なのだ。食堂おがわは、我々が京都に越してきた8年前には既に大人気店で、我々は一度飛び込みで入った経験があるだけ。素材の味を前面に押し出した、食材+プラスアルファではなく、マイナスアルファでお料理の構成を考えている「超ウマ日本酒アテ酒場」だと、我々は認識しております。

みやざき1

で、その流れを汲むお店ということなので、ま、自然に期待は高まる訳で。徒歩2分圏内のおがわとは違って一軒家店。1FがL字型カウンターが10席で、二階は鍋のコース料理のみ!と言う構成で席数未確認。(そちらにも我々が入って直ぐ、5人グループが入店~)で、今回は名幹事YZRさんの顔で、1Fカウンター10席貸し切り!という贅沢度。いやはや、ニコニコ。

みやざき2

おがわよりはかなり広めな店内。そこをご店主ご夫婦と年配の女性1名の3名編成で回すのだ。目の前が巨大な一枚板の俎板で、まったく隠し事無く、丸出しでお料理が進行していくのが見ていて楽しい。

みやざき3

基本、お料理はアラカルトなのですが、今回はYZRさんとみやざきさんにお任せという。個人的にはこの看板に書いてある「ももカレー」に釘付け状態汗汗。 季節外れの桃ではなくて、サービス担当の女将がももちゃん(和服が似合う京美人なのですが、まだ30代そこそこですかねえ)で、彼女発案のカレーなのだそうです。後程ご紹介。

みやざき4

L字型カウンターなので、皆で乾杯するのはちょっと難しいので半分で。これから、目くるめく「みやざき劇場」が開幕!なのだ。

みやざき5

一品目。ちと混ぜすぎてしまいましたが、アツアツの茶碗蒸しからスタート。柚子の香りがほんのり、中から見事な蒸し上りの雲子がごろんごろんと登場する仕掛け。過去食べた雲子の中でも特筆すべきアツアツ蕩け度合い。抑えた味付けが美味しい。(後程、味付けのベースはダシと塩のみ!というお話だったので、びっくり。。)

みやざき6

で、お料理を食べながら次の準備が進行していくのが見ているだけで楽しいのだ。この季節、あれが出てきます。流石にその場でカニを剥くわけではないですが、事前準備は大変ですな~。お料理を準備する御主人と、若い女将の掛け合い漫才的会話も楽しいのだ。

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二品目は、こっぺ蟹。ぎゅぎゅっと凝縮感のあるお味ですが、ま、期待通り。添えてある蟹酢でも、そのままでも、と言う趣向。日本酒マニアばかり!なので、これは日本酒だ!日本酒だ!と五月蠅い五月蠅い汗汗

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で、出して頂いたのがこちら。京都北山の羽田酒造謹製「初日の出 純米吟醸原酒 六友(りくゆう)」なり。サブネームに「琴詩酒 雪月花」とあるのは漢詩からのようなのですが、今日、口に入るのは偶然では無いと思います。 ボディしっかりの旨口系。お酒はお任せだったのですが、しっかり重い目のから、順に軽やかになっていくという構成も素晴らしかったです。

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更にお料理の進行を観察。見事な名残の鱧なのですが、巨大サイズ。骨切りし、串を打って炙る趣向。。これぐらいのサイズが無いと脂乗りが少ないでしょう?!と御主人。

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で、ばばーんと登場、鱧の焼き霜。山葵醤油でも、YZRさんがリクエストした岩塩&すだちでも。いやはや、これまたとろける~!のだ。美味しいです。

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更に鰤の塩タタキの準備中。まずは皮つきの鰤のサクに串を打ち、見事な手際で振り塩し、皮目から十分に火を入れるのですが、この皮と身の間の脂に火を入れないと美味しくないのですよ~!と御主人。塩の入れ物が仏具の鈴(りん)で、そこから塩を掴み取り、ダイナミックに、まるでお相撲さんのように食材に振りかける(滝汗)のですが、どのお料理もバッチリ塩が決まっていたのがビックリでした。

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で、この塩タタキがまた驚くべき旨さ。皮と身の脂は完全活性化で熱い!ほどなのですが、身はまだ少々冷たいぐらいの温度コントロール、食べると脂の旨味と肉の旨味が混然一体!! いやはや超驚きました。

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で、更にお酒。岐阜の中島醸造謹製、「小左衛門 特別純米 美山錦」なり。2・3人単位で1合づつ注文し、シェアする作戦だったのですが、我々チームは結構ゆっくり目に呑んでいたのだ。この前に我が街伏見の「花洛 特別純米 辛口原酒」も頂いたようなのですが、写真失念~。
 
