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毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

老重慶 川菜館@竹田街道沿い中華料理店巡り4

2020
14
いやー、結局、三連休のお昼ご飯は全て竹田街道沿いの中華料理店を巡ってしまいました汗。
4軒目は、四川料理のお店、「老重慶 川菜館」なり。お店看板には日本語ルビで「ロウジュウケイ センサイカン」とあるのですが、ググってみると川菜館=四川料理店、ということらしいです。あちらの発音では「Lǎo chóngqìng chuāncài guǎn」ですな。

老重慶川菜館1

で、やってきた11:30ごろ。場所は竹田街道の「竹田久保町」交差点の南200m。道を挟んだ斜め向かいにも中国東北料理を出す中華料理店があるという中華料理店密度の高い地域。お隣が同じ経営だと思われる中国食材などを扱う物産屋さんなのだ。結構入れ替わりのある物件で、このお店になって、まだ2・3年ほどですかねえ。店内に。

老重慶川菜館2

御覧のような4~6人が入れるボックス席が並んでいる、家族向け設定な店内。こちらもちゃんと日本語の喋れるおにいさんが居られて、一生懸命お料理の説明をしてくれる。

老重慶川菜館3

四川料理なので辛いが調整は可能、それにメインの料理は煮込み系と炒め物系があるが、麻辣しっかりな白身魚の煮物や、重慶風鶏の炒めものが美味しいよ!とのこと。このお店もほとんどのお客さんは中国語を喋る皆さんなので、メニューも当然中国語のほうが写真入り。

老重慶川菜館4

が、非常に小さい文字ですが、ちゃんと日本語メニューがあるのだ。こちらが冷菜と温かいお料理。両方を見比べてみると、そこはかとなく意味が分かるような気がします~。裏面には肉料理や、麺類・ご飯もの、鍋料理などが並ぶのですが、ぜひ現地でご確認ください~。 で、四川料理店なので麻婆豆腐は食っておきたい!ので、重慶的な炒め物に麺料理をお願いするのだ。

老重慶川菜館5

お料理を注文してから待っていると、先ほどのサービス担当のお兄さんが壁張りメニューを指さして、名物の辛い海老も美味しいけれど、量が多いので4人ぐらいが丁度良いよ~!と教えてくれる。
食べログにもまだ何も情報が無いお店なのですが、Googleマップに書き込まれた口コミで「本場四川で超一流ホテルで十何年シェフやった特级厨师(SSランクの料理人、中国の国家資格の一つ)。娘さんが日本に留学したのをきっかけに、家族全員で来た家族経営のお店。」と、想像するに、娘さんのお友達の書き込みだと思われるのですが、お店全体に、そういうなんだかほのぼの感が漂うのだ。

老重慶川菜館6

で、我々ともう2組ぐらいしかいなかったので、お料理は想像以上に素早く出てくる。まずは麻婆豆腐。驚くべきことに¥500なり。花椒の効きは比較的控えめで、御覧のようにラー油層しっかり~!な味付け。しっかり炒められた豚ミンチ・ドウチの旨味で、見た目より全然深い味なのに驚いた。これは辛さより、油の量が苦手な人が多いかも!なのですが(汗)、我々は結構好きなお味。 

老重慶川菜館7

更に!実は、これが食いたかった~!の重慶豚腸ラーメンで¥700なり。1月の寒い季節、日本でパクチーを仕入れるのは良いお値段だと思うのですが、ちゃんと刻みパクチーが乗っていて驚いた。パクチーの香りが必要なのは、独特の香り(いや、臭み)の豚ホルモンの煮込みがごろんごろんと乗っているから。が、中華醤油の効いたなんだかいいお味のスープで、中国出張時に結構好んで食べていたメニュー。臭いが旨い!

老重慶川菜館8

麺は本格中華料理店で良くある、中国直輸入!(多分)乾燥卵麺を固めに茹で上げたもの。腰しっかりでしこしこと旨し~。丼の底に沈めてある炒めたキャベツが口直しなのか? 意外に健康的な一皿。ラー油はそこそこ入っているのですが、そんなに辛くなく、後からじんわりとお腹が温まってくる!というタイプなのだ。まったく万人向けではない!と思いますが、我が家では好き!な一品。

老重慶川菜館9

で、チャレンジ精神を満足させるために注文した、重慶風鶏肉と唐辛子の炒め物で¥880なり。いやー、わらっちゃうほどの唐辛子量。鶏肉などの過食部分と、油に香りと辛味を移す唐辛子が半々ほど!という一品。 四川料理では好きなメニューで、他の四川料理店数軒で食べたことがあるのですが、過去食べたどの四川料理店よりも小さいサイズに切ってあり、且つごろごろと大量に入っている。炒め物というより唐辛子油で作った揚げ物的様相。 かりっとした食感と、かなり強めの塩分がビールに超合うので、生ビールも1つ追加方向で(写真大失念!ですが¥450なり)

老重慶川菜館10

これはご飯と共に!と思ったので、白ご飯1人前を追加でお願いする。サービス担当のお兄さん以外のお料理を持ってきてくれる人には全然日本語は通じないのですが、メニューを指さして、お願いすればOK! ¥100なのですが、こういう大ぶりのお茶碗にてんこ盛り(汗) 多分、炒飯用に調整して炊いているようで少々固めなのが残念~! (汁掛け飯には良い感じかな・・・)

老重慶川菜館11

当然我が家ではこういう感じで食べるのですが、ご飯を半分づつシェアして、もうお腹パンパンなり~。

老重慶川菜館12

食べられるところは食べつくした炒め物。。。口の周りはそれなりにじわじわじんじん来るのですが、ガツンと来るかというとそれほどエグイ辛さでもないのだ。三種類とも辛さのキャラが違うのがびっくりなのですが、日本人向けに調整してくれたような気がします~。 

以上で、生ビー1つ付きで¥2700割れ!という大納得価格。 12:00を回った時間帯にサービスのお兄さんがお店を出ていかれて、ええ?支払いはどうなるんだ?!と思ったのですが、眼鏡が可愛い利発そうな娘さん(奥のテーブルで勉強されており、テキストをチラ見したら日本語版「アジア経済論」でした。)が、日本語ペラペラで会計してくれたのだ。 いやはや、大満足でした。ここは大勢で来た方が楽しそうなお店ですな。

これで、竹田街道沿い現地系中華料理店を4軒回ったのですが、一応どの店でも日本語で大丈夫!?(その時にお店に居る人によるかも?汗汗)ということが判明。 それぞれのお店の取説と、使用上注意(どのような集まりで使うとウケるか?)が異なるようなので、更に研究する気満々。。 連続したので、ちょっと空けますが、あと3・4軒は回る予定!です。(ま、竹田街道沿いにそれだけ中華料理店があるということなのですが・・・)

 

 
◆老重慶 川菜館
住所:京都市伏見区深草西浦町1丁目18
営業時間:10:00~22:00  不定休?
TEL:075-286-4197
日本語通じる度:居られる人による。喋れる人が居る場合は全く問題無し
 
 
 
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