fc2ブログ

毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

永楽園@竹田街道沿い中華料理店巡り2

2020
12
先日、くいな橋駅から東側3分、中山稲荷線沿いにあるビーフン専門店を覗きに行き、日本風アレンジが無いリアル中華料理を久々に味わったのですが、食材のチョイスや、香辛料・油の使い方など、日本的アレンジ店とは違う良さがあるなあ!と相方共々感心。
以前から、竹田街道沿いに龍谷大学の留学生目当てだと思われる、同じような中華料理店が沢山あることが気になっていたのですが、調べてみると、食べログでは概ね詳細な紹介が無いという事にも気が付きましたので、これはチャレンジすると面白そうだ、ということに。最近この手のお店は、海外の方も気軽に情報を書き込めるGoogleマップが圧倒的情報量ですな・・。

で、前置きが長くなりましたが、目に付くお店はぼちぼち回ってみよう!ということで、竹田街道沿い中華料理店巡りネタ、その2は、先のビーフン専門店の北側、竹田街道と中山稲荷線の交差点「竹田久保町」を北に230m上ると見えてくる中華料理店、「永楽園」なり。今回はランチ使い、ということで。

永楽園1

近隣にコインPA完備!なのですが、我々は棒鼻から市バスに乗って。こういうリアル中華料理店が、京都市内各所に観光客目当てで結構出来ているのですが、こじんまり小規模店が1キロ範囲に点在しているのが深草周辺。その中でも比較的古くからあるかも?ですな。 

永楽園2

微妙で分かるようで分からない看板を眺めつつ、「この香辣牛肉面」は外せないかなあ~!と店内に。10:00開店で、11:00過ぎだったのですが、本日1組目が我々かな。

永楽園3

お店雰囲気その1。平日ランチは¥800までで各種ランチセットをやられていているのですが、この周辺のリアル中華料理店のお決まりで、ご飯お替り無料の模様。で、土日はランチセットはお休みなのだ。我々は昼ビール&アラカルト!のほうが嬉しいので、そういうのを注文しよう!と店内をきょろきょろ。。 まさにリアル中華で、中国出張時でローカルスタッフに連れて行ってもらう近所の安料理店!的な雰囲気がぷんぷんと。とは言え、綺麗に片付いていて脂ギッシュ感は少な目。

永楽園4

カウンター席が8席、3人掛けテーブル1に4人掛け1、2人掛け1、二階もあるようで、そちらは20人以上入れるようです。(未確認) フロア担当のおねえさんも中国の方なのですが、日本語はほぼペラペラなので、聞けば色々教えてもらえます。 カウンター上に張り付けてあるように中国東北地方名物の串焼き料理が一押しで、鍋料理も推薦!な模様。

永楽園13

メニューが全10ページほどの大作で、目移り~! メニュー写真は無いので結構どきどき。蚕とか、日本ではほぼ食べないものもありいの。とは言え店内に、一部の料理は写真も張り付けてあるので、そういうのからいくつかチョイスする。

永楽園6

スペアリブの甘酢炒め(糖醋排骨)で¥900なり。骨付き豚バラ肉を揚げ、甘酢で絡めたものですが、いい感じの甘味加減。激ウマじゃないですが、程良い感じで食べ応えも十分。白ご飯着陸系おかず、てな雰囲気。これはまったく辛くありません。

永楽園7

当然呑むのですが、帰りは京阪駅まで歩く予定なので控えめに。生ビールは¥450なり。極楽極楽・・・

永楽園8

壁張りメニューから、豚肉とニンニクの芽の炒め物で多分¥700ほどですかねえ。(写真忘れ汗)。抑えた塩加減で生姜がポイントですな。火入れもばっちりで美味しいです。量も2人でシェアして丁度良いくらいですが、これまた白飯が欲しくなるお味。

永楽園9

手作りだという海鮮系の水餃子は6個で¥350なり。お安いですな~。肉厚の皮ですが、ちゅるんちゅるの艶めかしい食感。これも旨し~。テーブルに置いてある中国酢・醤油もまろみのあるいいお味で、てんこ盛りのラー油と共に。他に、牛肉入り、パクチー入り、ニラ入り、白菜の漬物入りなどもスタンバイ。

このあたりで、ぽつぽつと留学生女の子カップル、中年カップル、お兄さん1名などが集まりだす店内。我々と留学生カップルの1人以外は中国語をメインで話されているので、いきなりエキゾチックな雰囲気になる店内(滝汗)
彼らが何を注文しているのか、超!気になるのですが、留学人カップルの前にだーん!とカセットコンロが置かれ、唐辛子で真っ赤っかで野菜てんこ盛りの小鍋がセットされるのをみて、あー!昼からあんな酒に合いそうなものを!と思うのだ。 土日は、串焼きは昼から注文OK!らしいのも確認。

永楽園10

当初の予定通り、麺類を食べたかったので「香辣牛肉面」の並サイズを注文。¥850と良いお値段なのですが、細麺と刀削麺がチョイス可能。当然!我々は刀削麺を。胡麻ペーストが非常に効いた牛骨系スープなのですが、ダシは濃厚なのに、塩分濃度は極少。中国でもたまに見かける味付けで、こういうのはテーブル上の醤油・酢・ラー油で自分の好みで調整せよというメッセージ。醤油と酢を少々加えて頂くのだ。

永楽園11

モヤシ、青菜などのシャキシャキとした野菜類とぶりんぶりんとした食感の刀削麺のハーモニー。食べ進めるに連れ、これはほのぼのと美味しいなあ~!ということに。辛さも見た目ほどは激辛!というレベルではなく、旨辛ですな。 いやはや、満福満福。 以上で〆て、¥3000チョイ、という超納得価格。。期待通り、お安いですな。

永楽園12

で、気になる店内にある食材満載の冷蔵庫。基本、鍋料理の食材で、自分で好きな食材をボールに取って、グラム当たりで支払いする仕組みだそうです。鍋料理は豚・羊・牛、それにモツ系など色々スタンバっていて、高いものでも4人前で¥3000ほど!というお手軽価格。1人前¥1000以下なので、彼らにとってはスープ感覚のようですな。
お姉さん曰く、「スープは辛いですよ~!」とのこと。今度は、これを目指してこなくては!とご挨拶し、お店を後にしたのだ。ご馳走様でした、更に他のお店紹介に続く予定です!  


 
◆永楽園
住所:京都市伏見区深草下川原町130−5
営業時間:10:00~15:00 17:00~22:00 木休
TEL:080-3823-5988
日本語通じる度:問題の無いレベル

関連記事

0 Comments

Add your comment