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お料理の進行を見ながら、それはなんですの!とか質問しつつ楽しめるのが非常~に良いですなあ。巨大なかぶらが出てきて、皮を2cmほどの厚さで厚剥きするのですが、その皮を頂戴!とお願いしてしまうのだ。本体のかぶらは卸して、かぶら蒸しになる作戦で、この皮も浅漬けにするそうです。無駄なんて一切無し!なのだ。

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で、こっぺがにに続く、この季節のメインディッシュが登場。世の中で「から揚げ選手権」というものがあるなら、間違いなく最上位に食い込むのがこちら、河豚のから揚げが登場。事前に頭を取って皮をはいだ河豚の身を背骨付きでだんだんだんだん!と一口大!というには、大きすぎるサイズでぶつ切りにし、大きなアルミ鍋に入れ、塩と胡椒、それに粉(片栗粉⇒小麦粉だったか、その逆だったか・・・)をして鍋内でごろごろしてなじませ、揚げる際も二度揚げするのがポイント! 超ジューシー、且つほぼ身のみという贅沢さ。塩・胡椒とも超効いている、正に最高の日本酒の友。本日一が文句無しこちら。

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油物の次に、こういうあっさり系なものをするっと出してくるのも小憎らしいですな。クレソン、エノキ、シメジなどのお浸しなり。シャキシャキと歯ごたえ良好で、程良いダシにまんべんなく浸されたクレソンが、箸休めに最適!と言う感じですな。ダシまでごくごくと飲み乾せます。

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更に、出てくるからすみ餅。からすみが見えない状態で登場するのですが、くりんとひっくり返した写真がこちら。からすみはしっかり塩分の乗っている、保存食的な熟成感のあるもので、それがまた良いのだ。餅で呑めてしまうのですな汗汗。

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で、当然呑むのです~。滋賀の五町田酒造謹製「東一 雫搾り 純米大吟醸」なり。お酒はお料理に進行に合わせてどんどん呑みやすい危険な傾向なものが出てくる趣向。いやはや旨~し。

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で、先ほど女将が一生懸命、鬼卸しで卸していたかぶらが登場。「蕪のみぞれ仕立て」なり。蒸し物ですが、中にはごろんとグジの身が。蕪をつなぐ葛は極少で、いい感じのダシ加減で非常に美味しい。これもダシと塩!というシンプルの極みの味付けらしいのですが、山葵が偉大だなあ、と再確認。。

みやざき20

魚の焼き物は、かます。干し物になっているのはさっぱりしてそれはそれで美味しいのですが、これはカマスとしては結構大きな実で、これぐらいのサイズで無いと食べた気しないでしょう?と御店主。 これまた塩の乗りが有りえない間違いなさ。白ご飯が欲しくなる一品ですな。

みやざき25

で、お酒。御店主ご出身地、福岡の山口酒造場「庭のうぐいす 純米大吟醸 黒鶯」なり。いままでだんだん軽やかになるように進行していたのですが、ここで再び、ガツンと。いいですな~。
で、最後に食事になりますので!とのことなのですが・・・・

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玉子11個にダシを半分ほど加え、それに水溶き葛を加えて卵液を作り、一辺が30cm近くありそうな超巨大な玉子焼き器で、ダシ巻が量産されるのだ。とは言え、MAXは6人前までの模様。水溶き葛を加える理由は、ダシを極限まで入れられるように!との工夫だそうな。

みやざき22

そのレシピのダシ巻は、過去食べた中でもダントツで保水量が多そうな感じで、スフレのような、正に蕩ける食感。玉子の形を保つのがギリギリレベル。いやはや、これまた美味しい。

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で、アツアツのちりめん山椒乗っけ炊き立てご飯とともに!という泣ける構成。蕪の浅漬けがまた泣けるお味。。ほんの一口なので、皆さんの動向を探っていたら、ほぼ全員がカレーも食べたいと大合唱!

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〆がこちらになりました。ももカレーなり。開店するまでお店の工事に時間がかかったので1年ほど時間があったそうで、その間に奥様が開発したレシピなのだそうです。鱧ダシベース!で甘味付は素材の旨みという感じで極少、チリより胡椒を利かせた?和食店としてはありえないスパイシー感。カレーマニアなら絶対食べておくべき!と大推薦しておきます。 本日2が実はこちら汗汗

以上で、1人¥13000見当と、この質でこの内容!大大大納得価格!
オープン当初から、おがわ時代にご店主をご存知の方が予約を入れておられるので、既に年内予約は無理無理案件、且つ、電話が繋がらない!ので、年明け以降も予約争奪戦は厳しそう。またYZRさんにお願いしそうなのですが、ぜひ再訪したい一軒になりました。激しく旨かった!なり。大推薦しておきます。 (もしかして、おがわの予約が多少入れやすくなっていたりして・・汗汗)

 
 
 
◆食堂みやざき
住所:京都市下京区西木屋町通四条下ル
営業時間:17:00~ 不定休
TEL:今のところ、内緒のようです。
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